12 / 15
第2章 ミッションを遂行せよ
モヤモヤの正体?
しおりを挟む
なんだか気分は晴れないまま、午後の授業が始まった。・・・タカアシくんは何を言いかけたんだろうか。水野さんと言い合っているタカアシくんは私と話す時よりも少し、口調が悪くて意外だった。・・・仲が、いいんだろうか。喧嘩するほど仲がいい、という言葉もあるのだからそれなりには交流はあるのだろう。
(なーんか、タカアシくんのことばっか考えてる気がする・・・)
「はぁぁぁ・・・・・」
「おーい、私の授業はでかいため息をつくほどつまらないかー?」
「えっ!?あ、違いますっ!・・・す、すみません・・・」
「はい、じゃあ海野、この問題解いて。」
また、口から出ていたらしい。しかも苦手な数学で、当てられてしまった。・・・自業自得なんだけど。・・・タカアシくんのせいにしてやる。
まぁ、解けない問題ではなかったから良かった。
このモヤモヤを早く晴らさないと・・・
そう思っていると授業は終わり、放課後となった。いつものように泉と下校した。泉に相談しても良かったが、タカアシくんに関することだったから下手に誤解されるのは面倒だ。
(自分の部屋でじっくり考えよう。)
泉と別れて自分の家に着いたらすぐに自分の部屋にこもった。そして、モヤモヤについて考えた。
タカアシくんについて何かが引っかかるのだ。それが心につっかえて、モヤモヤする。
「モヤモヤ・・・、引っかかる・・・、タカアシくんの何かが気になってるんだと思うんだけど・・・。なんかこう、違和感ってゆーか。
ん?・・・違和感?うーん・・・、あっ!!」
思わず大きな声が出て慌てて口を抑えた。
下の階にいる親には聞こえていないだろうか。
・・・よし、声をかけられないということは聞こえていないのだろう。
では、私の考えをまとめるとタカアシくん、そして、その周りのみんなにモヤモヤ、つまりは違和感を感じていたのだ。
その違和感の正体は、タカアシくんに対するみんなの目線だ。
私は、タカアシくんのことがカニに見えているから足元を、見て話していた。だが、私以外の学校みんなは違った。目線は、カニの方を向いていなかった。まっすぐか、少し見上げるような感じだったのを思い出した。
・・・まるで、そこに1人の人間が存在しているかのようだった。
カニがいて、学校に馴染んでいることに驚きすぎて、全く気づかなかった。
つまりは、みんなにとってタカアシくんはカニではなくて人間・・・、ということになる。
では何故、私にはカニに見えるのだろうか。
・・・呪いにでもかかってるのかな?私。
「・・・うーん。分かんないなー。なんで私にはカニに見えるんだろ・・・。みんなにはちゃんと人間に見えてるみたいだし。でもまぁ、違和感は分かったからまぁ、いっか!そのうち分かるでしょ。」
(あぁ、でも今日タカアシくんの言いかけた言葉は分からないままだなぁ・・・。あれ?モヤモヤ晴れてない・・・?)
また、モヤモヤが出てきたような気がしてきたと思った瞬間、LINEの通知音が聞こえた。
メッセージを見ると芹香からだった。
『OK、分かったわ。じゃあ、明日の夜に作戦会議しましょ。』
「・・・・・作戦会議??」
(なーんか、タカアシくんのことばっか考えてる気がする・・・)
「はぁぁぁ・・・・・」
「おーい、私の授業はでかいため息をつくほどつまらないかー?」
「えっ!?あ、違いますっ!・・・す、すみません・・・」
「はい、じゃあ海野、この問題解いて。」
また、口から出ていたらしい。しかも苦手な数学で、当てられてしまった。・・・自業自得なんだけど。・・・タカアシくんのせいにしてやる。
まぁ、解けない問題ではなかったから良かった。
このモヤモヤを早く晴らさないと・・・
そう思っていると授業は終わり、放課後となった。いつものように泉と下校した。泉に相談しても良かったが、タカアシくんに関することだったから下手に誤解されるのは面倒だ。
(自分の部屋でじっくり考えよう。)
泉と別れて自分の家に着いたらすぐに自分の部屋にこもった。そして、モヤモヤについて考えた。
タカアシくんについて何かが引っかかるのだ。それが心につっかえて、モヤモヤする。
「モヤモヤ・・・、引っかかる・・・、タカアシくんの何かが気になってるんだと思うんだけど・・・。なんかこう、違和感ってゆーか。
ん?・・・違和感?うーん・・・、あっ!!」
思わず大きな声が出て慌てて口を抑えた。
下の階にいる親には聞こえていないだろうか。
・・・よし、声をかけられないということは聞こえていないのだろう。
では、私の考えをまとめるとタカアシくん、そして、その周りのみんなにモヤモヤ、つまりは違和感を感じていたのだ。
その違和感の正体は、タカアシくんに対するみんなの目線だ。
私は、タカアシくんのことがカニに見えているから足元を、見て話していた。だが、私以外の学校みんなは違った。目線は、カニの方を向いていなかった。まっすぐか、少し見上げるような感じだったのを思い出した。
・・・まるで、そこに1人の人間が存在しているかのようだった。
カニがいて、学校に馴染んでいることに驚きすぎて、全く気づかなかった。
つまりは、みんなにとってタカアシくんはカニではなくて人間・・・、ということになる。
では何故、私にはカニに見えるのだろうか。
・・・呪いにでもかかってるのかな?私。
「・・・うーん。分かんないなー。なんで私にはカニに見えるんだろ・・・。みんなにはちゃんと人間に見えてるみたいだし。でもまぁ、違和感は分かったからまぁ、いっか!そのうち分かるでしょ。」
(あぁ、でも今日タカアシくんの言いかけた言葉は分からないままだなぁ・・・。あれ?モヤモヤ晴れてない・・・?)
また、モヤモヤが出てきたような気がしてきたと思った瞬間、LINEの通知音が聞こえた。
メッセージを見ると芹香からだった。
『OK、分かったわ。じゃあ、明日の夜に作戦会議しましょ。』
「・・・・・作戦会議??」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる