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王国との戦争
313:告白
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なんとかしてみせる、なんて格好つけたばかりだが、試合を終えた後、俺たちは訓練場から逃げるようにチオーナの家へと戻ってきていた。
なんで逃げる必要があったのか。そんなの、あそこにいられなかったからに決まっている。
別に何かを責められるとかそういう意味ではない。訓練場は環ちゃんの魔術の影響で泥になったけど、それは環ちゃんがもう一度魔術を使うことでしっかりと直したし、他の者たちは誰一人として怪我は負っていなかったのだから。
ならなぜ逃げるように帰ってきたのか。それはあの場にいた見物人が原因だ。
見物人、という言葉から分かる通り、周りにいた奴らは試合をしていたイリンと環ちゃんの二人に注目していた。そしてその二人の仲間で二人に近寄って行った俺にも同じように注目しており、それは試合が終わった後も同じだった。
そんな観客達から注目を集めた状況で、俺は環ちゃんから告白されたのだ。
うん。もうなんて言うか、逃げるしかない。
告白した当の本人は、特になんとも思っていないようだったが、俺は恥ずかしい。
周りの見物人達も、顔はよくわからないがなんとなくほんわかした生暖かい視線で見られているのは理解できた。だからこそその場から逃げ出したわけだが。
……というか、なんで告白した方じゃなくて、された方が恥ずかしがって逃げなければならないんだよ。
チオーナの家に帰ってきた後はそれぞれの部屋へと戻っていったのだが、俺にはまだ今日中にやっておきたいことがある。
「イリン。話がある」
イリンの部屋のドアを叩く。
それだけの事なのに、この後のことを思うと緊張で鼓動が激しくなり呼吸が乱れてしまう。
……やばい。緊張しすぎて吐きそうだ。
「はい」
イリンの声とともにドアが開く。
そして姿を見せたイリンは、俺がいつもと様子が違うというのは分かっているのだろう。どうしたのかとキョトンとした顔で俺を出迎えた。
「……あー、その……中に入っても良いか?」
「? はい。どうぞ」
少しまごつきながらもなんとか部屋の中に入る許可をもらい、イリンが招き入れるように開いた扉を潜り抜けて部屋の中へと入る。
扉を閉めたイリンがそのまま動かずに俺の背後に立っているのがわかる。
俺は覚悟を決めて背後にいるイリンに振り返る。
「それで話だが……イリン。……あー……」
だが、覚悟を決め話す筈だったのにイリンの姿を見ると何故かその覚悟は脆くも崩れ、それ以上口が動かなくなってしまった。
自分の鼓動がうるさく感じられるほど心臓が激しく動く。
深呼吸をして緊張をほぐそうとしたが、それでも高々一度の深呼吸だけではその緊張が解けることはない。
「あの、アキ……ご主人様。どうされました? どこか具合でも……」
「いやそうじゃない。……そうじゃないから、大丈夫だ」
流石に俺の様子がおかしいのが気になったのか、イリンからそんな風に声をかけられてしまったが、俺はどこか悪いってわけじゃない。ただ……
「ふぅ……」
俺は今一度大きく深呼吸をすると、イリンのことを正面から見据えた。
そして、未だに覚悟は壊れたままだが、もう知ったことか、と頭を真っ白にして勢いに任せる事にした。
少々かっこ悪いかもしれないが、そうじゃないといつまで経っても先に進みそうになかったのだから仕方がない。
「……イリン。ウースに会ったよ」
俺は二つの目的があってここにきた。ウースの件はそのうちの一つだ。
目的のうちのひとつではあるものの、これはどちらかと言うと話の導入というか、まあぶっちゃけついでだ。故人であるウースには悪いかもしれないけど、言っておかないと何となくもう一つの話をし辛いから話すだけ。
「そうですか」
「ああ。……あいつは死んだよ」
「……そう、ですか」
それだけ言うと、部屋は沈黙に支配され、お互いに見つめあっているだけになった。
だが、俺はここに話をしにきたんだ。このままではいけない。
俺はため息を吐き出してから再びイリンに話しかけた。
「……前に考えたんだ。お前は俺のそばに……いや、俺はお前のそばにいるべきじゃないって」
「そんなことはありません!」
「ああ。まあお前ならそう言うだろうとは思ってたよ。けどさ、あの時、俺がお前を助けた時に、お前を助けたのが俺じゃなかったら、お前はどうしてた?」
「ご主人様じゃなかったら……」
「そう。あの時もしウースが間に合ってお前のことを助けていたら、そしたらお前は俺なんかについてこないで故郷に帰っていただろう?」
「それは……」
「ああ、べつに責めているわけじゃないんだ。そもそも、助けてなければ出会ってもいないわけだから、好きになりようがないからな。俺がお前を助けたからこそ、俺たちはこうして出会えている」
あの場には海斗くんだっていた。彼が気づいていたなら助けただろう。
ウースだって、イリンの事を探していたわけだし、何かが違えば奴隷商の後を追う事だってできていたかもしれない。
とはいえ、実際に助けたのは俺で、イリンのそばにいるのも俺だ。けど……
「けど、こうも思うんだよ。お前を幸せにするのは俺以上の『適任』がいるって。……あの時お前を助けたのは俺だったけど、もしかしたら海斗くんが助けていたかもしれないし、ウースが間に合ってたかもしれない。彼らなら俺以上に上手くやっていたかもしれない。お前を幸せにしたかもしれない」
「けれどそれは仮定の話であって、実際に私を助けてくださったのはあなたで、私はここにいます」
「ああ、そうだな。でも、もしかしたらあり得たかもしれない事だ。そして、その場合はお前は俺じゃなくてそっちの助けてくれた人を好きになっていたはずだ」
「……」
「俺以上の『適任』がお前を助け、お前を幸せにする。それはお前にとっていい事だろう? 今だってこの世界の何処かには俺以上にお前を幸せにしてくれる『適任』がいるかもしれない。というか絶対にいる。俺なんていろいろと未熟なところがあるし情けないところもある。お前の幸せを考えるならそっちの『適任』に任せた方がいいはずだって思ってた」
俺がそう言うと、イリンは泣くでも怒るでもなく、ましてや笑うでもなくただ表情を消して俺を見た。
そしてその体は微かに震えている。それがどんな感情を元にしたものなのかは分からなかったが、それでもその感情は良いものではないだろうとは思う。
悲しませたいわけじゃないけど、そのイリンの様子が悲しみから来ているのであれば、それはある意味で俺にとって嬉しいことでもある。
だってそれは、俺のことで悲しんでくれているってことで、それだけ俺の事を想ってくれているってことなんだから。
でもやっぱり俺はイリンを悲しませたいわけじゃない。だから、俺は躊躇うことなく自身の想いを口にする。
「けど、そう理解しているけど、それでも俺はお前のそばにいたい。お前にそばにいて欲しい」
「え……」
そう言った瞬間、イリンは体の震えを止め、その表情を唖然としたものへと変えた。
「イリン。俺はお前が好きだ。お前のおかげで俺は救われた。俺は自分勝手な理由でお前に辛く当たった事もあったし、今まで散々待たせてもきた。正直に言って、俺は自分の事を前にお前に言われたようにかっこいいだなんて未だに思えないし、これからもそうなれるとも思えない。いろんな事で迷って不格好な事も見せるだろうし、自分勝手に行動してお前にも迷惑をかけると思う。けど、もしそれでも俺のそばにいてもいいとお前が思ってくれるんなら……これからも一緒にいて欲しい」
俺は人生の中で最大の、そして初めての告白をした。
なんで逃げる必要があったのか。そんなの、あそこにいられなかったからに決まっている。
別に何かを責められるとかそういう意味ではない。訓練場は環ちゃんの魔術の影響で泥になったけど、それは環ちゃんがもう一度魔術を使うことでしっかりと直したし、他の者たちは誰一人として怪我は負っていなかったのだから。
ならなぜ逃げるように帰ってきたのか。それはあの場にいた見物人が原因だ。
見物人、という言葉から分かる通り、周りにいた奴らは試合をしていたイリンと環ちゃんの二人に注目していた。そしてその二人の仲間で二人に近寄って行った俺にも同じように注目しており、それは試合が終わった後も同じだった。
そんな観客達から注目を集めた状況で、俺は環ちゃんから告白されたのだ。
うん。もうなんて言うか、逃げるしかない。
告白した当の本人は、特になんとも思っていないようだったが、俺は恥ずかしい。
周りの見物人達も、顔はよくわからないがなんとなくほんわかした生暖かい視線で見られているのは理解できた。だからこそその場から逃げ出したわけだが。
……というか、なんで告白した方じゃなくて、された方が恥ずかしがって逃げなければならないんだよ。
チオーナの家に帰ってきた後はそれぞれの部屋へと戻っていったのだが、俺にはまだ今日中にやっておきたいことがある。
「イリン。話がある」
イリンの部屋のドアを叩く。
それだけの事なのに、この後のことを思うと緊張で鼓動が激しくなり呼吸が乱れてしまう。
……やばい。緊張しすぎて吐きそうだ。
「はい」
イリンの声とともにドアが開く。
そして姿を見せたイリンは、俺がいつもと様子が違うというのは分かっているのだろう。どうしたのかとキョトンとした顔で俺を出迎えた。
「……あー、その……中に入っても良いか?」
「? はい。どうぞ」
少しまごつきながらもなんとか部屋の中に入る許可をもらい、イリンが招き入れるように開いた扉を潜り抜けて部屋の中へと入る。
扉を閉めたイリンがそのまま動かずに俺の背後に立っているのがわかる。
俺は覚悟を決めて背後にいるイリンに振り返る。
「それで話だが……イリン。……あー……」
だが、覚悟を決め話す筈だったのにイリンの姿を見ると何故かその覚悟は脆くも崩れ、それ以上口が動かなくなってしまった。
自分の鼓動がうるさく感じられるほど心臓が激しく動く。
