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2章
36.普通の恋をしましょう*
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触れ合った唇が離れた時、景色が一変していることに気付く。過去に何度か訪れたダミアンの部屋に転移していた。
「え? いつの間に……」
状況の変化に思考が追い付かない。オロオロと室内を見回していると、正面に立っていたダミアンに突き飛ばされた。
「ちょっ……何するんですか?」
ふかふかのベッドに倒れ込みながら抗議をすると、ダミアンから冷ややかな目で見下ろされる。その視線にぞくっと鳥肌が立った。
「あの女に惚れたのか?」
「はい?」
あの女というのは、先ほどダンスを踊った女性のことか? なぜダミアンがそんなことを気にしているんだ?
戸惑っているうちにもダミアンは距離を縮め、ベッドを軋ませながら僕の上に覆い被さってきた。
「手を握って、腰を抱いて、微笑みかけて、内心では浮かれていたんだろう?」
「そんなことは……」
否定したものの、ダミアンから追及は止まらない。
「ああいう女が好みなのか? それとも好意を寄せてくる女なら誰でもよかったのか?」
「なんでそんなことを……。寮長には関係ないじゃないですか」
僕が誰と踊ろうが、ダミアンには関係のないことだ。どうして咎められなければならないんだ?
歯向かうように睨みつけると、ダミアンは苛立ったように舌打ちをする。
「……気に食わないな。俺以外の人間に安易に尻尾を振って」
また犬扱いか。いい加減にしてくれ。
確かに僕は寮長補佐を任されているけど、それはただの役職でしかない。彼のペットになったわけではない。
そんな僕の心の声も届いたのか、ダミアンはさらに深く眉間にしわを刻む。かと思えば、力強く僕の両腕を押さえつけた。
「俺以外の人間には興味を示さない身体にしてやる」
はあ……と戸惑い声を漏らした瞬間、ダミアンは僕の首元へと顔を埋める。熱い息遣いを感じた直後、湿った感触が伝わった。
「ふわぁ」
思いがけない刺激に甘い声を漏らす。ダミアンは、僕の首筋に舌を這わせていた。
「な、に、してるんですか? やめてください」
逃れようとするも、手首を押さえつけられているせいで逃げられない。甘い刺激が駆け巡り、力が入らなくなった。
ついさっきは、ダミアンに触れられたいなんて考えていたけど、これは想像以上だ。段階をいくつもすっ飛ばしている。
「ほう、貴様は俺に触れられたかったのか」
「あ、や、ちがっ……」
最悪のタイミングで心を読まれてしまった。これでは火に油だ。
「望み通り、触れてやる。前回よりも入念に」
ダミアンは僕の手首を解放すると、シャツのボタンに手をかける。
「なんで、脱がせて……」
その問いに答えが返ってくることはなく、次々とボタンを外された。
前を広げられると、首筋、鎖骨、胸元へと唇が這う。そのなまめかしい光景に耐えかねていると、舌先でちろりと胸の先端を転がされた。
「ああっ」
ひと際大きい嬌声をあげると、ダミアンはにやりと口元を歪ませる。
「ここも感じるのか? 男のくせに」
「感じてなんか……」
否定しようとしたものの、再び先端を転がされて続く言葉を阻まれた。
ダミアンの肩に手をおいて引き剥がそうと試みたが、上手く力が入らない。催淫作用の影響を受けているわけではないのに、身体が言うことを聞かなかった。自分の身体がこうも快楽に弱いとは思わなかった。
気持ちいいことは確かだけど、淡い刺激では高みには到達できない。もどかしくなって腰を揺らしていると、ダミアンは意図を察したように張りつめたものに触れた。
「こっちも舐めてほしいのか?」
舐めるという言葉に、ぴくっと身体が反応する。理性と欲望を天秤にかけていると、ダミアンがベルトに手をかけた。
「あ、待って……」
止める声も聞かずに、ズボンを脱がされる。張りつめたものが露わになると、ダミアンは躊躇いなく口に含んだ。
