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神様の頼み事3
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祖母との約束を思い出した勇人はベッドから起き上がる
「思い出した…」
「勇人様、どうかなさいましたか?」
心配した顔で勇人の傍による
「大丈夫だよ。わかったんだこの簪の持ち主が」
勇人は狛犬に笑みを見せながら優しく頭を撫でた
「本当ですか!さすが勇人様です!」
尻尾を左右に振りながら万遍の笑みを見せる
「俺の祖母の簪かもしれないんだ、けど間違ってたら嫌だからとりあえずあの本を使って持ち主を調べよう」
机の上に置いてあるリュックの中から「物見記」を取り出し1ページ目を開く
白紙の上に簪を置く
すると1ページ目の白紙に7つの絵が浮かび上がる
それは絵にも見えるし文字にも見えるそんな絵が文のように連なっているため
何かを表しているのだと感じ取れる事が出来た、だが、何を表しているのかは解らなかった。
「狛ちゃんこの絵を見て何かわかるか?」
狛犬は7つの絵見ると小さく頷いた
「これは出雲文字です」
「出雲文字?」
「はい、日本古来の文字、「神代文字」の1つです。」
「それで、この文字はなんて書かれているんだ?」
「(か・は・や・し・つ・く・え)と書いております」
「ハズレだったか」
力が一気に抜け、ベッドに倒れ込む
「大丈夫ですよ、勇人様!名前も出てきた事ですし、簪のお店とかに行けば何か手がかりが見つかるかもですよ!」
落ち込んでいる勇人を元気付けようとする狛犬
そんな狛犬を見た勇人はベッドから起き上がり優しく頭を撫でた
「そうだよな、きっと何か解るかもしれないな」
「そうですよ!きっと見つかりますよ」
「それじゃ早速探しに行くか!」
「はい!」
その後2人は簪の店が多くある京都へと飛び、簪の店を探し、見つけては「かはやしつくえ」という名前の人を聞いて回った。
日が沈み始め、辺りは茜色に染まっていく頃
汗で服が濡れ疲れ果てた勇人は狛犬と一緒にベンチに座って冷たいジュースを飲みながら日を眺めていた。
「これだけ回っても手がかりは無し、次は出雲の周辺を調べてみるか」
「勇人様、1つお聞きしたいのですがよろしいでしょうか?」
「なんだい狛ちゃん」
「勇人様の祖母の名前はなんと言う名前ですか?」
「祖母の名前?ばぁちゃんの名前なんか忘れちまったさ」
ばぁちゃんとの記憶は覚えていない
いや、覚えていないのではなく
無くしたと言った方がいいだろう
また会える、約束する。
それを俺は信じていた。元気になったばあちゃんと沢山遊びたかった。ばあちゃんの美味しいご飯が食べたかった。
けど、ばあちゃんが亡くなった時は沢山泣いた
その時にある感情が芽生えた
「おばぁちゃんの嘘つき、おばぁちゃんなんか嫌い」
俺はばあちゃんとの記憶を消した。
だから俺はばあちゃんの名前も忘れた
思い出も全て
「そうですか、ではお母様に聞いてはいかがです?」
「どうしてそこまで気になるんだい?」
「感じるんです…勇人様と同じ温かさを、手に持つと尚更感じます」
「わかった、帰ったらお母さんに聞いてみよう」
「はい!でも帰ったらまず…」
「帰ったらなんだ?」
すると狛犬のお腹から音がした
その音を聴いた勇人はクスクスと笑い
狛犬は顔を赤くして、恥ずかしそうにお腹に手と顔をやる
「そうだな、帰ったらまずは飯にして温かい風呂だな」
「はい!」
そうして2人は家に帰り、疲れた身体を癒し、1日を終えるのだった。
「思い出した…」
「勇人様、どうかなさいましたか?」
心配した顔で勇人の傍による
「大丈夫だよ。わかったんだこの簪の持ち主が」
勇人は狛犬に笑みを見せながら優しく頭を撫でた
「本当ですか!さすが勇人様です!」
尻尾を左右に振りながら万遍の笑みを見せる
「俺の祖母の簪かもしれないんだ、けど間違ってたら嫌だからとりあえずあの本を使って持ち主を調べよう」
机の上に置いてあるリュックの中から「物見記」を取り出し1ページ目を開く
白紙の上に簪を置く
すると1ページ目の白紙に7つの絵が浮かび上がる
それは絵にも見えるし文字にも見えるそんな絵が文のように連なっているため
何かを表しているのだと感じ取れる事が出来た、だが、何を表しているのかは解らなかった。
「狛ちゃんこの絵を見て何かわかるか?」
狛犬は7つの絵見ると小さく頷いた
「これは出雲文字です」
「出雲文字?」
「はい、日本古来の文字、「神代文字」の1つです。」
「それで、この文字はなんて書かれているんだ?」
「(か・は・や・し・つ・く・え)と書いております」
「ハズレだったか」
力が一気に抜け、ベッドに倒れ込む
「大丈夫ですよ、勇人様!名前も出てきた事ですし、簪のお店とかに行けば何か手がかりが見つかるかもですよ!」
落ち込んでいる勇人を元気付けようとする狛犬
そんな狛犬を見た勇人はベッドから起き上がり優しく頭を撫でた
「そうだよな、きっと何か解るかもしれないな」
「そうですよ!きっと見つかりますよ」
「それじゃ早速探しに行くか!」
「はい!」
その後2人は簪の店が多くある京都へと飛び、簪の店を探し、見つけては「かはやしつくえ」という名前の人を聞いて回った。
日が沈み始め、辺りは茜色に染まっていく頃
汗で服が濡れ疲れ果てた勇人は狛犬と一緒にベンチに座って冷たいジュースを飲みながら日を眺めていた。
「これだけ回っても手がかりは無し、次は出雲の周辺を調べてみるか」
「勇人様、1つお聞きしたいのですがよろしいでしょうか?」
「なんだい狛ちゃん」
「勇人様の祖母の名前はなんと言う名前ですか?」
「祖母の名前?ばぁちゃんの名前なんか忘れちまったさ」
ばぁちゃんとの記憶は覚えていない
いや、覚えていないのではなく
無くしたと言った方がいいだろう
また会える、約束する。
それを俺は信じていた。元気になったばあちゃんと沢山遊びたかった。ばあちゃんの美味しいご飯が食べたかった。
けど、ばあちゃんが亡くなった時は沢山泣いた
その時にある感情が芽生えた
「おばぁちゃんの嘘つき、おばぁちゃんなんか嫌い」
俺はばあちゃんとの記憶を消した。
だから俺はばあちゃんの名前も忘れた
思い出も全て
「そうですか、ではお母様に聞いてはいかがです?」
「どうしてそこまで気になるんだい?」
「感じるんです…勇人様と同じ温かさを、手に持つと尚更感じます」
「わかった、帰ったらお母さんに聞いてみよう」
「はい!でも帰ったらまず…」
「帰ったらなんだ?」
すると狛犬のお腹から音がした
その音を聴いた勇人はクスクスと笑い
狛犬は顔を赤くして、恥ずかしそうにお腹に手と顔をやる
「そうだな、帰ったらまずは飯にして温かい風呂だな」
「はい!」
そうして2人は家に帰り、疲れた身体を癒し、1日を終えるのだった。
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