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マンションのエントランスに客人が来たようだ。インターホンの画面には、四十歳ぐらいの女の姿が映っている。誰何すると、アポイント通りの名を答えた。受けたことを後悔するが追い返すわけにもいかず、エントランスのロックを解いた。
よく知る出版社だが、訊いたことのない編集部、そこの副編が個人的に会いたいとメールをよこした。見ると『樋口愛実の件について』とある。迷ったが、なんの手掛かりもない今、藁にも縋る思いで、会うことを承諾した。
ただし、『自宅で』と付け加えると、『そのほうが好都合です』と返事が来る。名前を見ると女性のようだ。男の一人住まいに来るとはいい度胸だと思ったが、こちらに下心がないのだからいいかと思い、日時を指定した。
ところがインターホンで見た姿は想像以上に若い。もう少しリサーチしてから承諾するかを決めればよかったと臍を噛む。
コーヒーメーカーをセットし終えたところで部屋のインターホンが鳴る。部屋のロックも解除して『どうぞ』と答えると、玄関ドアが開く音がした。
応接室として使っている部屋に通し、ソファーを勧める。緊張でがちがちしているのが見えて、隠れて笑ってしまった。思ったほどの度胸はないようだ。
コーヒーを供すると、形通りの挨拶があり名刺を渡された。
「中村真由美さん――あなたの編集部とはお付き合いがなかったと思うのですが?」
名刺を眺めながら、杉山が問う。
「はい、今日は個人的要件でお邪魔しました」
個人的要件で、勤め先の名を使うのは職権乱用ではないかね? そう言いたかったが黙っていた。愛実のことならば、むしろ個人的なほうが杉山にとっても都合がいい。
「樋口愛実さんの件とありましたが?」
すぐさま杉山が本題を口にした。
「弊社の文芸部で、先生が樋口愛実と言う女性を探していると耳にしました。事実でしょうか?」
「うん……愛実さんは知り合いのお嬢さんでね。探して欲しいと言われているんだ」
まるきりの嘘じゃない。お嬢さんのところをお嫁さんに変えれば、由紀恵が探していると言えなくもない。ただ、まだお嫁さんではないだけだ。
「どのようなお知り合いですか?」
さて、ここはどう答えようか……杉山が考える間を取るためにコーヒーに手を伸ばし、相手にも勧める。
「うん……教えてあげたいところだが、その知り合いには少し事情があってね。そちらが何を目的にここにいらしたか、それが判らない限り、お話しする訳にはいきませんよ」
真由美が杉山を見つめる。話すべきか、どう話せばいいのか、迷っているように見える。
「一つお尋ねしてよろしいでしょうか?」
「なんだろう?」
「先生が樋口愛実を探すのは、樋口にとってプラスでしょうか? それともマイナスになりますか?」
ほう、と杉山が相手の顔を再確認する。やはり度胸勝負の人なのか、直球が好きらしい。それならば、こちらも直球で勝負してみようじゃないか。
「キミは……愛実さんの友人かね? 彼女と同じくらいの年齢に見えるが」
「……」
「愛実さんは高校時代の友人から、テープリライトの仕事を回して貰っていると聞いている。だが、出版社も、その担当者の名前も判らなかった。キミがその友人なのではないかね?」
「樋口は、杉山先生のことは名前を知っているだけだと言っていました。なぜ先生は、そんなに樋口のことをご存じなんですか?」
「だから」
と杉山が苦笑する。
「知り合いから聞いたんだよ」
「だから、その知り合いとはどんな知り合いなんですか?」
「キミ、堂々巡りになっているよ」
あからさまに笑う杉山に真由美が赤面する。落ち着こうとでも思ったのか、真由美がコーヒーに手を伸ばした。いただきますとコーヒーを啜り、カップをソーサーに戻して再び口を開く。
「先生のご推察の通り、わたしは樋口の友人です。その、仕事を回している高校からの友人はわたしです」
「うん」
「ご存じのようですが、樋口は子どもを抱えて一人で頑張っています。そっとしておいていただけませんか?」
「ふむ……」
さて、どうしたものか……杉山が再び考え込む。
「愛実さんは、どうしても一人で頑張りたいと思っているんだろうか?」
「それは……」
真由美が動揺する。それならば、と杉山が思う。
「キミは、随分愛実さんのことを思ってくれているようだが、秘密は守れるかい?」
「秘密……どんな秘密ですか?」