「ああぁ……。だめですって……」
いまだかつて味わったことのない快楽に悶絶する。柔らかい口内に包まれて上下に扱かれると、甘い声を押さえられなくなった。
絶頂に昇りつめる一歩手前で、刺激を中断される。もどかしさを感じていると、膝裏を掴まれて大きく脚を持ち上げられた。今度は何をされるんだと身構えていると、あろうことか後孔に舌を這わされた。
「どこ舐めてるんですか? だめっ、です」
ダミアンの頭を押して抵抗するも、やめてはくれない。いくら何でもこれは恥ずかし過ぎる。恥ずかしさがピークに達して両手で顔を覆っていると、ふっと笑い声が降ってきた。
「こんな場所に舌を這わせる奴はいないだろう。ここでの快楽を覚えたら、他では満足できないぞ」
確かにこんなことしようと思うのは、ダミアンくらいだ。
そもそもダミアンは、どうしてこんなことをしているのだろう? 快楽に飲まれそうになりながら考えを巡らせていると、不意に舌先での刺激が中断された。
これで終わりかと気を緩めたものの、ダミアンは濡れた入り口を指でこじ開けようとする。これには背筋が凍った。
「だめっ。それだけは、勘弁してください」
その一線だけは超えてはいけない。そこは、もっと深い関係でなければ触れてはいけない場所だ。
興奮は次第に恐怖へと変わっていく。つぷんと指先が中に入った瞬間、僕は声の限り叫んだ。
「やめろおおお!」
抑え込んでいたエネルギーが一気に爆発する。次の瞬間、ピシッと何かが割れる音が響いた。
煽情的な表情で僕を弄んでいたダミアンは、驚いたように目を見開く。その視線は、僕の首輪に注目していた。
「魔石が割れた? 内側から放出される魔力に押し負けたのか? まさかそこまで強大な魔力を隠し持っていたとは……」
咄嗟に首輪に付いた魔石に触れると、縦にヒビが入っていることに気付く。まさか、僕自身の魔力で魔石を割ったのか?
信じがたい出来事だが、これはチャンスだ。僕は圧を込めてダミアンを睨みつけた。
「抜け」
そう命じると、中に挿入されていた指が抜かれる。闇魔法による洗脳だ。人間相手に使うのは初めてだったけど、上手く発動したらしい。
ダミアンは、信じられないものを見るように僕を見つめている。まさか自分が操られるとは思わなかっただろう。
こんな風に意図的に闇魔法を発動させたら、軽蔑されてしまうかもしれない。だけど、ダミアンの心の内が分からないまま、強制的に肉体関係を持つのは耐えがたかった。
感情がぐちゃぐちゃになって、視界が滲む。溢れ出しそうな涙を拭ってから、じっとダミアンを見据えた。
「監視されたり、こき使われたりするのは、まだ許せます。だけど、わけも分からないまま無理やり犯されるのだけは我慢なりません」
ダミアンの瞳の奥が揺らぐ。依然として固まっている彼に、問いかけた。
「寮長はなぜ僕に手を出したんですか? 理由を聞かせてください」
長い長い沈黙が流れる。僕は根気強く彼の言葉を待った。
しばらくすると、ダミアンは脱力するように深く息を吐く。それから嘆くように額を押さえた。
「運命的な出会いに見えたんだ。競技会で活躍した勇敢な男と、その姿に惚れた女がダンスを踊る姿が……。あの一時で、貴様があの女に惚れこんだらと想像すると、居ても経ってもいられなくなった」
それは、僕とダンスを躍った女性のことだろうか? あんな一時の出来事では、僕の心は揺らがないのに……。
「貴様が誰かのものになるのは許せない。俺だけのものにしたい」
「俺だけのものって……」
なんて傲慢なんだ。そもそも僕はものではない。
だけど、ダミアンはそれほどまでに深く執着をしているのだろう。そこまで聞けば、その先にある感情にも察しが付く。
「もしかして寮長は、僕のことが好きなんですか?」
指摘した途端、ダミアンがゆっくりと顔を上げる。沈黙が続いた後、ダミアンは「ああ……」と唸りながら何度も頷いた。
「……そうか。これは好きという感情だったのか」
無自覚だったのか! それは驚きだ!
あー、だんだん分かってきたぞ……。多分この人は、普通の愛し方を知らないんだ。だから支配することで、意中の相手を繋ぎ留めようとしていたのか。そう考えれば、原作のダミアンがリオンを監禁していたことも理解できる。
ゲームをプレイしていた時は、ただの鬼畜野郎だと思っていたけど、実際にはとんでもなく不器用な人だったのかもしれない。恐らく彼の生い立ちが、このような人格を形成する要因となっているのだろうけど……。
ダミアンが歪んだ愛し方しか知らないのなら、別のルートに導いてあげるのが人情なのかもしれない。そうすれば、監禁エンドからハッピーエンドに方向転換できる。
「あの、寮長。ひとつ提案があります」
「なんだ?」
「僕のことが好きなら、普通の恋をしましょう」
そう提案すると、ダミアンは怪訝そうに眉を顰める。
「普通とはなんだ?」
「それは…………僕にも分かりませんけど」
僕だってリアルな恋愛はしたことがないんだ。提案したものの、教えられる立場ではなかった。
こんなことなら、前世で恋の一つや二つしておけば良かった。今更嘆いても仕方ないけど。
「とにかく、無理やり犯したり監禁したりするのは駄目です。僕も協力するので、一緒に普通の恋をしましょう」
我ながら、おかしな提案をしているなと笑ってしまう。だけどダミアンから向けられている感情と向き合うには、この方法がもっとも平和的な解決策に思えた。
「分かった。貴様のいう普通の恋とやらを実践しよう」
しかめっ面をしていたダミアンも、納得したように頷く。交渉成立だ。
こうして僕らは、監禁エンドからハッピーエンドに方向転換するために普通の恋を模索することになった。
「え? いつの間に……」
状況の変化に思考が追い付かない。オロオロと室内を見回していると、正面に立っていたダミアンに突き飛ばされた。
「ちょっ……何するんですか?」
ふかふかのベッドに倒れ込みながら抗議をすると、ダミアンから冷ややかな目で見下ろされる。その視線にぞくっと鳥肌が立った。
「あの女に惚れたのか?」
「はい?」
あの女というのは、先ほどダンスを踊った女性のことか? なぜダミアンがそんなことを気にしているんだ?
戸惑っているうちにもダミアンは距離を縮め、ベッドを軋ませながら僕の上に覆い被さってきた。
「手を握って、腰を抱いて、微笑みかけて、内心では浮かれていたんだろう?」
「そんなことは……」
否定したものの、ダミアンから追及は止まらない。
「ああいう女が好みなのか? それとも好意を寄せてくる女なら誰でもよかったのか?」
「なんでそんなことを……。寮長には関係ないじゃないですか」
僕が誰と踊ろうが、ダミアンには関係のないことだ。どうして咎められなければならないんだ?
