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真相1
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「はいはい? お呼びでございますか?」
明るく芝居がかった口調――。アンバーの呼び声に応えたのは、クエーレだ。
白いカラスの面を被った彼は、アンバーの隣に立つ。
「あ……、あなたの事など呼んでいないわ! 私はヴォルフ様……ヘレヤークトフント元帥閣下をお呼びしたの!」
混乱したアンバーの声に、今度は客が騒然とした。
「『地獄の猟犬』がここに来ているのか!?」
「警備は何をやっているの!?」
それまでゆったりと寛いでいた客たちが、我が身を守ろうと立ち上がり出口に向かう。
だが大きな扉を開けた向こうに立っていたのは、裏オークションを警備するウサギ面の男たちではなく、黒衣の軍隊だ。
あのウサギ面の男たちは、みな地に倒れ縛り上げられているところだった。恐るべきは音も立てずウサギ面を倒した軍隊の動きだ。
「……全員捕らえろ。一匹も逃すな。〝今度こそ〟この忌まわしい祝宴を潰す」
忌々しげに言った『彼』は、アンバーの目の前で髑髏面を外した。
「……ヴォルフ……様」
目の前に現れたのは、黒髪に北極星のような目をしたヴォルフ。ずっと助けを求めていた人が、すぐそこにいた。
――けれど。
「はいはい?」
また、カラス面の男が軽々しくアンバーに応じる。
一切の緊張もなくアンバーの横にしゃがみ込んだ彼は、笑っているのか肩が震えていた。
「……ど、どういう事? ヴォルフ様……。この人の事は捕らえないのですか?」
遠くでツェーザルの怒号が聞こえた気がした。
「私を誰だと思っている! 私を敵に回して無事に済むと思うなよ!」
逃げようとする貴族たちと捕らえようとする軍兵。貴族の護衛と軍が戦う喧噪に紛れ、ツェーザルの断末魔のような声もどこかに消えていった。
いつの間にかダンスホールには誰もいなくなり、残されたのはアンバーとヴォルフ、そして白いカラス面の男。
「……おい、いい加減その面を取れ」
ヴォルフが顎をしゃくると、「やれやれ」と言う声が聞こえ、男がカラス面を取った。
「えぇっ!? ……な、な……」
目を見開き、口をパクパクさせているアンバーの前にいたのは『ヴォルフ』だ。
黒髪に北極星のような瞳。長身も体型もまったく同じような人物が隣にしゃがんでいる。
「怖い思いをさせたな、アンバー」
落ち着いた声でねぎらい、アンバーの頭を撫でてくれた髑髏面のヴォルフは、ナイフで縄を切ってくれた。アンバーの視界の妨げとなっていたマスクも、取り去ってくれる。
体が自由になった途端、アンバーは慌てて髑髏面のヴォルフに縋り付いた。
まったく同じ顔をしているが、こちらが本物だと本能が判断したのだ。
「本当に済まない……っ」
アンバーをしっかりと抱き締めた髑髏面のヴォルフは、もう一人の『ヴォルフ』の前だというのに気にせずキスをしてくる。
「……ン、ぁ……あ、ん。……んゃ、そ、じゃなくて……っ」
キスは嬉しいけれど、今はそれどころではない。
「この方はどなたなのです? ヴォルフ様……あなたはヴォルフ様ではないのですか?」
混乱しきったアンバーが髑髏面のヴォルフを問い詰めるも、ハッと彼の名前が仮名である事を思い出した。
「いい眺めだなぁ」
背後からのんびりとした声がし、ギョッとして見て見れば赤いジュストコールを着た『ヴォルフ』がアンバーの体を見ている。
「――俺の妻を許可なく見るな。ヴォルフ」
「分かってるけど……。着替えさせたのは俺だし、すべて任務の間に発生した〝やむを得ない事態〟という事にしてくれよ? レオ兄さん」
自分がいま裸同然であるという事も忘れ、アンバーは顔がまったく同じ二人が兄弟であると知り、ポカンと口を開いた。
「……弟……さん?」
「そうだ」
兄――レオが自らのマントを取り、アンバーの体をすっぽりと包んだ。
「俺と弟はずっと前からこの組織を潰すために動いていた。両親が死んだ事故の時、本当は弟も大怪我を負っていた。城で回復した弟は、世間で自分は死んだ事にして、俺の影武者として働くと言い出したんだ」
「どう……して」
わざわざ死んだ事にしなくても、兄の役に立てるはずだ。
アンバーの問いに答えたのは、弟のヴォルフだ。
「残念な事にこの国も周辺国も、あまり治安が良くない。君の故郷だって治安に頭を抱えていただろう? 周辺国一番の悩みの種が、この『ソドムの会』一連の事件だ。俺はあえて存在を殺し、面を被って敵の懐に飛び込んだ。何かがあっても、元帥閣下本人と思えるこの顔なら言い訳がきくからだ」
「え……? ですがヴォル……レオ様は軍部を束ねるお方ですし」
