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第五部・ブルーメンブラットヴィル 編
俺の事もねぎらってくれる? ☆
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「俺の事もねぎらってくれる?」
隣に寝転んだ佑が、香澄の手を握って自身の股間に導いた。
「ん!」
今の状況でバキバキにはなっていないが、香澄に触れられてムクッと大きくなった気がする。
「あの……」
チラリと彼を窺うと、佑は困ったように笑う。
「皆事を構ったなら、俺の事も構ってくれると嬉しい」
(確かに……。バタバタしていて、ずっとエッチはできてなかったかな。明日もゆっくりできるなら、まぁ……いいか)
心の中で自分自身と会議をし、香澄はコクリと頷いたのだった。
「た……すく、さ……っ、も、ダメ……っ」
間接照明で照らされた豪奢な部屋に、香澄の弱り切った声が響く。
〝許可〟した途端に熱烈に求められ、今はバックからガンガン突かれている。
「ん……っ、んぅっ、あっ、あぁっ」
たっぷりと前戯でほぐされた場所に、硬く漲った佑の肉棒が入り込み、掘削するように前後している。
下りてきた子宮口を遠慮なく亀頭で突き上げられ、香澄の口からははばからない嬌声が漏れた。
佑が腰を叩きつけるたびに、結合部から愛蜜がしぶきとなって飛び散る。
「んーっ! んぅっ、ん、ぁ、あ! ~~~~っ、駄目ぇ……っ!」
肥大した淫玉を指でコロコロと転がされ、香澄は大きく体を震わせるとジョパッと愛潮を漏らした。
「…………っ、あ、――――締まる……っ」
佑が食いしばった歯の間から荒々しい息とともに声を漏らし、香澄の腰を両手で掴むとより遠慮なく突き上げてくる。
「んぁっ、あっ、あっ、あーっ!」
何度も絶頂させられたのにさらに大きな悦楽を味わわされ、香澄は涙を零す。
そしてとうとう腕がガクガク震えたかと思うと、自分の体を支えていられなくなりうつ伏せに倒れてしまった。
「……っ、香澄……っ、ごめ……っ、もう、――少し……っ」
腰が止まらなくなっている佑は、謝りながら腰を叩きつけ、自身の絶頂を迎えようとしている。
「あぁ……っ、あ、――達く……っ」
佑は色っぽい声を上げ、亀頭でぐぅっと香澄の子宮口を押し上げてうなだれる。
「ん……っ、……ん……」
汗みずくになりぐったりとした香澄は、うつ伏せになったまま荒い呼吸を繰り返し、自分の体内で大きく膨らみビクビクと震えている佑を感じる。
「はぁ……っ、あ……っ、あ……」
二人で荒々しい呼吸を繰り返し、香澄は佑に背後から抱きしめられる。
(凄い……。いつもより激しかったかも……)
そんな事を思いながら、疲れて目をトロトロさせていると、佑が屹立を引き抜き香澄の体を仰向けにした。
「んー……」
半分眠りかけてうっすら目を開き、香澄はギョッとする。
終わったばかりだというのに、佑が二個目の避妊具のパッケージを破ろうとしていた。
「ま……、待って。ロ、ロープ、ロープ」
力の入らない腕を伸ばしてポスポスとシーツを叩くのだが、佑はギラギラとした獣欲を隠さない。
「ん? 俺はいつからプロレスラーになったのかな? 香澄と夜のプロレスをするなら、やぶさかではないが……」
「ひ、卑猥なこと言わないでよもぉ」
佑と肌を合わせるようになってつくづく思うが、彼のスタミナは底なしだ。
鍛えてもいない香澄と比べようとするからいけないのかもしれないが、無尽蔵とも思えてしまう体力に悲鳴を上げたくなる時が多々ある。
「ほ、ホントに……。今日は……あの、疲れたので……」
夜に城を訪れたが、午前中には双子が突撃して来ていた。
ブルーメンブラットヴィルの良い所を案内してくれると言うので、断る理由もない。
勿論三人きりにさせられないと佑も出て、あちこち一緒に回ったのは彼も分かっているはずだ。
訪れたのは教会や市庁舎など何百年も前の建物がメインだった。
と思えば、SNS映えするカフェなども連れて行ってくれる。
……と言っても、日本とは違ってヨーロッパ的なアンティークさのある、美しいカフェという意味でだったが。
