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1章
9.幼竜救出イベント発生
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リオンとガーネット寮へ向かっている道中で、寮とは反対方向に忙しなく走るクライドを見かけた。
「おーい、クライド。そんなに慌ててどうしたんだー?」
気になって声をかけると、クライドが足を止める。眉間には、いつも以上に深くシワが刻まれていた。
「お前たちか……。今は悠長に立ち話をしている暇はない」
「何かあったの?」
ただならぬ雰囲気を察して尋ねてみると、クライドは視線を落としながら自らの肩に触れた。
「ルゥが逃げ出してしまったんだ」
「ルゥが?」
ルゥは、クライドの飼っている幼竜だ。普段はクライドの肩に乗っているのに、今は見当たらない。
「なんで急に? ルゥはクライドに懐いているのに……」
理由を尋ねると、クライドが悔しそうに拳を握りしめた。
「校舎を出たところで、ダミアン寮長が悪ふざけをしていた生徒を叱りつけたんだ。その怒声にルゥが驚いて……」
「な、なるほど……」
魔獣は、魔力に敏感な生き物だ。ダミアンの覇気に怯えて、逃げ出してしまったのだろう。僕だって、ダミアンに怒鳴られたら逃げ出したくもなる。
「付近を探したけど、見当たらなかった。もしかしたら、竜の本能で森へ逃げたのかもしれない」
「森って?」
「この付近だと、沈黙の森に逃げ込んだ可能性が高い。その方角からルゥの微かな魔力を感じる」
沈黙の森は、学園の北側に位置する森だ。獰猛な魔獣や危険な植物が生息する恐ろしい場所だと言われている。そんな場所にルゥが逃げ込んでいたとしたら大変だ。
クライドは、悩まし気に頭を抱える。
「ルゥは魔力が弱いから、魔獣に襲われたら一溜りもない。一刻も早く見つけ出さなくては……」
相棒の幼竜を心配するクライドの気持ちは、痛いほど伝わってきた。彼の力になってあげたい。
そんな中、ふと前世の記憶が過った。
これは、クライドの恋愛イベントかもしれない。ゲーム内でも、幼竜を探しに沈黙の森へ向かうイベントがあった。
これはチャンスだ。クライドの恋愛イベントを全力でサポートしよう!
「僕らもルゥを探すのを手伝うよ」
手伝いを買って出ると、隣にいたリオンがギョッと目を見開く。
「兄さん。何を勝手に……。だいたい、沈黙の森は立ち入り禁止だって、オリエンテーションで言われたでしょ? 勝手に入ったら、また叱られるよ?」
たしかに沈黙の森は、立ち入りを禁止されている。だけど、それは理由なく立ち入ることを禁止しているに過ぎない。相棒の幼竜を探しに行くという大義名分があれば、校則違反にはならないはずだ。きっと。多分!
「このまま放っておいたら、ルゥの身が危ない。一刻も早く助けるためにも、僕らで探しに行こう」
ゲームのシナリオ通りなら、幼竜は沈黙の森の奥にある、癒しの泉にいるはずだ。幼竜の居場所に心当たりがある以上、放ってはおくわけにはいかない。
「一緒に行ってくれるのか?」
クライドは、信じられないと言わんばかりに目を見開いている。おおかた、ひとりで森に入る覚悟をしていたのだろう。
クライドは、竜を従えている状態では強いが、単独ではあまり強くない。魔獣の巣窟にひとりで行かせるのは心配だった。
できれば魔獣と対抗するためにルーカスの力も借りたいところだが、あいにく彼は騎士団の公開訓練に行ってしまった。いまから呼び戻すのも時間がかかるだろうから、僕ら三人で捜索するしかないだろう。
「一人より三人の方が、危険度は下がる。それにリオンは、癒しの力がある。万が一負傷しても、手当をしてもらえるよ」
「勝手に頭数に入れて、あてにしないでほしいんだけど……」
リオンからジトッとした眼差しを向けられる。一瞬怯んでしまったが、気を強く持った。
「さっきも言っただろ。人に歩み寄ろうって」
あからさまに嫌そうな顔をしていたリオンだったが、先ほどの話を持ち出すと渋々頷いた。
「はあ……。分かったよ」
「よし、決まりだな」
協力することで意見が合致すると、青ざめた顔していたクライドがほんの少し頬を緩めた。
「二人とも、恩にきる。そうと決まれば、すぐに沈黙の森へ行こう」