歯向かうように睨みつけると、ダミアンは苛立ったように舌打ちをする。
「……気に食わないな。俺以外の人間に安易に尻尾を振って」
また犬扱いか。いい加減にしてくれ。
確かに僕は寮長補佐を任されているけど、それはただの役職でしかない。彼のペットになったわけではない。
そんな僕の心の声も届いたのか、ダミアンはさらに深く眉間にしわを刻む。かと思えば、力強く僕の両腕を押さえつけた。
「俺以外の人間には興味を示さない身体にしてやる」
はあ……と戸惑い声を漏らした瞬間、ダミアンは僕の首元へと顔を埋める。熱い息遣いを感じた直後、湿った感触が伝わった。
「ふわぁ」
思いがけない刺激に甘い声を漏らす。ダミアンは、僕の首筋に舌を這わせていた。
「な、に、してるんですか? やめてください」
逃れようとするも、手首を押さえつけられているせいで逃げられない。甘い刺激が駆け巡り、力が入らなくなった。
ついさっきは、ダミアンに触れられたいなんて考えていたけど、これは想像以上だ。段階をいくつもすっ飛ばしている。
「ほう、貴様は俺に触れられたかったのか」
「あ、や、ちがっ……」
最悪のタイミングで心を読まれてしまった。これでは火に油だ。
「望み通り、触れてやる。前回よりも入念に」
ダミアンは僕の手首を解放すると、シャツのボタンに手をかける。
「なんで、脱がせて……」
その問いに答えが返ってくることはなく、次々とボタンを外された。
前を広げられると、首筋、鎖骨、胸元へと唇が這う。そのなまめかしい光景に耐えかねていると、舌先でちろりと胸の先端を転がされた。
「ああっ」
ひと際大きい嬌声をあげると、ダミアンはにやりと口元を歪ませる。
「ここも感じるのか? 男のくせに」
「感じてなんか……」
否定しようとしたものの、再び先端を転がされて続く言葉を阻まれた。
ダミアンの肩に手をおいて引き剥がそうと試みたが、上手く力が入らない。催淫作用の影響を受けているわけではないのに、身体が言うことを聞かなかった。自分の身体がこうも快楽に弱いとは思わなかった。
気持ちいいことは確かだけど、淡い刺激では高みには到達できない。もどかしくなって腰を揺らしていると、ダミアンは意図を察したように張りつめたものに触れた。
「こっちも舐めてほしいのか?」
舐めるという言葉に、ぴくっと身体が反応する。理性と欲望を天秤にかけていると、ダミアンがベルトに手をかけた。
「あ、待って……」
止める声も聞かずに、ズボンを脱がされる。張りつめたものが露わになると、ダミアンは躊躇いなく口に含んだ。
「ああぁ……。だめですって……」
いまだかつて味わったことのない快楽に悶絶する。柔らかい口内に包まれて上下に扱かれると、甘い声を押さえられなくなった。
絶頂に昇りつめる一歩手前で、刺激を中断される。もどかしさを感じていると、膝裏を掴まれて大きく脚を持ち上げられた。今度は何をされるんだと身構えていると、あろうことか後孔に舌を這わされた。
「どこ舐めてるんですか? だめっ、です」
ダミアンの頭を押して抵抗するも、やめてはくれない。いくら何でもこれは恥ずかし過ぎる。恥ずかしさがピークに達して両手で顔を覆っていると、ふっと笑い声が降ってきた。
「こんな場所に舌を這わせる奴はいないだろう。ここでの快楽を覚えたら、他では満足できないぞ」
確かにこんなことしようと思うのは、ダミアンくらいだ。
そもそもダミアンは、どうしてこんなことをしているのだろう? 快楽に飲まれそうになりながら考えを巡らせていると、不意に舌先での刺激が中断された。
これで終わりかと気を緩めたものの、ダミアンは濡れた入り口を指でこじ開けようとする。これには背筋が凍った。
「だめっ。それだけは、勘弁してください」
その一線だけは超えてはいけない。そこは、もっと深い関係でなければ触れてはいけない場所だ。
興奮は次第に恐怖へと変わっていく。つぷんと指先が中に入った瞬間、僕は声の限り叫んだ。
「やめろおおお!」
抑え込んでいたエネルギーが一気に爆発する。次の瞬間、ピシッと何かが割れる音が響いた。
煽情的な表情で僕を弄んでいたダミアンは、驚いたように目を見開く。その視線は、僕の首輪に注目していた。
「魔石が割れた? 内側から放出される魔力に押し負けたのか? まさかそこまで強大な魔力を隠し持っていたとは……」
咄嗟に首輪に付いた魔石に触れると、縦にヒビが入っていることに気付く。まさか、僕自身の魔力で魔石を割ったのか?
