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○第3話 三つ目看板猫とあったかクリスマス
-3 『過ぎ行く季節』
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マスターの先走る気持ちばかりが目立つ中、件のクリスマス会も気付けば明後日にまで迫っていた。
今日は二十三日の祝日ということで喫茶店は休業。マスターは明日のクリスマスに向けて、資材などを調達しに買出しへと出かけていた。
ソルテも一緒に、トレンチコートを羽織ったマスターの隣をくっ付いて歩く。先日、美咲がお使い番だったせいで買ってもらえなかったペットショップの猫缶を買ってもらうためだ。
その美咲も、どうしてかベージュ色のコートと白のマフラーを巻いた私服姿で同行していた。バイトも休みであるはずなのに。
「もう冬休みで暇なんですよ」とは彼女の言い分である。
無闇やたらと鈴が鳴り響き街中が眩しい電飾に包まれるこの時期、町を行き交う人間たちはこぞって色めきはじめていた。人間の発情期というものだろうか。
ソルテにもかつては発情期があったが、今のマスターに拾われる前の飼い主に去勢をされて、それからはまったく生殖本能を掻きたてられないでいる。
そのためこの季節になると発情期を迎えて浮かれ立つ人間たちを横目に見ては、随分と必死なものだと鼻で笑って通り過ぎるのがいつものことだ。
猫の雄はいつも孤高。群れることはない。凛々しく悠然であれ。
堂々たる雄猫を自負するソルテには、色恋など無縁なのである。
「あ、あの猫ちゃんかわいいねー」
美咲の言葉に、ソルテは反射的に首を振って辺りを見回す。道の反対側をすれ違う女性が抱きかかえていた雌猫が目に入った。ノルウェージャンフォレストキャット、艶やかな長い直毛が特徴的な猫だ。
「――ウニャ」
不意に横顔に激痛が走る。
気がつくと目の前に電信柱があった。
「あはは。ソルテったら、あの子に見惚れて電信柱にぶつかってるー」
「おいおい、大丈夫かい」
美咲が大袈裟なほどに大きく笑い、マスターが心配そうに見下ろしてきた。しかしついつい他猫に見入って走らぬぶつかったとなれば猫の恥である。毅然として何事もなかった風にまた歩き出す。
「猫も歩けば棒にあたるっていうやつだね」と美咲の喧しい笑い声が癇に障った。
しまいにソルテはその場で足を止め、尻を転ばせて座り込んだ。後ろ足と尻尾を前に出し、パンダの座り姿のように猫背を更に曲げて腰掛ける。
これはソルテの決意ポーズである。
機嫌を損ねてこの場からてこでも動かない、という意志を態度で示しているのである。
「ソルテ? どうしたの?」
「はあ……またそれかい?」
さすがに勝手を知っているマスターが溜め息をつく。
「まったく。世話のかかる子だ」
マスターはソルテを抱き上げると、懐に抱き込んでまた歩き始めた。
もう歩くのも面倒なのでこのまま連れて行ってもらう算段である。抱かれているとマスターの服に染み付いた珈琲豆の香りが鼻腔をくすぐり、彼の体温も相まって寝床のように心地よかった。
「歩かないと太るぞー」と美咲が横から小腹を突いてきたので、威嚇の声とともに前脚でパンチして追い返してやった。
「もうすっかりクリスマスムードですね。明後日なのに」
「そうだねえ」
商店街に入ると、まっすぐ伸びるアーケードにはいろんな色の煌びやかな電飾がそこかしこに点灯していた。
ソルテには眩しすぎるくらいの輝きを放っている。電信柱のスピーカーからは、毎年飽きるほど聞いているクリスマスソングが大音量で垂れ流されていた。
いったい人間はクリスマスというものをどれほど楽しみにしているのか。ただの一日であることに変わりはないはずなのに、その一日のために、街中が一気に色めき立つ。
ソルテからすれば興味のない催しだが、こういった日はちょっと豪華なご飯だったりするので歓迎しないわけでもないが。
人間にはそういった騒ぎ立つ一日が一年に何度か訪れる。お正月、節分、バレンタイン、ひな祭り。挙げればキリがないかもしれない。果たしてそれに何か意味はあるのだろうか。
「……うにゃあ」
ペットショップの前を通り過ぎそうになったマスターに、ソルテは彼の腕を叩いて引き止める。
「ああ、ごめんごめん。いつものやつだね」
「にゃあ」
言語は理解できずともマスターはしっかりと察してくれる。やはり良い人間だ。
「あんまり甘やかすと本当にでぶでぶちゃんになっちゃいますよー」とまた美咲がけらけら笑いながら頬を突いてきた。やはりこいつは敵である。