クライドが走り出すと、僕らも後を追いかけた。
* * *
学園の北側に位置する沈黙の森。そこには、空を覆い隠すように高い樹木がそびえたっていた。
日が登っている時間だというのに、森の中は夜更けのように暗い。肌に触れる空気は冷たく、不気味さを感じさせた。
「こっわ! 沈黙の森がこんなおっかない場所だったなんて……」
ゲームでは、薄暗い森の一枚絵をバッグに物語が進んでいたから怖いという感覚はなかった。だけど実際に森を歩くと、想像していた以上に不気味な場所だった。
震えあがっていると、先頭で足元を照らしていたリオンが呆れたように振り返る。
「あんまり大声を出さないで。いまの兄さんは魔力ゼロなんだから、魔獣が寄ってくるよ」
「余計に怖くなること言うなよっ!」
声を秘めながら抗議する。
確かにこれまでの僕なら、魔力が強すぎるせいで魔獣の方から避けて歩いていた。だから軽装備で森を歩いていても、問題はなかったんだ。
だけど今は、この忌々しい首輪のせいで魔力がゼロだ。いつ魔獣が襲い掛かって来てもおかしくない。
「魔獣が襲ってきたら、逃げる一択だな」
不甲斐ないことに、僕らには魔獣と対抗できる戦闘力はない。リオンも回復が主な役割だから、戦闘は得意ではなかった。
つまり、このパーティーは最弱だ。魔獣と戦ったって、勝ち目はない。
どうか魔獣と鉢合わせませんように~と祈りながら歩いていると、リオンの隣を歩いていたクライドが足を止めた。
「気配を感じる」
「ええ!?」
怖いこと言うなよ……。
恐る恐る周囲を見渡していると、遠くの木々の隙間から金色の何かが光った。丸いものが二つ。まるで目のようだ。
じっと様子を窺っていると、金色の何かはこちらへ迫ってきた。獣のようなうめき声も聞こえる。
「あ、あれって……」
震えながら指さした時、リオンの灯していた光で獣の正体が判明した。
「メタルウルフだ」
クライドが神妙な面持ちで呟く。その生物は、僕も知っている。
金属のような硬い毛を持つ狼系の魔獣で、鋭い歯は岩も砕くと言われている。あんなのに襲い掛かられたら、ただでは済まない。
「に、逃げよう!」
メタルウルフに背を向けて、森の中を駆ける。すると、メタルウルフは低いうめき声をあげながら、僕らを追いかけて来た。
「な、なんで追いかけてくるんだよ~!」
「メタルウルフは肉食だ。腹を空かせているのかもしれない」
「餌になるなんて、ごめんだあああ!」
涙目になりながら、全色疾走する。しかしメタルウルフは簡単には振りきれなかった。
先を走るリオンとクライドを追いかける。しかし、慌て過ぎたせいで足元が疎かになってしまった。
「うわああっ」
木の根に躓いて、派手に転倒する。勢いのまま、赤い実のなる低木に頭から突っ込んだ。転んだ拍子に赤い実が潰れ、口の中に汁が入り込む。
「うえ、にがっ……。変なの食った」
ぺっぺっと、口に入った汁を吐き出す。なんだこれ。信じられないほど苦い。
とはいえ、今はそんなことを気にしている場合ではない。転んだせいでメタルウルフとの差が縮まってしまった。黒光りする大きな身体が目の前に迫ってくる。
「兄さん!」
先を走っていたリオンが、足を止めて叫ぶ。クライドも、目を見開いてこちらを凝視していた。
万事休す。このままでは、メタルウルフの餌食になる。
せっかく断罪ルートを回避して、憧れの魔法学園に入学したのに、こんな場所でデッドエンドを迎えるなんて……。BL展開は、ひとつも見ていないんだぞ! こんなモブ以下の魔獣に食われてたまるか!
全身の血が沸騰しそうなほどの怒りに支配される。心なしか、辺りに漂う瘴気が濃くなったような気がした。
こちらに牙を剥いていたメタルウルフが一瞬怯む。動きが止まったところで、僕は金色の瞳を射るように見据えた。
「うせろっ!」
命令口調で、メタルウルフに怒鳴りつける。金色の瞳を睨みつけていると、メタルウルフはそろりそろりと後退りをした。かと思えば、しっぽを巻いて逃げていった。
森の奥に消えていくメタルウルフを見て、僕はポカンと口を開ける。
「……逃げた? なんで?」
この状況に一番困惑しているのは、他ならぬ僕だ。さっきまで僕を襲おうとしていたのに、なぜ急に逃げていったんだ?
理由が分からずに放心していると、リオンの隣にいたクライドが息をのんだ。
「その魔力……お前、まさか……」
え? なに?
