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第2章 ミッションを遂行せよ
ミッション
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ちょっとしたモヤモヤを抱えながら家に帰った私は、芹香に今日のことを報告することにした。
自分の部屋のベッドに寝転びながらカコカコと文字を打ち込む。
『芹香に言われたとおり、休日についてタカアシくんに聞いたよ。散歩して、海を見に行ったりしてるって。あとは、本屋に行くんだって。』
「・・・なんか、スパイみたい。てゆうか、こんなの知って芹香はどうするんだろ・・・」
なんだか悪いことをしているような気分になったが、まぁ、弱みを握ったわけでもないから気にしないようにする。芹香からすぐに返事がきた。
『ちょっと、私が命令したみたいじゃない。
うん、なるほどね。ありがと、みちる。参考にするわ。』
『だって聞いてこいって言ったの芹香じゃない。で、参考にするって、何に?』
『ほら、私、今度の休みにそっちに行くって言ったでしょ?』
そういえば、そんなことを言っていたなと先日の夜のやり取りを思い出した。芹香は、本気でこっちに来る気なのだろう。・・・不安でいっぱいになった。続けて芹香からメッセージがくる。
『そのときに、みちるの気になるカニくんを一目見ようと思ったのよ。で、学校には私は入れないから学校の外で対面しようと思ったの。』
『・・・それで私に休日何してるか聞いてこいって言ったのね。』
『そう。家にずっといるっていうのなら別の方法を考えようかとしていたのだけれど・・・
良かったわ、出かけてくれて。』
出かけても出かけなくても来ることには変わりはないのか。芹香は行動力のある子で、やると言ったらやるというタイプだ。頑固でもあるので、泉よりタチが悪い。言っても聞かないだろう、ここは芹香の言う通りにしようと思った。
『・・・それで?当日はどうするの?』
『簡単よ。私は一目見るだけで満足だからちょっとすれ違うだけでOK。あぁ、でもみちるも一緒よ。』
『えっ!?なんで!?芹香が会いたいんでしょ?私、関係ないじゃん!』
『あくまでカニくんはみちるに会うついでよ、ついで。メインはみちるに会って一緒にショッピングだから。』
ショッピング・・・。そういえば、芹香は買い物が好きだったな。おそらく、私の引っ越してきた街にある新しく出来たショッピングモールに行きたいのだろう。タカアシくんがついで、というのは本当だろう。
『ショッピングは別にいいんだけど、タカアシくんがどこにいるかとかは分からないよ?』
『それをみちるがリサーチしてくるのよ。休日何してるのか聞けたんだから、これくらい問題ないでしょ?これが、次のミッションよ!』
『ええー・・・無理だよー
どう接していいかわかんないし・・・』
『別に本人に聞けって言ってるんじゃないわ。
カニくんのお友達に聞けばいいじゃない。』
「タカアシくんの友達・・・ねぇ・・・」
そう言われて、真っ先に思いついたのは水野さんのことだった。水野さんだったら色々とタカアシくんのことを知っているかもしれない。
・・・いや、最初にタカアシくんを見たときに周りいた子たちに聞こう。なんだか、水野さんに聞くのは・・・気が進まない。
『・・・分かった。聞いてみるよ、収穫なくっても文句言わないでよ?』
『分かったわ。じゃあ、金曜日までによろしくね。』
『ハイハイ。』
ここで、芹香とのLINEのやり取りは終わった。私は、むくりと起き上がると壁にあるカレンダーを見た。金曜日まであと数日、私はまた、ため息をついた。水野さんは、タカアシくんと本当に付き合っているのだろうか。泉は、噂だと言っていたが・・・。なぜ、こんなにもあの2人のことが気になるのだろうか。やっぱり、タカアシくんが私にだけ、カニに見えるからなのか。・・・水野さんとも話してみたい、気がする。