「まあまあ。これくらいは構わないよ。ソルテにはいつもお世話になっているからね」
「お世話?」
「恩があるということさ」
小首を傾げる美咲を余所に、マスターはショップの店頭に並んでいる特売の猫缶をいくつか買ってくれた。袋に入った猫缶の山を見て、ついよだれが出そうになる。これでソルテの心もぬくぬくである。帰ったら一ついただくとしよう。
「欲望に忠実だねー」
猫缶を手に入れて上機嫌なソルテを見た美咲が笑ってくる。
欲望に忠実で何が悪い。
食う、寝る、遊ぶ。
それだけでソルテの世界は回っている。
それだけが生きがいであり、それだけで十分なのだ。
「さあ、あとは明日のクリスマス会に出す料理の材料の買出しだね。それと、クリスマス用に店内の飾りつけも」
「帰ったら私も手伝いますよ」
「それは助かる。もう若くはないから体力がきつくてね」
「マスターさんもソルテと散歩して運動しないとですね」
「それなら、美咲ちゃんにお店を一人ででも任せられるようになったらそうしようかな」
「それは……まだまだ遠いと思います」
はは、とマスターが笑う。
吐いた息が白く広がり、アーケードの鉄骨へ昇って霧散していく。
「寒いですね」
「そうだね。近く雪が降るかもしれないらしいよ」
「雪ですか。まだ今年は見てないですね。でも雪が降るより、はやく春になって欲しいです」
「春になると美咲ちゃんはもう高校二年かな。受験もだんだんと近づいてくるね」
「あー。そう考えるとまだ冬でいいかもです」
「素直だねえ」
肩を落とす美咲の隣でマスターが笑い飛ばす。
だが美咲はやや顔を伏せ、突然に声の調子を低くして言った。
「もうあっという間に受験がくるんですね。高校の三年間ってけっこう長いって思ってたのに、もう三ヶ月もすれば最初の一年が終わって。来年の今頃には受験のことも考え始めなくちゃいけなくて。そう思うと、本当にあっという間ですね」
「そういうものだよ」
急に変調した美咲に、マスターは落ち着いた物腰で言葉を返す。
「人生というのはあっという間さ」と。
「そうですね。つい最近のことのように思ってたことも、もう何年も前だし」
言葉を返す美咲の声はどこか陰鬱さを孕ませていた。
「おっと。信号が変わってしまうね」
すぐ目の前の歩行者用信号が点滅したのを見て、マスターが突然走り出す。しかし美咲はぼうっとしていたせいか出遅れて立ち止まってしまっていた。
咄嗟にソルテはマスターの懐から飛び出て、信号が変わりきる前に大急ぎで美咲のところに戻る。いったい何をぼうっとしているのか、帰りが遅くなるではないか、と赤信号を前に立ち尽くす彼女の足をぺちぺちと叩く。
だが美咲はそんなことを欠片も気に留めない様子で、呆けた顔で焦点の合わない目を中空へ向けていた。
「あっという間の人生なのに、私、なにもしてない」
彼女からふと、独白が零れた。
「みんなは夢とか目標に溢れてるのに、まるで私はいつまでもここで停滞してるみたいだな」
美咲の言葉は、しかし受け止める人もおらずただただ寒空に霧散していった。
不意に、正面から強い一陣の風が吹きぬける。
冷たい北風だ。
美咲の前髪が掻き分けられ、彼女は瞼を閉じて寒そうに身を抱きかかえた。
今日は朝からずっと太陽が雲に隠れている。昼になっても気温は上がらず、空気の冷えこみ一層強くなるばかりだ。足元のタイルは暖色の見た目とは正反対に、凍っているのかと思うほど冷たい。
冬真っ盛り。まさにそんな日だ。
マスターが朝に見ていた天気予報ではこれから先も寒気が続くという。そう思うとさすがのソルテも楽しみな散歩が億劫になってきそうだ。
だが、それも一興というものである。
冬は寒さがこたえるが、その分あたたかい部屋で寝転がる心地よさは格別だ。
マスターの両親の趣味で買った古い円筒の石油ストーブから出る温風が直接当たるカウンター前のテーブル席も、天窓の前の次に良い眠り場所だ。短い毛がさわさわぬくぬくと撫でられて、こそばゆい感覚と、毛の隙間から地肌に当たる温風の心地よさについつい眠気が誘われる。
寒いのは嫌いだが、冬もまあまあ悪くない。
良いところを挙げればどんどん見つかっていく。
来る苦難に憂うではなく、その時の楽しみを思うばかりである。
「やっぱり寒いままだとイヤだね、ソルテ。寒さのストレスで気持ちも心も凍っちゃうのかな。帰ったらマスターに珈琲淹れてもらおうかな、なんて。ああー。早くあったかい季節にならないかなあ」
美咲はすっかり調子を切り替えたように足元のソルテへ笑顔を作って、赤くなった手に息を吐いて温める。
