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第五章・帝国の王女
464.プレゼントの多様性3
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「そういう事でしたら、分かりました。無事に開校された際には、校長と相談して交流会の方を検討させていただいても宜しいですか?」
「前向きに検討していただけて何よりです。もし良ければ交流会の前に、事前に視察にいらっしゃっても構いませんよ。何か役立つ発見等もあるかもしれませんし」
「視察ですか。てっきり国教会の信徒以外は入れないものかと……」
「そのような事はありませんよ。自由教育学園は知識を求める者全てに平等にその門を開きますから。視察が叶えばその時は僕がご案内しますね」
何かと都合がいいので。と彼は強かに笑う。
ミカリアの言葉も一理ある。
国教会の聖人様直々の案内があれば、いくら氷の血筋と言えども早々に現地の方々に目の敵にされ、復讐の標的になったりもしないだろう。
何せフォーロイト帝国は世界的に見ても有名な国だ。その統治者一族ともなれば冷酷無比だと知れ渡り、色んな場所で暴れ回るからそこそこ恨みを買っている。
ミカリアと一緒にいれば、奇襲に遭う事もないだろう。
「その時はよろしくお願いします」
国教会が運営する学園というものも気になるし、いずれ是非とも視察させていただこう。
「はい。それと、貴女にこちらをお渡ししたくて」
「これって……連絡用魔水晶ですよね」
手のひらサイズの箱に入っていたのは丸くて綺麗な水晶。
とても貴重な、この世界における数少ない長距離連絡手段。流石の私でも仕事用にいくつか支給されたぐらいで、私用では所持していない程の代物だ。
まあ、その代わりに私にはカイルお手製の携帯擬きがあるのだが。
「小型の物なので、魔力使用量が少しばかり嵩みますが……それでもフォーロイト帝国と神殿都市を繋ぐ事は可能かと」
なんで帝国と神殿都市を繋ぐ必要があるんだろう。
「どうしてこれを渡したのか、と言いたげですね。姫君が僕へ連絡を取るとなると、恐らく精霊様方に使いを頼まざるを得ないでしょう。そう何度も精霊様がお越しになられては、神殿都市もてんてこ舞いですので──私的な連絡などはこちらをお使いいただければと思いまして」
「あ……その節はたいへんご迷惑を……」
「お気になさらないでください。その件もあって、僕はこうして姫君とお近づきになれたのですから」
おお……流石は国教会の聖人様だ。冗談めいた言葉で私が負い目を感じないように誘導してくれるとは。
責任感が強いミシェルちゃんにも、ゲームでよくやってたなぁ、これ。ミカリアさんなんかちょっと性格変わった? って思ってたけど、それはリードさんがいたからかな。
ここが目が合えばバトルを仕掛けてもいい世界じゃなくて良かったと安堵する傍らで、ミカリアはやっぱりミカリアだと感傷に浸る。
「誕生日プレゼントにしちゃ、ちとみすぼらしくねぇか? たかが魔水晶なんてよ」
「……アンヘル君。起き抜けの君を無理やり連れて来た事は謝るけど、のっけからそれは流石に失礼じゃないかな」
「今時の女の子ってのはもっと可愛げのあるモンを欲しがるらしいぞ。俺はよく知らんが」
「じゃあどこから湧いてきたのその根拠と自信」
日傘をさして優雅に現れたアンヘルは、長い付き合いのミカリアと共に息のあった会話を繰り広げた。それはさながら夫婦漫才のようで。
「アンヘルも来てくれたんだ。朝弱いのに、ありがとう」
「王女様の十五歳の誕生パーティーなんだろ? ここ百年デリアルドとして帝国の皇族のそれには参加して来たからな、習慣みたいなものだ。つーか、朝弱い事、王女様に話したか?」
「えっ、は……話したよ! うん!!」
「そうか。じゃあ俺が忘れてるだけか」
一瞬肝が冷えた。そうか、これはあくまでも私がアンディザのプレイヤーだから知ってる情報だった。……いやでも、前にミカリアが普通に暴露してたわね。じゃあいいか。
「こらアンヘル君。これは姫君のお誕生日を祝うパーティーなんだよ、ちゃんとした気持ちでお祝いしないと」
「真面目に祝う気がなかったらクソガキの相手もせずスイーツだけ食ってとっくに帰ってるっつの」
日傘だって出さねぇしよ。と、彼はぶっきらぼうに言い捨てる。
吸血鬼一族は大昔に、太陽の下でも活動出来るように特製の魔導具を開発していた。
それが、太陽光に宿る聖なる力──すなわち彼等にとっての天敵である神の威光を無効化する効果を持つ装身魔導具。
ネックレスだったりアンクレットだったり、指輪だったり耳飾りだったり。その形状は様々だが、アンヘルはその中の耳飾りタイプの魔導具を身につけ、日中の活動を可能としている。
ただ、太陽光に侵食されずとも眩しいものは眩しいので、彼は普段滅多に昼間に外出しないし、外出してもこうして日傘をさす事が多いのだとか。
全て、ゲームで得た情報である。
「……前から気になってたんだけど、アンヘル君が言うクソガキって誰の事なの?」
クソガキ? アンヘルの知り合いにクソガキがいるのかしら。
「あ? あそこの顔に布付けた変人に決まってんだろ。あいつ、昔っから無遠慮に他人の心見透かしやがるから嫌いなんだよ、俺」
アンヘルは、ケイリオルさんを睨みながらそう言い捨てた。
……まさか本当に、クソガキってケイリオルさんの事なの? ま、まあ……アンヘルは昔からフォーロイト家と関わりがあったそうだし、皇帝と旧い仲だというケイリオルさんと顔見知りでもおかしくはないか。
「えっと……アンヘルは、あのケイリオル卿をクソガキって呼んでるの?」
「王女様からすりゃ凄い奴なのかもしれんが、俺からすればただのクソガキだ。今の王女様よりも小さい頃のあいつなんて歩く災害だったしよ」
「歩く災害……」
あのケイリオルさんが?!
