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本編
10.糸の外れた傀儡は
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「ところで...どうして扉に鍵を掛けた?なぁ、ナーシュ・レネヴィー」
倒れた生徒を介護していたルーヴィッヒは、それが一通り終わると僕に話を振った。凝視してくる彼から目を逸らして言い訳を考える。
「一人で密室に留まること勿れ...そう教えただろうに。こいつは騎士コースの生徒だろう?物理行使されたら命に係わる。いくら人がいるとは言え、公爵家令息が怪我をしたら大問題だ」
その言葉に、なぜか言い返したくなった。萎んだはずの不快な感覚がまた膨らむのを感じて、僕は深呼吸をした。それでも収まらない。気付けば、また余計なことを口に出していた。
「...生憎ですが、僕は嫡子ではございませんので。最悪の事が起こっても、さほど大事にはならないでしょう」
ルーヴィッヒは苦虫を噛み潰したような顔をした。それを見て、何故だかわからないが少しだけ呼吸がしやすくなったのを感じる。それがなんだか僕の居心地を悪くさせて、この部屋から出て行ってしまおうか、とも思った。
「...きみ、果たしてそれを公爵の前で言えるのか?」
僕の口はまた余計な事を言った。
「さあ?ですが庶子であることは紛れもない事実です」
「あのなあ...」
「落ち着いてください、教授も愛弟子くんも。ほら、そこの無礼者が起きましたよ」
ヒートアップしていく口論に、先輩が割って入ったことでようやく僕の身体は自由を取り戻した。背中に冷たい水を掛けられた心地。
…危ない、余計な噂まで立ってしまうところだった。
言われた通り伸びていた子爵令息の方に目を向ければ、まだ倒れているものの確かに彼は「ぅ、う~ん?」と声を上げていた。意識が戻った様だ。近寄って、顔をのぞき込む。ルーヴィッヒが「ちょっ」と口をはさんでくるが、気にしない。
「おはようございます。痛いところはございませんか?」
「ぁ~...あたまがいたぃ、ってぇ!?」
目を開けた彼は、僕を視野に入れた途端跳ねたボールの如く飛び起きた。僕を凝視して彼は叫ぶ。
「るぇ、レネヴィー公爵令息!?」
攻撃的な姿勢とは打って変わって、彼は驚いた顔を見せる。
そのような顔をしたところで無駄だ。ルーヴィッヒのいる前で先ほどの言葉を言えば、直ぐに謹慎処分になるはず。茶番を早々に終わらせるため、僕は問うた。
「先ほどのお話の続きをしてもよろしいでしょうか?」
「...先ほど...?」
彼は呆けた顔をした。僕は内心困惑する。彼は本当に「知らない」という顔をしていたから。
「はぁ?あんた、教授の愛弟子に馬鹿みたいな言いがかりを付けてたじゃないか。挙句には、〈聖女〉が出て、国がその人物を庇護したって」
「は!?そんなこと言う訳がないだろう、レネヴィー公爵令息に...!」
顔を真っ赤にして、ちらちらと僕を見ながら彼は言う。理解できなかった。その表情や仕草に、先ほど見られた敵意は微塵もなかったから。
…あ。
ひとつの可能性が頭をよぎる。
「この部屋にいる者全員が証人だ、言い逃れも甚だしい。なあ、愛弟子くん」
「それもそうなのですが...貴方は覚えていないのですか?」
「覚えてるもなにも、言ってることがわからない…!」
ルーヴィッヒが溜息を吐いた。
「詳しく、説明をしなさい」
僕と伯爵令息の先輩、ルーヴィッヒとそして子爵令息。それ以外の先輩方にはご退出していただき、人払いをした研究室にて僕らは話をすることにした。
「本当に、何も分からないのですか?」
僕がそう尋ねれば、彼は強くうなづいた。
「本当に、何がなんだか...」
「記憶喪失、と言いたいのか?...はあ。嘘を吐くな」
