『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―

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ギルド連合国の騒動

441:身勝手な考え

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「あんた達、元気でやんなよ」
「ああ。ありがとう。……なあ、エルミナは俺たちと一緒に首都まで来ないのか?」

 今日で俺たちはこの街を出て行きギルド連合国の首都へと向かう。
 その際に俺たちだけではなくこの国でできた友人であるニナも一緒に来ることになっていたが、もう一人の友人であるエルミナは一緒には行かないことになっていた。

「あー、あたしもしばらくしたら行くかもしれないけど、今回はここに留まるつもりだよ」

 あの祭りの後、エルミナは俺たちを囮にしたことを悔やんでいたみたいだが、俺はそんなことを気にしていないし、それをエルミナに伝えたことでエルミナから俺たちへ向けられる感情は元に戻っていた。
 せっかく再び良好な関係に戻れたのだから一緒に行ければよかったなと思っていたんだが、どうやらそれはかなわないようだ。

「そうか。なら、向こうであったらよろしく頼むよ」

 またいつか出会うだろう。その時を楽しみにして、今は笑顔で別れることにした。




 街を出てから数時間。俺たちは久しぶりの馬車に乗って、以前乗った時とあまり変わらない景色を見ながら進んでいた。
 まあ場所的にはそれほど離れてるってわけでもないし、景色が変わらないのは当たり前なんだが。

「ここからどれくらいで着くんだ?」

 久々の馬車での移動となったせいで、あまりにも暇を持て余してしまったので、ちょっとニナに聞いてみることにした。

「さて、どれくらいかな。走れば二日もあれば着くが、馬車を使ってとなると……」

 人外級のニナの速さで走って二日って言われても、わかりづらい。……やろうと思えば多分俺達もできると思うけど。

 あ、でも環はどうだろう? 俺の走りについてこられるか?
 まあでも、環がついてこられる程度の速さで走ったとしても、このまま馬車で進むよりは速いだろうな。

 これから俺たちが向かおうとしている街は、この国──ギルド連合国の中心である首都だ。

「おそらく、一週間程度ってところではないか?」

 一週間か。馬車で一週間となるとこれまでの経験からして……東京から北海道に着くくらいの距離か?

 でも待てよ? この馬車は魔術具で強化されてるわけだし、ニナの計算よりも早くつく可能性もあるよな。
 ……まあでも、変わったところで二日程度だろうし、あまり考えるほどでもないか。




「アキト様。街が見えました」
「そうか。ありがとう、イリン」

 馬車に揺られて退屈な日々を過ごしていたが、それもどうやらもう直ぐ終わりを迎えるようだ。

「着いたらまずは宿探しか。……ニナはどこかいい宿を知ってるか?」
「そうだな……ギルド直営の場所ならだいたいハズレはないな。それぞれの経営しているギルドのギルド証を見せれば階級に応じて対応も変わる。銀級であればそれなりに良い対応を受けられるぞ」

 なるほど。と言うことは、ミスリルやオリハルコンなんかだとそれなりどころではない……それこそ貴族みたいな対応をしてもらえるってことか。
 だが、もしミスリルで貴族だった仮定したら、竜級なら王族くらいの扱いになったりするんだろうか?

 そうなるとどうしようかちょっと悩むな。階級を上げた方がいいのかどうか……。
 ちょっと前は階級をあげてもいいかなと思ったんだが、そういえば階級を上げすぎると面倒ごとも増えるんだよな。
 金程度までだったらマシだけどミスリル以上だと面倒ごとがよくあるとニナもエルミナも言っていた。

 だがこの国ではどのギルドでもいいからギルドの階級が上の方が便利に過ごせる。……悩ましい。

 まあ、とりあえず昇級点だけ貯めておいて昇級試験そのものは受けないようにしておけば良いか。一応、すでに銀級にはなってるわけだし。

「ああそうだ。イリン。首都に着いたらネーレとも会って行くといい。あいつもお前のことを心配してたから顔を見せてやって欲しい」
「ネーレさんですか。はい、そうですね。ネーレさんにもご心配をかけしたようですし、色々とお話ししたいこともありますから、ぜひ」