今度はレオが答える。
「いざという時素顔を晒しても、相手が〝裏で汚い事をしている公爵〟なら融通が利くだろう。事実上最高位の貴族で誰も逆らえない。後ろめたい事をしている仲間なら、誰も逆らわない。そういう意味ではその顔は最高の武器なんだ」
「……レオ様の評判が落ちてしまったり……しなかったのですか?」
アンバーの言葉に、レオは何でも無い事のように眉を上げる。
「ああ、だだ下がりだな。『国王の猟犬』とは名ばかりの、『クズの集団』とまで言われている。だが真実をご存知の国王陛下は俺を信じ、ヴォルフの存在を知っている軍部の者たちも自分たちが間違えていない事を知っている」
自分たちの仕事をなじられても、レオは本当の目的のためなら何も迷わないようだ。
「アンバーさん。俺たちの両親は、この事件を追っていて始末された。兄さんが別件で仕事をしている時、俺と両親が乗った馬車が襲撃され、崖の下に落ちた。その時襲ってきた相手が……、ローテローゼ卿を慕う集団『茨姫の信奉者』だ。体に茨の刺青をしたあいつらは、甘い蜜を吸うために先走り……邪魔者を始末しようとした」
「茨の刺青……」
ハッとしたアンバーが思い出したのは、レイクウッドを襲撃してきた黒衣の男たちだ。そして、自分が婚約者に嫁ぐ途中に襲ってきた者たちも、同じ刺青をしていた。
「あの茨の刺青は、ローテローゼ卿のバラの紋章に繋がっている。……まぁ、裏オークションを開いてローテローゼ卿が汚い金で事業を拡大し、悪人どもが恩恵を受けたのだろう。その礼と言わんばかりに、ローテローゼ卿の役に立ちたいという者たちが自ら要らない事をする……。自分の味方に、足元から崩された図だ」
「じゃあ……私の馬車を襲ったのは、ツェーザル様の意思ではなく……」
「そう。君はやっぱり、どこか不幸を拾ってしまうところがあるのかもね」
「……そうかもしれません。あの、私のドランスフィールドの侍女や攫われた令嬢たちはどうなりますか?」
アンバーの問いに、ヴォルフはレオと視線を交わす。
「俺は『クエーレ』として組織の深部まで食い込み、ほとんどの情報を握っている。裏オークションの招待状も出していたから、関わっている貴族はみな名簿入りだ。これから関連の貴族を全員捕らえ、その屋敷も捜査していく。攫われた令嬢がどうなっているかだけは、蓋を開けてみなくては分からない。だがその辺りは各国もケアを考えているだろう」
アンバーが座らされていた椅子に座り、ヴォルフは穏やかに笑いアンバーを撫でてくる。だがその手を、レオが叩き落とした。
明るく芝居がかった口調――。アンバーの呼び声に応えたのは、クエーレだ。
白いカラスの面を被った彼は、アンバーの隣に立つ。
「あ……、あなたの事など呼んでいないわ! 私はヴォルフ様……ヘレヤークトフント元帥閣下をお呼びしたの!」
混乱したアンバーの声に、今度は客が騒然とした。
「『地獄の猟犬』がここに来ているのか!?」
「警備は何をやっているの!?」
それまでゆったりと寛いでいた客たちが、我が身を守ろうと立ち上がり出口に向かう。
だが大きな扉を開けた向こうに立っていたのは、裏オークションを警備するウサギ面の男たちではなく、黒衣の軍隊だ。
あのウサギ面の男たちは、みな地に倒れ縛り上げられているところだった。恐るべきは音も立てずウサギ面を倒した軍隊の動きだ。
「……全員捕らえろ。一匹も逃すな。〝今度こそ〟この忌まわしい祝宴を潰す」
忌々しげに言った『彼』は、アンバーの目の前で髑髏面を外した。
「……ヴォルフ……様」
目の前に現れたのは、黒髪に北極星のような目をしたヴォルフ。ずっと助けを求めていた人が、すぐそこにいた。
――けれど。
「はいはい?」
また、カラス面の男が軽々しくアンバーに応じる。
一切の緊張もなくアンバーの横にしゃがみ込んだ彼は、笑っているのか肩が震えていた。
「……ど、どういう事? ヴォルフ様……。この人の事は捕らえないのですか?」
遠くでツェーザルの怒号が聞こえた気がした。
「私を誰だと思っている! 私を敵に回して無事に済むと思うなよ!」
逃げようとする貴族たちと捕らえようとする軍兵。貴族の護衛と軍が戦う喧噪に紛れ、ツェーザルの断末魔のような声もどこかに消えていった。
いつの間にかダンスホールには誰もいなくなり、残されたのはアンバーとヴォルフ、そして白いカラス面の男。
「……おい、いい加減その面を取れ」
ヴォルフが顎をしゃくると、「やれやれ」と言う声が聞こえ、男がカラス面を取った。
「えぇっ!? ……な、な……」
目を見開き、口をパクパクさせているアンバーの前にいたのは『ヴォルフ』だ。
黒髪に北極星のような瞳。長身も体型もまったく同じような人物が隣にしゃがんでいる。
「怖い思いをさせたな、アンバー」
