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獣人達の国
174:友人の頼み
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「お疲れ様でした、ご主人様」
俺が会場から繋がっている通路を歩くと、そこにはイリンが待っていた。ガムラ達はいないが、多分観戦室にいるんだろう。
イリンもてっきり観戦室にいるものだと思っていたんだけど、どうやらこっちに来てくれたらしい。
「……ウースの事、ありがとうございました」
ガムラ達がいないのには理由があったようだ。
俺を待っていたのはそうしたいから、というのもあるのだろうが、俺と話したいことがあったようでその顔はいつもの笑顔じゃなくて真剣なものだった。
「これでウースも諦めるでしょう」
……どうかな? あいつは生きてる限り追ってくるような気がするんだが、それは気のせいだろうか?
いや、多分気のせいじゃないだろう。体の前で重ねられた手が強く握り締められているのを見れば、本当のところはイリンも同じ考えなのだろう。
「そう思いつめるな。もしあいつが諦めなかったとしても、俺は何度でも相手してやるさ。お前の幼なじみなんだ。折角なら認めてもらいたいからな」
殺してしまえば楽なんだろう。けど、できることならそれはしたくはない。
まあ、認めてもらいたいなんてのは俺のわがままで、ウースにとっては不愉快なものなんだろうけどな。
「まあ、何度でもって言ったけど、何度も戦うのはめんどくさいし回避できるときは回避するけどな」
俺は肩を竦めながらそう言って笑いかける。
これだけで全く気にしなくなるなんて事はないだろうけど、少しでも気が紛れればいいんだけどな。
イリンも俺の意図を理解したのか、多少ぎこちないではあるがいつものように笑った。
「おお! 来たな! これでやっとお前と戦えんだな!」
俺が観戦室の中に入ってきたのを確認した瞬間、ガムラはそう言って俺の方に歩いてきた。
「いやー待ったぜ。でもこれで前の時のリベンジができ──」
だがその言葉はガムラの頭から響いたスパンッという音とともに止まった。
「試合に勝ったことへの祝いが先だろうに。馬鹿たれ」
背後にいたキリーに叩かれたようだ。まあいつものことだ。気にする必要なんてないな。
観戦室の中には他に二人いてこっちを見ているが、そいつらと関わり合いになる事はないだろうから気にする必要はないだろう。
ああ、因みに、本来は試合の敗退者は観戦室には入れないからキリーもここには来れないはずなんだけど、グラティースからもらった許可のおかげで止められることなく入って来れた。
「おめでとう、アンドウ。これで一応大会に出た目的ってのは果たせたのかね」
「おい! まだ俺との戦いが残ってんだぞ!」
キリーの述べた祝辞にガムラがすぐさま反応して声を上げる。
たしかに俺としてはやらなくちゃいけない事は終わったと言ってもいい。
大会で優勝すれば、案内してもらう神獣のところで受け入れやすくなるとの事だが、最悪そこまで案内して貰えば力業でなんとかなるからな。
とは言っても、スムーズに行くに越した事はないので俺はこの大会は優勝する気でいるけど。
それに、一応約束したわけだし、ガムラと戦ってやらないとだからな。
「分かってるよ。明日はよろしくな」
「おう! 今度は勝ってやんぜ!」
「なあ、ちっといいか」
今日の試合を全部観終わって、いつも通りにキリーの店に帰ってきてから手伝いをし、先ほどその手伝いを終えた俺にガムラはいつになく真剣な様子でそう言って声をかけてきた。
「なんだ?」
「明日は全力で戦ってくれよ」
その話の内容は、昨日イリンから言われたのと同じような事だった。
その中身というか、理由は違うものだとしても、まさか二日連続でそんなことを言われるとは思っていなかった。
「前の時みてぇな腕試しじゃねえ。本気でお前と戦ってみてぇんだ」
「本気か……」
本気という事は収納魔術も<収納>も宝も全部使ってこいって事だろうか? でもそれは……。
「お前の考えてる事も分かってるつもりだ。どうせ、あの黒いのを使ったら試合にならねえとか思ってんだろ?」
その通りだ。収納の渦は、無生物であれば全てしまい、生物であれば全て反射する。そんな反則じみた技を使ったらまともな試合にはならないだろう。
<収納>や宝も使い始めたら更にどうしようもない。
コーキスの時にも同じようなことを思ったが、それは果たしてガムラの望むものなのだろうか?