クライドの警戒したような表情を眺めていると、リオンが間に入って来た。
「メタルウルフは、逃げたんだ。早く先に進もう」
リオンが冷静に話の舵を切ると、クライドは視線を落としながら「ああ、そうだな」と気のない返事をした。
さっきの殺伐とした雰囲気はなんだったんだ? 不審に思いつつも、リオンたちに続いて森の奥へ進んだ。
「おーい、クライド。そんなに慌ててどうしたんだー?」
気になって声をかけると、クライドが足を止める。眉間には、いつも以上に深くシワが刻まれていた。
「お前たちか……。今は悠長に立ち話をしている暇はない」
「何かあったの?」
ただならぬ雰囲気を察して尋ねてみると、クライドは視線を落としながら自らの肩に触れた。
「ルゥが逃げ出してしまったんだ」
「ルゥが?」
ルゥは、クライドの飼っている幼竜だ。普段はクライドの肩に乗っているのに、今は見当たらない。
「なんで急に? ルゥはクライドに懐いているのに……」
理由を尋ねると、クライドが悔しそうに拳を握りしめた。
「校舎を出たところで、ダミアン寮長が悪ふざけをしていた生徒を叱りつけたんだ。その怒声にルゥが驚いて……」
「な、なるほど……」
魔獣は、魔力に敏感な生き物だ。ダミアンの覇気に怯えて、逃げ出してしまったのだろう。僕だって、ダミアンに怒鳴られたら逃げ出したくもなる。
「付近を探したけど、見当たらなかった。もしかしたら、竜の本能で森へ逃げたのかもしれない」
「森って?」
「この付近だと、沈黙の森に逃げ込んだ可能性が高い。その方角からルゥの微かな魔力を感じる」
沈黙の森は、学園の北側に位置する森だ。獰猛な魔獣や危険な植物が生息する恐ろしい場所だと言われている。そんな場所にルゥが逃げ込んでいたとしたら大変だ。
クライドは、悩まし気に頭を抱える。
「ルゥは魔力が弱いから、魔獣に襲われたら一溜りもない。一刻も早く見つけ出さなくては……」
相棒の幼竜を心配するクライドの気持ちは、痛いほど伝わってきた。彼の力になってあげたい。
そんな中、ふと前世の記憶が過った。
これは、クライドの恋愛イベントかもしれない。ゲーム内でも、幼竜を探しに沈黙の森へ向かうイベントがあった。
これはチャンスだ。クライドの恋愛イベントを全力でサポートしよう!
「僕らもルゥを探すのを手伝うよ」
手伝いを買って出ると、隣にいたリオンがギョッと目を見開く。
「兄さん。何を勝手に……。だいたい、沈黙の森は立ち入り禁止だって、オリエンテーションで言われたでしょ? 勝手に入ったら、また叱られるよ?」
たしかに沈黙の森は、立ち入りを禁止されている。だけど、それは理由なく立ち入ることを禁止しているに過ぎない。相棒の幼竜を探しに行くという大義名分があれば、校則違反にはならないはずだ。きっと。多分!
「このまま放っておいたら、ルゥの身が危ない。一刻も早く助けるためにも、僕らで探しに行こう」
ゲームのシナリオ通りなら、幼竜は沈黙の森の奥にある、癒しの泉にいるはずだ。幼竜の居場所に心当たりがある以上、放ってはおくわけにはいかない。
「一緒に行ってくれるのか?」
クライドは、信じられないと言わんばかりに目を見開いている。おおかた、ひとりで森に入る覚悟をしていたのだろう。
クライドは、竜を従えている状態では強いが、単独ではあまり強くない。魔獣の巣窟にひとりで行かせるのは心配だった。
できれば魔獣と対抗するためにルーカスの力も借りたいところだが、あいにく彼は騎士団の公開訓練に行ってしまった。いまから呼び戻すのも時間がかかるだろうから、僕ら三人で捜索するしかないだろう。
「一人より三人の方が、危険度は下がる。それにリオンは、癒しの力がある。万が一負傷しても、手当をしてもらえるよ」
「勝手に頭数に入れて、あてにしないでほしいんだけど……」
リオンからジトッとした眼差しを向けられる。一瞬怯んでしまったが、気を強く持った。
「さっきも言っただろ。人に歩み寄ろうって」
あからさまに嫌そうな顔をしていたリオンだったが、先ほどの話を持ち出すと渋々頷いた。
「はあ……。分かったよ」
「よし、決まりだな」
協力することで意見が合致すると、青ざめた顔していたクライドがほんの少し頬を緩めた。
「二人とも、恩にきる。そうと決まれば、すぐに沈黙の森へ行こう」
クライドが走り出すと、僕らも後を追いかけた。
* * *
学園の北側に位置する沈黙の森。そこには、空を覆い隠すように高い樹木がそびえたっていた。
