18 / 92
紅の剣士と恐怖の剣
赤き悲劇3
しおりを挟む
「森の中で、クレイサーが死んでいたぞ! 間違いない! 殺されたまま、放置されている! 応急処置も、弔いもされちゃいない!」
別の村人が森の中から息を切らせて出て来て、そして叫ぶ。
その声は、村中に届いた様に思えた。
「エストが、クレイサーを殺された瞬間を見たらしいぞ! エストに確認するんだ!」
ゲインの思考を遮る様に、次々と事態が進行していく。
まるで、映画やドラマのように……
まるで、決められたストーリーを紡いでいるだけのように……
ヨトゥンが化けた村人達が、的確に役割を遂行していく。
「ゲイン程の騎士が襲ってきたら、オレ達では太刀打ち出来ない。団結しないと、勝ち目はないぞ!」
村で、一番の騎士……
ベルヘイム12騎士、フィアナ騎士と並び称される赤枝の騎士。
その赤枝の剣術を自分のモノにし、ヨトゥンと戦ってきたゲイン。
小さな村に、これ程の騎士に敵う騎士は存在しない。
頼りにしていた強大な力は、敵になった瞬間に強大な恐怖の対象になる。
その力を、知ってしまっているのだから……
村は一瞬にして混乱の坩堝と化した。
怒りと疑念が渦を巻き、収拾がつかない。
騒ぎを聞きつけたガイエンは、家から飛び出した。
村の中心地に行く途中の道でガイエンの目に飛び込んできたのは、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたエストの姿だった。
彼女の首元には、ガイエンの渡したペンダントがない。
あんなに嬉しそうに着けていたのに……ペンダントの喪失が、ガイエンの胸に不吉な影を落とした。
「なんで……なんでゲインさんは、お父さんを殺したの?」
エストの声は震え、憎しみと悲しみに濡れていた。
ガイエンは目を丸くした。
幼い頃から側で支え合ったエスト。
淡い恋心を抱いていた少女。
その彼女から放たれた言葉に、心が砕けそうになる。
「父さんは、クレイサーさんの助けになるって……ティアを救うんだって……そう言ってたんだ! 何かの間違いだよ!」
ガイエンの頭は、混乱していた。
何が起きているのか、全く分からなかった。
父さんが、クレイサーさんを殺した?
そんな筈はない!
この村の事を一番に考えて、村を守る為に戦ってきた。
親友のクレイサーさんの事だって……エストやティアの事も、大切に思ってた筈だ。
エストに声をかけようとした瞬間、ゲインが村人に囲まれ広場に連れ出されてきた。
「父さん、この騒ぎは何だ? クレイサーさんを殺したなんて、嘘だよな!」
ガイエンは父に駆け寄り、すがるように叫んだ。
「ゲインは、クレイサー殺しとヨトゥンへの裏切り容疑で疑われてる! ガイエン、近づくな!」
村長の鋭い声が響き、ガイエンを制した。
「そんな馬鹿な! 父さん、何かの間違いだよな!」
ガイエンは涙を堪え、父を見つめた。
「クレイサーはオレと戦っている時に、何者かに殺された。オレが殺した様に見せかける為にな。クエイサーは、ティアちゃんを人質にとられてた……だからヨトゥンに気付かれない様に、戦うフリをして話を聞き出そうとした。その時に、何者かに殺された!」
ゲインの声は最初はガイエンに向けられていたが、最後には村全体に届くような咆哮となった。
その言葉を聞いた瞬間、エストの瞳から涙が溢れ地面に滴り落ちた。
「私、お父さんが殺される瞬間を見ていた。ゲインさんの剣が、お父さんを斬るところを……どうして、嘘をつくの?」
「エスト、違うんだ! オレの剣は、クレイサーに届いていない! オレの剣の動きに合わせて、誰かが風の刃を放ったに違いない!」
赤枝の剣術に合わせて……ゲインの太刀筋に合わせて、風の魔法を放つ……
それが、どんなに高等技術か……
小さな村に、そんな事が出来る人物などいない。
ゲインが手を抜いて戦っていた事など、この場にいる村人達は知らないのだから……
「ゲイン……赤枝の剣は剣舞と呼ばれ、その変則的な剣が強さの秘密だ。その剣を自在に操るお前の剣に、誰が合わせて魔法が使えると思うのか? 嘘が苦し過ぎるぞ」
村長の言葉に、ゲインは縋る様にエストを見る。
クレイサーを斬ったフリをした時、赤枝の剣術など使っていなかった。
それさえ、証明してくれれば……
ゲインの思いは、1人の男の言葉で簡単に崩れさった。