落ち着いた声でねぎらい、アンバーの頭を撫でてくれた髑髏面のヴォルフは、ナイフで縄を切ってくれた。アンバーの視界の妨げとなっていたマスクも、取り去ってくれる。
体が自由になった途端、アンバーは慌てて髑髏面のヴォルフに縋り付いた。
まったく同じ顔をしているが、こちらが本物だと本能が判断したのだ。
「本当に済まない……っ」
アンバーをしっかりと抱き締めた髑髏面のヴォルフは、もう一人の『ヴォルフ』の前だというのに気にせずキスをしてくる。
「……ン、ぁ……あ、ん。……んゃ、そ、じゃなくて……っ」
キスは嬉しいけれど、今はそれどころではない。
「この方はどなたなのです? ヴォルフ様……あなたはヴォルフ様ではないのですか?」
混乱しきったアンバーが髑髏面のヴォルフを問い詰めるも、ハッと彼の名前が仮名である事を思い出した。
「いい眺めだなぁ」
背後からのんびりとした声がし、ギョッとして見て見れば赤いジュストコールを着た『ヴォルフ』がアンバーの体を見ている。
「――俺の妻を許可なく見るな。ヴォルフ」
「分かってるけど……。着替えさせたのは俺だし、すべて任務の間に発生した〝やむを得ない事態〟という事にしてくれよ? レオ兄さん」
自分がいま裸同然であるという事も忘れ、アンバーは顔がまったく同じ二人が兄弟であると知り、ポカンと口を開いた。
「……弟……さん?」
「そうだ」
兄――レオが自らのマントを取り、アンバーの体をすっぽりと包んだ。
「俺と弟はずっと前からこの組織を潰すために動いていた。両親が死んだ事故の時、本当は弟も大怪我を負っていた。城で回復した弟は、世間で自分は死んだ事にして、俺の影武者として働くと言い出したんだ」
「どう……して」
わざわざ死んだ事にしなくても、兄の役に立てるはずだ。
アンバーの問いに答えたのは、弟のヴォルフだ。
「残念な事にこの国も周辺国も、あまり治安が良くない。君の故郷だって治安に頭を抱えていただろう? 周辺国一番の悩みの種が、この『ソドムの会』一連の事件だ。俺はあえて存在を殺し、面を被って敵の懐に飛び込んだ。何かがあっても、元帥閣下本人と思えるこの顔なら言い訳がきくからだ」
「え……? ですがヴォル……レオ様は軍部を束ねるお方ですし」
今度はレオが答える。
「いざという時素顔を晒しても、相手が〝裏で汚い事をしている公爵〟なら融通が利くだろう。事実上最高位の貴族で誰も逆らえない。後ろめたい事をしている仲間なら、誰も逆らわない。そういう意味ではその顔は最高の武器なんだ」
「……レオ様の評判が落ちてしまったり……しなかったのですか?」
アンバーの言葉に、レオは何でも無い事のように眉を上げる。
「ああ、だだ下がりだな。『国王の猟犬』とは名ばかりの、『クズの集団』とまで言われている。だが真実をご存知の国王陛下は俺を信じ、ヴォルフの存在を知っている軍部の者たちも自分たちが間違えていない事を知っている」
自分たちの仕事をなじられても、レオは本当の目的のためなら何も迷わないようだ。
「アンバーさん。俺たちの両親は、この事件を追っていて始末された。兄さんが別件で仕事をしている時、俺と両親が乗った馬車が襲撃され、崖の下に落ちた。その時襲ってきた相手が……、ローテローゼ卿を慕う集団『茨姫の信奉者』だ。体に茨の刺青をしたあいつらは、甘い蜜を吸うために先走り……邪魔者を始末しようとした」
「茨の刺青……」
ハッとしたアンバーが思い出したのは、レイクウッドを襲撃してきた黒衣の男たちだ。そして、自分が婚約者に嫁ぐ途中に襲ってきた者たちも、同じ刺青をしていた。
「あの茨の刺青は、ローテローゼ卿のバラの紋章に繋がっている。……まぁ、裏オークションを開いてローテローゼ卿が汚い金で事業を拡大し、悪人どもが恩恵を受けたのだろう。その礼と言わんばかりに、ローテローゼ卿の役に立ちたいという者たちが自ら要らない事をする……。自分の味方に、足元から崩された図だ」
「じゃあ……私の馬車を襲ったのは、ツェーザル様の意思ではなく……」
「そう。君はやっぱり、どこか不幸を拾ってしまうところがあるのかもね」
「……そうかもしれません。あの、私のドランスフィールドの侍女や攫われた令嬢たちはどうなりますか?」
アンバーの問いに、ヴォルフはレオと視線を交わす。
「俺は『クエーレ』として組織の深部まで食い込み、ほとんどの情報を握っている。裏オークションの招待状も出していたから、関わっている貴族はみな名簿入りだ。これから関連の貴族を全員捕らえ、その屋敷も捜査していく。攫われた令嬢がどうなっているかだけは、蓋を開けてみなくては分からない。だがその辺りは各国もケアを考えているだろう」
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