異世界から転生

omot

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スマホ

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家に入ってきたのは、ユーゴだった。
僕は、すかさずユーゴに尋ねた。
「これ何?」
ユーゴは僕が指差した物を手に取ると、
「あ、電話かかってる。ちょっと待ってろ。」
というと、また家から出ていった。
電話?
あの板で電話ができるのか。
この世界はすごいな。
僕がそんなことを考えていると、ユーゴが帰ってきた。
「悪い。で、なんだっけ。」
「それ何?その板。」
「ああ、これか。」
ユーゴは、僕にさっきの板を見せてくれた。
「これは、スマホ。スマートフォンって言うんだ。」
「スマホ?さっき、光ってたよ。」
「そうだよ。これは、電話したりネットに繋げたりする優れものなんだ。異世界には無かったのか。」
「うん。すごいね。さっきのは、電話?」
「ああ、ちょっと仕事の用事でな。あ、そうだ。仕事に戻らなきゃ。」
ユーゴはスマホをポケットにしまうと、
「いってくる。」
と、すぐに行ってしまった。
スマホを忘れたから、帰ってきたのかな。
しまった、ユーゴの職業を教えてもらうの忘れてた。

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