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第6章 個別ルート 譲羽陽葵編
第558話 陽葵先輩に顛末を話す その1
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……
家に戻った俺は自室に戻らず、洗面台に向かう。
母親は今晩夜勤で有り、虹心の方も買い忘れた物が有るらしく現在、買い物に行っている。(Railで連絡が有った)
「……」
(頬の方は多少赤くなっているが、歯の方は問題無さそうだな…)
俺は洗面台に備わっている鏡で、頬の状況を確認している。
喰らったパンチの力は、以前喰らった松田のよりかは強かったが、頬が赤く成っただけで治まっている。
「母親や虹心が、バランスの良い食事を作ってくれてるからな!」
「そのお陰で、歯や歯茎の方にほぼダメージは無い…」
「これが自堕落な生活をしていた状態で、さっきのパンチを喰らったら、ダメージはもっと大きかったかも知れない!?」
「うん、うん。やっぱり、食生活は大事だな!!」
俺は一人しゃべりをしながら、状況の観察を終える。
この程度の腫れなら、虹心も気付かないだろうし、俺の中で収めることが出来る。
これを、下手に殴られましたと言うと、事が大きく成るだけで有る。
今は事を大きくするより、陽葵先輩との関係維持が大事で有る。
……
洗面台から自室に戻った俺は、学園制服から普段着に着替え、スマートフォンを持って勉強机の椅子に座る。
今日も課題(宿題)は出ているが、課題より先ずは陽葵先輩への報告で有る。
俺はRailアプリを開いて、陽葵先輩宛てにメッセージを打ち込み始める……
『こんにちは。陽葵先輩!』
『お伝えしたいことが有ります』
『陽葵先輩と俺との関係が、遂にバレてしまいました///』
『今日の帰り。三年の川口先輩達に待ち伏せをされて、脅されました』
『偶然、付近に居た同級生に助けられて、事なき終えましたが、今後もこの様な事が有るかも知れません……』
『Railでは伝えきれない事も有るので、明日辺りにでも撫子で相談をしたいのですが』
(まぁ、こんな感じかな?)
(実際はキッドが、川口達に向けて一言言ってくれたので、今後は起きないと思うが……)
打ち込んだメッセージに、誤字脱字が無いのを確認してから陽葵先輩に送る。
時間的に陽葵先輩は家に戻っているだろう。
(直ぐに返信くれるかな?)
(陽葵先輩……)
メッセージを送り終えた俺は、Railアプリを閉じて今日の課題に取り掛かる。
時間で言えば1時間も掛からない量で有るから、今から取り掛かっても晩ご飯の時間までには十分終わるだろう。
……
俺は課題をやり終えるが、陽葵先輩からの返信はまだ来ない。
気に成った俺はRailアプリを開き、先ほど送ったメッセージに『既読』が付いているかを確認する。
「……」
(まだ、既読が付いていないか…)
(おかしいな。陽葵先輩はもう生徒会の役員では無いし、普通コース生だから特進コース生のような特別授業も無いと思うが……)
既読が付いていなければ返信をしようが無いので、俺はRailアプリを閉じるが、早期の返信を期待していた俺には、少し心がモヤッとする。
(ここで悶々としていても仕方ないし、虹心の手伝いでも行くか)
(今晩は兄妹だけだしな)
母親は夜勤で有るが、兄の方は日勤で有るから間もなく帰って来る。
今晩、虹心が何を作っているかは知らないが、手伝った方が好感度は上がる。
(もし、あの時キッドが助けてくれなかったら、俺は今頃どう成っているのだろうか?)
(河川敷で俺は轟沈しているのだろうか……)
考えたくも無いがキッドの助けが無ければ、俺は河川敷で川口達にフルボッコにされて、今頃三途の川に居るか、死の世界を彷徨っているだろう……
(彼奴らキッドの様に喧嘩慣れをしている感が無かったから、加減を知らない筈だ)
(ドラマのリンチシーンを真似て、そのままのリンチをやっていたら、俺は間違いなく死ぬ)
俺はキッドに助けられて、本当に『九死に一生』を得るが、これは運が良いと言うか、偶然だと捉えるべきだろうか?
(……助かったのは事実だし、虹心の手伝いに行こう)
(どんなに遅くても、今夜中に陽葵先輩から連絡が来るはずだ!)