 これからの行程について考えていると、ニナとイリンがそう話していた。

 イリンは現在馬車の操縦をしているが、その最中でも相変わらず鍛錬を続けていた。今回は馬車という作業があるからか、身体変化、強化の類をやっているようだ。

 だが訓練をしていると言っても、ちょっと前のように自身を追い込むようなものではなく、あくまでも普段通りにしていてその中で余裕があれば鍛錬をしている感じだった。

 ……でも、普段通りに見えるその様子の中に混じる、普段とは違う違和感。

 ただイリンは頑張っているだけだ。次は勝とうと努力しているだけ。

 そのはずなのに、俺は鍛錬をしているイリンを見ても、そうとは思うことができなかった。

 そんなイリンから感じられる違和感や理由のわからない不安が俺の中で澱み、ぐちゃぐちゃと心をかき乱し、どうしても、俺は何かミスをしたんじゃないかと思ってしまう。

「ネーレって、ニナの相棒の人よね?」

 俺が馬車内に一緒にいる環とニナに悟られないように表面上はボーッとしながら考え込んでいると、環がそんな質問をした。

「そうだ。普段は私と一緒に行動していて、イリンの故郷にも何度も行ったんだ」

 ……そういえば、ニナはイリンの故郷に何度も行ってるんだったな。ならその相棒が一緒に行ってもおかしくはないか。

 これ以上考えても答えが出ないであろう悩みから目を逸らして頭の隅に追いやると、考えても仕方がないんだと自分に思い込ませてから俺は二人の会話に入ることにした。

「確か、賊に関する情報を集めてるんだったな」

 いつだったかは忘れたけど、なんかそんな感じのことを聞いた気がする。
 ニナは俺の言葉に頷いて続きを話す。

「それもだが、ちょっと裏についても調べてもらってる」
「裏?」
「そう。まずは冒険者ギルドの裏。これから私たちが頼るのは第一に冒険者ギルドだ。あの街の支部長であるヒズルは信頼できたが、すべての場所がそうだとは限らない。本部長自身は大丈夫だが、それ以外は分からない。いざという時に頼っていいものが誰か分からない状態ではまずいからな」

 まあそうだな。ギルドからの依頼で動いていたのにギルドの中に敵が混じってたら、厄介では済まないからな。
 特に今回は色々となんかありそうだし、その判断は正しいだろう。

「後は商人や貴族。果ては浮浪者なんかからも情報を集めてくる」
「それはすごいな」

 俺の口からは特に考えての発言ではなく純粋な思いが溢れた。

 どれか一つからならわかるが、全部を一人でこなすとなると「すごい」なんて言葉じゃ表せないくらいにはすごい。

 よほどの人脈がないと出来ない。いや、人脈だけでも無理だ。ぶっちゃけ俺にはできるとは思えない。
 人脈の方はなんとかなるかもしれないが、だからと言って情報を集められるほど入り込めるかと言われると……。

「まあ、その分戦闘力は私には遠く及ばないのだがな。精々中の下と言ったところだ」
「けど、それって危険じゃないのか? 戦闘力がなくっても平気なのか?」

 ニナは肩を竦めながら気軽に言っているが、大丈夫なのだろうか?
 貴族や商人は人脈でなんとかなるかもしれないけど、日の当たるところからちょっとでも外れたところの情報を集めるとなると、荒事もあるんじゃないだろうか?
 それなのに戦闘力が低いというのは、不安に思ってしまう。

「危ないことは危ないが、あいつのことだ。うまくやるさ」

 だがそう言ったニナの笑みは、ネーレという人物が失敗するだなんてカケラも思っていいほどに曇りのないものだった。

「信頼してるんだな」
「もちろんだ。この世の誰よりもな」
「そのネーレさんってどんな人なのかしら?」

 そんな楽しげに笑っているニナに、環が問う。
 すると、ニナは腕を組んで首を傾げながら答えた。

「む? ……うーん。そうだな……なよなよしてて、押しが弱くて、剣も魔法も並程度の才能で、背が小さくて……」

 聞いただけでは悪口を言っているように聞こえるが、そうではないことは楽しげな声を聞けばわかる。

「それで、とてもかっこいい奴だ」

 そう言ったニナの表情は、この二ヶ月間ニナもやることがありあまり接してきたと言うわけでもないが、短い接してきた時間の中で一番いい笑顔だった。

 その表情を見ればわかる。ニナはそのネーレという人物のことがとても大事なんだろう。

「……なあ。本当に、恋人……なんだよな?」

 だが、俺はそのことに疑問を持ち、つい顔をしかめさせ、固い声でそう尋ねてしまった。

「なんだ? いたらいけないとでも言うか?」

 だがそんな俺の態度を見たからだろう。その言葉を聞いたニナは、それまでの楽しげな表情に一瞬だけ不快感を表すと少し不機嫌そうな様子でそう言った。

「ああ違う。そうじゃなくて……すまん。言い方が悪かった。……ただ、さっき、そのネーレって人は危険なことをしてるって言ってただろ? しかも戦闘力が低いって」
「ああ。言ったな」
「……心配じゃ、ないのか? もし自分が見ていないところで、自分の手が届かないところで危険な目にあったらって。自分の方が強いんだから自分が守らないとって、そう思ったりは、しないのか?」

