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②精霊達の花嫁-4-
しおりを挟む(不法侵入+無銭飲食+勝手にバスルームを使ったヒロインも悪いけどさ・・・疲れ果てて寝込んでいる女の子を襲う精霊達も精霊達よ!)
しかも、その時に精霊達はスノーホワイトのバックバージンを奪ったのよ!!
スノーホワイトを輪姦した事で性欲が満たされたからなのか、落ち着きを取り戻した精霊達は彼女の話を最後まで聞いてくれた。
『そういう事情であれば、ここに住んでもいいよ』
継母に命を狙われている事を知った赤い髪のイケボでイケメンな精霊の一人──火を司るベルゼが家事全般と夜の相手をする事を条件に自分達の家にスノーホワイトが住む事を許した。
(この、夜の相手というのがスノーホワイトの今後の人生を左右するのよ・・・)
『あの時の恐怖が蘇って・・・』という理由で一人につき三回ずつ、七×三で二十一回の拒否が出来る。
当然と言えばいいのか、彼等の好感度だけではなくスノーホワイトの感度は上がらない。
それが二十二回目になると、精霊達は問答無用でスノーホワイトを夜の森に放り出してしまうのだ。
だって、好感度が0だもん!
スノーホワイトがどうなろうが、精霊達には知ったこっちゃない。
結果、スノーホワイトは森に棲む動物に襲われて命を落とす事になる。
(無料で家政婦を雇ったと割り切ればいいのに・・・)
しかし、それも絶世の美少女なヒロインを調教して快楽堕ちさせるレディコミ要素満載の18禁乙女ゲームの宿命。
ヒロインの相手となる男達は、ヒロイン様を家政婦として見てはいけないのだ。
(精霊達を拒否しなければ・・・いや、精霊達の相手をしつつ【外で出して貰う】を選択。二十一回までの拒否ならヒロインは家を追い出されずに済むのだけど、その代わりに精霊達の好感度、スノーホワイトの感度と技量は上がりにくいし新しい選択肢も出て来ない。しかも、魔法の鏡が継母にスノーホワイトが生きている事を教えてしまうのよね)
その後のストーリーは、童話の白雪姫を読んだ事がある人であればご存じのはず。
林檎売りの老婆に変装した継母が作った毒林檎を口にした事でスノーホワイトは仮死状態となり、彼女は王子様によってお持ち帰りされる。
(王子様はスノーホワイトの相手の一人だけど、攻略対象者ではないから父王と精霊達のように選択肢が出てきたりしないのよ)
王子にお持ち帰りされた事で息を吹き返したスノーホワイトはお妃になるべく調教を受ける事になるのだが、それは後に語るとして──・・・。
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