106 / 499
獣人達の国
173:ウース戦再び
しおりを挟む
「今回は逃げなかったみたいだな」
俺の前に立っているウースはそう言った。
「これで、やっとお前からイリンを取り戻せる」
現在は、昨日に引き続き大会に出場している。そしてその相手は俺が大会に出ることになった原因でもあるウースだ。
まあ、こいつが絡んできたおかげでグラティース王との接点ができたと言えなくもないので、感謝していなくもない。
……どのみちガムラのせいで大会に出てただろうから、ウースの存在はただ面倒くさいだけか?
「……未だに俺がイリンのことを隷属させてるんだと思うなら、それは間違いだ。何度も言ったはずだけどな」
「ふざけるな! お前みたいな『人間』がそんなこと言っても、信じられるわけがないだろ!」
こいつの中の人間の評価低すぎだろ。はぁ……。
でもわかってる。実際には今ウースが言ったことは単なる言い訳でしかない。俺を恨む正当な理由が欲しいからそれっぽい事を言っているにすぎないんだって。
ウースは、俺が人間だから信じてないんじゃなくて、自分を認めなかった|現実(イリン)を認めたくないから、それを否定するために俺に突っ掛かってきているんだ。
要は、こいつらの一族の特性なのであろう他者への執着が、悪い方に進んでしまったのだ。
俺としてはイリンだって似た様なものだと思っている。俺が受け入れているから問題になっていないだけで、受け入れていなければストーカーだ。しかも里に帰ってからなんだかその特性が強化(狂化?)された感があるし……。
ああ違う。話が逸れたな。
今はウースの事だ。とにかく、こいつは俺が何を言ったところで止まらないんだろうな。
「俺は絶対に負けない!」
無意識なんだろうけど、ここで出る言葉が「勝つ」ではなく「負けない」って時点で、心の底では自分の負けを理解しているんだろうな。
「そうか。だが、今回は俺だって負けてやる気はない。もう、覚悟は決めたんだ」
「さあ! 両者準備が整った様子! それでは闘技大会三回戦第二試合──始め!」
その宣言と同時に、ウースは俺に向かって風の球を放ってきた。
予備動作などなく、魔力の流れを感じてからほとんど間を置かずに放たれたそれは、だが俺が目の前に出した収納魔術の渦に飲み込まれて消えていった。
「チッ!」
ウースが舌打ちをしているが、以前にも見せた事はあったし、この結果は予想していたのだろう。それ程悔しがっている様子もない。
「ならこれでっ!」
そうして再び作られる風の魔術。
だが、今回はさっきのように一つではなく、幾つもの球がウースの前に浮かんでいる。
それらは、直線に進むものもあれば弧を描いて進むものもある。だが、その全ては俺に向かって飛んできていて、正面だけではなく上下左右から囲まれるように飛んできた。
普通であれば危ない状況なのかも知れないが、俺は各球の軌道に渦を作って防ぐ。ついでに背後から飛んできた奴も。
収納の渦を消すと、それまで遮られていた視線が通り、お互いがお互いを睨みつける。
ウースは今ので決めるつもりだったのか、拳を握って悔しそうにしていた。
「負けを認めろ。お前の攻撃は届かないよ」
昨日イリンには加減をするなって言われたが、それでもせめて一言ぐらいは言っておかないと俺が嫌だった。
「うるせえ! 俺は負けない! 負けるわけがない! イリンは俺のモノだ!」
俺の言葉でウースはその怒りをさらに激しくしてしまった。
まあ、予想していたけどな。俺がどんな言葉をかけたところで意味はないって。
「っがああああ!」
獣のような声を上げながらウースは俺に向かって突っ込んできた。
俺はそれに対応するかのように剣を構え、ウースの攻撃を待つ。
そして、俺にウースの剣が当たる瞬間、俺は目の前に渦を作った。
あとは一回戦の時と同じだ。渦にウースが突っ込んで弾かれる。
うまく体を逸らしたのか剣を収納する事はできなかったみたいだけど、それでもウースは弾かれて体勢を崩している。
「ハアッ!」
俺は掌に渦を展開させてウースを殴る。渦によって弾かれてウースは、その場に止まっていることができずに吹き飛んで、場外にはじき出された。呆気ないが、これで俺の勝ちだ。
その際に収納魔術のせいで腹部の防具に穴が空いたが、気にしないでおこう。
「勝者、アンドウ選手!」
その言葉で、ワッと歓声が響く。
「ふざけるな! まだだ! 俺はまだ戦える!」
だが、ただ弾かれただけでそれ程ダメージはないウースには納得できなたったようだ。まあそうだろうな。
しかしただ弾かれただけとは言っても、場外になるという事は何メートルもはじき飛ばされるほどの衝撃はあったはずなのだが、どうやらまだ動けるらしい。
「シネエエエェェエエ‼︎」
……もはや試合なんてお構いなしか。
限界まで見開かれ血走った目をしているウースが先ほどまで以上の速度で俺に向かって突っ込んできた。
予選の時と同じように警備の者が違反者を止めようとしたが、ウースがこっちに来るまでには間に合わないだろう。