「……まあな」
「だと思ったぜ」
ガムラは苦笑いして、一転。その表情を真剣なものに変えた。
「けどな、それでも言うぜ。明日は本気でやってくれ。そうじゃなきゃ意味がねえ」
その真剣な様子から、今までガムラはただ強いやつと戦いたいだけなんだと思っていたが、どうも違うように思える。
「どうしてそんなに俺と戦うことに拘ってんだ? いや、もっと言うんなら、どうしてそんなに戦いを求める?」
そこには種族としての本能もあるんだろうけど、他にも理由があるように思えてならない。
ガムラは少しだけ顔を伏せた後、俺のことを見つめて話し出した。
「村を守るためだ。……俺の村はな、昔、俺がちっせえ頃に一度滅びかけてんだ。理由なんてのはよくあるもんで、魔物に襲われたってだけだ。そん時に俺は生き残ることができたが、親も兄弟も友人も死んだ。残った奴らだって村から離れて行った奴もいる。それでも村に残った奴らだっていんだよ。……俺はあの村が好きだ。見るもんなんざ何もねえ。血縁だって残っちゃいねえ。それでも、あそこは俺の故郷で、俺の帰る場所だ。だから絶対に守ってやるって決めたんだよ。今度こそ誰も死なせねえってな」
初めて聞いたこいつの過去。それなりに一緒にいる時間は長かったが、今までそんな事があった様子なんてかけらも感じなかった。
「そのために俺は今までいろんなモノを村のために揃えてきた。俺が強さを求めたのだってそれが理由だ。でもよ、どれだけ強くなっても上には上がいる。だからこそ強え奴と戦うんだ。なんかあった時に、その経験のおかげでどうにか救うことができる状況だってあるかも知れねえから。──だから頼む。俺と本気で戦っちゃくれねえか?」
……この世界では村が滅ぶなんて当たり前にあることなのかも知れないが、正直言って俺には重すぎる話だった。
でも、俺にはない帰る場所も、帰る場所を守りたいと言う思いも、とても良いものに思えた。
それに、誰かを守りたいと願うその気持ちは、理解できた。
だから、その願いを叶えるための手助けができるんなら、俺は全力で戦っても良いと思った。
「分かった。なら、明日は覚悟しておけよ」
俺はそう言って笑いかけた。俺にはガムラみたいな主人公にはなれないかも知れないが、お助けキャラくらいにはなりたいから。
……それに、友人の頼みを聞いてやるのも悪くはない。
———
十二時にもう一話投稿します!
メインじゃなくて裏だけど!
俺が会場から繋がっている通路を歩くと、そこにはイリンが待っていた。ガムラ達はいないが、多分観戦室にいるんだろう。
イリンもてっきり観戦室にいるものだと思っていたんだけど、どうやらこっちに来てくれたらしい。
「……ウースの事、ありがとうございました」
ガムラ達がいないのには理由があったようだ。
俺を待っていたのはそうしたいから、というのもあるのだろうが、俺と話したいことがあったようでその顔はいつもの笑顔じゃなくて真剣なものだった。
「これでウースも諦めるでしょう」
……どうかな? あいつは生きてる限り追ってくるような気がするんだが、それは気のせいだろうか?
いや、多分気のせいじゃないだろう。体の前で重ねられた手が強く握り締められているのを見れば、本当のところはイリンも同じ考えなのだろう。
「そう思いつめるな。もしあいつが諦めなかったとしても、俺は何度でも相手してやるさ。お前の幼なじみなんだ。折角なら認めてもらいたいからな」
殺してしまえば楽なんだろう。けど、できることならそれはしたくはない。
まあ、認めてもらいたいなんてのは俺のわがままで、ウースにとっては不愉快なものなんだろうけどな。
「まあ、何度でもって言ったけど、何度も戦うのはめんどくさいし回避できるときは回避するけどな」
俺は肩を竦めながらそう言って笑いかける。
これだけで全く気にしなくなるなんて事はないだろうけど、少しでも気が紛れればいいんだけどな。
イリンも俺の意図を理解したのか、多少ぎこちないではあるがいつものように笑った。
「おお! 来たな! これでやっとお前と戦えんだな!」
俺が観戦室の中に入ってきたのを確認した瞬間、ガムラはそう言って俺の方に歩いてきた。
「いやー待ったぜ。でもこれで前の時のリベンジができ──」
だがその言葉はガムラの頭から響いたスパンッという音とともに止まった。
「試合に勝ったことへの祝いが先だろうに。馬鹿たれ」
背後にいたキリーに叩かれたようだ。まあいつものことだ。気にする必要なんてないな。
観戦室の中には他に二人いてこっちを見ているが、そいつらと関わり合いになる事はないだろうから気にする必要はないだろう。