 俺たちに例えれば、イリンと環が俺の手が届かないところで危険な事をするようなものだ。
 この間のベイロン然り、この世界には強敵と呼べる実力者がたくさんいる。
 そんな奴がいるかもしれない場所、ともすれば命がかかるような危険に突っ込んで行ったとなれば、俺はとてもではないが落ち着いて他の場所になんて行っていられない。

「……ハッ。何を言っている」

 だがニナは俺の言葉を聞くなりキョトンとすると、次の瞬間には不快気に顔を歪めてそう言った。
 そして俺のことを見て、次にイリン、そして環と順番にみると再び俺へと視線を戻して、眉を寄せて何かを考え込んだ。

「……ああそうか。なるほどな。今までわからなかった違和感はこれか。……アンドー。お前はイリンと環のことを信頼してないのだな」
「……は? 何言ってんだ。俺は二人のことを信じてるに決まってるだろ」

 一瞬俺はニナの言った言葉の意味がわからなかった。
 俺は当然ながら二人の事を信頼している。二人が裏切ったりしないと確信を持って言えるし、大事な何かがあったとしても任せることができる。

「信用と信頼は、似ているようで全く違う」

 だがニナは俺の言葉を聞いて首を振った。
 しかし俺は眉を寄せながらニナを見つめる。もちろん言葉の意味はわかる。

 だが、なぜ俺がそのことを言われているのかが分からない。

「言いたいことがあるようだが……なら、どうして私にそんなことを聞いたんだ?」

 だがニナはそんな俺の様子に納得する様子を見せずに話を続けていく。

「ネーレのことが心配かって? ああそうだな。確かに心配だ。私だってあいつを一人にして危険なことをさせるというのは心配でたまらない。けどな、心配してるけど、同時に信頼もしてるんだ。あいつなら平気だ。あいつならきっと何かあってもなんとかする。そう信頼してるからこそ、こうして離れていても、危険なところへ行かせたとしても安心してられるんだ」

 信頼しているからこそ、危険でも安心してられる……。

「覚えておけ、アンドー。お前のそれは『逃げ』だ。自分が傷つきたくないから大事なものを手元において離さない。相手を心配して籠に閉じ込めておくことが一番いいわけじゃない。本当に信頼してるってんだったら、こいつなら大丈夫だと信じて任せるべきだ」
「……」
「確かにお前の考えも気持ちも理解できる。私だってそうだったからな。……けど、ただ大事だからって、傷つけたくないからって守ってやってるだけじゃ、意味はないんだ。そっちの方がそいつのためになるから。そうした方があいつにとって幸せだから。……そんなもの、ただの自分勝手な『幸せの押し付け』だ」

 ニナはどことなく影のある表情でそう言ったが、そんなことはどうでもよかった。

 それよりも、俺はニナのその言葉に表現しようもないほどの衝撃を受けていた。

 ニナの言葉を受けて俺の頭の中にはいくつもの情景が思い起こされるが、言われて思い返してみれば、今までの俺の行動は全てニナの言った通りのものだった。

 イリンを故郷に送り届けた時。その方が幸せだから、とイリンを里に置き去りにした。
 環が合流した時もそう。俺なんかと一緒にいるよりもそっちの方が幸せなはずだからと、彼女を突き放した。

 最近では神獣のところに行く時、俺は危険だからと、イリンと環が怪我をするんじゃないかと思って二人を置いて行った。それで置いていかれた彼女らがどう思うかなんて、全く考えずに。

 あの時置いて行った環は、俺の考えを読んだように俺の後をつけてきたが、俺に置いていかれた事を泣いていた。そばにいたい。隣に立ちたい、頼られたい、と。

 例の賊の退治の時だってそうだった。あれは二人を信頼していたからじゃなくて、調子に乗っていただけ。
『賊程度なら問題ないだろう』。そんなふうに思ったからこそ俺は二人の同行を

 しかも、賊のアジトについてからだって環の索敵能力の低さだとか理由をつけてイリンと環の二人を一緒に行動させた。

 あれだって、索敵能力を理由に環を誰かと同行させるのであれば、本来なら一番戦闘力の低いガムラのところへ同行させるのが一番いい手だったはずだ。
 現にあいつは一人で戦ったために怪我をしていたし、逆にイリン達は余裕そうにしていた。

 だけど俺はイリンと環を一緒に行動させた。二人の安全を確実なものにするために。

 そしてこの間の伝心祭のレースの時に襲われた時だって、俺は二人が怪我をしないことを優先して、ベイロンとの戦いに参加させなかったし、逃げようとするベイロンを追わなかった。
 ベイロンの力の底が見えない状態では、二人に『もしかしたら』があるかもしれないから。