先輩が信じていなさそうな声で言い、溜息をついた。
「記憶がないと言えば嘘になります。ただ朧げ、といいますか...薄っすらとしか覚えておらず...」
「ふむ、では覚えている事を話してもらおう」
弁明するように言った子爵令息の言葉にルーヴィッヒは発言を促す。子爵令息はゆっくりと口を開いた。
曰く、全ての記憶がハッキリとしているのは、今朝学院にやってくる前まで。学院に登校してからも、誰と話したか、今日の授業は何だったか、といった記憶はあるらしい。最後の記憶は、放課後誰かに呼び出されたこと。そこから研究室で目覚めるまで、全く記憶がないという。
「全くくだらない。洗脳?催眠?そんな魔法は存在しない。神経衰弱で情状酌量を狙っているのでしょう。師匠、話を聞くまでもない。早くこの者を摘まみ出してください」
「はっ!?黙れ、このッ」
「落ち着きなさい、カユザック子爵令息。ハセマー伯爵令嬢も、煽るような真似を行わないでくれ」
ルーヴィッヒは大きな声でヒートアップする彼らを止めた。
そう、他者を操る魔法は存在しない。正しくは、見つかっていないのだ。だから先輩はこの人の神経衰弱を疑っている訳だが、僕は他者を操る術を知っている。
───このひとも僕と同じように、エィミーの〈シナリオ〉という術に操られていたのでは?
あくまで可能性の話だけれど、自分の意思に反して行動を行ったという点で僕と彼は共通している。問題は、「それが発動した」タイミングと「解除された」タイミング。
発動のタイミングについて言えば、僕の場合は魔力測定の翌日の朝起きてからで、自分の体を自分の意思で動かせなくなった。対してこのひとがかかったのは放課後だという。「誰かに呼び出された」と言っているから、その時にエィミーに接触し、〈シナリオ〉にかかった可能性が高い。エィミーとの接触が〈シナリオ〉の傀儡になる呼び水ならば、僕の場合はイレギュラーということになる。もしくは、今回と今までの術が違うという説も。
対して解除のタイミング。僕の場合もこのひとの場合も全く見当がつかない。
…データの母数が少なすぎて確証が持てない。ただ少なくとも、あの女の手の内が見えない中で僕ができるのは、接点を回避し言い逃れが効くようにする保身と、あの女の手札を推察し次の一手に備えること。
「わかりましたよ。では愛弟子くん、事実を述べて差し上げなさい」
先輩に促されて、僕は言った。
1年で起こっているという虐めの首謀者扱いされたこと、その虐めの被害者である男爵令嬢は〈聖女〉であるということ。言葉を重ねるたびに、子爵令息の額の皺は深くなっていくのが見えた。
僕が全てを語り終えると、ルーヴィッヒは淡々とした声で言った。
「反論は?」
「...全てが信じられません。もし本当に俺がその発言をしていたのなら、謝ります」
軽々しく謝罪を行わないところに、貴族としての矜持を感じる。
「...公爵家に対して謂れのない事柄や、曖昧であるにも関わらず〈聖女〉について恰も真であるように言ったのが事実なら大問題だ。
あとは...ナーシュ・レネヴィー。君の判断次第だが」
どうする?とルーヴィッヒは僕に視線で問う。「いま処してもいいが、本人が知らないと言い張る以上恨みを買うだろう」ということを言いたいのだろう。もし仮にこのひとの言動が〈シナリオ〉とは全く関係なくて、記憶喪失云々が全て狂言だったとしても、後々裁けばいい話だ。
「...僕から追って責任を追及することはいたしません。ですが、今後僕と学院内で接することは控えていただきたい」
今後彼がエィミー側に行こうが行くまいが関係ないが、向こうの戦力は削いでおくに限る。僕がそう言うと、ルーヴィッヒはこちらをじっと見た後子爵令息に視線を向ける。
「...レネヴィー公爵令息の尊大な御心に感謝いたします」
