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其の三 回文
三
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夏休みもあと一週間で終わりという夏の日であっても、有村の生活に特別な変化はなかった。宿題はもう済ませているし、夏休みが過ぎ去ることに対する名残惜しさはあるものの、生きている限り時間は止まらない。なるがままに身を任せるのみである。
蒼井の様子も別段変わらなかった。いつものように有村家へ顔を見せに来て、メロンソーダを飲んでいる。個人で宿題をさっさと済ませるという点では、有村も蒼井も同じなので、二人で一緒に宿題をやるなどということもない。
蒼井は話し出したら止まらないが、黙り始めると黙ったままのことも多く、その日の蒼井は突然黙り出したまま三十分ほどぼんやりとして窓の外を見つめていた。
有村の部屋があるのは二階だが、特に眺めが良いこともない。前には道路と、その向こうに家々が並ぶくらいだ。居間なら南側にそびえる山が遠くに見え、案外爽快ではあるが、残念ながら有村の部屋は東向きで、眺めなんかちんけなものである。
蒼井は、走り去る車や人の行き交うのを気のない表情で追っている。
有村は一人でゲームに勤しんでいた。こういう日もある。
「なあ」
久しぶりに蒼井が口を開いた。有村は生返事をしながらキリの良いところまで画面を見つめて、「うん?」とやっと顔を上げる。
蒼井はかったるそうな態度だ。横目で有村を認めると、窓の外を指差した。
「あっちに、ベトナム料理の店があっただろう、残念ながら潰れてしまったけど」
「ああ、あったな」
蒼井が指す方向、有村の家から徒歩五分くらいのところに、半年ほど前まであった店のことを思い出す。
四十代くらいの店主が一人で切り盛りしていた店で、味は大変美味であった。味覚が大雑把だと自覚のある有村でも、レモングラスそぼろご飯は特別に美味しいと感じていたのである。小さな店で、ほどほどに盛況していたはずだったが、店主の体調不良のため、残念ながら閉店となった。家族三人で定期的に通っていたので、「残念やなあ」と両親が言っていたのも記憶に新しい。確か、ヘルニアだとかいう話である。
「あの店主がどこに行ったのか、いつか探偵を雇って探してもらおうと思っているんだが、今回はその話をするつもりはない、有村君はあの店の後がいったいどうなっているか知っているか」
探偵を雇うつもりなのかと思いながら、有村は首を捻った。
「何もないままちゃうの? この前、前通ったけど、特に何もなかったと思うで。真っ暗やったし」
蒼井はニヤリとして指を振った。
「有村君の目は節穴だな、その時は何もなかったのかもしれないから、有村君の視力についてやいやい言うつもりはないよ、今大事なのはあの店の後の話だからね。聞いて驚くと良いよ、今はあそこに何やら怪しい団体が入り込んでいる」
「怪しい団体?」
有村は眉間に皺を寄せる。
「うん、別に看板も何もない、こっそり中を覗くと、カラフルな椅子と机が並んだ簡素な部屋になっていたよ、観葉植物が並んでいて、七福神の絵が見えた、壁には文字の書かれた紙がたくさん貼られていて、どうにもきな臭いぜ」
「それは怪しいな」
蒼井の説明通りに室内を想像すると、とんちんかんな部屋が脳内に現れた。蒼井の言う通りなら、確実にやばい組織が出入りしている。
「そっか、じゃああんまり前通らんようにしななあ。変に絡まれるのは最悪やし」
「今さらだな」
蒼井は、メロンソーダを手に取ると、ゆっくりとグラスを回した。しゅわしゅわと炭酸の音がする。
今さら。有村はその言葉にぎくりと動きを止める。
「僕が偵察をしていると、後ろから声をかけられたよ、何か御用ですかって、気配がなかったから驚いたぜ」
「おいおいおいおい」
有村は蒼井の元に詰め寄る。事後報告だったというわけである。最近の蒼井は、変な奴に絡まれてばかりだ。そういうターンに入っているのだろうか?
蒼井は済ました顔で続ける。
「僕の後ろには若い男女が立っていた、僕はここは何ですかと訊いてみたんだ、そしたら彼らは府立大学回文研究会だと名乗った、ここを貸し部屋として使っているらしいということも分かった」
大学生が、元ベトナム料理店に集い、七福神の周りで夜な夜な怪しげなことをしている。
有村は想像して、苦い顔をした。
「回文って言われても」
有村は腕を組む。
回文と言われてすぐに思い出すのは、「トマト」とかそんなものくらいである。上から読んでも下から読んでも同じ文字列のことだ。
「つーか、何で府立大学の人がこんなとこ借りんの? 大学にサークル棟みたいなのあるんちゃうん? よく知らんけどさ」
「さあな、ここらは波長が良いとか何とか言われたが、僕の知ったことじゃない」
波長と聞いて、有村は真顔になる。そういうのは、一番あかんパターンである。
回文研究会。
世の中にはあらゆる研究会が存在する。回文を研究する人たちが存在するのは当然のことで、その点については、特別不思議に思うべきものではないはずだ。
回文の研究とは、いったい何をするのだろうか。波長とはいかに?
