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第二部・風4
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「残された者達」
無慈悲な夜は明け、太陽が何事も無かったかの様に、再びその姿を現していた。いつもと変わらぬ聖なる光が、すべてのものに分け隔てなくその恩恵を与える。
村人のほとんどの者が、昨夜と変わらぬ場所に立っていた。
昨夜、取り乱して号泣した少年は、魂の抜けた様な顔をして、虚ろな眼を火刑台に向けていた。焦点を失った動かぬ瞳が映すのは、――灰。
皆が憔悴しきった顔をしていた。
火刑を目の当たりにして精神をすり減らしたというよりは、彼らの信じる神に見放され、どうしたら良いか分からずに途方に暮れている様だった。
「……我々は……正しかったのでしょうか…………?」
一人が、のろのろと長老に訊ねる。
長老は一晩で何歳も老け込んでしまった様な顔で、それに答える。
「仕方あるまい……『厄災』は退けねばならぬ」
そのいらえに、別の一人が言う。
「……確かに、俺達も風が吹かないのも雨が降らないのも、全て『厄災』によるものだと思っていました。でも、実は逆だったのではないでしょうか? 聖女を無実の罪で捕らえ、焼き殺した俺達への、女神様の御怒りなのでは……」
「『厄災』は『厄災』だ」
長老はそうとしか言う事が出来ず、それだけを言うとその場から立ち去った。
長老とて、メイの火刑に疑問を抱いていなかったと言えば、全くの嘘になる。だが、村の者の代表としてこの役目を請け負ったのだ。今更、自分がメイの火刑を否定すればどういう事になるだろうか。
人々は代表者というものを作り、代表者は全ての責任を押し付けられ、決定を求められる。
何かがあって、出された結果に疑問や不安が起こった時、例えその結果が人々自らが決めた事であっても、全ての責任は代表者一人のものとなる。
奢り高ぶった人間達の、保身の為のシステムから成る愚劣な結果である。
「……儂はお前が好きだったよ……メイ」
疲れきった体で家路へと向う途中、長老はポツリと呟き、声も無く涙を流した。
風に乗って運び去られる筈の『厄災』は、灰という姿になってもまだ、火刑台から動く事はなかった。
それはまるで何者かの意志によって、この地に留まっている様であった。
**
「次なる生に継ぐ風」
大樹……。
こんなに大きかったっけ……。
メイは大樹の前にいた。
いつもの視点とは違う。いつもよじ登っていた大樹を、今メイは上から見下ろしているのだ。
彼女の優しい意志存在を感じた小鳥達が、メイの居る周りを飛び回る。
――風はなかった。
耳が痛くなる程の静寂が大気を支配している。
無限、とも思えるほど広がる草原が、動きを止めていた。草の一本すらそよぐ事はない。 動物達もまた、その異常事態を感じて息を潜めていた。
風を失った草原。
初めて見る光景だった。
あるべきものを失った姿は、何と歪んでいるのだろうか。
そう感じていた時、不意にメイの背後に『存在』が現れた。
――聖なる存在。
――至高なる者。
「……だれ……」
温かい光に包まれ、陶酔感に浸りながらメイはそっと呟いた。
〝私は……お前達が『神』と呼んでいる者……月の女神の父〟
「神様……」
メイは畏怖と畏敬を込めて、名も無き至高の存在の仮の名を口にする。
〝お前の肉体は、もう無い……〟
「はい。分かっています。私は……村の皆にとって、『厄災』だったみたいですから……」
神の言葉を聞き、メイは淋しげに頷いた。だが、悲しみはあっても、村の者達に対する怒りや憎しみ、恨みの感情は無かった。
ただ、穏やかに自らの運命を受け入れた顔をしている。
〝メイ、お前は良い巫女だった。一つだけ願いを叶えよう〟
神の優しい声がする。
肉体の父は風の村にいる男だとしても、魂の父はきっとこの存在なのだとメイは感じていた。
「……お願い…………?」
神の言葉に、メイは僅かに首を傾げて言葉を繰り返す。
〝そうだ。再び人となって、望むままの人生を送るも良し。このまま聖霊となって、楽園に住むも良し〟
