270 / 499
王国との戦争
314:誓い
しおりを挟む
……言った。言い切った。
たった今のことではあるが自分が何を言ったのかなんて覚えていない。頭の中は未だにぐちゃぐちゃだ。
だけど、それでも自分の気持ち自体は告げることができた……筈だ。
しかし、いくら待ってもイリンからの返事はない。
恐る恐るとその表情を窺うが、俺を心配そうに見ていた時の表情と変わらずにただ俺を見ているだけだ。
……ないだろう。そうであって欲しいと思っていたが、もしかしてこれは断られる感じのやつだろうか?
「……ダメか?」
俺はそんな事を思ってしまい、返事がこない事に動揺を隠し切ることができずに震える声で小さく問いかけてしまった。
俺の言葉を聞いてイリンはハッとした様に一度だけビクリと大きく体を震わせると、慌てながら口を開いた。
「い、いえ、そうではっ、そうではないんですっ! うれしいっ! とてもうれしいんです!」
だがそれ以上は何も言うことなくイリンは俯いてしまった。
俺はどうすればいいのか分からず、その場で立ち尽くすしかない。
そうしてそのまま待っていると、下を向いたままのイリンが消え入りそうなほどに小さな声で話し始めた。
「……今までずっと、断られるをじゃないかって思った。拒絶されるかと思った。今だって、他に好きな人ができたからもうついて来るなって言われるかと思うと、すごく怖かった」
「それは……悪い。正直自分でも何を話してるかよくわからなかったんだ。ただ言いたいこと、言わないといけない事だけを考えて……いや、言い訳だな。不安にさせて悪かった」
「分かっています。大丈夫です。……ただ、怖かってのがホッとしたのもあるけど、こうなるかなって、こうなって欲しいってこの状況を想像していたのに、それでも色々なものが心の中で渦巻いて、言葉にならないんです。本当はもっとかっこよく返事をしたかった。もっといろんな事を言うはずだった。それなのに、全部言葉にならないんです……」
そして俯いたままのイリンの体が微かに震えだしたかと思うと、何かがポタポタと零れ落ちた。
「こんなかっこ悪い顔じゃなくて、もっと笑って返事をしたかったのに……なんで……」
そう言いながら上げた顔は涙で濡れ歪んでいるが、それは悲しげなものではなく、寧ろ嬉しそうなものだった。
だがその表情は同時に困った様でもあり、イリンはボロボロと零れる涙を拭いながら「なんで」と繰り返す。
しかしイリンがいくら拭おうとも、その瞳から涙が止まる事はない。
そんなイリンの頭に手を伸ばし、イリンがまだ小さかった時にやっていた様にゆっくりと頭を撫でる。
最初にイリンを助けたばかりの時とは違いその頭は髪も耳もしっかりと手入れされており、サラサラとした感触が心地いい。
「あ……」
「かっこ悪くなんてない。そんなことを言ったら、俺だってかっこ悪いじゃないか」
そう言った俺の顔は、イリン同様に嬉しさから涙を零しながら歪められていた。
イリンが嬉しいと喜んでくれた事で安心した俺は、目の前で嬉し泣きをしているイリンにつられてか、つい涙を零してしまっていた。
「それにさ。それほど喜んでもらえるんだったら、俺は嬉しいよ」
だがそれが間違いだとは思えない。寧ろ、今はここでイリンと一緒に泣いていられるという事が、すごく嬉しいとさえ思える。
「……はい」
イリンはそれだけ言うと手を伸ばして俺の服を掴み、とん、と撫でられている頭を俺の胸へと預けた。
そんな姿が愛おしくてたまらない。
まさか日本にいた時は無気力で何にも執着しなかった俺が、これほどまでに誰かを大事に想う事があるなんて思いもしなかった。
……けど、今はそんな事はどうでもいい。今はただ、この瞬間だけを大事にしよう。
まだ完全に涙が止まったわけでもないが、お互いに泣き止みある程度気持ちに整理がついた状態になると、俺は一旦イリンの体を俺から引き剥がした。
イリンはそれを少し残念そうにしているが、そんな顔をさせたまま終わらせるつもりはない。
俺は一際大きく深呼吸をすると、イリンの事を正面から見据えた。
そして、今一度自身の言葉をハッキリと口にする。
「改めて。──イリン。お前が好きだ。俺と一緒にいてくれるか?」
「はい。この身はいつまでもあなたと共に」
俺の言葉に一瞬のためらいもなくイリンは返事をした。
その表情は真剣で、だが先ほどまで泣いていたせいでその目元は赤くなっている。
だがそれは俺も同じだ。
赤くなった目で真剣な表情をして向かい合っていると、なんだかそれが無性におかしくて、どちらからともなく笑い出してしまった。
「あの時に俺を追ってきてくれたのがお前でよかったよ。ありがとう。これからもよろしくな、イリン」
「私こそ、あの時に助けてくださったのがあなたでよかった。ありがとうございました。そして、私の方こそよろしくお願いします、アキト様」
俺は自分に寄り添うこの愛しい人を、何があっても幸せにしてみせると誓う。神なんかじゃなくて、俺と言う存在の全てと、他でもない愛しい人であるイリン本人に。
この誓いを俺は破らないし、誰にも破らせはしない。絶対に。
たった今のことではあるが自分が何を言ったのかなんて覚えていない。頭の中は未だにぐちゃぐちゃだ。
だけど、それでも自分の気持ち自体は告げることができた……筈だ。
しかし、いくら待ってもイリンからの返事はない。
恐る恐るとその表情を窺うが、俺を心配そうに見ていた時の表情と変わらずにただ俺を見ているだけだ。
……ないだろう。そうであって欲しいと思っていたが、もしかしてこれは断られる感じのやつだろうか?