有村が考えていると、蒼井は続けた。
「回文研究会に参加しないかと誘われた」
「何で?」
今日で一番大きい声が出る。有村は声が大きい方ではないし、ましてや家ではぼそぼそと話がちだが、今回ばかりは意図せずして大きな声が出てしまった。
「回文研究会に大学生しか参加してはいけないというルールはないらしい、今は大学生しかいないそうだけど、僕はなぜか彼らに大層気に入られたんだよ、当然断ったけど」
有村は、蒼井の言葉を聞いてほっとする。断ったのなら何ら問題はない。話は終了だ。これ以上進展することもないからである。
「断ったけど――彼らは言った、今日の夜七時にここで待っているって。来ることはないと言ったが、彼らは聞く耳を持たない強引な奴らだった」
有村は耳を疑う。
蒼井は、ひょいと肩を上げた。
「いつまでも僕を待っていられちゃ困るだろう」
「行くつもりってこと?」
蒼井の意志は、いつだって固い。他人にどうこうできないほど、重くて頑固だ。行かないと言ったら行かないはずなのに、今回に限っては意志が虚弱である。
「そうだ、有村君にも会わせてやると良いと思ってね、彼らはずいぶん変わっていたよ、世界にはいろんな種類の人間がいるな」
「いやいや僕って変な人と関わり持ちたくないタイプやんか? 行かへんっていう意思は伝えてるわけやし、行く必要ないと思うけど。蒼井君って、なんか、そういうとこ真面目やな?」
「僕は真面目さを売りにしている人間じゃないぜ」
案外、押しに弱いのだろうか。
有村を巻き込もうとする蒼井の思考は読めない。しかし、いつだって蒼井は突飛だ。理解出来たことなんて、一度もないのである。
「どうせ、用事なんてないんだろう?」
お見通しという視線を向けられて、有村はつーと逸らす。
「いやー……予定あるわ」
本当は何もなかったが、「ない!」と元気よく言うわけにもいかない。どうせこんな嘘、すぐに見破られるけれど、有村としては行くとは言いたくなかった。
蒼井はせせら笑う。
「有村君は嘘が下手くそだな、社会人になるまでには、もっと上手に出来るようにしておけよ」
「嘘が上手い人間になれる気はせんよな」
「有村君はそう言うと思った」
蒼井は立ち上がると、有村に背を向ける。
「じゃ、七時少し前に迎えに来るよ、三十分くらいで話は終わるそうだから」
「えー、まじか」
「また後で」
「了承はしてへんで。蒼井君もたいがい強引やな」
有村の言葉に何も返さず、蒼井は階段を降りて行く。足取りは軽い。変なことに巻き込まれながらも、気分は悪くないようだ。楽しんでいる節がある。長期休暇のおかげか、最近の蒼井の機嫌は割合良かった。蒼井は学校が嫌いなのだ。最も嫌いなのは、自分と同年代の年頃の人間だと聞かされている。学校が始まれば、また恨みがましい目をすることが多くなることだろう。
「じゃあ僕のことも嫌いやん」
聞かされた時、有村はこう言った。すると蒼井はふんと笑った。そして、有村君は有村君じゃないかと言ったのである。訳が分からなかった。
蒼井が玄関を出た音を聞いてから、有村はしばらく部屋でごろごろとしていた。どうせ休みだ、即座に行動すべきことなど一つもない。
しばらく無駄な時間を堪能してから、母友恵の元へ行き、「今日の夜なあ」と言い出すと、母は全てを理解した顔をした。
「蒼井君と出かけるんやろ? 何かの集まりやって聞いたわ。行ってき行ってき、暇なんやから」
周到なことに、蒼井は帰る際か、あるいは来た時に母へ話していたようだ。外堀を埋められている気分である。奴の、こういう時の手の回しようには隙がない。
「ああ、うん」
有村は曖昧に言って、部屋へ戻る。行かないなんて選択肢は、とうに消えている。
説明が省けたのは良かったじゃないかと、前向きに考えてみることにした。それに、最近の蒼井はおかしなことに巻き込まれやすい。断るのが一番だとは分かっているが、こうなった以上、一人で行かせるよりは良いだろう。
おかしなことになりませんように。
有村は部屋で静かに七時を待った。
蒼井の様子も別段変わらなかった。いつものように有村家へ顔を見せに来て、メロンソーダを飲んでいる。個人で宿題をさっさと済ませるという点では、有村も蒼井も同じなので、二人で一緒に宿題をやるなどということもない。
蒼井は話し出したら止まらないが、黙り始めると黙ったままのことも多く、その日の蒼井は突然黙り出したまま三十分ほどぼんやりとして窓の外を見つめていた。
有村の部屋があるのは二階だが、特に眺めが良いこともない。前には道路と、その向こうに家々が並ぶくらいだ。居間なら南側にそびえる山が遠くに見え、案外爽快ではあるが、残念ながら有村の部屋は東向きで、眺めなんかちんけなものである。
蒼井は、走り去る車や人の行き交うのを気のない表情で追っている。
有村は一人でゲームに勤しんでいた。こういう日もある。
「なあ」
久しぶりに蒼井が口を開いた。有村は生返事をしながらキリの良いところまで画面を見つめて、「うん?」とやっと顔を上げる。
蒼井はかったるそうな態度だ。横目で有村を認めると、窓の外を指差した。
「あっちに、ベトナム料理の店があっただろう、残念ながら潰れてしまったけど」
「ああ、あったな」
蒼井が指す方向、有村の家から徒歩五分くらいのところに、半年ほど前まであった店のことを思い出す。
四十代くらいの店主が一人で切り盛りしていた店で、味は大変美味であった。味覚が大雑把だと自覚のある有村でも、レモングラスそぼろご飯は特別に美味しいと感じていたのである。小さな店で、ほどほどに盛況していたはずだったが、店主の体調不良のため、残念ながら閉店となった。家族三人で定期的に通っていたので、「残念やなあ」と両親が言っていたのも記憶に新しい。確か、ヘルニアだとかいう話である。
「あの店主がどこに行ったのか、いつか探偵を雇って探してもらおうと思っているんだが、今回はその話をするつもりはない、有村君はあの店の後がいったいどうなっているか知っているか」
探偵を雇うつもりなのかと思いながら、有村は首を捻った。
「何もないままちゃうの? この前、前通ったけど、特に何もなかったと思うで。真っ暗やったし」
蒼井はニヤリとして指を振った。
「有村君の目は節穴だな、その時は何もなかったのかもしれないから、有村君の視力についてやいやい言うつもりはないよ、今大事なのはあの店の後の話だからね。聞いて驚くと良いよ、今はあそこに何やら怪しい団体が入り込んでいる」
「怪しい団体?」
有村は眉間に皺を寄せる。
「うん、別に看板も何もない、こっそり中を覗くと、カラフルな椅子と机が並んだ簡素な部屋になっていたよ、観葉植物が並んでいて、七福神の絵が見えた、壁には文字の書かれた紙がたくさん貼られていて、どうにもきな臭いぜ」
「それは怪しいな」
蒼井の説明通りに室内を想像すると、とんちんかんな部屋が脳内に現れた。蒼井の言う通りなら、確実にやばい組織が出入りしている。
「そっか、じゃああんまり前通らんようにしななあ。変に絡まれるのは最悪やし」
「今さらだな」
蒼井は、メロンソーダを手に取ると、ゆっくりとグラスを回した。しゅわしゅわと炭酸の音がする。
今さら。有村はその言葉にぎくりと動きを止める。
「僕が偵察をしていると、後ろから声をかけられたよ、何か御用ですかって、気配がなかったから驚いたぜ」
「おいおいおいおい」
有村は蒼井の元に詰め寄る。事後報告だったというわけである。最近の蒼井は、変な奴に絡まれてばかりだ。そういうターンに入っているのだろうか?
蒼井は済ました顔で続ける。
「僕の後ろには若い男女が立っていた、僕はここは何ですかと訊いてみたんだ、そしたら彼らは府立大学回文研究会だと名乗った、ここを貸し部屋として使っているらしいということも分かった」
大学生が、元ベトナム料理店に集い、七福神の周りで夜な夜な怪しげなことをしている。
有村は想像して、苦い顔をした。
「回文って言われても」
有村は腕を組む。
回文と言われてすぐに思い出すのは、「トマト」とかそんなものくらいである。上から読んでも下から読んでも同じ文字列のことだ。
「つーか、何で府立大学の人がこんなとこ借りんの? 大学にサークル棟みたいなのあるんちゃうん? よく知らんけどさ」
「さあな、ここらは波長が良いとか何とか言われたが、僕の知ったことじゃない」
波長と聞いて、有村は真顔になる。そういうのは、一番あかんパターンである。
回文研究会。
世の中にはあらゆる研究会が存在する。回文を研究する人たちが存在するのは当然のことで、その点については、特別不思議に思うべきものではないはずだ。
回文の研究とは、いったい何をするのだろうか。波長とはいかに?