「腹芸飛び交う会議に乱入してはそれを全部暴露して掻き回すし、すれ違いざまに不貞だの不正だのサラッと相手の秘密を抉り出す。最初から答えが分かってるにも関わらず無駄に拷問する異常者。性格が捻れ切った正真正銘の人格破綻者だぜ、あのクソガキは」
あのケイリオルさんが……!?!?
「そのくせ、目の上のたんこぶになったあいつを始末しようとしたところで、人間にはあいつを殺せない。あんな馬鹿げた戦闘の天才に魔眼与えるとか愚の骨頂だろーが」
「ねぇアンヘル君。前にも言ったけど僕の前で神々を貶さないで欲しいな。僕も君を傷つけたくないんだ」
「へーへー、すいませんねー」
うんざりとした様子で明かされたそれに、私は目を丸くしていた。
どうやら幼い頃のケイリオルさんを知るらしい彼は、私の知らないケイリオルさんを倦厭しているようだ。
「ケイリオル卿が魔眼を持ってる……って本当なの?」
「俺も詳しくは知らんが、あいつの持ってる魔眼が相手の心を見透かすものだって事は確かだな。大抵の魔眼は頑張れば魔導兵器とかで再現可能だが、あいつの眼は無理だ。物理的にも精神的にも万物を見透かす眼とか、再現のしようがねぇ──って、昔の俺が言ってた」
妙な語り口調に首を傾げつつも、私はアンヘルから齎されたケイリオルさんの情報に度肝を抜かれていた。
物理的にも精神的にも全てを見透かす魔眼──……なんだその超チートな魔眼?!
だからケイリオルさんには隠し事が通用しないとか、あの人に人事を任せれば間者の心配がいらないとか、対人戦最強とか言われてるのか!!
「前向きに検討していただけて何よりです。もし良ければ交流会の前に、事前に視察にいらっしゃっても構いませんよ。何か役立つ発見等もあるかもしれませんし」
「視察ですか。てっきり国教会の信徒以外は入れないものかと……」
「そのような事はありませんよ。自由教育学園は知識を求める者全てに平等にその門を開きますから。視察が叶えばその時は僕がご案内しますね」
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ミカリアの言葉も一理ある。
国教会の聖人様直々の案内があれば、いくら氷の血筋と言えども早々に現地の方々に目の敵にされ、復讐の標的になったりもしないだろう。
何せフォーロイト帝国は世界的に見ても有名な国だ。その統治者一族ともなれば冷酷無比だと知れ渡り、色んな場所で暴れ回るからそこそこ恨みを買っている。
ミカリアと一緒にいれば、奇襲に遭う事もないだろう。
「その時はよろしくお願いします」
国教会が運営する学園というものも気になるし、いずれ是非とも視察させていただこう。
「はい。それと、貴女にこちらをお渡ししたくて」
「これって……連絡用魔水晶ですよね」
手のひらサイズの箱に入っていたのは丸くて綺麗な水晶。
とても貴重な、この世界における数少ない長距離連絡手段。流石の私でも仕事用にいくつか支給されたぐらいで、私用では所持していない程の代物だ。
まあ、その代わりに私にはカイルお手製の携帯擬きがあるのだが。
「小型の物なので、魔力使用量が少しばかり嵩みますが……それでもフォーロイト帝国と神殿都市を繋ぐ事は可能かと」
なんで帝国と神殿都市を繋ぐ必要があるんだろう。
「どうしてこれを渡したのか、と言いたげですね。姫君が僕へ連絡を取るとなると、恐らく精霊様方に使いを頼まざるを得ないでしょう。そう何度も精霊様がお越しになられては、神殿都市もてんてこ舞いですので──私的な連絡などはこちらをお使いいただければと思いまして」
「あ……その節はたいへんご迷惑を……」
「お気になさらないでください。その件もあって、僕はこうして姫君とお近づきになれたのですから」
おお……流石は国教会の聖人様だ。冗談めいた言葉で私が負い目を感じないように誘導してくれるとは。
責任感が強いミシェルちゃんにも、ゲームでよくやってたなぁ、これ。ミカリアさんなんかちょっと性格変わった? って思ってたけど、それはリードさんがいたからかな。
ここが目が合えばバトルを仕掛けてもいい世界じゃなくて良かったと安堵する傍らで、ミカリアはやっぱりミカリアだと感傷に浸る。
「誕生日プレゼントにしちゃ、ちとみすぼらしくねぇか? たかが魔水晶なんてよ」
「……アンヘル君。起き抜けの君を無理やり連れて来た事は謝るけど、のっけからそれは流石に失礼じゃないかな」
「今時の女の子ってのはもっと可愛げのあるモンを欲しがるらしいぞ。俺はよく知らんが」
「じゃあどこから湧いてきたのその根拠と自信」
日傘をさして優雅に現れたアンヘルは、長い付き合いのミカリアと共に息のあった会話を繰り広げた。それはさながら夫婦漫才のようで。
「アンヘルも来てくれたんだ。朝弱いのに、ありがとう」
「王女様の十五歳の誕生パーティーなんだろ? ここ百年デリアルドとして帝国の皇族のそれには参加して来たからな、習慣みたいなものだ。つーか、朝弱い事、王女様に話したか?」
「えっ、は……話したよ! うん!!」
「そうか。じゃあ俺が忘れてるだけか」
一瞬肝が冷えた。そうか、これはあくまでも私がアンディザのプレイヤーだから知ってる情報だった。……いやでも、前にミカリアが普通に暴露してたわね。じゃあいいか。
「こらアンヘル君。これは姫君のお誕生日を祝うパーティーなんだよ、ちゃんとした気持ちでお祝いしないと」
「真面目に祝う気がなかったらクソガキの相手もせずスイーツだけ食ってとっくに帰ってるっつの」
日傘だって出さねぇしよ。と、彼はぶっきらぼうに言い捨てる。
吸血鬼一族は大昔に、太陽の下でも活動出来るように特製の魔導具を開発していた。
それが、太陽光に宿る聖なる力──すなわち彼等にとっての天敵である神の威光を無効化する効果を持つ装身魔導具。
ネックレスだったりアンクレットだったり、指輪だったり耳飾りだったり。その形状は様々だが、アンヘルはその中の耳飾りタイプの魔導具を身につけ、日中の活動を可能としている。
ただ、太陽光に侵食されずとも眩しいものは眩しいので、彼は普段滅多に昼間に外出しないし、外出してもこうして日傘をさす事が多いのだとか。
全て、ゲームで得た情報である。
「……前から気になってたんだけど、アンヘル君が言うクソガキって誰の事なの?」
クソガキ? アンヘルの知り合いにクソガキがいるのかしら。
「あ? あそこの顔に布付けた変人に決まってんだろ。あいつ、昔っから無遠慮に他人の心見透かしやがるから嫌いなんだよ、俺」
アンヘルは、ケイリオルさんを睨みながらそう言い捨てた。
……まさか本当に、クソガキってケイリオルさんの事なの? ま、まあ……アンヘルは昔からフォーロイト家と関わりがあったそうだし、皇帝と旧い仲だというケイリオルさんと顔見知りでもおかしくはないか。
「えっと……アンヘルは、あのケイリオル卿をクソガキって呼んでるの?」
「王女様からすりゃ凄い奴なのかもしれんが、俺からすればただのクソガキだ。今の王女様よりも小さい頃のあいつなんて歩く災害だったしよ」
「歩く災害……」
あのケイリオルさんが?!
「腹芸飛び交う会議に乱入してはそれを全部暴露して掻き回すし、すれ違いざまに不貞だの不正だのサラッと相手の秘密を抉り出す。最初から答えが分かってるにも関わらず無駄に拷問する異常者。性格が捻れ切った正真正銘の人格破綻者だぜ、あのクソガキは」
あのケイリオルさんが……!?!?
「そのくせ、目の上のたんこぶになったあいつを始末しようとしたところで、人間にはあいつを殺せない。あんな馬鹿げた戦闘の天才に魔眼与えるとか愚の骨頂だろーが」
「ねぇアンヘル君。前にも言ったけど僕の前で神々を貶さないで欲しいな。僕も君を傷つけたくないんだ」
「へーへー、すいませんねー」
うんざりとした様子で明かされたそれに、私は目を丸くしていた。
どうやら幼い頃のケイリオルさんを知るらしい彼は、私の知らないケイリオルさんを倦厭しているようだ。
「ケイリオル卿が魔眼を持ってる……って本当なの?」
「俺も詳しくは知らんが、あいつの持ってる魔眼が相手の心を見透かすものだって事は確かだな。大抵の魔眼は頑張れば魔導兵器とかで再現可能だが、あいつの眼は無理だ。物理的にも精神的にも万物を見透かす眼とか、再現のしようがねぇ──って、昔の俺が言ってた」
妙な語り口調に首を傾げつつも、私はアンヘルから齎されたケイリオルさんの情報に度肝を抜かれていた。
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