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11.追放テイマーは仲間が増える
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私たちを乗せた豪華な白い馬車は、交易が盛んな大きな隣街『バラットル』に向かっていた。
ベリル王子が私の隣にいて、正面にミルフィナ様が可愛らしく座っている。
馬車の後ろから、チョコくんとアイスちゃんが荷物をいっぱい積んでお仕事していて。
周囲には護衛の騎士団が、馬にのって護衛中。
これ……すごく目立つよね。
騎士の皆様なんて、王家の旗掲げちゃってるし。
「お疲れですか、ショコラ様?」
「いえ、大丈夫ですよ。ミルフィナ様」
私は出来る限りの笑顔で、正面に座っているミルフィナ様に答える。
大丈夫かな、ひきつってないよね?
「あの……出来れば、ミルフィナとお呼びください!」
「え……でも」
「わたくしがそう呼ばれたいのです! でないとご主人様ってお呼びしますよ?」
彼女は、ドレスの袖をちらりとめくる。
可愛らしい真っ白な腕にキラキラと浮かび上がっているのは、テイマーが使役した証『調教紋』。
「ミ、ミルフィナ様! 腕をお隠しください!」
慌てて彼女の袖を直そうと腕を伸ばすと、ぎゅっと手を握られた。
「敬語は不要ですわよ? ご主人様!」
「もう! わかったわよ。……ミルフィナ」
「……ああ。呼び捨てで呼ばれてしまいました……嬉しい!」
ミルフィナは、大きな瞳を輝かせてまっすぐに私を見つめている。
頬を染めて照れている仕草は、すごく可愛らしい。
可愛いけど……だけどぉ!
「ミルフィナ……それくらいにしとけ。ショコラが困っているだろう?」
「あら、従兄のベールさんには関係のないお話ですわよ?」
「それは、演技だって言ってるだろ……」
……おかしい。
……なんでこんなことに。
私は場所の窓から流れる風景を見ながら、ボソッとつぶやいた。
「私のスローライフ……どこにいったのよ……」
**********
――話は少しだけ戻って。
丘の上に立っている小さな家の中。
私は、紫髪の美少女に抱きつかれていた。
兄の王子様をテイムしたのがバレた私は、死刑を覚悟してぎゅっと目を閉じている。
なんだか想像してた展開と違うけど、これって、捕まったってことだよね?
そうなんだよね?
うわぁぁ。
違うのに! 王子様ってわかっててテイムしたわけじゃないのに!
「こら、いつまでショコラに抱きついてるんだ!」
「女同士なので別に問題ありませんわ。ね? ショコラ様?」
「え、えーと?」
ゆっくり目を開けると、目の前でニッコリと微笑むミルフィナ様の顔があった。
甘い吐息が、頬にふっとかかる。
……近い。
……近いんですけど!
唇が触れてしまいそうなくらい近いんですけど?
なんでこの世界の王族は距離感がおかしいのよ!
「いくらなんでも、やりすぎだ!」
いつのまにか人間に戻っていたベリル王子が、ぽかっと彼女の頭をはたいた。
「いたいぃ! なにするんですか、お兄さま!」
「少し調子にのりすぎだ。ショコラがこまってるだろ?」
ミルフィナ様は、私の顔をじっと眺めると、抱きついていた手をそっとはなす。
「……もしかして、ご迷惑でしたか?」
「あはは、迷惑といいますか、すこし驚きました」
「……ごめんなさい」
「そんな、頭をお上げください」
よくからないけど。
ベリル王子をテイムしたことは怒ってないみたい?
彼女の事は、勇者様と一緒に参加した王宮のパーティーでお見かけしたことがある。
私と同じ年くらいの女の子なのに、お城では舞踏会の花なんて呼ばれていた。
遠くからだったけど、ミルフィナ様の周囲はとても華やかで、まるで絵本の一ページを見ているみたいだった。
確かに可愛らしいお花みたいだなって思ったんだよね。
もう、完全に雲の上の存在なんだけど……なんでここにいるんだろう?