深呼吸をして緊張をほぐそうとしたが、それでも高々一度の深呼吸だけではその緊張が解けることはない。
「あの、アキ……ご主人様。どうされました? どこか具合でも……」
「いやそうじゃない。……そうじゃないから、大丈夫だ」
流石に俺の様子がおかしいのが気になったのか、イリンからそんな風に声をかけられてしまったが、俺はどこか悪いってわけじゃない。ただ……
「ふぅ……」
俺は今一度大きく深呼吸をすると、イリンのことを正面から見据えた。
そして、未だに覚悟は壊れたままだが、もう知ったことか、と頭を真っ白にして勢いに任せる事にした。
少々かっこ悪いかもしれないが、そうじゃないといつまで経っても先に進みそうになかったのだから仕方がない。
「……イリン。ウースに会ったよ」
俺は二つの目的があってここにきた。ウースの件はそのうちの一つだ。
目的のうちのひとつではあるものの、これはどちらかと言うと話の導入というか、まあぶっちゃけついでだ。故人であるウースには悪いかもしれないけど、言っておかないと何となくもう一つの話をし辛いから話すだけ。
「そうですか」
「ああ。……あいつは死んだよ」
「……そう、ですか」
それだけ言うと、部屋は沈黙に支配され、お互いに見つめあっているだけになった。
だが、俺はここに話をしにきたんだ。このままではいけない。
俺はため息を吐き出してから再びイリンに話しかけた。
「……前に考えたんだ。お前は俺のそばに……いや、俺はお前のそばにいるべきじゃないって」
「そんなことはありません!」
「ああ。まあお前ならそう言うだろうとは思ってたよ。けどさ、あの時、俺がお前を助けた時に、お前を助けたのが俺じゃなかったら、お前はどうしてた?」
「ご主人様じゃなかったら……」
「そう。あの時もしウースが間に合ってお前のことを助けていたら、そしたらお前は俺なんかについてこないで故郷に帰っていただろう?」
「それは……」
「ああ、べつに責めているわけじゃないんだ。そもそも、助けてなければ出会ってもいないわけだから、好きになりようがないからな。俺がお前を助けたからこそ、俺たちはこうして出会えている」
あの場には海斗くんだっていた。彼が気づいていたなら助けただろう。
ウースだって、イリンの事を探していたわけだし、何かが違えば奴隷商の後を追う事だってできていたかもしれない。
とはいえ、実際に助けたのは俺で、イリンのそばにいるのも俺だ。けど……
「けど、こうも思うんだよ。お前を幸せにするのは俺以上の『適任』がいるって。……あの時お前を助けたのは俺だったけど、もしかしたら海斗くんが助けていたかもしれないし、ウースが間に合ってたかもしれない。彼らなら俺以上に上手くやっていたかもしれない。お前を幸せにしたかもしれない」
「けれどそれは仮定の話であって、実際に私を助けてくださったのはあなたで、私はここにいます」
「ああ、そうだな。でも、もしかしたらあり得たかもしれない事だ。そして、その場合はお前は俺じゃなくてそっちの助けてくれた人を好きになっていたはずだ」
「……」
「俺以上の『適任』がお前を助け、お前を幸せにする。それはお前にとっていい事だろう? 今だってこの世界の何処かには俺以上にお前を幸せにしてくれる『適任』がいるかもしれない。というか絶対にいる。俺なんていろいろと未熟なところがあるし情けないところもある。お前の幸せを考えるならそっちの『適任』に任せた方がいいはずだって思ってた」
俺がそう言うと、イリンは泣くでも怒るでもなく、ましてや笑うでもなくただ表情を消して俺を見た。
そしてその体は微かに震えている。それがどんな感情を元にしたものなのかは分からなかったが、それでもその感情は良いものではないだろうとは思う。
悲しませたいわけじゃないけど、そのイリンの様子が悲しみから来ているのであれば、それはある意味で俺にとって嬉しいことでもある。
だってそれは、俺のことで悲しんでくれているってことで、それだけ俺の事を想ってくれているってことなんだから。
でもやっぱり俺はイリンを悲しませたいわけじゃない。だから、俺は躊躇うことなく自身の想いを口にする。
「けど、そう理解しているけど、それでも俺はお前のそばにいたい。お前にそばにいて欲しい」
「え……」
そう言った瞬間、イリンは体の震えを止め、その表情を唖然としたものへと変えた。
「イリン。俺はお前が好きだ。お前のおかげで俺は救われた。俺は自分勝手な理由でお前に辛く当たった事もあったし、今まで散々待たせてもきた。正直に言って、俺は自分の事を前にお前に言われたようにかっこいいだなんて未だに思えないし、これからもそうなれるとも思えない。いろんな事で迷って不格好な事も見せるだろうし、自分勝手に行動してお前にも迷惑をかけると思う。けど、もしそれでも俺のそばにいてもいいとお前が思ってくれるんなら……これからも一緒にいて欲しい」
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