「あー、考えても分からないや。とりあえず、芹香に言われた次のミッションをこなすことだけ考えるか・・・なんか、ほんとにスパイみたい。」
モヤモヤは、まだ晴れない。
自分の部屋のベッドに寝転びながらカコカコと文字を打ち込む。
『芹香に言われたとおり、休日についてタカアシくんに聞いたよ。散歩して、海を見に行ったりしてるって。あとは、本屋に行くんだって。』
「・・・なんか、スパイみたい。てゆうか、こんなの知って芹香はどうするんだろ・・・」
なんだか悪いことをしているような気分になったが、まぁ、弱みを握ったわけでもないから気にしないようにする。芹香からすぐに返事がきた。
『ちょっと、私が命令したみたいじゃない。
うん、なるほどね。ありがと、みちる。参考にするわ。』
『だって聞いてこいって言ったの芹香じゃない。で、参考にするって、何に?』
『ほら、私、今度の休みにそっちに行くって言ったでしょ?』
そういえば、そんなことを言っていたなと先日の夜のやり取りを思い出した。芹香は、本気でこっちに来る気なのだろう。・・・不安でいっぱいになった。続けて芹香からメッセージがくる。
『そのときに、みちるの気になるカニくんを一目見ようと思ったのよ。で、学校には私は入れないから学校の外で対面しようと思ったの。』
『・・・それで私に休日何してるか聞いてこいって言ったのね。』
『そう。家にずっといるっていうのなら別の方法を考えようかとしていたのだけれど・・・
良かったわ、出かけてくれて。』
出かけても出かけなくても来ることには変わりはないのか。芹香は行動力のある子で、やると言ったらやるというタイプだ。頑固でもあるので、泉よりタチが悪い。言っても聞かないだろう、ここは芹香の言う通りにしようと思った。
『・・・それで?当日はどうするの?』
『簡単よ。私は一目見るだけで満足だからちょっとすれ違うだけでOK。あぁ、でもみちるも一緒よ。』
『えっ!?なんで!?芹香が会いたいんでしょ?私、関係ないじゃん!』
『あくまでカニくんはみちるに会うついでよ、ついで。メインはみちるに会って一緒にショッピングだから。』
ショッピング・・・。そういえば、芹香は買い物が好きだったな。おそらく、私の引っ越してきた街にある新しく出来たショッピングモールに行きたいのだろう。タカアシくんがついで、というのは本当だろう。
『ショッピングは別にいいんだけど、タカアシくんがどこにいるかとかは分からないよ?』
『それをみちるがリサーチしてくるのよ。休日何してるのか聞けたんだから、これくらい問題ないでしょ?これが、次のミッションよ!』
『ええー・・・無理だよー
どう接していいかわかんないし・・・』
『別に本人に聞けって言ってるんじゃないわ。
カニくんのお友達に聞けばいいじゃない。』
「タカアシくんの友達・・・ねぇ・・・」
そう言われて、真っ先に思いついたのは水野さんのことだった。水野さんだったら色々とタカアシくんのことを知っているかもしれない。
・・・いや、最初にタカアシくんを見たときに周りいた子たちに聞こう。なんだか、水野さんに聞くのは・・・気が進まない。
『・・・分かった。聞いてみるよ、収穫なくっても文句言わないでよ?』
『分かったわ。じゃあ、金曜日までによろしくね。』
『ハイハイ。』
ここで、芹香とのLINEのやり取りは終わった。私は、むくりと起き上がると壁にあるカレンダーを見た。金曜日まであと数日、私はまた、ため息をついた。水野さんは、タカアシくんと本当に付き合っているのだろうか。泉は、噂だと言っていたが・・・。なぜ、こんなにもあの2人のことが気になるのだろうか。やっぱり、タカアシくんが私にだけ、カニに見えるからなのか。・・・水野さんとも話してみたい、気がする。
「あー、考えても分からないや。とりあえず、芹香に言われた次のミッションをこなすことだけ考えるか・・・なんか、ほんとにスパイみたい。」
モヤモヤは、まだ晴れない。
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