そんな彼女に、まだまだ冬の楽しみ方をわかってないな、と勝手な優越感を抱いたソルテであった。
今日は二十三日の祝日ということで喫茶店は休業。マスターは明日のクリスマスに向けて、資材などを調達しに買出しへと出かけていた。
ソルテも一緒に、トレンチコートを羽織ったマスターの隣をくっ付いて歩く。先日、美咲がお使い番だったせいで買ってもらえなかったペットショップの猫缶を買ってもらうためだ。
その美咲も、どうしてかベージュ色のコートと白のマフラーを巻いた私服姿で同行していた。バイトも休みであるはずなのに。
「もう冬休みで暇なんですよ」とは彼女の言い分である。
無闇やたらと鈴が鳴り響き街中が眩しい電飾に包まれるこの時期、町を行き交う人間たちはこぞって色めきはじめていた。人間の発情期というものだろうか。
ソルテにもかつては発情期があったが、今のマスターに拾われる前の飼い主に去勢をされて、それからはまったく生殖本能を掻きたてられないでいる。
そのためこの季節になると発情期を迎えて浮かれ立つ人間たちを横目に見ては、随分と必死なものだと鼻で笑って通り過ぎるのがいつものことだ。
猫の雄はいつも孤高。群れることはない。凛々しく悠然であれ。
堂々たる雄猫を自負するソルテには、色恋など無縁なのである。
「あ、あの猫ちゃんかわいいねー」
美咲の言葉に、ソルテは反射的に首を振って辺りを見回す。道の反対側をすれ違う女性が抱きかかえていた雌猫が目に入った。ノルウェージャンフォレストキャット、艶やかな長い直毛が特徴的な猫だ。
「――ウニャ」
不意に横顔に激痛が走る。
気がつくと目の前に電信柱があった。
「あはは。ソルテったら、あの子に見惚れて電信柱にぶつかってるー」
「おいおい、大丈夫かい」
美咲が大袈裟なほどに大きく笑い、マスターが心配そうに見下ろしてきた。しかしついつい他猫に見入って走らぬぶつかったとなれば猫の恥である。毅然として何事もなかった風にまた歩き出す。
「猫も歩けば棒にあたるっていうやつだね」と美咲の喧しい笑い声が癇に障った。
しまいにソルテはその場で足を止め、尻を転ばせて座り込んだ。後ろ足と尻尾を前に出し、パンダの座り姿のように猫背を更に曲げて腰掛ける。
これはソルテの決意ポーズである。
機嫌を損ねてこの場からてこでも動かない、という意志を態度で示しているのである。
「ソルテ? どうしたの?」
「はあ……またそれかい?」
さすがに勝手を知っているマスターが溜め息をつく。
「まったく。世話のかかる子だ」
マスターはソルテを抱き上げると、懐に抱き込んでまた歩き始めた。
もう歩くのも面倒なのでこのまま連れて行ってもらう算段である。抱かれているとマスターの服に染み付いた珈琲豆の香りが鼻腔をくすぐり、彼の体温も相まって寝床のように心地よかった。
「歩かないと太るぞー」と美咲が横から小腹を突いてきたので、威嚇の声とともに前脚でパンチして追い返してやった。
「もうすっかりクリスマスムードですね。明後日なのに」
「そうだねえ」
商店街に入ると、まっすぐ伸びるアーケードにはいろんな色の煌びやかな電飾がそこかしこに点灯していた。
ソルテには眩しすぎるくらいの輝きを放っている。電信柱のスピーカーからは、毎年飽きるほど聞いているクリスマスソングが大音量で垂れ流されていた。
いったい人間はクリスマスというものをどれほど楽しみにしているのか。ただの一日であることに変わりはないはずなのに、その一日のために、街中が一気に色めき立つ。
ソルテからすれば興味のない催しだが、こういった日はちょっと豪華なご飯だったりするので歓迎しないわけでもないが。
人間にはそういった騒ぎ立つ一日が一年に何度か訪れる。お正月、節分、バレンタイン、ひな祭り。挙げればキリがないかもしれない。果たしてそれに何か意味はあるのだろうか。
「……うにゃあ」
ペットショップの前を通り過ぎそうになったマスターに、ソルテは彼の腕を叩いて引き止める。
「ああ、ごめんごめん。いつものやつだね」
「にゃあ」
言語は理解できずともマスターはしっかりと察してくれる。やはり良い人間だ。
「あんまり甘やかすと本当にでぶでぶちゃんになっちゃいますよー」とまた美咲がけらけら笑いながら頬を突いてきた。やはりこいつは敵である。
「まあまあ。これくらいは構わないよ。ソルテにはいつもお世話になっているからね」
「お世話?」
「恩があるということさ」