「ティアが人質にされて、ヨトゥンに操られてたって言ってんのか? 泣いているエストの前で、クレイサーに罪を押し付けるなんて……そこまで、堕ちたのか!」
村人の……ヨトゥン兵が化けている村人が、ゲインを罵った。
エストを餌にした事で村人の怒りが燃え上がり、広場全体が憎悪に染まる。
「止めろ! 父さんは、この村を守り続けた騎士だぞ! エストの父ちゃんを斬ったのだって、理由があるはずなんだ!」
ガイエンは父の前に立ちはだかり、両手を広げて叫んだ。
だが、村人たちの目は冷たく、疑惑は膨らむばかりだった。
その時……隣町の騎士に化けたヨトゥン兵が、ティアとガイエンの母アリア・ドーマを連れて現れた。
「ティアがゲインに監禁されてたぞ! これで決まりだな!」
その姿を見た村人の1人が、大声を上げる。
「なん……だと?」
ゲインの声が、震えた。
驚愕と怒りが、彼を支配する。
ガイエンもまた、胸が締め付けられる感覚に襲われた。
「父さんが、ティアを監禁なんてするか! 病気の事を心配していたんだ! だいたい、お前は誰だよ? どうして母ちゃんとティアを連れているんだ?」
ガイエンは、喉が裂けんばかりに訴えた。
そして、疑問を口にする。
この村の人でもない騎士が、なぜ母とティアを連れているのか?
「あなた……どういう事ですか? 隣町に買い物に行ったら、ティアちゃんに会って……そしたら、あなたに連れて来られたって! その時に、そこの騎士様に会って……ティアちゃん足を痛めて治療してたって言うから、騎士様が抱えてくれて……帰って来たら、こんな事になってて……」
ガイエンの言葉に答えるように、アリアがゲインに語りかける。
間違いであってほしい……視線が、その願いを訴えていた。
「決まりだな! ゲイン・ドーマは我々を裏切り、ヨトゥン側に寝返った! これが現実だ!」
ヨトゥンに化けた村人が、考える時間を与えない様に……しかし冷静に、冷たく言い放つ。
ティアはまだ幼く、目の前の混乱を理解できずにいた。
彼女は拐われたとはいえ、乱暴に扱われたわけではない。
遊んでた時に足を怪我し、ゲインが隣町の病院に連れて行った。
ティアからすれば、それだけの事だった。
治療に数日かかったのは予想外だったが、ゲインが両親にも伝えておくと話していたので安心して治療していただけだ。
この時のゲインはヨトゥンが化けたゲインだったが、幼いティアに分かる訳もなかった。
だからティアは、ただ困惑した顔でそこに立っていた。
「ティア!」
エストがティアに駆け寄り、強く抱きしめた。
妹の温もりに触れ、彼女の涙が再び溢れる。
「ティアは平気だよ。お昼間に遊んでたら、足を怪我しちゃって……そのままゲインさんに、病院に連れてってもらっただけだから。お姉ちゃん、何が起きているの?」
ティアはエストを不思議そうな瞳で見上げ、無垢な声で言う。
その言葉を聞いたエストは、ゲインを睨みつけた。
どれだけ考えて、計画に移したのか……
本気でティアの事を心配していたのに、ゲインもガイエンも足を怪我しただけって知っていた。
それなのに重病のように伝えられ、お父さんはティアを人質にとられて森に呼び出され殺された。
瞳に宿るのは、純粋な憎悪だった。
「裏切り者!」
彼女の叫びが、広場に木霊した。
別の村人が森の中から息を切らせて出て来て、そして叫ぶ。
その声は、村中に届いた様に思えた。
「エストが、クレイサーを殺された瞬間を見たらしいぞ! エストに確認するんだ!」
ゲインの思考を遮る様に、次々と事態が進行していく。
まるで、映画やドラマのように……
まるで、決められたストーリーを紡いでいるだけのように……
ヨトゥンが化けた村人達が、的確に役割を遂行していく。
「ゲイン程の騎士が襲ってきたら、オレ達では太刀打ち出来ない。団結しないと、勝ち目はないぞ!」
村で、一番の騎士……
ベルヘイム12騎士、フィアナ騎士と並び称される赤枝の騎士。
その赤枝の剣術を自分のモノにし、ヨトゥンと戦ってきたゲイン。
小さな村に、これ程の騎士に敵う騎士は存在しない。
頼りにしていた強大な力は、敵になった瞬間に強大な恐怖の対象になる。
その力を、知ってしまっているのだから……
村は一瞬にして混乱の坩堝と化した。
怒りと疑念が渦を巻き、収拾がつかない。
騒ぎを聞きつけたガイエンは、家から飛び出した。
