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逆転の狼煙
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「というわけで、あの化け物を討伐することになった」
あっけからんとナイトさんは次の日、混乱したアルムハーンが立ち直った後にそう語る。
「……なったって……ちょっとまてえええい!」
突然の言葉、そしてあまりにも突拍子もない提案に私はすかさず突っ込みを入れる。
「どうしたマスター」
「いや、ナイトさん!? 討伐って……無理に決まってんじゃないですか!」
「なぜだ?」
首を傾げるナイトさんであったが、私はこの人が正気を保って居られているのかが不安にさえなる。
「なぜって……昨日のありさまを見たでしょう!? 見ただけでほとんどの人が半狂乱状態……ルインさんだっ
て泣き出しちゃったんですよ!」
「そこのところは大声でいわんでいいっつーの……」
顔を赤くし、そっぽをむくルインさん。
襲撃者が去った後、街は大混乱に陥った。
ギルドの人々は、イワンコフさんの襲撃で耐性がある程度ついていたのか比較的穏やではあったものの。
ギルドマスターであるルインさんは心労が限界を超えたのか……アルムハーンの未来を憂いておいおいとその場
で泣き崩れてしまったのだ。
「無理はない、あの化け物を前にして正気を保っていられる人間はそういない」
「だったら、なんでそんなもの私たちに討伐させるなんて言っちゃったんですか!」
身勝手な行動と、釣り合わない言動に私は怒りを覚えながらもナイトさんを問い詰めるが、ナイトさんは相変わ
らず平然とした表情。
反省の色はなく、戦術を組み立てるように何かの人数を数えている。
「ちょっと! 聞いてます?」
「聞いているさ……俺が討伐をできると言ったのは、勝算があったからだ」
「勝算? 何言ってるんですか……素人目で見てもあの「キングフェンリル」ってやつはイワンコフさんよりも強
大な敵ですよ」
「そうだな、レイドボスははっきり言うと単体では転生者が束になってかかっても勝てない存在だ。 むろん俺も
勇者もな」
勇者もという言葉に総毛立つ。
国崩し……なんてものよりもはるかに恐ろしいものが二日後に自分の身に降りかかるのだという恐怖と……なんでそんなものと戦わせられようとしているのかという疑問の双方が私にのしかかった。
話を聞いていたアッガスさんでさえも、眉をひそめる。
「ナイト……お前が勝てないなら、俺たちに勝算なんてあるわけ……」
「ある……」
しかし、アッガスさんの言葉を遮るようにナイトさんはそういい張った。
私にとってはその行動に意味を見出すことは出来なかったが。
「なら、その作戦を聞こうじゃないか」
アッガスさんは真剣な表情で身を乗り出してナイトさんの言葉を聞く。
その姿勢に、ナイトさんは満足そうにうなずいた。
今まで勝てるとだけ言い張り内容を語らなかったのは……どうやら回りくどい方法で戦う意思があるのかを図っ
ていたらしい。
「まず、キングフェンリルを見て、ルインのように正気を失ったものがいたはずだが」
「ああ」
「あれは、【恐怖】というスキルだ」
「恐怖? スキル?」
「そうだ、一定の確率で……3割程度だが近づいた人間の行動を一時制限する……レイドボス戦は多くのプレイヤ
ーでボスを総叩きにするイベントだからな、単純にHPを増やすよりもこうして妨害をすることで生存時間を延ばす
のだ」
「あれだけの強さを誇りながら、随分と控えめな能力だねぇ。この国土全体にクレイドルの魔法を放ったミコトって人よりもそれでいて強いんだろう?」
遠巻きに話を聞いていた局長はそう疑問符を漏らす。
局長の報告により、アルムハーンにかけられていたものと思われたクレイドルの魔法は、この国の全土にわたっ
て放たれていたことが分かった。
あのままキングフェンリルを放たれていれば、その場で国崩しはなったことだろう。
ナイトさんいわく、彼女にその意思はないということではあったが……それでも転生者が本気を出せば一日で国
が消えるということは不思議でも何でもない話であるという事実は、私たちに生きる気力を失わせるには充分であった。
しかし。
「確かに、眠っている間に攻め込まれればどうしようもないが……今回ミコトはレイドボスの討伐だけを条件とし
た。ミコトとキングフェンリル同時の討伐であれば確かに骨は折れるだろうが……なに、キングフェンリルだけで
あるならば不可能ではない」
「どういう意味だよナイト。 レイドボスのほうが強いんだろ?」
「ああ、ただ正面を切って戦えばキングフェンリルの圧勝だろうな。だが、強さのベクトルが転生者とキングフェ
ンリルは違う」
「どういう意味だ?」
「転生者はプレイヤー……つまりは死亡確率(ゲームオーバー)が低くなるようにステータスが設定される……そ
のためスキルには一定レベル以下のダメージを防いだり、敵に囲まれた際に範囲攻撃を放てたり……自分が傷つい
たときに、もしくは死亡した時に蘇生ができるスキルを有していたりする」
「どういうことだい? キングフェンリルだって異世界の生物だ。 死ににくいように作られているんじゃないの
かい?」
「それは違う。 あくまでキングフェンリルは、人を楽しませるために、最終的には倒されるようにと作られた魔
物だ……ゆえに、アーリー、お前がさっき言った通り発動するスキルは控えめだ。 中でもキングフェンリルは初
心者にも楽しめるように設定されたレイドボス。やり直しがきく俺たちの世界であれば、イワンコフのほうが攻略
難易度は高い」
希望が見える話ではあるが、そこにはやり直しができるという条件がある。
「やり直しができないから、つまりはレイドボスは強いということ?」
ナイトさんはその言葉にこくりと頷く。
「そうだ……ゲームオーバーになっても、数秒後にリスポーンができたゲーム世界だからこそレイドボスは簡単だ
った。全滅して、数秒後にもういちど再アタックする。その莫大なHPがレイドボスの強みだからな」
「つまりはこういうことかい? その莫大なタフネスさえ克服できりゃ、勝機はあると?」
ルインさんは顔を上げ、獣耳がぴんと立つ。
「その通りだ……初心者向け故、弓も矢もこの世界のもので十分通用するはずだからな……戦場が用意されていた
レイドボスの会場と違って、ここは自由に距離をとって戦えることも大きい。 恐怖の範囲射程外から、弓矢で一
気に倒しきるのがよかろう」
ナイトさんの言葉に、誰もが希望を見出す。
倒せない敵ではない……。
だが。
「まってくださいナイトさん!」
それは単なる言葉遊びではないだろうか?
「なんだ、マスター」
「確かに、弓は効くんでしょうね……ダメージも通る。だけどそれは転生者も同じなはず。ダメージを通せても倒
しきれないほどのタフネスだからこそ、レイドボスは凶悪なんじゃないですか? 弓矢なんかで倒せるなら、転生者の誰もがあの化け物を倒せるはずです!」
そう、弓矢で倒せる敵を、転生者が倒せないわけがない。
ナイトさんが語っているのはどこまでも詭弁でしかないじゃないか。
攻撃が通せても、それでもなお耐えきる体力の多さが自慢の敵であるならば、私たちが束になってかかったとこ
ろでおそらく足りないはずだ。
私の言葉に、話を黙って聞いていた冒険者たちの表情が曇る。
絶望を叩きつけるような形になってしまうが、それでもこれは明確にしないといけない問題だ。
「確かに、ただの弓矢であればどうしようもない、ミコトほどのプレイヤーなら、お前たちが使える戦術も、魔法
も熟知しているはずだ……それを見越してのキングフェンリルだろうからな」
「……じゃあ、どうするっていうんですか?」
「だが知らないこともある……」
「知らないこと? もう、もったいぶらないで普通に話してくださいナイトさん!」
ナイトさんはそう含み笑いを浮かべると。
「この花が、この世界に咲いているということだ」
手に持った一凛の花をどこからともなく取り出した。
■
あっけからんとナイトさんは次の日、混乱したアルムハーンが立ち直った後にそう語る。
「……なったって……ちょっとまてえええい!」
突然の言葉、そしてあまりにも突拍子もない提案に私はすかさず突っ込みを入れる。
「どうしたマスター」
「いや、ナイトさん!? 討伐って……無理に決まってんじゃないですか!」
「なぜだ?」
首を傾げるナイトさんであったが、私はこの人が正気を保って居られているのかが不安にさえなる。
「なぜって……昨日のありさまを見たでしょう!? 見ただけでほとんどの人が半狂乱状態……ルインさんだっ
て泣き出しちゃったんですよ!」
「そこのところは大声でいわんでいいっつーの……」
顔を赤くし、そっぽをむくルインさん。
襲撃者が去った後、街は大混乱に陥った。
ギルドの人々は、イワンコフさんの襲撃で耐性がある程度ついていたのか比較的穏やではあったものの。
ギルドマスターであるルインさんは心労が限界を超えたのか……アルムハーンの未来を憂いておいおいとその場
で泣き崩れてしまったのだ。
「無理はない、あの化け物を前にして正気を保っていられる人間はそういない」
「だったら、なんでそんなもの私たちに討伐させるなんて言っちゃったんですか!」
身勝手な行動と、釣り合わない言動に私は怒りを覚えながらもナイトさんを問い詰めるが、ナイトさんは相変わ
らず平然とした表情。
反省の色はなく、戦術を組み立てるように何かの人数を数えている。
「ちょっと! 聞いてます?」
「聞いているさ……俺が討伐をできると言ったのは、勝算があったからだ」
「勝算? 何言ってるんですか……素人目で見てもあの「キングフェンリル」ってやつはイワンコフさんよりも強
大な敵ですよ」
「そうだな、レイドボスははっきり言うと単体では転生者が束になってかかっても勝てない存在だ。 むろん俺も
勇者もな」
勇者もという言葉に総毛立つ。
国崩し……なんてものよりもはるかに恐ろしいものが二日後に自分の身に降りかかるのだという恐怖と……なんでそんなものと戦わせられようとしているのかという疑問の双方が私にのしかかった。
話を聞いていたアッガスさんでさえも、眉をひそめる。
「ナイト……お前が勝てないなら、俺たちに勝算なんてあるわけ……」
「ある……」
しかし、アッガスさんの言葉を遮るようにナイトさんはそういい張った。
私にとってはその行動に意味を見出すことは出来なかったが。
「なら、その作戦を聞こうじゃないか」
アッガスさんは真剣な表情で身を乗り出してナイトさんの言葉を聞く。
その姿勢に、ナイトさんは満足そうにうなずいた。
今まで勝てるとだけ言い張り内容を語らなかったのは……どうやら回りくどい方法で戦う意思があるのかを図っ
ていたらしい。
「まず、キングフェンリルを見て、ルインのように正気を失ったものがいたはずだが」
「ああ」
「あれは、【恐怖】というスキルだ」
「恐怖? スキル?」
「そうだ、一定の確率で……3割程度だが近づいた人間の行動を一時制限する……レイドボス戦は多くのプレイヤ
ーでボスを総叩きにするイベントだからな、単純にHPを増やすよりもこうして妨害をすることで生存時間を延ばす
のだ」
「あれだけの強さを誇りながら、随分と控えめな能力だねぇ。この国土全体にクレイドルの魔法を放ったミコトって人よりもそれでいて強いんだろう?」
遠巻きに話を聞いていた局長はそう疑問符を漏らす。
局長の報告により、アルムハーンにかけられていたものと思われたクレイドルの魔法は、この国の全土にわたっ
て放たれていたことが分かった。
あのままキングフェンリルを放たれていれば、その場で国崩しはなったことだろう。
ナイトさんいわく、彼女にその意思はないということではあったが……それでも転生者が本気を出せば一日で国