……あれ?
よく考えてみたら、ベリル王子も雲の上の存在なんだよね。
なんだか最近、彼の存在に慣れてきちゃって、私の常識がおかしくなってる気がする。
「あの、ショコラ様にお願いがあるのですが」
「えーと、なんでしょうか?」
彼女は恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、両手をもじもじさせている。
ホントに、可愛らしい人だなぁ。
「もしよろしければ、わたくしも調教師のテイムスキルを見せて頂けませんか?」
「スキルを、ですか?」
「ハイ!」
見せると言われても。
「ミルフィナ様。お見せしてもいいのですが、まず対象になる動物がおりませんと」
「うふふ、そんなこともあるかと思いまして、こちらで準備させていただきました」
彼女は一度部屋から出ると、鳥かごを抱えて戻ってきた。
「この小鳥ではいかがでしょうか?」
「……わかりました。でも、成功率は高くありませんけど、よろしいですか?」
「ええ、もちろん。スキルを見ることが出来れば満足ですわ」
「ミルフィナ……なにかおかしなこと考えてないよな?」
「なんのことですか? お兄さま?」
首を傾けてにっこりと笑う。
「えーと、それでは、いきます。鳥かごを置いたら動かさないでくださいね」
「わかりましたわ!」
私は鳥かごに向けて調教するための呪文を唱えると、ゆっくりと目を閉じた。
呪文に意識を集中して意識を同調させていく。
魔法陣の中にいる動物の想いが、私の中に入り込んできた。
――えーと。
――なにこれ?
好き好き好き好き好き……って。
なんで初めて会った小鳥にこんなに好かれてるの、私!
慌てて目を開けて、目の前の様子を確認してみると。
光る魔法陣のなかにいるのは小鳥じゃなくて……ミルフィナ様?!
「え、ちょっと、ストップ!」
次の瞬間。
光がミルフィナ様を包み込んでいく。
「ミ、ミルフィナ様!」
「ミルフィナ!」
やがて光は収まって、きょとんとした顔のミルフィナ様が立っていた。
「ミルフィナ様、大丈夫ですか?」
「ミルフィナ、お前まさか!?」
彼女は、慌てて駆け寄る私たちに、嬉しそうな声を上げた。
「見てください、調教紋ですわ!」
ミルフィナ様は、嬉しそうに腕をまくる。
そこには……テイムの証、調教紋がキラキラと輝いていた。
……。
…………。
え?
えええええええええええええええ!?
**********
……はぁ。
……あれで成功するかなぁ、普通。
私は家での出来事を思い出して、馬車の中で大きなため息をつく。
テイムの確率ってすごく低いし、ミルフィナなんてドラゴンに変身してなかったのに。
「どうしました? お仕事でしたら、わたくしが今後もバッチリサポートいたしますわ!」
彼女は嬉しそうに、自分の胸をポンと叩いた。
「えーと。あのね、ミルフィナ。だったら次からは護衛とか馬車とか無しでお願いね?」
「えええ? それでしたらどのように街へいけばよろしいですか!?」
ミルフィナは、驚いた表情で私を見つめてきた。
……あれ?
……私何かおかしなこと言ったかな?
「はぁ、歩けばいいだろ。チョコ先輩やアイス先輩は荷物をもって歩いてるんだぞ?」
「それは、あの子たちはナイトメアに雪狼なのですから、あれくらいの荷物……」
「バカ、ミルフィナ!」
ベリル王子が慌ててミルフィナの口を押さえる。
「……ナイトメアに雪狼?」
「あはは、ちがうよ。『ナイトル地方の雪お菓子が食べたい』っていったのさ」
「ふーん?」
ナイトル地方って、王国の北のほうだよね。
雪お菓子なんて食べ物があるんだ。
名前の響き的に、前世でいうアイスみたいなものかな?
「すごく綺麗なところなんだ……いつかキミを連れて行きたいな」
「ちょっと、お兄さまくるしいですわ」
ミルフィナは、王子の手をふりほどくと、納得したようにうなずいた。
「……ナイショでしたのね、わかりましたわ」
え、何が内緒なんだろう?
……もしかして。
『雪お菓子』ってそんなに貴重な食べ物なのかな?
ベリル王子が私の隣にいて、正面にミルフィナ様が可愛らしく座っている。
馬車の後ろから、チョコくんとアイスちゃんが荷物をいっぱい積んでお仕事していて。
周囲には護衛の騎士団が、馬にのって護衛中。
これ……すごく目立つよね。
騎士の皆様なんて、王家の旗掲げちゃってるし。
「お疲れですか、ショコラ様?」
「いえ、大丈夫ですよ。ミルフィナ様」
私は出来る限りの笑顔で、正面に座っているミルフィナ様に答える。
大丈夫かな、ひきつってないよね?
「あの……出来れば、ミルフィナとお呼びください!」
「え……でも」
「わたくしがそう呼ばれたいのです! でないとご主人様ってお呼びしますよ?」
彼女は、ドレスの袖をちらりとめくる。
可愛らしい真っ白な腕にキラキラと浮かび上がっているのは、テイマーが使役した証『調教紋』。
「ミ、ミルフィナ様! 腕をお隠しください!」
慌てて彼女の袖を直そうと腕を伸ばすと、ぎゅっと手を握られた。
「敬語は不要ですわよ? ご主人様!」
「もう! わかったわよ。……ミルフィナ」
「……ああ。呼び捨てで呼ばれてしまいました……嬉しい!」
ミルフィナは、大きな瞳を輝かせてまっすぐに私を見つめている。
頬を染めて照れている仕草は、すごく可愛らしい。
可愛いけど……だけどぉ!
「ミルフィナ……それくらいにしとけ。ショコラが困っているだろう?」
「あら、従兄のベールさんには関係のないお話ですわよ?」
「それは、演技だって言ってるだろ……」
……おかしい。
……なんでこんなことに。
私は場所の窓から流れる風景を見ながら、ボソッとつぶやいた。
「私のスローライフ……どこにいったのよ……」
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――話は少しだけ戻って。
丘の上に立っている小さな家の中。
私は、紫髪の美少女に抱きつかれていた。
兄の王子様をテイムしたのがバレた私は、死刑を覚悟してぎゅっと目を閉じている。
なんだか想像してた展開と違うけど、これって、捕まったってことだよね?
そうなんだよね?
うわぁぁ。
違うのに! 王子様ってわかっててテイムしたわけじゃないのに!
「こら、いつまでショコラに抱きついてるんだ!」
「女同士なので別に問題ありませんわ。ね? ショコラ様?」
「え、えーと?」
ゆっくり目を開けると、目の前でニッコリと微笑むミルフィナ様の顔があった。
甘い吐息が、頬にふっとかかる。
……近い。
……近いんですけど!
唇が触れてしまいそうなくらい近いんですけど?
なんでこの世界の王族は距離感がおかしいのよ!
「いくらなんでも、やりすぎだ!」
いつのまにか人間に戻っていたベリル王子が、ぽかっと彼女の頭をはたいた。
「いたいぃ! なにするんですか、お兄さま!」
「少し調子にのりすぎだ。ショコラがこまってるだろ?」
ミルフィナ様は、私の顔をじっと眺めると、抱きついていた手をそっとはなす。
「……もしかして、ご迷惑でしたか?」
「あはは、迷惑といいますか、すこし驚きました」
「……ごめんなさい」
「そんな、頭をお上げください」
よくからないけど。
ベリル王子をテイムしたことは怒ってないみたい?
彼女の事は、勇者様と一緒に参加した王宮のパーティーでお見かけしたことがある。
私と同じ年くらいの女の子なのに、お城では舞踏会の花なんて呼ばれていた。
遠くからだったけど、ミルフィナ様の周囲はとても華やかで、まるで絵本の一ページを見ているみたいだった。
確かに可愛らしいお花みたいだなって思ったんだよね。
もう、完全に雲の上の存在なんだけど……なんでここにいるんだろう?