「これから話すことを決して職場に持ち込まないと、誓えるかな?」
「マスコミに知られたくない秘密があるとおっしゃるんですね?」
「まぁ、そうだね……そうは言っても一年以内に明らかにしたいと、わたしとしては思っている」
「明らかにしたい?」
「うん……」
杉山が再びカップを手にとって、冷めかかったコーヒーを飲み干す。
「キミの社から本を出して貰おうと思っている。だが、その本には少し問題があってね。松原さんと相談する必要がある」
「松原さんって、副社長の松原ですか?」
「うん、彼とはデビュー当時からの付き合いでね。随分と世話になっている――下手を打てば松原にも迷惑がかかる」
「いったい何をお書きになるんでしょう?」
真由美の質問に杉山がまたも笑う。
「作家がそう簡単に小説のネタを明かすとでも?」
「あ……」
「だから、誓って欲しい。これから話すことを絶対に漏らさないと――一部は愛実さんにも言って欲しくない」
「樋口にも言えない秘密……それは、訊いてみないとお答えできません」
「今日、キミがここに来たことを愛実さんは知っている?」
「今日とは言っていません。でも先生に会ってくるとは言いました」
そうか、と杉山が再び黙った。顔を背け、何か考えているようだ。
その杉山に、腹をくくる必要を感じた真由美が切り札ともいえる言葉をぶつけた。
「樋口の子の父親は大野懐空なんです。先生は彼に頼まれて樋口を探しているんじゃないんですか?」
おもむろに杉山が真由美に視線を向けた。
「それは……愛実さんから聞いたことか?」
「はい……なかなか認めませんでした。でも、最後にはそうだと言いました」
「キミはそれを知ってどう思った?」
杉山は真由美を睨みつけている。恐怖を感じながら真由美は答えた。
「慰謝料を取れと言いました。養育費も請求しろと。でも、でも樋口はそんなことはしないと言いました。彼は子どもの存在を知らないと言いました」
「うん……」
「先生! 樋口は間違っていると思います。父親に子どもの存在を知らせないままでいいのでしょうか? 樋口は今でも大野懐空を愛しています。そして自分は愛されていると信じています。樋口は子どもがいることを大野懐空に打ち明け、彼の元に戻るべきではありませんか?」
「少し黙りなさい。興奮し過ぎだ」
杉山が立ち上がる。
「コーヒーを持ってこよう。それまでキミは落ち着いて、自分の考えを纏めておきなさい。互いに腹を割って話そうじゃないか」
杉山が部屋に戻った時、その手にはサーバーごとのコーヒーと、皿に盛られたクッキーがあった。落ち着くから、少し甘いものでも食べなさいと、真由美に勧める。
そのまましばらく黙っていたが、真由美がクッキーに手を伸ばし、少し齧ると微笑んで、話し始めた。
「愛実さんが言うとおり、懐空は懐海の存在を知らない」
「先生はナツミちゃんの名前までご存じなんですね」
「愛実さんはね、わたしのサイン会に来てくれたんだ。その時、ナツミも一緒だった――子どもの手を引いた女性がサイン会に来て、わたしの古い小説にサインを求めた。そして子の名まえを呼んだ。ナツミとね。『ナツミ』は、その古い小説の小説のヒロインの名だ。ついわたしは子どもの顔を見た。そして一目で懐空の子だと判った……懐空の母親にそっくりだったんだよ。考えなしにわたしは『あなたは愛実さんですね』と尋ねてしまった」
「そんな話、樋口はしていませんでした」
「うん、彼女はサインした本を置いて逃げた。あなたには恥ずかしくて言えなかったのかもしれないね」
「先生――」
「うん?」
「わたし、誓うって言ってません。なのにお話しされていいのですか?」
「では、キミは愛実さんやナツミが不利になるようなことをするのかな?」
「そんなこと!」
「しないだろう?」
杉山が穏やかに微笑む。
「だから話してもいいと思った。もしキミが秘密をどこかに漏らすようなことがあれば、それはすべてわたしの不明に因るものだ」
詰め寄るようなことを言ってすまなかった、と杉山が真由美に詫びる。
「わたし、樋口を守りたくて。彼女はずっと苦労してきたんです。家庭環境が悪くって――一時期落ち着いていたと思ったのに、今度は妊娠しているのに子の父親と別れたなんて言う。助けてあげたくて……」
つい真由美の涙腺が緩む。
「彼女の家庭環境については何も聞いていない……できればわたしには話さないでくれないか? 懐空がどこまでそのあたりを知っているか、わたしには判らないんだ。あなたから聞いて知ってしまえば、懐空が知らないことを彼に口走ってしまう危険がある」