「……ダメか?」
俺はそんな事を思ってしまい、返事がこない事に動揺を隠し切ることができずに震える声で小さく問いかけてしまった。
俺の言葉を聞いてイリンはハッとした様に一度だけビクリと大きく体を震わせると、慌てながら口を開いた。
「い、いえ、そうではっ、そうではないんですっ! うれしいっ! とてもうれしいんです!」
だがそれ以上は何も言うことなくイリンは俯いてしまった。
俺はどうすればいいのか分からず、その場で立ち尽くすしかない。
そうしてそのまま待っていると、下を向いたままのイリンが消え入りそうなほどに小さな声で話し始めた。
「……今までずっと、断られるをじゃないかって思った。拒絶されるかと思った。今だって、他に好きな人ができたからもうついて来るなって言われるかと思うと、すごく怖かった」
「それは……悪い。正直自分でも何を話してるかよくわからなかったんだ。ただ言いたいこと、言わないといけない事だけを考えて……いや、言い訳だな。不安にさせて悪かった」
「分かっています。大丈夫です。……ただ、怖かってのがホッとしたのもあるけど、こうなるかなって、こうなって欲しいってこの状況を想像していたのに、それでも色々なものが心の中で渦巻いて、言葉にならないんです。本当はもっとかっこよく返事をしたかった。もっといろんな事を言うはずだった。それなのに、全部言葉にならないんです……」
そして俯いたままのイリンの体が微かに震えだしたかと思うと、何かがポタポタと零れ落ちた。
「こんなかっこ悪い顔じゃなくて、もっと笑って返事をしたかったのに……なんで……」
そう言いながら上げた顔は涙で濡れ歪んでいるが、それは悲しげなものではなく、寧ろ嬉しそうなものだった。
だがその表情は同時に困った様でもあり、イリンはボロボロと零れる涙を拭いながら「なんで」と繰り返す。
しかしイリンがいくら拭おうとも、その瞳から涙が止まる事はない。
そんなイリンの頭に手を伸ばし、イリンがまだ小さかった時にやっていた様にゆっくりと頭を撫でる。
最初にイリンを助けたばかりの時とは違いその頭は髪も耳もしっかりと手入れされており、サラサラとした感触が心地いい。
「あ……」
「かっこ悪くなんてない。そんなことを言ったら、俺だってかっこ悪いじゃないか」
そう言った俺の顔は、イリン同様に嬉しさから涙を零しながら歪められていた。
イリンが嬉しいと喜んでくれた事で安心した俺は、目の前で嬉し泣きをしているイリンにつられてか、つい涙を零してしまっていた。
「それにさ。それほど喜んでもらえるんだったら、俺は嬉しいよ」
だがそれが間違いだとは思えない。寧ろ、今はここでイリンと一緒に泣いていられるという事が、すごく嬉しいとさえ思える。
「……はい」
イリンはそれだけ言うと手を伸ばして俺の服を掴み、とん、と撫でられている頭を俺の胸へと預けた。
そんな姿が愛おしくてたまらない。
まさか日本にいた時は無気力で何にも執着しなかった俺が、これほどまでに誰かを大事に想う事があるなんて思いもしなかった。
……けど、今はそんな事はどうでもいい。今はただ、この瞬間だけを大事にしよう。
まだ完全に涙が止まったわけでもないが、お互いに泣き止みある程度気持ちに整理がついた状態になると、俺は一旦イリンの体を俺から引き剥がした。
イリンはそれを少し残念そうにしているが、そんな顔をさせたまま終わらせるつもりはない。
俺は一際大きく深呼吸をすると、イリンの事を正面から見据えた。
そして、今一度自身の言葉をハッキリと口にする。
「改めて。──イリン。お前が好きだ。俺と一緒にいてくれるか?」
「はい。この身はいつまでもあなたと共に」
俺の言葉に一瞬のためらいもなくイリンは返事をした。
その表情は真剣で、だが先ほどまで泣いていたせいでその目元は赤くなっている。
だがそれは俺も同じだ。
赤くなった目で真剣な表情をして向かい合っていると、なんだかそれが無性におかしくて、どちらからともなく笑い出してしまった。
「あの時に俺を追ってきてくれたのがお前でよかったよ。ありがとう。これからもよろしくな、イリン」
「私こそ、あの時に助けてくださったのがあなたでよかった。ありがとうございました。そして、私の方こそよろしくお願いします、アキト様」
俺は自分に寄り添うこの愛しい人を、何があっても幸せにしてみせると誓う。神なんかじゃなくて、俺と言う存在の全てと、他でもない愛しい人であるイリン本人に。
この誓いを俺は破らないし、誰にも破らせはしない。絶対に。
55
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。