少女達の告白

こたつみかん

文字の大きさ
上 下
2 / 7
リサ(仮名)19歳

しおりを挟む
 イケないまでも、幼稚園に通う前から刺激され続けていた少女、リサの官能は、オナニーに熱中すると周囲の変化に気付かなくなる程度の昂ぶりはあったのだろう。

『ハッと気付いたら、ベッドの横に兄が立ってて、私をじっと見下ろしてた』

 と言う状況も納得できない話ではない。

 後で分かる事だが、いつもなら、部活などで7時近くに帰ってくるはずの兄は、期末テスト期間中で午前中に帰っていた。
 そして、オナニーに夢中になった彼女が激しく身体を動かしたため、壁1枚隔てただけの隣部屋からは、彼女がガタガタとうるさいと感じられたため、様子を見に来たという事だった。

『まず、怒られると思った』と言う。

 はっきりとした理由はないが、義兄は、その行為を見られてはいけない人達の1人だったからだ。
 しかし、義兄は彼女とは違う行動に出た。

 彼女の気持ちを察したのか、義兄は、

『パンツの上からアソコを撫でるみたいにして、ここ、自分で触ってたんだろ?』

 などと言い出し、最後には、どんな事するのか、教えて欲しい、と言い出した。

『その上、怖いとかヤバイとか思わせない自然さで、パンツを脱がされてしまった』と言う。

 リサの記憶の中では、義兄は非常に冷静に振る舞っていたように感じられるが、おそらく、義兄の方も、ほとんど自分が何をしているのか、この先、どうなるのかなどということは分からないほどの興奮に襲われていたのではないだろうか。

『すっごい、じっくりとオマ○コを観察された気がする。で、広げられたり、なぞられたりしているうちに気持ちがよくなって来るじゃないですか……』

 もちろん、中学生の少年の慣れない指さばきで、しかも、必ずしも感じさせる事を目的としていないわけだから、リサにしてみれば、じれったさを感じてしまう。

『結局、自分でも触り始めたんです』

 義兄も、小学生の少女、というより、女性もオナニーするという事実をどれぐらい把握していたのか怪しいものだ。

 彼女の指の動きを覗き込むようにして、

『どんな感じだとか、そこはどうなの、なんてしつこく聞いていた』と言う。

 しばらく、彼女のスリットとオナニーに興味を引かれていた義兄だが、突然、ズボンを下げてシャフトをしごき始めた。

 リサは『ただ、驚いた』と言う。

『男の子はオチ○チンで、女の子はオマ○コって言うのは知ってたけど、勃起を見たのは初めて』

 その上、『セックスがしたかったから、自分で触ってたんだろ?』
 
 と言う発言も彼女には理解できなかった。それでも、

『何か迫力に押されて頷いちゃった』

 彼女は、次の瞬間、義兄の下敷きになっていた。

『今、考えると、兄もやり方、知らないでセックスしてたんだよね』

 それでも、生暖かいモノがスリットの間に入って来る感じがしたと言う。
 しかし、それは初体験と言うにはあまりに瞬間的な出来事だった。

 ほんの少しの挿入で『くっさーいネバネバがスカートやシャツを汚した』だけだったらしい。

 そして、今は『お互いにエッチ相手もいるけど、兄妹でも時々関係を持っている』と言う。
しおりを挟む

処理中です...