俺はそう思いながら自室から出て、虹心が居る台所に向かった……
家に戻った俺は自室に戻らず、洗面台に向かう。
母親は今晩夜勤で有り、虹心の方も買い忘れた物が有るらしく現在、買い物に行っている。(Railで連絡が有った)
「……」
(頬の方は多少赤くなっているが、歯の方は問題無さそうだな…)
俺は洗面台に備わっている鏡で、頬の状況を確認している。
喰らったパンチの力は、以前喰らった松田のよりかは強かったが、頬が赤く成っただけで治まっている。
「母親や虹心が、バランスの良い食事を作ってくれてるからな!」
「そのお陰で、歯や歯茎の方にほぼダメージは無い…」
「これが自堕落な生活をしていた状態で、さっきのパンチを喰らったら、ダメージはもっと大きかったかも知れない!?」
「うん、うん。やっぱり、食生活は大事だな!!」
俺は一人しゃべりをしながら、状況の観察を終える。
この程度の腫れなら、虹心も気付かないだろうし、俺の中で収めることが出来る。
これを、下手に殴られましたと言うと、事が大きく成るだけで有る。
今は事を大きくするより、陽葵先輩との関係維持が大事で有る。
……
洗面台から自室に戻った俺は、学園制服から普段着に着替え、スマートフォンを持って勉強机の椅子に座る。
今日も課題(宿題)は出ているが、課題より先ずは陽葵先輩への報告で有る。
俺はRailアプリを開いて、陽葵先輩宛てにメッセージを打ち込み始める……
『こんにちは。陽葵先輩!』
『お伝えしたいことが有ります』
『陽葵先輩と俺との関係が、遂にバレてしまいました///』
『今日の帰り。三年の川口先輩達に待ち伏せをされて、脅されました』
『偶然、付近に居た同級生に助けられて、事なき終えましたが、今後もこの様な事が有るかも知れません……』
『Railでは伝えきれない事も有るので、明日辺りにでも撫子で相談をしたいのですが』
(まぁ、こんな感じかな?)
(実際はキッドが、川口達に向けて一言言ってくれたので、今後は起きないと思うが……)
打ち込んだメッセージに、誤字脱字が無いのを確認してから陽葵先輩に送る。
時間的に陽葵先輩は家に戻っているだろう。
(直ぐに返信くれるかな?)
(陽葵先輩……)
メッセージを送り終えた俺は、Railアプリを閉じて今日の課題に取り掛かる。
時間で言えば1時間も掛からない量で有るから、今から取り掛かっても晩ご飯の時間までには十分終わるだろう。
……
俺は課題をやり終えるが、陽葵先輩からの返信はまだ来ない。
気に成った俺はRailアプリを開き、先ほど送ったメッセージに『既読』が付いているかを確認する。
「……」
(まだ、既読が付いていないか…)
(おかしいな。陽葵先輩はもう生徒会の役員では無いし、普通コース生だから特進コース生のような特別授業も無いと思うが……)
既読が付いていなければ返信をしようが無いので、俺はRailアプリを閉じるが、早期の返信を期待していた俺には、少し心がモヤッとする。
(ここで悶々としていても仕方ないし、虹心の手伝いでも行くか)
(今晩は兄妹だけだしな)
母親は夜勤で有るが、兄の方は日勤で有るから間もなく帰って来る。
今晩、虹心が何を作っているかは知らないが、手伝った方が好感度は上がる。
(もし、あの時キッドが助けてくれなかったら、俺は今頃どう成っているのだろうか?)
(河川敷で俺は轟沈しているのだろうか……)
考えたくも無いがキッドの助けが無ければ、俺は河川敷で川口達にフルボッコにされて、今頃三途の川に居るか、死の世界を彷徨っているだろう……
(彼奴らキッドの様に喧嘩慣れをしている感が無かったから、加減を知らない筈だ)
(ドラマのリンチシーンを真似て、そのままのリンチをやっていたら、俺は間違いなく死ぬ)
俺はキッドに助けられて、本当に『九死に一生』を得るが、これは運が良いと言うか、偶然だと捉えるべきだろうか?
(……助かったのは事実だし、虹心の手伝いに行こう)
(どんなに遅くても、今夜中に陽葵先輩から連絡が来るはずだ!)
俺はそう思いながら自室から出て、虹心が居る台所に向かった……
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