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第一章 かずま
第2話 評定会
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僕は入る直前になって、あまりの恥ずかしさから、勃起してしまった。ただでさえ恥ずかしいのに、こんな姿でステージに立つと思うと、自然と涙が出てきた。
ドアの前に立った時、更に不安が高まった。
自己アピール……自己アピールって何をすればいいんだ?
やることは考えていた。軽く自己紹介した後、得意の側転をきめて、軽やかにステージを去る予定だった。
でも、こんな全裸でフル勃起のまま、側転などやれるはずがない。
そんなことを考えていると、いつのまにかステージ前のステップまで来ていた。そこで僕の足は止まった。すると先生が背中を思いっきり押してきた。
こうして僕はついにステージに上がってしまった。女子たちの視線が痛かった。更に真ん中まで押されるようにして出てきた僕は、何もできず固まってしまった。
「12番、桜川主馬! さあ前を隠している手を退けて」
アナウンスが流れると、全員の視線が僕に集まったように感じた。女子の中にはよくいっしょに遊んだ子もいるのだ。
「さあ、アピールタイムだよ。手を退けて、アピールしないと、減点されちゃうよ」
僕は女子の方を見ることはできなかったが、クスクスとたくさんの笑い声は聞こえてきた。
結局僕は手でペニスを隠したまま、頭の中が真っ白になってしまった。
一分たったころ「ブー!」とブザーがなった。それと同時に、制服を着た上級生男子が三人現れた。二人が僕の手を掴み、ステージの正面に体を向けた。僕の勃起したチンポが女子たちに晒された。
するともう一人の先輩男子が近づいて来て、木の棒を見せながら、小声で言った。
「何もできずにすみませんって、大きい声で言って、そしたら一発で終わるから」
バシッ!!
お尻に痛烈な痛みが走った。その痛みで僕は先輩の言っていることを理解した。
「はやく」
また先輩の声だ。僕は大声で、「何もできず、ごめんなさい」と謝った。
お尻の赤い子がいたのは、これだったのだ。
先輩たちが去ると、
「早くこっち来なさい」
という先生の声に促されて、ステージを降りた。
ドアの前に立った時、更に不安が高まった。
自己アピール……自己アピールって何をすればいいんだ?
やることは考えていた。軽く自己紹介した後、得意の側転をきめて、軽やかにステージを去る予定だった。
でも、こんな全裸でフル勃起のまま、側転などやれるはずがない。
そんなことを考えていると、いつのまにかステージ前のステップまで来ていた。そこで僕の足は止まった。すると先生が背中を思いっきり押してきた。
こうして僕はついにステージに上がってしまった。女子たちの視線が痛かった。更に真ん中まで押されるようにして出てきた僕は、何もできず固まってしまった。
「12番、桜川主馬! さあ前を隠している手を退けて」
アナウンスが流れると、全員の視線が僕に集まったように感じた。女子の中にはよくいっしょに遊んだ子もいるのだ。
「さあ、アピールタイムだよ。手を退けて、アピールしないと、減点されちゃうよ」
僕は女子の方を見ることはできなかったが、クスクスとたくさんの笑い声は聞こえてきた。
結局僕は手でペニスを隠したまま、頭の中が真っ白になってしまった。
一分たったころ「ブー!」とブザーがなった。それと同時に、制服を着た上級生男子が三人現れた。二人が僕の手を掴み、ステージの正面に体を向けた。僕の勃起したチンポが女子たちに晒された。
するともう一人の先輩男子が近づいて来て、木の棒を見せながら、小声で言った。
「何もできずにすみませんって、大きい声で言って、そしたら一発で終わるから」
バシッ!!
お尻に痛烈な痛みが走った。その痛みで僕は先輩の言っていることを理解した。
「はやく」
また先輩の声だ。僕は大声で、「何もできず、ごめんなさい」と謝った。
お尻の赤い子がいたのは、これだったのだ。
先輩たちが去ると、
「早くこっち来なさい」
という先生の声に促されて、ステージを降りた。
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