はい、と両手で顔を隠したまま真由美が頷いた。
よく知る出版社だが、訊いたことのない編集部、そこの副編が個人的に会いたいとメールをよこした。見ると『樋口愛実の件について』とある。迷ったが、なんの手掛かりもない今、藁にも縋る思いで、会うことを承諾した。
ただし、『自宅で』と付け加えると、『そのほうが好都合です』と返事が来る。名前を見ると女性のようだ。男の一人住まいに来るとはいい度胸だと思ったが、こちらに下心がないのだからいいかと思い、日時を指定した。
ところがインターホンで見た姿は想像以上に若い。もう少しリサーチしてから承諾するかを決めればよかったと臍を噛む。
コーヒーメーカーをセットし終えたところで部屋のインターホンが鳴る。部屋のロックも解除して『どうぞ』と答えると、玄関ドアが開く音がした。
応接室として使っている部屋に通し、ソファーを勧める。緊張でがちがちしているのが見えて、隠れて笑ってしまった。思ったほどの度胸はないようだ。
コーヒーを供すると、形通りの挨拶があり名刺を渡された。
「中村真由美さん――あなたの編集部とはお付き合いがなかったと思うのですが?」
名刺を眺めながら、杉山が問う。
「はい、今日は個人的要件でお邪魔しました」
個人的要件で、勤め先の名を使うのは職権乱用ではないかね? そう言いたかったが黙っていた。愛実のことならば、むしろ個人的なほうが杉山にとっても都合がいい。
「樋口愛実さんの件とありましたが?」
すぐさま杉山が本題を口にした。
「弊社の文芸部で、先生が樋口愛実と言う女性を探していると耳にしました。事実でしょうか?」
「うん……愛実さんは知り合いのお嬢さんでね。探して欲しいと言われているんだ」
まるきりの嘘じゃない。お嬢さんのところをお嫁さんに変えれば、由紀恵が探していると言えなくもない。ただ、まだお嫁さんではないだけだ。
「どのようなお知り合いですか?」
さて、ここはどう答えようか……杉山が考える間を取るためにコーヒーに手を伸ばし、相手にも勧める。
「うん……教えてあげたいところだが、その知り合いには少し事情があってね。そちらが何を目的にここにいらしたか、それが判らない限り、お話しする訳にはいきませんよ」
真由美が杉山を見つめる。話すべきか、どう話せばいいのか、迷っているように見える。
「一つお尋ねしてよろしいでしょうか?」
「なんだろう?」
「先生が樋口愛実を探すのは、樋口にとってプラスでしょうか? それともマイナスになりますか?」
ほう、と杉山が相手の顔を再確認する。やはり度胸勝負の人なのか、直球が好きらしい。それならば、こちらも直球で勝負してみようじゃないか。
「キミは……愛実さんの友人かね? 彼女と同じくらいの年齢に見えるが」
「……」
「愛実さんは高校時代の友人から、テープリライトの仕事を回して貰っていると聞いている。だが、出版社も、その担当者の名前も判らなかった。キミがその友人なのではないかね?」
「樋口は、杉山先生のことは名前を知っているだけだと言っていました。なぜ先生は、そんなに樋口のことをご存じなんですか?」
「だから」
と杉山が苦笑する。
「知り合いから聞いたんだよ」
「だから、その知り合いとはどんな知り合いなんですか?」
「キミ、堂々巡りになっているよ」
あからさまに笑う杉山に真由美が赤面する。落ち着こうとでも思ったのか、真由美がコーヒーに手を伸ばした。いただきますとコーヒーを啜り、カップをソーサーに戻して再び口を開く。
「先生のご推察の通り、わたしは樋口の友人です。その、仕事を回している高校からの友人はわたしです」
「うん」
「ご存じのようですが、樋口は子どもを抱えて一人で頑張っています。そっとしておいていただけませんか?」
「ふむ……」
さて、どうしたものか……杉山が再び考え込む。
「愛実さんは、どうしても一人で頑張りたいと思っているんだろうか?」
「それは……」
真由美が動揺する。それならば、と杉山が思う。
「キミは、随分愛実さんのことを思ってくれているようだが、秘密は守れるかい?」
「秘密……どんな秘密ですか?」
「これから話すことを決して職場に持ち込まないと、誓えるかな?」
「マスコミに知られたくない秘密があるとおっしゃるんですね?」
「まぁ、そうだね……そうは言っても一年以内に明らかにしたいと、わたしとしては思っている」
「明らかにしたい?」
