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番外編②
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無事に異世界から帰還してしばらく経ち、私は退院して日常生活に戻った。
傷は寝ている間にほとんど完治している状態だったから、入院生活のほとんどは落ちた筋肉を取り戻すリハビリに費やされた。
たった三か月で体はこんなにやわになるのかと慄いたが、まだギリで若者枠だったおかげで取り返すのも早かったし、日頃の運動不足が解消されていい意味で健康体になった気がする。
勤めていた会社はすでに派遣期間が終わっており、次の仕事を探さねばならないのだが――結婚という一大イベントを前にそんなことしている余裕はない。
そう。結婚である。もちろん相手は優真である。
退院と同時にプロポーズされ、舞い上がった私は流されるように婚姻届にサインしてしまい、現在に至る。
馬鹿と言わば言え。
しかし、まだ届けは出していない。
親のいない優真はともかく私の両親は一応健在で、勘当同然の間柄とはいえ事前に報告くらいはしておく方がいいだろう。
保守的を通り越して唯我独尊の両親が話を聞いてくれるかどうか、顔を見るまでは正直確証が持てなかったが、なんの気まぐれか無事に対面を果たすことができた。
「娘さんとの結婚を許可してください」
挨拶も前置きもそこそこに優真が最敬礼で頭を下げたものだから、両親は“魂消た”という言葉がそのまま具現化したような様で放心していた。
社会のクズだ犯罪者予備軍だと思っていた娘が、英雄としてもてはやされた男を連れてきたというだけでも驚きなのに、誠意を込めて結婚したいなどと言い出したものだからキャパオーバーしたに違いない。
だが、すぐに再起動した二人は、私がいかに反抗的でロクでもない女かとうとうと語って聞かせた。
それに対し優真の怒りゲージがすぐさまマックス値を振り切った様子だったが、私の親だから悪印象を与えまいと耐えていたのか、ものすごい殺気を飛ばしつつも沈黙を貫いていたのが逆に申し訳なかった。
このビリビリするような殺気を感じ取れない両親の鈍感力に関心もしたが。
そうして一方的な悪口をまくし立てたのち、いつの間にか学校から帰って来ていた高校生の妹を前面に押し出し「結婚するならぜひこちらの娘と」とまで言い出す始末。
結婚ってそういうんじゃないだろう?
とはいえ、久しぶりに見た妹はアイドルのように可憐で愛らしく成長し、歳は離れてはいるが優真とお似合いなのは私より彼女だというのは、火を見るよりも明らかだ。
しかし――
「ああ! やっぱりユマだ!」
妹は不躾にも優真を指さし、感嘆のこもった黄色い声を上げた。
「テレビで見た時からそうじゃないかって思ってたんだよね! お姉ちゃんをダシに使って、あたしを迎えに来てくれたんでしょ? 色恋禁止だなんていっても、ずっとあたしのことを熱っぽい目で見てたもんね。ふふ、なんてドラマチックな展開なのかしら!」
え、何? まさかこの子も聖女として召喚されたの?
あの超堅物の親なら毎日のようにスマホチェックしそうなものだし、ゲームをやってたと分かればすぐさまやめさせてたと思うけど……まあ、『聖魔の天秤』はメディア展開してたからゲーム以外にも知る術はあったし、女神様はそっち側の人間も引っ張ってきたのだろうか?