 普段はもっとわがまま言って欲しいが、いざという時は黙って俺の言う事を聞いて守られていろ。

 それはもはや単なる奴隷だ。わがままを言ったとしても、それは『わがままを言う』と言う命令を聞いただけの人形。

 そして俺は、そうあって欲しいと願っていた。
 それが意識的に言っていたか無意識的だったかなんて関係ない。むしろ、無意識だとしても自分で理解していなかっただけに余計タチが悪い。

「……」

 俺は自分がそんなふざけた事を考えていたことに気がつくと、自分自身に怒りが湧き、無性に何かにこの怒りをぶつけたくなった。

 だが、この場でそんな事をすれば俺のことを見ている環にも、馬車を運転しているイリンにも心配させるだろうし、何よりみっともなさすぎる。
 だから、俺は気づかれないように自分の身勝手さへの怒りを押し殺す。

「……その気持ちは十分に理解できるし、それだけ悩むくらいあんたが二人のことを大事にしてるというのはわかる。イリンの知り合いとしては、助けてくれたことも含めて、大事にしてくれてることには感謝をしてるよ」

 ニナはその場の空気を変えるようにそれまでよりも明るい声でそう言って俺をフォローしたが、それでも俺の心は晴れることはない。

 ちらりと目の前に座っている環のことを見ると、環は困ったような、そして少し泣きそうにも見えるような顔をしていた。

 ……なんで俺はこんな顔をさせてるんだろうな?

 今度は御者席と馬車内をつなぐ窓から見えるイリンのことを見ると、その顔は見えないものの、見えた拳は悔しそうに握りしめていた。

 ……ああそうか。イリンが自分を追い込むかのように鍛錬に打ち込んでいたのは俺のせいか。
 いざという時には俺が頼ろうとしてこなかったから……だから、力をつけて俺に頼ってもらうと、俺が頼ろうと思えるような存在になろうとしたのか。

「……」

 ……心配だったとしても信じて任せる、か。

 ……ああ、そうだな。くそ。俺は本当に、変わらないな。

 俺は今までいろんなことから逃げてきた。辛いことから、嫌なことから逃げ続けて、でもそれが嫌でこの世界では変わろうと思っていたし、少しは変わることができたと思っていた。

 けど、それは表面的なものだけで、俺の本質は何も変っちゃいなかった。常に逃げ続けるだけの人生。

 相手の意見なんて聞かず、周りのことなんて考えず、ただひたすらに自分が幸せな、自分だけが幸せな道へと逃げていた。
 そしてそれは二人と結婚しても同じ。なんだかんだ言っていても、全ては上っ面だけ。……虫唾が走る。

 ……変わらないと。……いや、違う。『変わらないと』じゃない。俺は『変わりたい』んだ。
 使命感や状況的に変わらないといけないんじゃなくて、俺は俺のことを好きだと言ってくれたイリンと環に恥ずかしくない自分でいるために変わりたいんだ。

 だから、変わろう。

 そう思ったのは何度目かわからないしすぐに変わるなんて無理だろう。
 でも、なにも完全無欠で無謬の存在になろうってわけじゃない。俺は二人の想いに応えられる俺でいたいだけだ。だから……

 ……信じて任せる、か。

「まあそれはイリン、それとタマキのせいでもあるのかもしれないがな」

 俺が自身の目標を、願いを定めているとニナは今度は同じ馬車内にいる環と、それから御者席で馬車の操縦をしているイリンへと視線を向けながらそう言った。

「お前達はあまりアンドーに意見しないだろう? 言われるがままにただついて来た。だからアンドーはお前達の意見を聞くっていう事が……まあできないというわけでもないんだろうが、それでも受け入れ辛くなってる。しっかりと自分の意見を真正面からぶつけてやれ。ただなんでも頷いているだけでは、お互いのためになどなりはしないものだ。嫌われるのが怖いからなにも言わない、言うことを聞くだけのそれは、もはや人間ではなく人形だ」

 先ほど俺に向けていたのと同じか、それ以上に真剣な様子で環とイリンに語りかけるニナ。

「男とは存外に単純な物だ。女次第でどうとでも変わる。だから、これからも幸せでいたいのなら、お前たちがしっかりしろ」

 そんなニナの言葉に、環はギュッと手を握りしめてから静かに深呼吸をすると、ニナの目を見据えて頷いた。

「……ええ、ありがとう」
「なに、これも経験者からのアドバイスというやつだ。言っただろ? 私も経験がある、と」

 その後はそれぞれ考えることがあったのか、ほとんど話すことがないまま首都へと到着した。
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