途中まで読んで長らく放置していたのですが、遂に最後まで読み切りました。

ユージーンかぁ。
年上好きの私としてはネイサン推しでしたが、真っ先に脱落してしまった。
まあ、ネイサンとじゃ政治色が強すぎたし、フルールの精神が安定せず「逃げてしまいたい」と弱気になったところにつけこんだ感はあるし、フルールの芯の強さを知った上でわざと求婚して発破をかけた、とも取れる。もちろん靡いたらそれはそれで僥倖って事で。
そのままフェードアウトの上に、あっさり１年で(穏やかではあるが)政略結婚に落ち着いてるしね。

ユージーンは他の候補と違って政治色も余計な思惑もない、パパ公爵の選定に入らない「その他大勢枠」だからこそ排除されずに残ったのか。
それとも先を見越してのわざとだったのかどうか。
従者の彼はそもそも舞台が違うし。

そういえば、前半の途中でフルールの友人の従妹？が、棗入りのお菓子を食べる場面で、棗を「木の実」と呼んでいるのが気になりました。「木になる実」は間違いではないけど、「木の実」だとナッツ類のイメージで、棗はドライフルーツとして使われているのではないかと。
まあ、ストーリーには直接関係ない細かい部分ではありますが。

とてもいいお話でした。

素敵すてきステキ過ぎて語彙力崩壊
ハー＆逆ハー系は好みが分かれすぎるのですが、こんなにも素敵な逆ハー今まで無かったのです。
この作品を世に送り出してくださってありがとうございました。

とても綺麗で素晴らしいお話でした！
最後結ばれた相手も一番フルールに相応しい彼でホッとしました
ここで終わるのが一番正解で相応しいと思いますが後日談が読みたくなってしまいました…！
それぐらい良かったです