「はぁ……」
俺は突っ込んできたウースの前に渦を作り出した。
それに触れば弾かれることを理解しているのかウースは一旦そこで足を止めたが、それは悪手だ。
俺はウースの周りに作った渦から、今までウースの放ってきた風の球を取り出した。
収納魔術から取り出された魔術は、しまわれた時の勢いのままウースを襲う。
突然正面から飛んできた風の球をなんとか避けたウースだが、その次に背後から襲いかかるものは避けることが出来なかった。
「がっ……!」
その後は前後だけでなく左右からも織り出された魔術がウースを襲い、今までしまわれたウースの魔術を全部吐き出した後には、意識は残っていたものの、まともに立ち上がることさえできなくなっていた。
「殺しはしない。里にも知らせないでおいてやる。だから、もう俺に、イリンに関わるな」
それだけ言うと、俺はウースに背を向けてその場を去った。
俺の前に立っているウースはそう言った。
「これで、やっとお前からイリンを取り戻せる」
現在は、昨日に引き続き大会に出場している。そしてその相手は俺が大会に出ることになった原因でもあるウースだ。
まあ、こいつが絡んできたおかげでグラティース王との接点ができたと言えなくもないので、感謝していなくもない。
……どのみちガムラのせいで大会に出てただろうから、ウースの存在はただ面倒くさいだけか?
「……未だに俺がイリンのことを隷属させてるんだと思うなら、それは間違いだ。何度も言ったはずだけどな」
「ふざけるな! お前みたいな『人間』がそんなこと言っても、信じられるわけがないだろ!」
こいつの中の人間の評価低すぎだろ。はぁ……。
でもわかってる。実際には今ウースが言ったことは単なる言い訳でしかない。俺を恨む正当な理由が欲しいからそれっぽい事を言っているにすぎないんだって。
ウースは、俺が人間だから信じてないんじゃなくて、自分を認めなかった|現実(イリン)を認めたくないから、それを否定するために俺に突っ掛かってきているんだ。
要は、こいつらの一族の特性なのであろう他者への執着が、悪い方に進んでしまったのだ。
俺としてはイリンだって似た様なものだと思っている。俺が受け入れているから問題になっていないだけで、受け入れていなければストーカーだ。しかも里に帰ってからなんだかその特性が強化(狂化?)された感があるし……。
ああ違う。話が逸れたな。
今はウースの事だ。とにかく、こいつは俺が何を言ったところで止まらないんだろうな。
「俺は絶対に負けない!」
無意識なんだろうけど、ここで出る言葉が「勝つ」ではなく「負けない」って時点で、心の底では自分の負けを理解しているんだろうな。
「そうか。だが、今回は俺だって負けてやる気はない。もう、覚悟は決めたんだ」
「さあ! 両者準備が整った様子! それでは闘技大会三回戦第二試合──始め!」
その宣言と同時に、ウースは俺に向かって風の球を放ってきた。
予備動作などなく、魔力の流れを感じてからほとんど間を置かずに放たれたそれは、だが俺が目の前に出した収納魔術の渦に飲み込まれて消えていった。
「チッ!」
ウースが舌打ちをしているが、以前にも見せた事はあったし、この結果は予想していたのだろう。それ程悔しがっている様子もない。
「ならこれでっ!」
そうして再び作られる風の魔術。
だが、今回はさっきのように一つではなく、幾つもの球がウースの前に浮かんでいる。
それらは、直線に進むものもあれば弧を描いて進むものもある。だが、その全ては俺に向かって飛んできていて、正面だけではなく上下左右から囲まれるように飛んできた。
普通であれば危ない状況なのかも知れないが、俺は各球の軌道に渦を作って防ぐ。ついでに背後から飛んできた奴も。
収納の渦を消すと、それまで遮られていた視線が通り、お互いがお互いを睨みつける。
ウースは今ので決めるつもりだったのか、拳を握って悔しそうにしていた。
「負けを認めろ。お前の攻撃は届かないよ」
昨日イリンには加減をするなって言われたが、それでもせめて一言ぐらいは言っておかないと俺が嫌だった。
「うるせえ! 俺は負けない! 負けるわけがない! イリンは俺のモノだ!」
俺の言葉でウースはその怒りをさらに激しくしてしまった。
まあ、予想していたけどな。俺がどんな言葉をかけたところで意味はないって。
「っがああああ!」
獣のような声を上げながらウースは俺に向かって突っ込んできた。
俺はそれに対応するかのように剣を構え、ウースの攻撃を待つ。
そして、俺にウースの剣が当たる瞬間、俺は目の前に渦を作った。
あとは一回戦の時と同じだ。渦にウースが突っ込んで弾かれる。
うまく体を逸らしたのか剣を収納する事はできなかったみたいだけど、それでもウースは弾かれて体勢を崩している。
「ハアッ!」
俺は掌に渦を展開させてウースを殴る。渦によって弾かれてウースは、その場に止まっていることができずに吹き飛んで、場外にはじき出された。呆気ないが、これで俺の勝ちだ。
その際に収納魔術のせいで腹部の防具に穴が空いたが、気にしないでおこう。
「勝者、アンドウ選手!」
その言葉で、ワッと歓声が響く。
「ふざけるな! まだだ! 俺はまだ戦える!」
だが、ただ弾かれただけでそれ程ダメージはないウースには納得できなたったようだ。まあそうだろうな。
しかしただ弾かれただけとは言っても、場外になるという事は何メートルもはじき飛ばされるほどの衝撃はあったはずなのだが、どうやらまだ動けるらしい。
「シネエエエェェエエ‼︎」
……もはや試合なんてお構いなしか。
限界まで見開かれ血走った目をしているウースが先ほどまで以上の速度で俺に向かって突っ込んできた。
予選の時と同じように警備の者が違反者を止めようとしたが、ウースがこっちに来るまでには間に合わないだろう。
「はぁ……」
俺は突っ込んできたウースの前に渦を作り出した。
それに触れば弾かれることを理解しているのかウースは一旦そこで足を止めたが、それは悪手だ。
俺はウースの周りに作った渦から、今までウースの放ってきた風の球を取り出した。
収納魔術から取り出された魔術は、しまわれた時の勢いのままウースを襲う。
突然正面から飛んできた風の球をなんとか避けたウースだが、その次に背後から襲いかかるものは避けることが出来なかった。
「がっ……!」
その後は前後だけでなく左右からも織り出された魔術がウースを襲い、今までしまわれたウースの魔術を全部吐き出した後には、意識は残っていたものの、まともに立ち上がることさえできなくなっていた。
「殺しはしない。里にも知らせないでおいてやる。だから、もう俺に、イリンに関わるな」
それだけ言うと、俺はウースに背を向けてその場を去った。
86
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。
応援本当に有難うございました。
イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。
書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」
から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。
書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。
WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。
この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。
本当にありがとうございました。
【以下あらすじ】
パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった...
ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから...
第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。
何と!『現在3巻まで書籍化されています』
そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。
応援、本当にありがとうございました!
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる
グリゴリ
ファンタジー
『旧タイトル』万能者、Sランクパーティーを追放されて、職業が進化したので、新たな仲間と共に無双する。
『見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる』【書籍化決定!!】書籍版とWEB版では設定が少し異なっていますがどちらも楽しめる作品となっています。どうぞ書籍版とWEB版どちらもよろしくお願いします。
2023年7月18日『見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる2』発売しました。
主人公のクロードは、勇者パーティー候補のSランクパーティー『銀狼の牙』を器用貧乏な職業の万能者で弱く役に立たないという理由で、追放されてしまう。しかしその後、クロードの職業である万能者が進化して、強くなった。そして、新たな仲間や従魔と無双の旅を始める。クロードと仲間達は、様々な問題や苦難を乗り越えて、英雄へと成り上がって行く。※2021年12月25日HOTランキング1位、2021年12月26日ハイファンタジーランキング1位頂きました。お読み頂き有難う御座います。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。