村の中心地に行く途中の道でガイエンの目に飛び込んできたのは、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたエストの姿だった。
彼女の首元には、ガイエンの渡したペンダントがない。
あんなに嬉しそうに着けていたのに……ペンダントの喪失が、ガイエンの胸に不吉な影を落とした。
「なんで……なんでゲインさんは、お父さんを殺したの?」
エストの声は震え、憎しみと悲しみに濡れていた。
ガイエンは目を丸くした。
幼い頃から側で支え合ったエスト。
淡い恋心を抱いていた少女。
その彼女から放たれた言葉に、心が砕けそうになる。
「父さんは、クレイサーさんの助けになるって……ティアを救うんだって……そう言ってたんだ! 何かの間違いだよ!」
ガイエンの頭は、混乱していた。
何が起きているのか、全く分からなかった。
父さんが、クレイサーさんを殺した?
そんな筈はない!
この村の事を一番に考えて、村を守る為に戦ってきた。
親友のクレイサーさんの事だって……エストやティアの事も、大切に思ってた筈だ。
エストに声をかけようとした瞬間、ゲインが村人に囲まれ広場に連れ出されてきた。
「父さん、この騒ぎは何だ? クレイサーさんを殺したなんて、嘘だよな!」
ガイエンは父に駆け寄り、すがるように叫んだ。
「ゲインは、クレイサー殺しとヨトゥンへの裏切り容疑で疑われてる! ガイエン、近づくな!」
村長の鋭い声が響き、ガイエンを制した。
「そんな馬鹿な! 父さん、何かの間違いだよな!」
ガイエンは涙を堪え、父を見つめた。
「クレイサーはオレと戦っている時に、何者かに殺された。オレが殺した様に見せかける為にな。クエイサーは、ティアちゃんを人質にとられてた……だからヨトゥンに気付かれない様に、戦うフリをして話を聞き出そうとした。その時に、何者かに殺された!」
ゲインの声は最初はガイエンに向けられていたが、最後には村全体に届くような咆哮となった。
その言葉を聞いた瞬間、エストの瞳から涙が溢れ地面に滴り落ちた。
「私、お父さんが殺される瞬間を見ていた。ゲインさんの剣が、お父さんを斬るところを……どうして、嘘をつくの?」
「エスト、違うんだ! オレの剣は、クレイサーに届いていない! オレの剣の動きに合わせて、誰かが風の刃を放ったに違いない!」
赤枝の剣術に合わせて……ゲインの太刀筋に合わせて、風の魔法を放つ……
それが、どんなに高等技術か……
小さな村に、そんな事が出来る人物などいない。
ゲインが手を抜いて戦っていた事など、この場にいる村人達は知らないのだから……
「ゲイン……赤枝の剣は剣舞と呼ばれ、その変則的な剣が強さの秘密だ。その剣を自在に操るお前の剣に、誰が合わせて魔法が使えると思うのか? 嘘が苦し過ぎるぞ」
村長の言葉に、ゲインは縋る様にエストを見る。
クレイサーを斬ったフリをした時、赤枝の剣術など使っていなかった。
それさえ、証明してくれれば……
ゲインの思いは、1人の男の言葉で簡単に崩れさった。
「ティアが人質にされて、ヨトゥンに操られてたって言ってんのか? 泣いているエストの前で、クレイサーに罪を押し付けるなんて……そこまで、堕ちたのか!」
村人の……ヨトゥン兵が化けている村人が、ゲインを罵った。
エストを餌にした事で村人の怒りが燃え上がり、広場全体が憎悪に染まる。
「止めろ! 父さんは、この村を守り続けた騎士だぞ! エストの父ちゃんを斬ったのだって、理由があるはずなんだ!」
ガイエンは父の前に立ちはだかり、両手を広げて叫んだ。
だが、村人たちの目は冷たく、疑惑は膨らむばかりだった。
その時……隣町の騎士に化けたヨトゥン兵が、ティアとガイエンの母アリア・ドーマを連れて現れた。
「ティアがゲインに監禁されてたぞ! これで決まりだな!」
その姿を見た村人の1人が、大声を上げる。
「なん……だと?」
ゲインの声が、震えた。
驚愕と怒りが、彼を支配する。
ガイエンもまた、胸が締め付けられる感覚に襲われた。
「父さんが、ティアを監禁なんてするか! 病気の事を心配していたんだ! だいたい、お前は誰だよ? どうして母ちゃんとティアを連れているんだ?」
ガイエンは、喉が裂けんばかりに訴えた。
そして、疑問を口にする。
この村の人でもない騎士が、なぜ母とティアを連れているのか?
「あなた……どういう事ですか? 隣町に買い物に行ったら、ティアちゃんに会って……そしたら、あなたに連れて来られたって! その時に、そこの騎士様に会って……ティアちゃん足を痛めて治療してたって言うから、騎士様が抱えてくれて……帰って来たら、こんな事になってて……」
ガイエンの言葉に答えるように、アリアがゲインに語りかける。
間違いであってほしい……視線が、その願いを訴えていた。
「決まりだな! ゲイン・ドーマは我々を裏切り、ヨトゥン側に寝返った! これが現実だ!」
ヨトゥンに化けた村人が、考える時間を与えない様に……しかし冷静に、冷たく言い放つ。
ティアはまだ幼く、目の前の混乱を理解できずにいた。
彼女は拐われたとはいえ、乱暴に扱われたわけではない。
遊んでた時に足を怪我し、ゲインが隣町の病院に連れて行った。
ティアからすれば、それだけの事だった。
治療に数日かかったのは予想外だったが、ゲインが両親にも伝えておくと話していたので安心して治療していただけだ。
この時のゲインはヨトゥンが化けたゲインだったが、幼いティアに分かる訳もなかった。
だからティアは、ただ困惑した顔でそこに立っていた。
「ティア!」
エストがティアに駆け寄り、強く抱きしめた。
妹の温もりに触れ、彼女の涙が再び溢れる。
「ティアは平気だよ。お昼間に遊んでたら、足を怪我しちゃって……そのままゲインさんに、病院に連れてってもらっただけだから。お姉ちゃん、何が起きているの?」
ティアはエストを不思議そうな瞳で見上げ、無垢な声で言う。
その言葉を聞いたエストは、ゲインを睨みつけた。
どれだけ考えて、計画に移したのか……
本気でティアの事を心配していたのに、ゲインもガイエンも足を怪我しただけって知っていた。
それなのに重病のように伝えられ、お父さんはティアを人質にとられて森に呼び出され殺された。
瞳に宿るのは、純粋な憎悪だった。
「裏切り者!」
彼女の叫びが、広場に木霊した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
生贄の少女と異世界ぐらしwith 持ち物一つ
青樹春夜
ファンタジー
俺の部屋にあるもので異世界生活?高校生の俺の部屋にはマンガ・ゲーム・趣味の物プラス学用品・服・ベッド…。生贄の金髪碧眼少女と一緒に村を立て直すとこから始まる救世主生活!だけど特にスキルがついている気がしない⁈あっ…転生じゃないから?
1話1話は短いです。ぜひどうぞ!
このお話の中には生活用品で魔物と戦うシーンが含まれますが、その行為を推奨するものではありません。良い子も悪い子も真似しないようお願い致します。
主人公ヒロキ……17才。
現実世界でつまづき、ある理由によって異世界に呼ばれたヒロキは、その世界で優しさと強さを手に入れる——。
※数字の表記について——一から九までを漢字表記。それ以上は見やすくアラビア数字で表記しています。
※他サイトでも公開中。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる