俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第4章 高等部先輩と後輩

第322話 驚く陽葵先輩 その1

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「三國君!」
「今、陽葵をこっちに呼んだから!!」
「しばらくしたら、来ると思うわ!!!」

 真優美さんは、さっきの案を陽葵先輩に話して、俺を陽葵先輩に紹介する気なんだろう。
 世の中、そう上手く行く物だろうか……

 ……

 2~3分位の時間が経った頃。
 陽葵先輩が、住居側から喫茶店の方に顔を見せる。

 陽葵先輩は不思議そうな表情をしながら、俺たちが座っているテーブル席に近付いて来る。
 陽葵先輩の姿は私服姿で有る。

「……」

 席に到着した陽葵先輩は、自分の席と成る場所に座りながら、真優美さんに怪訝な表情で話し始める。

「お姉ちゃん…」
「それで話しとは、一体なに?」

「まぁ、まぁ、陽葵!」
「先ずは、お茶とお菓子を楽しんで!!♪」

 真優美さんは笑顔で、陽葵先輩に言う。
 陽葵先輩は『?』の表情をしながら、アイスティーを飲む準備を始める。

(俺も今の内に、アイスティーを飲めるようにして置くか!!)

 陽葵先輩の真似では無いが、俺もアイスティーを直ぐに飲めるようにして置く。
 アイスティーにミルクやガムシロップを入れて、アイスティーをアイスミルクティー風にする。陽葵先輩も同じことをしている。

「もぐ、もぐ、―――♪」

 真優美さんは笑顔で、一口大に切ったタルトをフォークで食べている。
 その姿はまるで、虹心が目の前に居るようだ……
 真優美さんも虹心と同じ様に、悪戯好きなんだろうか!?

 真優美さんは大人の女性で有るが、まだ子ども心がかなり残っているのだろう!?
 アイスティーを一口飲み終えた陽葵先輩は、不安そうな表情で真優美さんに話し掛ける。

「それで、お姉ちゃん」
「そろそろ、本題に入らないかな?」

「んっ……。本題?」
「そんなに、改まった話しで無いから安心して。陽葵!」

 真優美さんは、陽葵先輩に穏やかな表情で話す。
 真優美さんはその表情で言葉を続ける。

「陽葵ってさぁ……」
名美崎なみさきの市立美術館で、今度開催される特別展に興味を示していたよね?」

「うん。市立美術館の特別展。気には成っている!」
「期間中。親友を誘って行こうかなと、考えている所!!」

 真優美さんの言葉を、和やかな表情で答える陽葵先輩。
 真優美さんは和やかな表情に変えて、陽葵先輩に言葉を続ける。

「私からの提案なんだけどさぁ~~、陽葵!」
「その特別展に三國君と一緒に行ったら、どうかなと、お姉ちゃんは思っているのよ!!」

「!!」

「!!///」

 真優美さんの言葉で、二人は同時に驚く!!
 俺は普通の驚きだが、陽葵先輩の方は少し頬を染めていた。
 だが、陽葵先輩は学園の生徒会副会長だけ有って、冷静な口調で真優美さんに言い始める。

「冗談はよしてよ……。お姉ちゃん!///」
「三國君とは親友で有るけど、どうして三國君と市立美術館に行かないと行けないのよ!!///」

 頬を少し染めて、困った表情で言う陽葵先輩……
 ここで『はい。よろこんで!!』と、言う女性は先ず居ないよな。

 俺を大好きな虹心だって、きっと言わないで有るだろう!?
 一回は難色の顔を示すだろう。
 だが、真優美さんは笑顔で陽葵先輩に言い始める!

「お姉ちゃんは、思うのだけどさ!」
「陽葵に三國君は結構、似合っている感じがするのよ!」

「私は三國君のことが親友として大好きだし、同じ姉妹で有るから、陽葵となら年齢も近いから、もっと親密な関係に成れるとお姉ちゃんは踏んでいるのよ!!♪」

「……///」

 真優美さんはそう言うが、陽葵先輩は頬を少し染めて『困ったな…』の表情をしている。
 こんな強引なやり方で、俺は陽葵先輩と一緒に美術館へ行くことが出来るのだろうか??

 その前に、俺は美術系に全くの興味が無いけど!///
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