信じがたい出来事だが、これはチャンスだ。僕は圧を込めてダミアンを睨みつけた。
「抜け」
そう命じると、中に挿入されていた指が抜かれる。闇魔法による洗脳だ。人間相手に使うのは初めてだったけど、上手く発動したらしい。
ダミアンは、信じられないものを見るように僕を見つめている。まさか自分が操られるとは思わなかっただろう。
こんな風に意図的に闇魔法を発動させたら、軽蔑されてしまうかもしれない。だけど、ダミアンの心の内が分からないまま、強制的に肉体関係を持つのは耐えがたかった。
感情がぐちゃぐちゃになって、視界が滲む。溢れ出しそうな涙を拭ってから、じっとダミアンを見据えた。
「監視されたり、こき使われたりするのは、まだ許せます。だけど、わけも分からないまま無理やり犯されるのだけは我慢なりません」
ダミアンの瞳の奥が揺らぐ。依然として固まっている彼に、問いかけた。
「寮長はなぜ僕に手を出したんですか? 理由を聞かせてください」
長い長い沈黙が流れる。僕は根気強く彼の言葉を待った。
しばらくすると、ダミアンは脱力するように深く息を吐く。それから嘆くように額を押さえた。
「運命的な出会いに見えたんだ。競技会で活躍した勇敢な男と、その姿に惚れた女がダンスを踊る姿が……。あの一時で、貴様があの女に惚れこんだらと想像すると、居ても経ってもいられなくなった」
それは、僕とダンスを躍った女性のことだろうか? あんな一時の出来事では、僕の心は揺らがないのに……。
「貴様が誰かのものになるのは許せない。俺だけのものにしたい」
「俺だけのものって……」
なんて傲慢なんだ。そもそも僕はものではない。
だけど、ダミアンはそれほどまでに深く執着をしているのだろう。そこまで聞けば、その先にある感情にも察しが付く。
「もしかして寮長は、僕のことが好きなんですか?」
指摘した途端、ダミアンがゆっくりと顔を上げる。沈黙が続いた後、ダミアンは「ああ……」と唸りながら何度も頷いた。
「……そうか。これは好きという感情だったのか」
無自覚だったのか! それは驚きだ!
あー、だんだん分かってきたぞ……。多分この人は、普通の愛し方を知らないんだ。だから支配することで、意中の相手を繋ぎ留めようとしていたのか。そう考えれば、原作のダミアンがリオンを監禁していたことも理解できる。
ゲームをプレイしていた時は、ただの鬼畜野郎だと思っていたけど、実際にはとんでもなく不器用な人だったのかもしれない。恐らく彼の生い立ちが、このような人格を形成する要因となっているのだろうけど……。
ダミアンが歪んだ愛し方しか知らないのなら、別のルートに導いてあげるのが人情なのかもしれない。そうすれば、監禁エンドからハッピーエンドに方向転換できる。
「あの、寮長。ひとつ提案があります」
「なんだ?」
「僕のことが好きなら、普通の恋をしましょう」
そう提案すると、ダミアンは怪訝そうに眉を顰める。
「普通とはなんだ?」
「それは…………僕にも分かりませんけど」
僕だってリアルな恋愛はしたことがないんだ。提案したものの、教えられる立場ではなかった。
こんなことなら、前世で恋の一つや二つしておけば良かった。今更嘆いても仕方ないけど。
「とにかく、無理やり犯したり監禁したりするのは駄目です。僕も協力するので、一緒に普通の恋をしましょう」
我ながら、おかしな提案をしているなと笑ってしまう。だけどダミアンから向けられている感情と向き合うには、この方法がもっとも平和的な解決策に思えた。
「分かった。貴様のいう普通の恋とやらを実践しよう」
しかめっ面をしていたダミアンも、納得したように頷く。交渉成立だ。
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