一人でキャッキャと騒ぐ妹をぽかんと見つめる私をよそに、両親は娘とこの男が知り合いだったと感じ取って、いろんな意味で色めき立った。
「お、おい。この男とどこで知り合ったんだ?」
「まさか合コンなんてところに行ったんじゃないわよね?」
「違うわ。異世界よ」
スコーンッと両親の理解の範疇を超えるところに会話のボールを放り投げた妹は、異世界の冒険物語を身振り手振りで語った。
どうやら彼女は友達の家で『聖魔の天秤』の漫画を読んでいたようで、大元がゲームだとは知らず漫画の世界だと言っていたが、それ以外は概ね他の聖女たちと同じような道のりを辿り、魔王を封印したようだ。
その間、両親は石像のように固まったままピクリとも動かず、それを熱心に傾聴しているのだと誤解した妹は、最後はユマが自分にプロポーズしてくれたと締めくくった。
プロポーズと聞いて思わず優真を睨んでしまうが、彼はブンブンと首を振る。
いやまあ、彼の貞操観念を信じていないわけではないが、男の口と下半身は別物ではあるし、歴史ループの中で本当にすべての記憶を保ったままでいるかは疑問だ。
彼は私のジト目から解放されようと記憶を辿るように眉間にしわを寄せ、ややあって思い出したようにつぶやく。
「ああ……そういえばいたような気がする。聖女としての責務を果たさず、騎士以外にも男をとっかえひっかえして遊んでいたから、女神に奏上して早い段階で強制送還させた。イーダの封印どころか、四天王の誰も倒していないぞ。プロポーズ云々だって盛大な誤解だし、好意を持たれていたこと自体が初耳だ。まったくそんな素振りはなかったからな」
好意云々は優真が鈍感だっただけじゃないかと想像するが……それはともかく、妹がなんとも堕落した聖女で申し訳ない気持ちでいっぱいだ。頭の中お花畑の転生ヒロインまんまじゃないか。
私(ハティエット)に陰湿ないじめはしてたけど、ちゃんと役割を果たしていたアリサの方がよっぽど真面目だ。裏ではイーダとロクでもない計画立ててたけど。
「なんか、妹が迷惑かけてごめん……」
「羽里の謝ることじゃない。そもそも、そういう人間を召喚したのは女神で、謝罪を請求するならそっちだ。それより、もっと別の問題が目の前で起きてるんじゃないのか?」
あー……そういえばそうですねー……。
私がソロリと両親に視線を向けると、そこにはマグマを火口にたぎらせた火山が二つ並んでいた。
私は優真の服の裾を引いて急いで身支度をさせ、ゆっくりと、しかし速やかにその場から退散して玄関へと向かう。
そして靴を履いて土間に降り立った時――景気よく噴火した。
「異世界? 高校生にもなって、そんな絵空事を信じているのか!? お前までくだらない妄想に穢されていたなんて思いもしなかった!」
「まさかあんたもあのクズと一緒だったなんて! ああ、もうダメ! こんな子を二人も生んでしまったなんて、お母さんもう死にたい気分よ!」
「え……あ……」
本気で優真に恋していたのか、ドラマチックな展開に酔っていただけなのか、いずれにせよここにきてようやく厳格な両親の逆鱗に触れたのだと気づいたようだが、時すでに遅し。
「お前のようなクズはもう娘でもなんでもない! 今すぐこの家から出て行け!」
「やっぱり娘はダメね……どうして息子を産まなかったのかしら……!」
「ご、ごめんなさい! これからはちゃんとパパとママの言うこと訊くから!」
妹の懺悔を聞きながら、私は「まあ、頑張れ」と心の中で励ましつつ戸を閉める。
あのどこまでも身勝手で押し付けがましい支配から逃げるか留まるかは、彼女の意思次第だ。
別れの言葉もなく、もう二度と帰ることのないだろう実家を振り返らずに去る。
「どう? あれがウチの親」
「……我の強いところは羽里に似ているが……アレはかなり行き過ぎているな」
あの人たちに似てるって言われたくはないけど、まったくもってその通りです。
それにしても、妹も召喚されてたなんて意外な事実が出てきて驚いた。もし私が私の姿のまま召喚されたとしたら姉妹だと認識されただろうか?
いや、無理だな。スペックが違いすぎる。
「ところで羽里。さっきは随分俺を睨んでいたが……」
物言いたげな目で見下ろす優真に、ギクリと肩が震える。あんな嫉妬丸出しな視線を向けられてきっと気を悪くしたに違いない。
「え、あ……ご、ごめん。優真のこと信用してないわけじゃなくて、その……」
「別に怒ってない。嫉妬されるのも悪くないなと思っただけだ」
しどろもどろになる私に小さく笑い、指を絡めて手を繋ぐ。
嫉妬されて嬉しいものなのか、三十路にして恋愛初心者の私には分からないが、優真が機嫌よさそうなので深く考えないことにした。
傷は寝ている間にほとんど完治している状態だったから、入院生活のほとんどは落ちた筋肉を取り戻すリハビリに費やされた。
たった三か月で体はこんなにやわになるのかと慄いたが、まだギリで若者枠だったおかげで取り返すのも早かったし、日頃の運動不足が解消されていい意味で健康体になった気がする。
勤めていた会社はすでに派遣期間が終わっており、次の仕事を探さねばならないのだが――結婚という一大イベントを前にそんなことしている余裕はない。
そう。結婚である。もちろん相手は優真である。
退院と同時にプロポーズされ、舞い上がった私は流されるように婚姻届にサインしてしまい、現在に至る。
馬鹿と言わば言え。
しかし、まだ届けは出していない。
親のいない優真はともかく私の両親は一応健在で、勘当同然の間柄とはいえ事前に報告くらいはしておく方がいいだろう。
保守的を通り越して唯我独尊の両親が話を聞いてくれるかどうか、顔を見るまでは正直確証が持てなかったが、なんの気まぐれか無事に対面を果たすことができた。
「娘さんとの結婚を許可してください」
挨拶も前置きもそこそこに優真が最敬礼で頭を下げたものだから、両親は“魂消た”という言葉がそのまま具現化したような様で放心していた。
社会のクズだ犯罪者予備軍だと思っていた娘が、英雄としてもてはやされた男を連れてきたというだけでも驚きなのに、誠意を込めて結婚したいなどと言い出したものだからキャパオーバーしたに違いない。
だが、すぐに再起動した二人は、私がいかに反抗的でロクでもない女かとうとうと語って聞かせた。
それに対し優真の怒りゲージがすぐさまマックス値を振り切った様子だったが、私の親だから悪印象を与えまいと耐えていたのか、ものすごい殺気を飛ばしつつも沈黙を貫いていたのが逆に申し訳なかった。
このビリビリするような殺気を感じ取れない両親の鈍感力に関心もしたが。
そうして一方的な悪口をまくし立てたのち、いつの間にか学校から帰って来ていた高校生の妹を前面に押し出し「結婚するならぜひこちらの娘と」とまで言い出す始末。
結婚ってそういうんじゃないだろう?
とはいえ、久しぶりに見た妹はアイドルのように可憐で愛らしく成長し、歳は離れてはいるが優真とお似合いなのは私より彼女だというのは、火を見るよりも明らかだ。
しかし――
「ああ! やっぱりユマだ!」
妹は不躾にも優真を指さし、感嘆のこもった黄色い声を上げた。
「テレビで見た時からそうじゃないかって思ってたんだよね! お姉ちゃんをダシに使って、あたしを迎えに来てくれたんでしょ? 色恋禁止だなんていっても、ずっとあたしのことを熱っぽい目で見てたもんね。ふふ、なんてドラマチックな展開なのかしら!」
え、何? まさかこの子も聖女として召喚されたの?
あの超堅物の親なら毎日のようにスマホチェックしそうなものだし、ゲームをやってたと分かればすぐさまやめさせてたと思うけど……まあ、『聖魔の天秤』はメディア展開してたからゲーム以外にも知る術はあったし、女神様はそっち側の人間も引っ張ってきたのだろうか?
一人でキャッキャと騒ぐ妹をぽかんと見つめる私をよそに、両親は娘とこの男が知り合いだったと感じ取って、いろんな意味で色めき立った。
「お、おい。この男とどこで知り合ったんだ?」
「まさか合コンなんてところに行ったんじゃないわよね?」
「違うわ。異世界よ」
スコーンッと両親の理解の範疇を超えるところに会話のボールを放り投げた妹は、異世界の冒険物語を身振り手振りで語った。
どうやら彼女は友達の家で『聖魔の天秤』の漫画を読んでいたようで、大元がゲームだとは知らず漫画の世界だと言っていたが、それ以外は概ね他の聖女たちと同じような道のりを辿り、魔王を封印したようだ。
その間、両親は石像のように固まったままピクリとも動かず、それを熱心に傾聴しているのだと誤解した妹は、最後はユマが自分にプロポーズしてくれたと締めくくった。
プロポーズと聞いて思わず優真を睨んでしまうが、彼はブンブンと首を振る。
いやまあ、彼の貞操観念を信じていないわけではないが、男の口と下半身は別物ではあるし、歴史ループの中で本当にすべての記憶を保ったままでいるかは疑問だ。
彼は私のジト目から解放されようと記憶を辿るように眉間にしわを寄せ、ややあって思い出したようにつぶやく。
「ああ……そういえばいたような気がする。聖女としての責務を果たさず、騎士以外にも男をとっかえひっかえして遊んでいたから、女神に奏上して早い段階で強制送還させた。イーダの封印どころか、四天王の誰も倒していないぞ。プロポーズ云々だって盛大な誤解だし、好意を持たれていたこと自体が初耳だ。まったくそんな素振りはなかったからな」
好意云々は優真が鈍感だっただけじゃないかと想像するが……それはともかく、妹がなんとも堕落した聖女で申し訳ない気持ちでいっぱいだ。頭の中お花畑の転生ヒロインまんまじゃないか。
私(ハティエット)に陰湿ないじめはしてたけど、ちゃんと役割を果たしていたアリサの方がよっぽど真面目だ。裏ではイーダとロクでもない計画立ててたけど。
「なんか、妹が迷惑かけてごめん……」
「羽里の謝ることじゃない。そもそも、そういう人間を召喚したのは女神で、謝罪を請求するならそっちだ。それより、もっと別の問題が目の前で起きてるんじゃないのか?」
あー……そういえばそうですねー……。
私がソロリと両親に視線を向けると、そこにはマグマを火口にたぎらせた火山が二つ並んでいた。
私は優真の服の裾を引いて急いで身支度をさせ、ゆっくりと、しかし速やかにその場から退散して玄関へと向かう。
そして靴を履いて土間に降り立った時――景気よく噴火した。
「異世界? 高校生にもなって、そんな絵空事を信じているのか!? お前までくだらない妄想に穢されていたなんて思いもしなかった!」
「まさかあんたもあのクズと一緒だったなんて! ああ、もうダメ! こんな子を二人も生んでしまったなんて、お母さんもう死にたい気分よ!」
「え……あ……」
本気で優真に恋していたのか、ドラマチックな展開に酔っていただけなのか、いずれにせよここにきてようやく厳格な両親の逆鱗に触れたのだと気づいたようだが、時すでに遅し。
「お前のようなクズはもう娘でもなんでもない! 今すぐこの家から出て行け!」
「やっぱり娘はダメね……どうして息子を産まなかったのかしら……!」
「ご、ごめんなさい! これからはちゃんとパパとママの言うこと訊くから!」
妹の懺悔を聞きながら、私は「まあ、頑張れ」と心の中で励ましつつ戸を閉める。
あのどこまでも身勝手で押し付けがましい支配から逃げるか留まるかは、彼女の意思次第だ。
別れの言葉もなく、もう二度と帰ることのないだろう実家を振り返らずに去る。
「どう? あれがウチの親」
「……我の強いところは羽里に似ているが……アレはかなり行き過ぎているな」
あの人たちに似てるって言われたくはないけど、まったくもってその通りです。
それにしても、妹も召喚されてたなんて意外な事実が出てきて驚いた。もし私が私の姿のまま召喚されたとしたら姉妹だと認識されただろうか?
いや、無理だな。スペックが違いすぎる。
「ところで羽里。さっきは随分俺を睨んでいたが……」
物言いたげな目で見下ろす優真に、ギクリと肩が震える。あんな嫉妬丸出しな視線を向けられてきっと気を悪くしたに違いない。
「え、あ……ご、ごめん。優真のこと信用してないわけじゃなくて、その……」
「別に怒ってない。嫉妬されるのも悪くないなと思っただけだ」
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