小首を傾げる美咲を余所に、マスターはショップの店頭に並んでいる特売の猫缶をいくつか買ってくれた。袋に入った猫缶の山を見て、ついよだれが出そうになる。これでソルテの心もぬくぬくである。帰ったら一ついただくとしよう。
「欲望に忠実だねー」
猫缶を手に入れて上機嫌なソルテを見た美咲が笑ってくる。
欲望に忠実で何が悪い。
食う、寝る、遊ぶ。
それだけでソルテの世界は回っている。
それだけが生きがいであり、それだけで十分なのだ。
「さあ、あとは明日のクリスマス会に出す料理の材料の買出しだね。それと、クリスマス用に店内の飾りつけも」
「帰ったら私も手伝いますよ」
「それは助かる。もう若くはないから体力がきつくてね」
「マスターさんもソルテと散歩して運動しないとですね」
「それなら、美咲ちゃんにお店を一人ででも任せられるようになったらそうしようかな」
「それは……まだまだ遠いと思います」
はは、とマスターが笑う。
吐いた息が白く広がり、アーケードの鉄骨へ昇って霧散していく。
「寒いですね」
「そうだね。近く雪が降るかもしれないらしいよ」
「雪ですか。まだ今年は見てないですね。でも雪が降るより、はやく春になって欲しいです」
「春になると美咲ちゃんはもう高校二年かな。受験もだんだんと近づいてくるね」
「あー。そう考えるとまだ冬でいいかもです」
「素直だねえ」
肩を落とす美咲の隣でマスターが笑い飛ばす。
だが美咲はやや顔を伏せ、突然に声の調子を低くして言った。
「もうあっという間に受験がくるんですね。高校の三年間ってけっこう長いって思ってたのに、もう三ヶ月もすれば最初の一年が終わって。来年の今頃には受験のことも考え始めなくちゃいけなくて。そう思うと、本当にあっという間ですね」
「そういうものだよ」
急に変調した美咲に、マスターは落ち着いた物腰で言葉を返す。
「人生というのはあっという間さ」と。
「そうですね。つい最近のことのように思ってたことも、もう何年も前だし」
言葉を返す美咲の声はどこか陰鬱さを孕ませていた。
「おっと。信号が変わってしまうね」
すぐ目の前の歩行者用信号が点滅したのを見て、マスターが突然走り出す。しかし美咲はぼうっとしていたせいか出遅れて立ち止まってしまっていた。
咄嗟にソルテはマスターの懐から飛び出て、信号が変わりきる前に大急ぎで美咲のところに戻る。いったい何をぼうっとしているのか、帰りが遅くなるではないか、と赤信号を前に立ち尽くす彼女の足をぺちぺちと叩く。
だが美咲はそんなことを欠片も気に留めない様子で、呆けた顔で焦点の合わない目を中空へ向けていた。
「あっという間の人生なのに、私、なにもしてない」
彼女からふと、独白が零れた。
「みんなは夢とか目標に溢れてるのに、まるで私はいつまでもここで停滞してるみたいだな」
美咲の言葉は、しかし受け止める人もおらずただただ寒空に霧散していった。
不意に、正面から強い一陣の風が吹きぬける。
冷たい北風だ。
美咲の前髪が掻き分けられ、彼女は瞼を閉じて寒そうに身を抱きかかえた。
今日は朝からずっと太陽が雲に隠れている。昼になっても気温は上がらず、空気の冷えこみ一層強くなるばかりだ。足元のタイルは暖色の見た目とは正反対に、凍っているのかと思うほど冷たい。
冬真っ盛り。まさにそんな日だ。
マスターが朝に見ていた天気予報ではこれから先も寒気が続くという。そう思うとさすがのソルテも楽しみな散歩が億劫になってきそうだ。
だが、それも一興というものである。
冬は寒さがこたえるが、その分あたたかい部屋で寝転がる心地よさは格別だ。
マスターの両親の趣味で買った古い円筒の石油ストーブから出る温風が直接当たるカウンター前のテーブル席も、天窓の前の次に良い眠り場所だ。短い毛がさわさわぬくぬくと撫でられて、こそばゆい感覚と、毛の隙間から地肌に当たる温風の心地よさについつい眠気が誘われる。
寒いのは嫌いだが、冬もまあまあ悪くない。
良いところを挙げればどんどん見つかっていく。
来る苦難に憂うではなく、その時の楽しみを思うばかりである。
「やっぱり寒いままだとイヤだね、ソルテ。寒さのストレスで気持ちも心も凍っちゃうのかな。帰ったらマスターに珈琲淹れてもらおうかな、なんて。ああー。早くあったかい季節にならないかなあ」
美咲はすっかり調子を切り替えたように足元のソルテへ笑顔を作って、赤くなった手に息を吐いて温める。
そんな彼女に、まだまだ冬の楽しみ方をわかってないな、と勝手な優越感を抱いたソルテであった。
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