有村が考えていると、蒼井は続けた。
「回文研究会に参加しないかと誘われた」
「何で?」
今日で一番大きい声が出る。有村は声が大きい方ではないし、ましてや家ではぼそぼそと話がちだが、今回ばかりは意図せずして大きな声が出てしまった。
「回文研究会に大学生しか参加してはいけないというルールはないらしい、今は大学生しかいないそうだけど、僕はなぜか彼らに大層気に入られたんだよ、当然断ったけど」
有村は、蒼井の言葉を聞いてほっとする。断ったのなら何ら問題はない。話は終了だ。これ以上進展することもないからである。
「断ったけど――彼らは言った、今日の夜七時にここで待っているって。来ることはないと言ったが、彼らは聞く耳を持たない強引な奴らだった」
有村は耳を疑う。
蒼井は、ひょいと肩を上げた。
「いつまでも僕を待っていられちゃ困るだろう」
「行くつもりってこと?」
蒼井の意志は、いつだって固い。他人にどうこうできないほど、重くて頑固だ。行かないと言ったら行かないはずなのに、今回に限っては意志が虚弱である。
「そうだ、有村君にも会わせてやると良いと思ってね、彼らはずいぶん変わっていたよ、世界にはいろんな種類の人間がいるな」
「いやいや僕って変な人と関わり持ちたくないタイプやんか? 行かへんっていう意思は伝えてるわけやし、行く必要ないと思うけど。蒼井君って、なんか、そういうとこ真面目やな?」
「僕は真面目さを売りにしている人間じゃないぜ」
案外、押しに弱いのだろうか。
有村を巻き込もうとする蒼井の思考は読めない。しかし、いつだって蒼井は突飛だ。理解出来たことなんて、一度もないのである。
「どうせ、用事なんてないんだろう?」
お見通しという視線を向けられて、有村はつーと逸らす。
「いやー……予定あるわ」
本当は何もなかったが、「ない!」と元気よく言うわけにもいかない。どうせこんな嘘、すぐに見破られるけれど、有村としては行くとは言いたくなかった。
蒼井はせせら笑う。
「有村君は嘘が下手くそだな、社会人になるまでには、もっと上手に出来るようにしておけよ」
「嘘が上手い人間になれる気はせんよな」
「有村君はそう言うと思った」
蒼井は立ち上がると、有村に背を向ける。
「じゃ、七時少し前に迎えに来るよ、三十分くらいで話は終わるそうだから」
「えー、まじか」
「また後で」
「了承はしてへんで。蒼井君もたいがい強引やな」
有村の言葉に何も返さず、蒼井は階段を降りて行く。足取りは軽い。変なことに巻き込まれながらも、気分は悪くないようだ。楽しんでいる節がある。長期休暇のおかげか、最近の蒼井の機嫌は割合良かった。蒼井は学校が嫌いなのだ。最も嫌いなのは、自分と同年代の年頃の人間だと聞かされている。学校が始まれば、また恨みがましい目をすることが多くなることだろう。
「じゃあ僕のことも嫌いやん」
聞かされた時、有村はこう言った。すると蒼井はふんと笑った。そして、有村君は有村君じゃないかと言ったのである。訳が分からなかった。
蒼井が玄関を出た音を聞いてから、有村はしばらく部屋でごろごろとしていた。どうせ休みだ、即座に行動すべきことなど一つもない。
しばらく無駄な時間を堪能してから、母友恵の元へ行き、「今日の夜なあ」と言い出すと、母は全てを理解した顔をした。
「蒼井君と出かけるんやろ? 何かの集まりやって聞いたわ。行ってき行ってき、暇なんやから」
周到なことに、蒼井は帰る際か、あるいは来た時に母へ話していたようだ。外堀を埋められている気分である。奴の、こういう時の手の回しようには隙がない。
「ああ、うん」
有村は曖昧に言って、部屋へ戻る。行かないなんて選択肢は、とうに消えている。
説明が省けたのは良かったじゃないかと、前向きに考えてみることにした。それに、最近の蒼井はおかしなことに巻き込まれやすい。断るのが一番だとは分かっているが、こうなった以上、一人で行かせるよりは良いだろう。
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