日が登っている時間だというのに、森の中は夜更けのように暗い。肌に触れる空気は冷たく、不気味さを感じさせた。
「こっわ! 沈黙の森がこんなおっかない場所だったなんて……」
ゲームでは、薄暗い森の一枚絵をバッグに物語が進んでいたから怖いという感覚はなかった。だけど実際に森を歩くと、想像していた以上に不気味な場所だった。
震えあがっていると、先頭で足元を照らしていたリオンが呆れたように振り返る。
「あんまり大声を出さないで。いまの兄さんは魔力ゼロなんだから、魔獣が寄ってくるよ」
「余計に怖くなること言うなよっ!」
声を秘めながら抗議する。
確かにこれまでの僕なら、魔力が強すぎるせいで魔獣の方から避けて歩いていた。だから軽装備で森を歩いていても、問題はなかったんだ。
だけど今は、この忌々しい首輪のせいで魔力がゼロだ。いつ魔獣が襲い掛かって来てもおかしくない。
「魔獣が襲ってきたら、逃げる一択だな」
不甲斐ないことに、僕らには魔獣と対抗できる戦闘力はない。リオンも回復が主な役割だから、戦闘は得意ではなかった。
つまり、このパーティーは最弱だ。魔獣と戦ったって、勝ち目はない。
どうか魔獣と鉢合わせませんように~と祈りながら歩いていると、リオンの隣を歩いていたクライドが足を止めた。
「気配を感じる」
「ええ!?」
怖いこと言うなよ……。
恐る恐る周囲を見渡していると、遠くの木々の隙間から金色の何かが光った。丸いものが二つ。まるで目のようだ。
じっと様子を窺っていると、金色の何かはこちらへ迫ってきた。獣のようなうめき声も聞こえる。
「あ、あれって……」
震えながら指さした時、リオンの灯していた光で獣の正体が判明した。
「メタルウルフだ」
クライドが神妙な面持ちで呟く。その生物は、僕も知っている。
金属のような硬い毛を持つ狼系の魔獣で、鋭い歯は岩も砕くと言われている。あんなのに襲い掛かられたら、ただでは済まない。
「に、逃げよう!」
メタルウルフに背を向けて、森の中を駆ける。すると、メタルウルフは低いうめき声をあげながら、僕らを追いかけて来た。
「な、なんで追いかけてくるんだよ~!」
「メタルウルフは肉食だ。腹を空かせているのかもしれない」
「餌になるなんて、ごめんだあああ!」
涙目になりながら、全色疾走する。しかしメタルウルフは簡単には振りきれなかった。
先を走るリオンとクライドを追いかける。しかし、慌て過ぎたせいで足元が疎かになってしまった。
「うわああっ」
木の根に躓いて、派手に転倒する。勢いのまま、赤い実のなる低木に頭から突っ込んだ。転んだ拍子に赤い実が潰れ、口の中に汁が入り込む。
「うえ、にがっ……。変なの食った」
ぺっぺっと、口に入った汁を吐き出す。なんだこれ。信じられないほど苦い。
とはいえ、今はそんなことを気にしている場合ではない。転んだせいでメタルウルフとの差が縮まってしまった。黒光りする大きな身体が目の前に迫ってくる。
「兄さん!」
先を走っていたリオンが、足を止めて叫ぶ。クライドも、目を見開いてこちらを凝視していた。
万事休す。このままでは、メタルウルフの餌食になる。
せっかく断罪ルートを回避して、憧れの魔法学園に入学したのに、こんな場所でデッドエンドを迎えるなんて……。BL展開は、ひとつも見ていないんだぞ! こんなモブ以下の魔獣に食われてたまるか!
全身の血が沸騰しそうなほどの怒りに支配される。心なしか、辺りに漂う瘴気が濃くなったような気がした。
こちらに牙を剥いていたメタルウルフが一瞬怯む。動きが止まったところで、僕は金色の瞳を射るように見据えた。
「うせろっ!」
命令口調で、メタルウルフに怒鳴りつける。金色の瞳を睨みつけていると、メタルウルフはそろりそろりと後退りをした。かと思えば、しっぽを巻いて逃げていった。
森の奥に消えていくメタルウルフを見て、僕はポカンと口を開ける。
「……逃げた? なんで?」
この状況に一番困惑しているのは、他ならぬ僕だ。さっきまで僕を襲おうとしていたのに、なぜ急に逃げていったんだ?
理由が分からずに放心していると、リオンの隣にいたクライドが息をのんだ。
「その魔力……お前、まさか……」
え? なに?
クライドの警戒したような表情を眺めていると、リオンが間に入って来た。
「メタルウルフは、逃げたんだ。早く先に進もう」
リオンが冷静に話の舵を切ると、クライドは視線を落としながら「ああ、そうだな」と気のない返事をした。
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