ああ、因みに、本来は試合の敗退者は観戦室には入れないからキリーもここには来れないはずなんだけど、グラティースからもらった許可のおかげで止められることなく入って来れた。
「おめでとう、アンドウ。これで一応大会に出た目的ってのは果たせたのかね」
「おい! まだ俺との戦いが残ってんだぞ!」
キリーの述べた祝辞にガムラがすぐさま反応して声を上げる。
たしかに俺としてはやらなくちゃいけない事は終わったと言ってもいい。
大会で優勝すれば、案内してもらう神獣のところで受け入れやすくなるとの事だが、最悪そこまで案内して貰えば力業でなんとかなるからな。
とは言っても、スムーズに行くに越した事はないので俺はこの大会は優勝する気でいるけど。
それに、一応約束したわけだし、ガムラと戦ってやらないとだからな。
「分かってるよ。明日はよろしくな」
「おう! 今度は勝ってやんぜ!」
「なあ、ちっといいか」
今日の試合を全部観終わって、いつも通りにキリーの店に帰ってきてから手伝いをし、先ほどその手伝いを終えた俺にガムラはいつになく真剣な様子でそう言って声をかけてきた。
「なんだ?」
「明日は全力で戦ってくれよ」
その話の内容は、昨日イリンから言われたのと同じような事だった。
その中身というか、理由は違うものだとしても、まさか二日連続でそんなことを言われるとは思っていなかった。
「前の時みてぇな腕試しじゃねえ。本気でお前と戦ってみてぇんだ」
「本気か……」
本気という事は収納魔術も<収納>も宝も全部使ってこいって事だろうか? でもそれは……。
「お前の考えてる事も分かってるつもりだ。どうせ、あの黒いのを使ったら試合にならねえとか思ってんだろ?」
その通りだ。収納の渦は、無生物であれば全てしまい、生物であれば全て反射する。そんな反則じみた技を使ったらまともな試合にはならないだろう。
<収納>や宝も使い始めたら更にどうしようもない。
コーキスの時にも同じようなことを思ったが、それは果たしてガムラの望むものなのだろうか?
「……まあな」
「だと思ったぜ」
ガムラは苦笑いして、一転。その表情を真剣なものに変えた。
「けどな、それでも言うぜ。明日は本気でやってくれ。そうじゃなきゃ意味がねえ」
その真剣な様子から、今までガムラはただ強いやつと戦いたいだけなんだと思っていたが、どうも違うように思える。
「どうしてそんなに俺と戦うことに拘ってんだ? いや、もっと言うんなら、どうしてそんなに戦いを求める?」
そこには種族としての本能もあるんだろうけど、他にも理由があるように思えてならない。
ガムラは少しだけ顔を伏せた後、俺のことを見つめて話し出した。
「村を守るためだ。……俺の村はな、昔、俺がちっせえ頃に一度滅びかけてんだ。理由なんてのはよくあるもんで、魔物に襲われたってだけだ。そん時に俺は生き残ることができたが、親も兄弟も友人も死んだ。残った奴らだって村から離れて行った奴もいる。それでも村に残った奴らだっていんだよ。……俺はあの村が好きだ。見るもんなんざ何もねえ。血縁だって残っちゃいねえ。それでも、あそこは俺の故郷で、俺の帰る場所だ。だから絶対に守ってやるって決めたんだよ。今度こそ誰も死なせねえってな」
初めて聞いたこいつの過去。それなりに一緒にいる時間は長かったが、今までそんな事があった様子なんてかけらも感じなかった。
「そのために俺は今までいろんなモノを村のために揃えてきた。俺が強さを求めたのだってそれが理由だ。でもよ、どれだけ強くなっても上には上がいる。だからこそ強え奴と戦うんだ。なんかあった時に、その経験のおかげでどうにか救うことができる状況だってあるかも知れねえから。──だから頼む。俺と本気で戦っちゃくれねえか?」
……この世界では村が滅ぶなんて当たり前にあることなのかも知れないが、正直言って俺には重すぎる話だった。
でも、俺にはない帰る場所も、帰る場所を守りたいと言う思いも、とても良いものに思えた。
それに、誰かを守りたいと願うその気持ちは、理解できた。
だから、その願いを叶えるための手助けができるんなら、俺は全力で戦っても良いと思った。
「分かった。なら、明日は覚悟しておけよ」
俺はそう言って笑いかけた。俺にはガムラみたいな主人公にはなれないかも知れないが、お助けキャラくらいにはなりたいから。
……それに、友人の頼みを聞いてやるのも悪くはない。
———
十二時にもう一話投稿します!
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