が消えるということは不思議でも何でもない話であるという事実は、私たちに生きる気力を失わせるには充分であった。
しかし。
「確かに、眠っている間に攻め込まれればどうしようもないが……今回ミコトはレイドボスの討伐だけを条件とし
た。ミコトとキングフェンリル同時の討伐であれば確かに骨は折れるだろうが……なに、キングフェンリルだけで
あるならば不可能ではない」
「どういう意味だよナイト。 レイドボスのほうが強いんだろ?」
「ああ、ただ正面を切って戦えばキングフェンリルの圧勝だろうな。だが、強さのベクトルが転生者とキングフェ
ンリルは違う」
「どういう意味だ?」
「転生者はプレイヤー……つまりは死亡確率(ゲームオーバー)が低くなるようにステータスが設定される……そ
のためスキルには一定レベル以下のダメージを防いだり、敵に囲まれた際に範囲攻撃を放てたり……自分が傷つい
たときに、もしくは死亡した時に蘇生ができるスキルを有していたりする」
「どういうことだい? キングフェンリルだって異世界の生物だ。 死ににくいように作られているんじゃないの
かい?」
「それは違う。 あくまでキングフェンリルは、人を楽しませるために、最終的には倒されるようにと作られた魔
物だ……ゆえに、アーリー、お前がさっき言った通り発動するスキルは控えめだ。 中でもキングフェンリルは初
心者にも楽しめるように設定されたレイドボス。やり直しがきく俺たちの世界であれば、イワンコフのほうが攻略
難易度は高い」
希望が見える話ではあるが、そこにはやり直しができるという条件がある。
「やり直しができないから、つまりはレイドボスは強いということ?」
ナイトさんはその言葉にこくりと頷く。
「そうだ……ゲームオーバーになっても、数秒後にリスポーンができたゲーム世界だからこそレイドボスは簡単だ
った。全滅して、数秒後にもういちど再アタックする。その莫大なHPがレイドボスの強みだからな」
「つまりはこういうことかい? その莫大なタフネスさえ克服できりゃ、勝機はあると?」
ルインさんは顔を上げ、獣耳がぴんと立つ。
「その通りだ……初心者向け故、弓も矢もこの世界のもので十分通用するはずだからな……戦場が用意されていた
レイドボスの会場と違って、ここは自由に距離をとって戦えることも大きい。 恐怖の範囲射程外から、弓矢で一
気に倒しきるのがよかろう」
ナイトさんの言葉に、誰もが希望を見出す。
倒せない敵ではない……。
だが。
「まってくださいナイトさん!」
それは単なる言葉遊びではないだろうか?
「なんだ、マスター」
「確かに、弓は効くんでしょうね……ダメージも通る。だけどそれは転生者も同じなはず。ダメージを通せても倒
しきれないほどのタフネスだからこそ、レイドボスは凶悪なんじゃないですか? 弓矢なんかで倒せるなら、転生者の誰もがあの化け物を倒せるはずです!」
そう、弓矢で倒せる敵を、転生者が倒せないわけがない。
ナイトさんが語っているのはどこまでも詭弁でしかないじゃないか。
攻撃が通せても、それでもなお耐えきる体力の多さが自慢の敵であるならば、私たちが束になってかかったとこ
ろでおそらく足りないはずだ。
私の言葉に、話を黙って聞いていた冒険者たちの表情が曇る。
絶望を叩きつけるような形になってしまうが、それでもこれは明確にしないといけない問題だ。
「確かに、ただの弓矢であればどうしようもない、ミコトほどのプレイヤーなら、お前たちが使える戦術も、魔法
も熟知しているはずだ……それを見越してのキングフェンリルだろうからな」
「……じゃあ、どうするっていうんですか?」
「だが知らないこともある……」
「知らないこと? もう、もったいぶらないで普通に話してくださいナイトさん!」
ナイトさんはそう含み笑いを浮かべると。
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