次にはさりげなく『アロクラ』の店舗に連れて行かれ、また服を送られそうになったので必死に辞退した。
――――――――――――
この回から、旧バージョン第二部冒頭に繋がります
隣に寝転んだ佑が、香澄の手を握って自身の股間に導いた。
「ん!」
今の状況でバキバキにはなっていないが、香澄に触れられてムクッと大きくなった気がする。
「あの……」
チラリと彼を窺うと、佑は困ったように笑う。
「皆事を構ったなら、俺の事も構ってくれると嬉しい」
(確かに……。バタバタしていて、ずっとエッチはできてなかったかな。明日もゆっくりできるなら、まぁ……いいか)
心の中で自分自身と会議をし、香澄はコクリと頷いたのだった。
「た……すく、さ……っ、も、ダメ……っ」
間接照明で照らされた豪奢な部屋に、香澄の弱り切った声が響く。
〝許可〟した途端に熱烈に求められ、今はバックからガンガン突かれている。
「ん……っ、んぅっ、あっ、あぁっ」
たっぷりと前戯でほぐされた場所に、硬く漲った佑の肉棒が入り込み、掘削するように前後している。
下りてきた子宮口を遠慮なく亀頭で突き上げられ、香澄の口からははばからない嬌声が漏れた。
佑が腰を叩きつけるたびに、結合部から愛蜜がしぶきとなって飛び散る。
「んーっ! んぅっ、ん、ぁ、あ! ~~~~っ、駄目ぇ……っ!」
肥大した淫玉を指でコロコロと転がされ、香澄は大きく体を震わせるとジョパッと愛潮を漏らした。
「…………っ、あ、――――締まる……っ」
佑が食いしばった歯の間から荒々しい息とともに声を漏らし、香澄の腰を両手で掴むとより遠慮なく突き上げてくる。
「んぁっ、あっ、あっ、あーっ!」
何度も絶頂させられたのにさらに大きな悦楽を味わわされ、香澄は涙を零す。
そしてとうとう腕がガクガク震えたかと思うと、自分の体を支えていられなくなりうつ伏せに倒れてしまった。
「……っ、香澄……っ、ごめ……っ、もう、――少し……っ」
腰が止まらなくなっている佑は、謝りながら腰を叩きつけ、自身の絶頂を迎えようとしている。
「あぁ……っ、あ、――達く……っ」
佑は色っぽい声を上げ、亀頭でぐぅっと香澄の子宮口を押し上げてうなだれる。
「ん……っ、……ん……」
汗みずくになりぐったりとした香澄は、うつ伏せになったまま荒い呼吸を繰り返し、自分の体内で大きく膨らみビクビクと震えている佑を感じる。
「はぁ……っ、あ……っ、あ……」
二人で荒々しい呼吸を繰り返し、香澄は佑に背後から抱きしめられる。
(凄い……。いつもより激しかったかも……)
そんな事を思いながら、疲れて目をトロトロさせていると、佑が屹立を引き抜き香澄の体を仰向けにした。
「んー……」
半分眠りかけてうっすら目を開き、香澄はギョッとする。
終わったばかりだというのに、佑が二個目の避妊具のパッケージを破ろうとしていた。
「ま……、待って。ロ、ロープ、ロープ」
力の入らない腕を伸ばしてポスポスとシーツを叩くのだが、佑はギラギラとした獣欲を隠さない。
「ん? 俺はいつからプロレスラーになったのかな? 香澄と夜のプロレスをするなら、やぶさかではないが……」
「ひ、卑猥なこと言わないでよもぉ」
佑と肌を合わせるようになってつくづく思うが、彼のスタミナは底なしだ。
鍛えてもいない香澄と比べようとするからいけないのかもしれないが、無尽蔵とも思えてしまう体力に悲鳴を上げたくなる時が多々ある。
「ほ、ホントに……。今日は……あの、疲れたので……」
夜に城を訪れたが、午前中には双子が突撃して来ていた。
ブルーメンブラットヴィルの良い所を案内してくれると言うので、断る理由もない。
勿論三人きりにさせられないと佑も出て、あちこち一緒に回ったのは彼も分かっているはずだ。
訪れたのは教会や市庁舎など何百年も前の建物がメインだった。
と思えば、SNS映えするカフェなども連れて行ってくれる。
……と言っても、日本とは違ってヨーロッパ的なアンティークさのある、美しいカフェという意味でだったが。
次にはさりげなく『アロクラ』の店舗に連れて行かれ、また服を送られそうになったので必死に辞退した。
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