婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

若奥様は身重です! 40

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最近ずっと朝昼晩と健康的な美食でしたからね、カロリーも栄養もへったくれもないご飯久しぶりです。
茶色だらけの中にコールスローの淡い緑(白っぽい)が、これだけでも健康的!な感じがして心の中で圧倒的野菜不足!とツッコんでしまう(笑)。
いやぁね(笑)きっと晩ごはんは栄養バランスの取れたご飯よ。多分ね。

「元祖も美味しいけど、塩麹も旨辛も美味しいな!俺はもう少し辛いのも食べたいけどな!」

「げきからもあるにゃ!たべるかにゃ?」

タマがニョキッとカウンターから身を乗り出してルークに話しかけてる。
え~何その居酒屋の大将的な返答!そういうのも可愛い!

「じゃあ激辛を二本頼む」

「旨辛とか美味しそう……」

つい本音がポロリですよ。夏とか冬になるとちょっと辛い物食べたくなるじゃん。
刺激物はダメ!って事なのかとうがらし系は全く出して貰えない……
ごしょごしょとちびナビちゃん達が相談してる……何かしら?

「マスター、あのね、旨辛(小)なら三個食べても大丈夫って連絡来たですー」

「食べるですー?」

「えっ!食べて良いなら食べたいわ!」

「私もっ!」

アニスも乗っかって来ました。アニスもNO刺激物だったのね!分かるわ!体が欲してるのよね!ちょっと位の辛い物なら大丈夫よね!

「タマちゃーん!旨辛(小)三個を二つ持ってきてですー!」

「にゃー!」

……はいの変わりににゃー言ったの?それはそれで可愛いけど、良いのかしら?

「コールスローのおかわりはいらないかにゃ?まだまだたくさんあるにゃ!」

トレイに丁寧に積まれたカップが人数分より多い……

「おかわりもよゆうであるにゃ!おやさいもっとたべるにゃ!」

まさかもっとあるの……?

「ノエル、ひょっとして奥にまだあったりするのか?」

「もちろんにゃ!おなかいっぱいになるくらいつくったにゃ!」

自慢気に言うノエルは可愛いけど罪が深い……消費出来ないわよ……

「そうか!偉いなノエルは!」

おい!バカ飼い主みたいな事言ってるんじゃないわよ!腐るじゃないの!もったいない!

「そのトレイに乗ってるのはここに置いておいて、ありったけ持ってきてくれるかな?皆にもノエルの作った美味しいコールスローを食べて貰おうと思うんだ」

まさかの解決策!ナイスルーク!心の中で拍手です!

「わかったにゃ!ぜんぶカップに入れてもってくるにゃ!まっててにゃ!」

トレイをグイグイとテーブルの中央に押し出してトタタタタっと音がしそうな二足走行してキッチンへと消えたノエルを私達は無言で見送った。
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