その言葉を反芻してメイはややしばく考え込むが、「決めました」と言って顔を上げると、にっこりと微笑んだ。
「今、一生懸命生きている人達に、祝福を」
メイが慈愛の笑みを浮かべてそう言うと同時に、天が黄金色に輝く。そして、その煌く粒子が雨の様に地上に降り注いでいった。
その美しい光景を、メイは心から満足そうに眺めていた。
「……それで良かったの……?」
一番聞きたかった声が聞こえた。
メイが振り向くと、大樹の枝の先、小鳥しか留まる事が出来ぬ程に細い枝に、あの少年が座っていた。重力を感じさせない、清らかに透き通った体がそこにある。
彼の眼は、深い悲しみを湛えていた。
「…………うん」
少年の姿を見て破顔したメイは、思い切り頷く。
少年はふわりと浮かび、メイの側に来る。
鳶色の瞳と、碧い瞳が交差する。
が、少年はそっと目を伏せた。
「……ごめんね、メイ。僕が姿を現したばかりに……」
そっと呟いた少年の手を、メイはしっかりと握る。驚いて顔を上げた少年に、メイは極上の笑顔で言った。
「やっと触る事ができた!」
少年は、切なく微笑むとメイに頷いてみせる。肉体は朽ちた筈なのに、二人の繋がれた手は暖かかった。
「名前、教えて」
メイの人懐こい笑みに、少年は透き通る様な儚い微笑みを返す。
「……リヴァ。…………復活(リ・ヴァイブル)」
「…………リヴァ……」
メイは嬉しそうに、少年の名を口の中で繰り返す。そして、揺るぎない瞳でリヴァに言った。
「ねぇ、リヴァ。私、あなたに逢えて良かった。だから、謝らないで。私達の出逢いを哀しまないで」
人間でありながら、邪悪な感情を持たないメイを、聖女だと思い、また哀れな存在だと思いながらリヴァは頷く。
「……また、遭えるよ。今度は僕が会いに行くから」
「…………待ってる」
リヴァの言葉を受け取って微笑み、メイは神の方に向き直る。
〝メイ、お前の肉体は還るべき大地に還り、魂は大いなる場所へと還り、浄化されて再び新たな生を受ける〟
神の言葉をメイは従順に受け取る。
あまりに短すぎる逢瀬の終わりを感じ、彼女は穏やかに微笑んだ。。
大いなる力を感じ、メイはリヴァの手をもう一度強く握ると、この上も無い笑顔を浮かべる。
「じゃあね!」
そして、パッと手を離すと、大いなる魂の流れへと身を投じた。
魂が共鳴し歓喜する音が遠くなって行くのを聞きながら、リヴァは聖女の残像に口付ける。
〝リヴァよ。お前はどうするのだ?〟
幼い恋を微笑ましく見ていた神が、息子に訊ねる。
「もう少しここに……。その後、聖霊である事を辞めて、人間になります」
〝…………そうか〟
神はそれだけ言うと微笑み、在るべき所へと戻って行った。
大樹の梢に立ち、リヴァはメイを想う。
風が、吹き始めた。
心優しい少女の想いを託された風が、再び大樹に歌を歌わせる。草原に海の音を与え、子供の風車を回す。
そして、変わり果てた少女の残骸を、風は優しく接吻する様に、そっと攫って行った。
**
「百年の風」
黄昏の空を、少年は眺めていた。
目に見えないほそ少しずつ成長する大樹は、世界を駆け巡る風を受けて、今日も優しい音を立てている。
草原の彼方、黄昏に彩られた雲があった。
黄金色に輝くそれを見て、少年は一人の少女を想う。光に当たって、黄金色に輝く亜麻色の髪。優しい鳶色の瞳。
――悲しい程に純粋な少女。
風の強いこの地も、夕焼け時に風が凪ぐ刻がある。
その刻は、恋人達の逢瀬の時間と呼ばれた。汚れた巫女が『厄災』となるのと同様、この地方の言い伝えであった。
大樹は古くから人間達を見てきた。
進歩してゆく彼らの文化や風習は、見ていて面白い。獣の革を腰に巻いて、火を崇めていた人間達は、色とりどりの服を着、美しい音楽を奏で、芸術を生み出し、様々な言葉を作った。
だがそれと同じだけの、争いや悲劇を生み出していったのも確かだ。そしてそれは、抗う事をしない、純粋なものを容赦なく呑み込んでゆく。
そうして消えていった一人の少女を、少年は今想っていた。
黄昏の一番美しい時間に――風が凪ぐ。
一面、黄金色に彩られた草原を見て、少年は楽園にある金の野原を思い出す。
大切な少女の、哀しい想い出と共に――。
そして、再び風は吹く。
久遠の時をかけて世界を駆け巡り、一吹きごとに大切な想い出を蘇らせる。
鮮やかに。切なく、哀しく。
第二部・完
無慈悲な夜は明け、太陽が何事も無かったかの様に、再びその姿を現していた。いつもと変わらぬ聖なる光が、すべてのものに分け隔てなくその恩恵を与える。
村人のほとんどの者が、昨夜と変わらぬ場所に立っていた。
昨夜、取り乱して号泣した少年は、魂の抜けた様な顔をして、虚ろな眼を火刑台に向けていた。焦点を失った動かぬ瞳が映すのは、――灰。
皆が憔悴しきった顔をしていた。
火刑を目の当たりにして精神をすり減らしたというよりは、彼らの信じる神に見放され、どうしたら良いか分からずに途方に暮れている様だった。
「……我々は……正しかったのでしょうか…………?」
一人が、のろのろと長老に訊ねる。
長老は一晩で何歳も老け込んでしまった様な顔で、それに答える。
「仕方あるまい……『厄災』は退けねばならぬ」
そのいらえに、別の一人が言う。
「……確かに、俺達も風が吹かないのも雨が降らないのも、全て『厄災』によるものだと思っていました。でも、実は逆だったのではないでしょうか? 聖女を無実の罪で捕らえ、焼き殺した俺達への、女神様の御怒りなのでは……」
「『厄災』は『厄災』だ」
長老はそうとしか言う事が出来ず、それだけを言うとその場から立ち去った。
長老とて、メイの火刑に疑問を抱いていなかったと言えば、全くの嘘になる。だが、村の者の代表としてこの役目を請け負ったのだ。今更、自分がメイの火刑を否定すればどういう事になるだろうか。
人々は代表者というものを作り、代表者は全ての責任を押し付けられ、決定を求められる。
何かがあって、出された結果に疑問や不安が起こった時、例えその結果が人々自らが決めた事であっても、全ての責任は代表者一人のものとなる。
奢り高ぶった人間達の、保身の為のシステムから成る愚劣な結果である。
「……儂はお前が好きだったよ……メイ」
疲れきった体で家路へと向う途中、長老はポツリと呟き、声も無く涙を流した。
風に乗って運び去られる筈の『厄災』は、灰という姿になってもまだ、火刑台から動く事はなかった。
それはまるで何者かの意志によって、この地に留まっている様であった。
**
「次なる生に継ぐ風」
大樹……。
こんなに大きかったっけ……。
メイは大樹の前にいた。
いつもの視点とは違う。いつもよじ登っていた大樹を、今メイは上から見下ろしているのだ。
彼女の優しい意志存在を感じた小鳥達が、メイの居る周りを飛び回る。
――風はなかった。
耳が痛くなる程の静寂が大気を支配している。
無限、とも思えるほど広がる草原が、動きを止めていた。草の一本すらそよぐ事はない。 動物達もまた、その異常事態を感じて息を潜めていた。
風を失った草原。
初めて見る光景だった。
あるべきものを失った姿は、何と歪んでいるのだろうか。
そう感じていた時、不意にメイの背後に『存在』が現れた。
――聖なる存在。
――至高なる者。
「……だれ……」
温かい光に包まれ、陶酔感に浸りながらメイはそっと呟いた。
〝私は……お前達が『神』と呼んでいる者……月の女神の父〟
「神様……」
メイは畏怖と畏敬を込めて、名も無き至高の存在の仮の名を口にする。
〝お前の肉体は、もう無い……〟
「はい。分かっています。私は……村の皆にとって、『厄災』だったみたいですから……」
神の言葉を聞き、メイは淋しげに頷いた。だが、悲しみはあっても、村の者達に対する怒りや憎しみ、恨みの感情は無かった。
ただ、穏やかに自らの運命を受け入れた顔をしている。
〝メイ、お前は良い巫女だった。一つだけ願いを叶えよう〟
神の優しい声がする。
肉体の父は風の村にいる男だとしても、魂の父はきっとこの存在なのだとメイは感じていた。
「……お願い…………?」
神の言葉に、メイは僅かに首を傾げて言葉を繰り返す。
〝そうだ。再び人となって、望むままの人生を送るも良し。このまま聖霊となって、楽園に住むも良し〟
その言葉を反芻してメイはややしばく考え込むが、「決めました」と言って顔を上げると、にっこりと微笑んだ。
「今、一生懸命生きている人達に、祝福を」
メイが慈愛の笑みを浮かべてそう言うと同時に、天が黄金色に輝く。そして、その煌く粒子が雨の様に地上に降り注いでいった。
その美しい光景を、メイは心から満足そうに眺めていた。
「……それで良かったの……?」
一番聞きたかった声が聞こえた。
メイが振り向くと、大樹の枝の先、小鳥しか留まる事が出来ぬ程に細い枝に、あの少年が座っていた。重力を感じさせない、清らかに透き通った体がそこにある。
彼の眼は、深い悲しみを湛えていた。
「…………うん」
少年の姿を見て破顔したメイは、思い切り頷く。
少年はふわりと浮かび、メイの側に来る。
鳶色の瞳と、碧い瞳が交差する。
が、少年はそっと目を伏せた。
「……ごめんね、メイ。僕が姿を現したばかりに……」
そっと呟いた少年の手を、メイはしっかりと握る。驚いて顔を上げた少年に、メイは極上の笑顔で言った。
「やっと触る事ができた!」
少年は、切なく微笑むとメイに頷いてみせる。肉体は朽ちた筈なのに、二人の繋がれた手は暖かかった。
「名前、教えて」
メイの人懐こい笑みに、少年は透き通る様な儚い微笑みを返す。
「……リヴァ。…………復活(リ・ヴァイブル)」
「…………リヴァ……」
メイは嬉しそうに、少年の名を口の中で繰り返す。そして、揺るぎない瞳でリヴァに言った。
「ねぇ、リヴァ。私、あなたに逢えて良かった。だから、謝らないで。私達の出逢いを哀しまないで」
人間でありながら、邪悪な感情を持たないメイを、聖女だと思い、また哀れな存在だと思いながらリヴァは頷く。
「……また、遭えるよ。今度は僕が会いに行くから」
「…………待ってる」
リヴァの言葉を受け取って微笑み、メイは神の方に向き直る。
〝メイ、お前の肉体は還るべき大地に還り、魂は大いなる場所へと還り、浄化されて再び新たな生を受ける〟
神の言葉をメイは従順に受け取る。
あまりに短すぎる逢瀬の終わりを感じ、彼女は穏やかに微笑んだ。。
大いなる力を感じ、メイはリヴァの手をもう一度強く握ると、この上も無い笑顔を浮かべる。
「じゃあね!」
そして、パッと手を離すと、大いなる魂の流れへと身を投じた。
魂が共鳴し歓喜する音が遠くなって行くのを聞きながら、リヴァは聖女の残像に口付ける。
〝リヴァよ。お前はどうするのだ?〟
幼い恋を微笑ましく見ていた神が、息子に訊ねる。
「もう少しここに……。その後、聖霊である事を辞めて、人間になります」
〝…………そうか〟
神はそれだけ言うと微笑み、在るべき所へと戻って行った。
大樹の梢に立ち、リヴァはメイを想う。
風が、吹き始めた。
心優しい少女の想いを託された風が、再び大樹に歌を歌わせる。草原に海の音を与え、子供の風車を回す。
そして、変わり果てた少女の残骸を、風は優しく接吻する様に、そっと攫って行った。
**
「百年の風」
黄昏の空を、少年は眺めていた。
目に見えないほそ少しずつ成長する大樹は、世界を駆け巡る風を受けて、今日も優しい音を立てている。
草原の彼方、黄昏に彩られた雲があった。
黄金色に輝くそれを見て、少年は一人の少女を想う。光に当たって、黄金色に輝く亜麻色の髪。優しい鳶色の瞳。
――悲しい程に純粋な少女。
風の強いこの地も、夕焼け時に風が凪ぐ刻がある。
その刻は、恋人達の逢瀬の時間と呼ばれた。汚れた巫女が『厄災』となるのと同様、この地方の言い伝えであった。
大樹は古くから人間達を見てきた。
進歩してゆく彼らの文化や風習は、見ていて面白い。獣の革を腰に巻いて、火を崇めていた人間達は、色とりどりの服を着、美しい音楽を奏で、芸術を生み出し、様々な言葉を作った。
だがそれと同じだけの、争いや悲劇を生み出していったのも確かだ。そしてそれは、抗う事をしない、純粋なものを容赦なく呑み込んでゆく。
そうして消えていった一人の少女を、少年は今想っていた。
黄昏の一番美しい時間に――風が凪ぐ。
一面、黄金色に彩られた草原を見て、少年は楽園にある金の野原を思い出す。
大切な少女の、哀しい想い出と共に――。
そして、再び風は吹く。
久遠の時をかけて世界を駆け巡り、一吹きごとに大切な想い出を蘇らせる。
鮮やかに。切なく、哀しく。
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