くすぐり拷問

シャープローズ

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8.美女たちの宴

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蒸し暑くなり夏の訪れを感じる5月下旬。
ミコの家では小規模な食事会が開催された。

招待された4人は、みな高貴な身分の女性である。
いずれもミコに負けず劣らずの美貌を備えている。
食事の席では、趣味の話や使えないドレイの悪口など他愛もない話題に花を咲かせる。
「ウチの性奴隷オモチャはいつも楽しませてくれるよ」
ミコは、大広間の十字架にパンツ一丁ではりつけにされたコウタを指さす。
「こうやって遊ぶんだよ」
ミコはコウタに近づくと、脇腹をツンとつつく。
「ヒャンッ」
ピクンと震える。
「可愛いね」
「良い表情してる」
「そそられる鳴き声」
「ぐちゃぐちゃにしたい」
招待客たちはそれぞれ感想を述べる。
ミコはさらに脇腹からお腹の周りをくすぐる。
「ヒャハハハハハハハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
悲鳴がホールに響き渡る。
美女たちに見られている恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
くすぐったさに悲鳴を上げるコウタを眺めながら、客人たちはシャンパンをたしなむ。
大広間には、明確な男女格差が体現されていた。

「ヒャハハハハハハハハハッアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
50本の指が全身を這いまわる。
ミコの悪魔的な提案で、客人たちもくすぐりを体験することになったのだ。
「ヤメテェエエエエエエエエエエエエエ」
「こいついじめられてるのにここ元気なのw」
一人の客人がコウタの下半身に気づいて、鼻で笑う。
「本当だww」
「結構太そうww」
耳元に息が吹きかけられる。
「アンッ」
甘い吐息会漏れる。
「筋金入りのだね」
30分ほど思い思いにくすぐったのち、ミコのある提案でいつもの寝室に運ばれた。

フゥー
「ヒャンッ」
耳元に刺激を感じる。
「ここが弱いんだね」
「そんなことない!」
強がったところで、顔を真っ赤にしていれば焼け石に水である。
「ねえ誰?」
目隠しをされているコウタは、状況がつかめない。いつものように手足を拘束されているが、どういういきさつでこうなったかも理解できていなかった。
もっとも、小柄な少女が名前を答えたところで、コウタには分からないだろう。
「ねえ、どこが弱いの?」
「教えない!!」
教えてくれないのなら身体に聞くといわんばかりに、首筋を優しくなでる。
「ヒャヒンッ」
「かわいい!首までまっかにしてる!」
少女はペットをめでるように全身を撫でまわした。
それから30分ほどくすぐり続けた後、そろそろ時間だからじゃあねと言って部屋を出ていった。

少女が出ていくと、入れ替わりに別の女性が入ってきた。
その女性は先ほどの少女やミコよりも大柄で、ずかずかとコウタのもとに歩み寄る。
もっとも、目隠しされているコウタには女性の見た目など知る由もない。
「ウグッ」
女の両手が首元をぎゅっとしめる。
「これで苦しいのか。私のには倍の力で締め上げているぞ」
しばらく耐えていると、首の圧迫から解放される。
安心したのもつかの間、腕よりも太いもので締め付けられる。
太ももだ。意図に気づいた時には、手遅れだった。
「ヒャハハハハハアアアアアアアアアア」
両手が脇の下を這いまわる。
太ももで締め上げたのは、両手を自由にするためだった。
思い切り笑い転げるが、首は締め付けらているため、満足に笑い声を出すこともままならない。
「頑張れぇ!窒息するなよ」
「フグッ!……フガガッ…………フハハハハハハハッッ…………」
鼻をつままれ、満足に息をすることも許されない。
片方の手はくすぐりを続けているため、くすぐったさと苦しさが同時に押し寄せる。
女はコウタの顔面にお尻をつけて座ると、手を伸ばして太ももをくすぐる。
「フガッ!…………グルシイ……………………シンジャウ」
「死にそうなくらい苦しいのに、ここは元気だねw」
ピンと張ったテントの先をチョンとつつく。
酸素が十分にいき渡っていないためか、まともに言葉を発することすらままならない。
しばらくいたぶった後、残念だけど時間だと言って部屋を出ていった。

それからもう二人の女性にくすぐられたが、はっきりとは覚えていない。
ベッドの上で半分気を失っていると、聞きなれた声が聞こえた。
「みんなの責めはどうだった?」
「ヒドイッ、クルシィ、ユルシテ」
「じゃあ、私の攻撃が最後ね」
脇腹、脇の下、乳首、太もも、順番に指が動き回る。
「ヒャハハッハハアアアアアアアアアアアアアハハハッハハハハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
今までの4人とは比べ物にならないほどくすぐったかった。
「ヤメテェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
「誰のが一番くすぐったかった?」
「ミコサマデスゥ」
こんな時でも様をつけるのは日頃のしつけの成果である。
「みんなからは、くすぐられて楽しんでたって聞いたよ」
「タノシクナイッテバァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアハハハッハハハハッハハハハハハハッハハハハハッハアアアアアアアアアアアアアアアア」
すっかり開発された全身の弱点をくまなく責められる。
「ヒャハハッハハアアアアアアアアアアアアア……………………」

目を開けると、光が差し込んできた。光の中に、ミコと4人の招待客の姿を認めた。
「私たちのこうげきが効かなかったって?」
「そんなこと言ってないぃイイイヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
4人の指が一斉に襲い掛かる。
「指をこうやって動かすと効きやすいよ」
ミコは実演を交えてアドバイスしていく。
「ヒャハハッハハアアアアアアアアアアアアア!ダメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
この後、30分も持たずに気を失った。
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