彼は低い声で言った。
それと同時に、隣で先輩が鼻を鳴らした音が聞こえた。
===
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倒れた生徒を介護していたルーヴィッヒは、それが一通り終わると僕に話を振った。凝視してくる彼から目を逸らして言い訳を考える。
「一人で密室に留まること勿れ...そう教えただろうに。こいつは騎士コースの生徒だろう?物理行使されたら命に係わる。いくら人がいるとは言え、公爵家令息が怪我をしたら大問題だ」
その言葉に、なぜか言い返したくなった。萎んだはずの不快な感覚がまた膨らむのを感じて、僕は深呼吸をした。それでも収まらない。気付けば、また余計なことを口に出していた。
「...生憎ですが、僕は嫡子ではございませんので。最悪の事が起こっても、さほど大事にはならないでしょう」
ルーヴィッヒは苦虫を噛み潰したような顔をした。それを見て、何故だかわからないが少しだけ呼吸がしやすくなったのを感じる。それがなんだか僕の居心地を悪くさせて、この部屋から出て行ってしまおうか、とも思った。
「...きみ、果たしてそれを公爵の前で言えるのか?」
僕の口はまた余計な事を言った。
「さあ?ですが庶子であることは紛れもない事実です」
「あのなあ...」
「落ち着いてください、教授も愛弟子くんも。ほら、そこの無礼者が起きましたよ」
ヒートアップしていく口論に、先輩が割って入ったことでようやく僕の身体は自由を取り戻した。背中に冷たい水を掛けられた心地。
…危ない、余計な噂まで立ってしまうところだった。
言われた通り伸びていた子爵令息の方に目を向ければ、まだ倒れているものの確かに彼は「ぅ、う~ん?」と声を上げていた。意識が戻った様だ。近寄って、顔をのぞき込む。ルーヴィッヒが「ちょっ」と口をはさんでくるが、気にしない。
「おはようございます。痛いところはございませんか?」
「ぁ~...あたまがいたぃ、ってぇ!?」
目を開けた彼は、僕を視野に入れた途端跳ねたボールの如く飛び起きた。僕を凝視して彼は叫ぶ。
「るぇ、レネヴィー公爵令息!?」
攻撃的な姿勢とは打って変わって、彼は驚いた顔を見せる。
そのような顔をしたところで無駄だ。ルーヴィッヒのいる前で先ほどの言葉を言えば、直ぐに謹慎処分になるはず。茶番を早々に終わらせるため、僕は問うた。
「先ほどのお話の続きをしてもよろしいでしょうか?」
「...先ほど...?」
彼は呆けた顔をした。僕は内心困惑する。彼は本当に「知らない」という顔をしていたから。
「はぁ?あんた、教授の愛弟子に馬鹿みたいな言いがかりを付けてたじゃないか。挙句には、〈聖女〉が出て、国がその人物を庇護したって」
「は!?そんなこと言う訳がないだろう、レネヴィー公爵令息に...!」
顔を真っ赤にして、ちらちらと僕を見ながら彼は言う。理解できなかった。その表情や仕草に、先ほど見られた敵意は微塵もなかったから。
…あ。
ひとつの可能性が頭をよぎる。
「この部屋にいる者全員が証人だ、言い逃れも甚だしい。なあ、愛弟子くん」
「それもそうなのですが...貴方は覚えていないのですか?」
「覚えてるもなにも、言ってることがわからない…!」
ルーヴィッヒが溜息を吐いた。
「詳しく、説明をしなさい」
僕と伯爵令息の先輩、ルーヴィッヒとそして子爵令息。それ以外の先輩方にはご退出していただき、人払いをした研究室にて僕らは話をすることにした。
「本当に、何も分からないのですか?」
僕がそう尋ねれば、彼は強くうなづいた。
「本当に、何がなんだか...」
「記憶喪失、と言いたいのか?...はあ。嘘を吐くな」
先輩が信じていなさそうな声で言い、溜息をついた。
「記憶がないと言えば嘘になります。ただ朧げ、といいますか...薄っすらとしか覚えておらず...」