……あれ?
よく考えてみたら、ベリル王子も雲の上の存在なんだよね。
なんだか最近、彼の存在に慣れてきちゃって、私の常識がおかしくなってる気がする。
「あの、ショコラ様にお願いがあるのですが」
「えーと、なんでしょうか?」
彼女は恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、両手をもじもじさせている。
ホントに、可愛らしい人だなぁ。
「もしよろしければ、わたくしも調教師のテイムスキルを見せて頂けませんか?」
「スキルを、ですか?」
「ハイ!」
見せると言われても。
「ミルフィナ様。お見せしてもいいのですが、まず対象になる動物がおりませんと」
「うふふ、そんなこともあるかと思いまして、こちらで準備させていただきました」
彼女は一度部屋から出ると、鳥かごを抱えて戻ってきた。
「この小鳥ではいかがでしょうか?」
「……わかりました。でも、成功率は高くありませんけど、よろしいですか?」
「ええ、もちろん。スキルを見ることが出来れば満足ですわ」
「ミルフィナ……なにかおかしなこと考えてないよな?」
「なんのことですか? お兄さま?」
首を傾けてにっこりと笑う。
「えーと、それでは、いきます。鳥かごを置いたら動かさないでくださいね」
「わかりましたわ!」
私は鳥かごに向けて調教するための呪文を唱えると、ゆっくりと目を閉じた。
呪文に意識を集中して意識を同調させていく。
魔法陣の中にいる動物の想いが、私の中に入り込んできた。
――えーと。
――なにこれ?
好き好き好き好き好き……って。
なんで初めて会った小鳥にこんなに好かれてるの、私!
慌てて目を開けて、目の前の様子を確認してみると。
光る魔法陣のなかにいるのは小鳥じゃなくて……ミルフィナ様?!
「え、ちょっと、ストップ!」
次の瞬間。
光がミルフィナ様を包み込んでいく。
「ミ、ミルフィナ様!」
「ミルフィナ!」
やがて光は収まって、きょとんとした顔のミルフィナ様が立っていた。
「ミルフィナ様、大丈夫ですか?」
「ミルフィナ、お前まさか!?」
彼女は、慌てて駆け寄る私たちに、嬉しそうな声を上げた。
「見てください、調教紋ですわ!」
ミルフィナ様は、嬉しそうに腕をまくる。
そこには……テイムの証、調教紋がキラキラと輝いていた。
……。
…………。
え?
えええええええええええええええ!?
**********
……はぁ。
……あれで成功するかなぁ、普通。
私は家での出来事を思い出して、馬車の中で大きなため息をつく。
テイムの確率ってすごく低いし、ミルフィナなんてドラゴンに変身してなかったのに。
「どうしました? お仕事でしたら、わたくしが今後もバッチリサポートいたしますわ!」
彼女は嬉しそうに、自分の胸をポンと叩いた。
「えーと。あのね、ミルフィナ。だったら次からは護衛とか馬車とか無しでお願いね?」
「えええ? それでしたらどのように街へいけばよろしいですか!?」
ミルフィナは、驚いた表情で私を見つめてきた。
……あれ?
……私何かおかしなこと言ったかな?
「はぁ、歩けばいいだろ。チョコ先輩やアイス先輩は荷物をもって歩いてるんだぞ?」
「それは、あの子たちはナイトメアに雪狼なのですから、あれくらいの荷物……」
「バカ、ミルフィナ!」
ベリル王子が慌ててミルフィナの口を押さえる。
「……ナイトメアに雪狼?」
「あはは、ちがうよ。『ナイトル地方の雪お菓子が食べたい』っていったのさ」
「ふーん?」
ナイトル地方って、王国の北のほうだよね。
雪お菓子なんて食べ物があるんだ。
名前の響き的に、前世でいうアイスみたいなものかな?
「すごく綺麗なところなんだ……いつかキミを連れて行きたいな」
「ちょっと、お兄さまくるしいですわ」
ミルフィナは、王子の手をふりほどくと、納得したようにうなずいた。
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