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第2章 水と炎の激愛、揺れる光の惑い編

12.お仕置きとかあり得ないんですけど②☆

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*→続き   皇子暴走中(汗)



「うぅ……」

服は脱がされた。下も奪い取られた。
抵抗したよ。えぇ、しましたとも。まったく、歯が立ちませんでしたが…

両胸の尖りは真っ赤に充血してピンと立ったまま。しつこく舐めて吸われて齧られて、指でも散々弄くり回された。
ジンジンしてる。ちょっと触られただけで、悲鳴が上がるくらい過敏になっていた。
今は脇から、脇腹にかけてツーッと舌を這わされていた。
正直、死ぬほど恥ずかしい。

「バルド……や、だ、はず……しい」
「口、押さえんなよ?次、やったら縛る」

二回程、あまりに自分のあげる声が恥ずかしすぎて、手で口を押さえたが、バルドのお気に召さなかったらしく、あちこち舐め齧られ、これでもかと喘がされてしまった。

脇腹からヘソ周りまで舐められ、舌が体を滑りながら上がっていく。
尖りにフッと息が吹きかけられ、ヒクンと体が竦みあがるが、予想に反してそこには触れられず鎖骨と首に唇は上がっていった。

何で?だって……

「……………?」
「期待したか?」
「な!?期待なんか…してな……」
「本当に?まったく?ここを、」
「ぁ、……っッ!」

耳に言葉と息がかかる。
ここを、の言葉と同時に、尖りの周りを人差し指でなぞられ、ゾワゾワした感覚が体に走り、俺は唇を噛んで耐えた。

「アヤ……」
「してない!……ぁ、や」
「強情…」

耳に吐息と笑いを含んだ揶揄い声が吹き込まれ、思わず逃げかけた体は、バルドの手で強引に引き戻された。
涙目で精一杯睨むと、バルドがフッと意地悪く笑んだ。

「じゃ、やめる。期待してねぇんなら、触られたくないってことだろ?」
「え?」

ウソ…まさか、放置?
でも、拒否した手前、触って欲しいなんて言えないし。
うぅ、やばい。ムズムズする。

両手首はバルドに押さえられてるから、自分でどうにかすることもできないし、てか、バルドが見てる前で、そんな真似したくない。

ちらっと視線をやると、俺を見下ろす体制で悠然と見降ろしてる。
余裕綽々な態度が超腹たつ。

中途半端に煽られた体が焦れる。
女と違って男の体は単純だ。簡単に欲望に忠実になる。嫌悪感がないなら余計だ。

「……っッ……ん」

膝と膝をこすり合わせる仕草を目ざとく見咎められ、両足を割るように片足を差し入れられてしまった。

「バルド……ぁ、の」
「ん?」
「……………!……!」

口を開きかけては言葉にならず、ハクハク開閉を繰り返すのみ。

駄目だ!やっぱり、言えないし。女の子じゃないって、散々自分で言っておいて、触ってなんか。

それに、今は困った事に別の場所が疼く。
足の間と、腰の奥。一度、バルドを受け入れた場所。あの奥が…………。

体、熱い。

まだ、胸の尖りと、足の間のモノを刺激されただけだ。でも、俺の体はもっと強い刺激と快感を知ってるし覚えてる。

じっとしてられない。

「く……っッ、ぁ、」

何とか拘束された手首を解放しようともがくが、バルドの腕はビクともしない。
さほど強く掴まれてもないはずなのに………

「アヤ。最後に、もう一度聞くぞ?期待したか?俺に抱かれることを…」
「ん、ぅ……ぁん、」

差し込まれた足に、足の間のモノをゆるゆる擦られ、
目の前にチカチカ星が飛ぶ。
生殺しな刺激ばかり与えられ、俺の理性が半分崩れた。

もう、無理……

「……………した」
「うん?」
「期、待……した。した、から……も、して」

震えながら、何とかつっかえつっかえ言い切った俺に、バルドは意地悪に、そして満足そうに、ニッと笑った。

「よくできました。だな。じゃ、期待に応えようか?」





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