「ふむ、では覚えている事を話してもらおう」
弁明するように言った子爵令息の言葉にルーヴィッヒは発言を促す。子爵令息はゆっくりと口を開いた。
曰く、全ての記憶がハッキリとしているのは、今朝学院にやってくる前まで。学院に登校してからも、誰と話したか、今日の授業は何だったか、といった記憶はあるらしい。最後の記憶は、放課後誰かに呼び出されたこと。そこから研究室で目覚めるまで、全く記憶がないという。
「全くくだらない。洗脳?催眠?そんな魔法は存在しない。神経衰弱で情状酌量を狙っているのでしょう。師匠、話を聞くまでもない。早くこの者を摘まみ出してください」
「はっ!?黙れ、このッ」
「落ち着きなさい、カユザック子爵令息。ハセマー伯爵令嬢も、煽るような真似を行わないでくれ」
ルーヴィッヒは大きな声でヒートアップする彼らを止めた。
そう、他者を操る魔法は存在しない。正しくは、見つかっていないのだ。だから先輩はこの人の神経衰弱を疑っている訳だが、僕は他者を操る術を知っている。
───このひとも僕と同じように、エィミーの〈シナリオ〉という術に操られていたのでは?
あくまで可能性の話だけれど、自分の意思に反して行動を行ったという点で僕と彼は共通している。問題は、「それが発動した」タイミングと「解除された」タイミング。
発動のタイミングについて言えば、僕の場合は魔力測定の翌日の朝起きてからで、自分の体を自分の意思で動かせなくなった。対してこのひとがかかったのは放課後だという。「誰かに呼び出された」と言っているから、その時にエィミーに接触し、〈シナリオ〉にかかった可能性が高い。エィミーとの接触が〈シナリオ〉の傀儡になる呼び水ならば、僕の場合はイレギュラーということになる。もしくは、今回と今までの術が違うという説も。
対して解除のタイミング。僕の場合もこのひとの場合も全く見当がつかない。
…データの母数が少なすぎて確証が持てない。ただ少なくとも、あの女の手の内が見えない中で僕ができるのは、接点を回避し言い逃れが効くようにする保身と、あの女の手札を推察し次の一手に備えること。
「わかりましたよ。では愛弟子くん、事実を述べて差し上げなさい」
先輩に促されて、僕は言った。
1年で起こっているという虐めの首謀者扱いされたこと、その虐めの被害者である男爵令嬢は〈聖女〉であるということ。言葉を重ねるたびに、子爵令息の額の皺は深くなっていくのが見えた。
僕が全てを語り終えると、ルーヴィッヒは淡々とした声で言った。
「反論は?」
「...全てが信じられません。もし本当に俺がその発言をしていたのなら、謝ります」
軽々しく謝罪を行わないところに、貴族としての矜持を感じる。
「...公爵家に対して謂れのない事柄や、曖昧であるにも関わらず〈聖女〉について恰も真であるように言ったのが事実なら大問題だ。
あとは...ナーシュ・レネヴィー。君の判断次第だが」
どうする?とルーヴィッヒは僕に視線で問う。「いま処してもいいが、本人が知らないと言い張る以上恨みを買うだろう」ということを言いたいのだろう。もし仮にこのひとの言動が〈シナリオ〉とは全く関係なくて、記憶喪失云々が全て狂言だったとしても、後々裁けばいい話だ。
「...僕から追って責任を追及することはいたしません。ですが、今後僕と学院内で接することは控えていただきたい」
今後彼がエィミー側に行こうが行くまいが関係ないが、向こうの戦力は削いでおくに限る。僕がそう言うと、ルーヴィッヒはこちらをじっと見た後子爵令息に視線を向ける。
「...レネヴィー公爵令息の尊大な御心に感謝いたします」
彼は低い声で言った。
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