「うん……」
杉山が再びカップを手にとって、冷めかかったコーヒーを飲み干す。
「キミの社から本を出して貰おうと思っている。だが、その本には少し問題があってね。松原さんと相談する必要がある」
「松原さんって、副社長の松原ですか?」
「うん、彼とはデビュー当時からの付き合いでね。随分と世話になっている――下手を打てば松原にも迷惑がかかる」
「いったい何をお書きになるんでしょう?」
真由美の質問に杉山がまたも笑う。
「作家がそう簡単に小説のネタを明かすとでも?」
「あ……」
「だから、誓って欲しい。これから話すことを絶対に漏らさないと――一部は愛実さんにも言って欲しくない」
「樋口にも言えない秘密……それは、訊いてみないとお答えできません」
「今日、キミがここに来たことを愛実さんは知っている?」
「今日とは言っていません。でも先生に会ってくるとは言いました」
そうか、と杉山が再び黙った。顔を背け、何か考えているようだ。
その杉山に、腹をくくる必要を感じた真由美が切り札ともいえる言葉をぶつけた。
「樋口の子の父親は大野懐空なんです。先生は彼に頼まれて樋口を探しているんじゃないんですか?」
おもむろに杉山が真由美に視線を向けた。
「それは……愛実さんから聞いたことか?」
「はい……なかなか認めませんでした。でも、最後にはそうだと言いました」
「キミはそれを知ってどう思った?」
杉山は真由美を睨みつけている。恐怖を感じながら真由美は答えた。
「慰謝料を取れと言いました。養育費も請求しろと。でも、でも樋口はそんなことはしないと言いました。彼は子どもの存在を知らないと言いました」
「うん……」
「先生! 樋口は間違っていると思います。父親に子どもの存在を知らせないままでいいのでしょうか? 樋口は今でも大野懐空を愛しています。そして自分は愛されていると信じています。樋口は子どもがいることを大野懐空に打ち明け、彼の元に戻るべきではありませんか?」
「少し黙りなさい。興奮し過ぎだ」
杉山が立ち上がる。
「コーヒーを持ってこよう。それまでキミは落ち着いて、自分の考えを纏めておきなさい。互いに腹を割って話そうじゃないか」
杉山が部屋に戻った時、その手にはサーバーごとのコーヒーと、皿に盛られたクッキーがあった。落ち着くから、少し甘いものでも食べなさいと、真由美に勧める。
そのまましばらく黙っていたが、真由美がクッキーに手を伸ばし、少し齧ると微笑んで、話し始めた。
「愛実さんが言うとおり、懐空は懐海の存在を知らない」
「先生はナツミちゃんの名前までご存じなんですね」
「愛実さんはね、わたしのサイン会に来てくれたんだ。その時、ナツミも一緒だった――子どもの手を引いた女性がサイン会に来て、わたしの古い小説にサインを求めた。そして子の名まえを呼んだ。ナツミとね。『ナツミ』は、その古い小説の小説のヒロインの名だ。ついわたしは子どもの顔を見た。そして一目で懐空の子だと判った……懐空の母親にそっくりだったんだよ。考えなしにわたしは『あなたは愛実さんですね』と尋ねてしまった」
「そんな話、樋口はしていませんでした」
「うん、彼女はサインした本を置いて逃げた。あなたには恥ずかしくて言えなかったのかもしれないね」
「先生――」
「うん?」
「わたし、誓うって言ってません。なのにお話しされていいのですか?」
「では、キミは愛実さんやナツミが不利になるようなことをするのかな?」
「そんなこと!」
「しないだろう?」
杉山が穏やかに微笑む。
「だから話してもいいと思った。もしキミが秘密をどこかに漏らすようなことがあれば、それはすべてわたしの不明に因るものだ」
詰め寄るようなことを言ってすまなかった、と杉山が真由美に詫びる。
「わたし、樋口を守りたくて。彼女はずっと苦労してきたんです。家庭環境が悪くって――一時期落ち着いていたと思ったのに、今度は妊娠しているのに子の父親と別れたなんて言う。助けてあげたくて……」
つい真由美の涙腺が緩む。
「彼女の家庭環境については何も聞いていない……できればわたしには話さないでくれないか? 懐空がどこまでそのあたりを知っているか、わたしには判らないんだ。あなたから聞いて知ってしまえば、懐空が知らないことを彼に口走ってしまう危険がある」
はい、と両手で顔を隠したまま真由美が頷いた。
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