【R-18】死神元帥はただ一人のために策謀する

臣桜

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初夜4 ☆

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「っひぃん! っあ、あぁっ、やぁあ! なんか……、なんかきます……っ」

 体の奥がザワザワとし、感情や感覚のようなものの『塊』が一気にせり上がってくる予感がする。

 それがきてしまったら自分がどうなるのか分からず、シャーロットは恐怖におののいた。

「大丈夫だから、そのまま身を任せるんだ」
「あ……っ、ぁ、あ……っ、――っ!」

 手近にあったギルバートの手――胸を弄っていた手を握りしめ、シャーロットはつま先に力を入れ腰を浮かす。

 自分の胎内がビクビクッと痙攣してギルバートの指を喰い締めるのを感じ、シャーロットは羞恥にまみれて脱力していった。

「はぁ……、は……、……はぁ……」

 にちゃ……と音をたててギルバートは指を抜き、てらりと光る己の指を見て陶酔する。

「シャル」
「あ……」

 呼ばれてうっすらと目を開くと、目の前でギルバートの親指と中指がゆっくり離れてゆく。
 その間にはたっぷりと透明な蜜が溜まり、重力に従ってタラリと垂れていった。

「やぁ……っ」

 それだけでなく、ギルバートの指の根元や水かきの辺りには、泡だって粘度の高くなった蜜がまだ溜まっている。

「初めてでこんなに濡らすことができて、いい子だ」

 夫の指を汚してしまったと思ったのに、ギルバートはどこまでも優しい。

 だが何か言おうとしたシャーロットの目の前で、ギルバートはその指は愛しそうに口に含んでしまった。

「やっ……! ダメです!」

 びっくりしてシャーロットは飛び起き、ギルバートの腕を両手で掴んだ。

「ん?」

 隻眼をぱちりと瞬かせ、ギルバートは口の中の蜜をチュッと吸ったところだ。それを見て、シャーロットの顔が真っ赤になってゆく。

「あ……あの、……いけません。そういうことは……」

 恥ずかしくて堪らず泣き出しそうになり、シャーロットの唇が震える。

「愛しい妻の一部を舐めたいと思って……、何が悪い?」

 華奢な肩を抱き寄せられ、耳元で妖艶に囁かれる。悪魔の甘言のような言葉と、低く艶やかな声。それにシャーロットはビクッと肩をふるわせ、細い吐息を吐いた。

「君が愛しいから、こうしている」
「…………」

 そういう風に囁かれると、シャーロットは何も言えず睫毛を伏せるしかできない。

「さぁ、君の体も準備ができているはずだ。シャルが望む通り、指よりももっと……男らしい刺激を与えてやろう」

 目の前で金色の目が一つ細められ、トンとシャーロットの肩が押される。

「あ……っ」

 たよりない声を出し、シャーロットはまたベッドの上に仰向けになってしまう。プラチナブロンドの髪を一房すくい取ると、ギルバートはその香りを嗅いで口元を笑わせる。

「痛むかもしれない。……が、私の妻になると決めたのなら……、我慢できるか?」

「……はい」

 白い腿をなで上げられ、そのまま膝の裏から左右に広げられた。

「我慢できるな?」ではなく、「我慢できるか?」という問い。

 それもまたギルバートの優しさを感じ、シャーロットはどれだけ痛くても我慢できると思う。こんなにもギルバートに想われ、優しくされているのだから、自分もそれに応えないとならない。

 ギルバートがトラウザーズとブレーを脱いでしまうと、そこには雄々しくそそり立った男身があった。

 シャーロットがそれを確認する間もなく、ギルバートは先端を濡れそぼった花びらに押し当てる。

「ん……っ」

 指よりも大きくてまるっこいものを柔らかな秘肉に感じ、シャーロットはうめく。

「やぁあ……っ」

 それがヌルヌルと秘裂を上下し、シャーロットは震えながら両手でシーツを掴んだ。

「可能な限り濡らして、できるだけ優しくするが……。痛かったら私の背中にでも爪をたてなさい」

「はい……っ」

「そんなに痛いのだろうか?」と思いつつ、シャーロットはギルバートを傷つけることなどできないと思っていた。けれど、素直な返事だけはしておく。

「入るぞ」

 片手で屹立に手を沿わせ、ギルバートはグッと腰を進めてゆく。

「ん……っ、ぅ……、ぁ、あっ!」

 ギルバートが言っていた通り、指とは比較にならないものがみっちりと隘路を満たしながら、進んでくる。

「い……っ、た、……いっ!」

 痛みを想像してギュッと閉じていた目は、あまりの痛さに逆に驚き見開かれた。

 いっぽうギルバートは、シャーロットの悲鳴。そして何よりきつい蜜道がグッと拡がった感覚に、彼女が本当に未通の娘なのだと体感していた。

 嬉しさのあまり、思わず口元が笑ってしまいそうになるのを、ギルバートは必死に堪える。

「シャル、君のナカは温かい。それに俺をギュウギュウと締め付けてくる」

「ん……っ、う、あぁあ……っ!」

 いつのまにかシャーロットの腕も脚もギルバートの体にまわり、渾身の力で抱きしめていた。

 これがギルバートに愛されていること、彼の本当の妻になれるための儀式なのだと思うと、嬉しさもある。けれど、その代償は想像を超える痛みで――。

 シャーロットの体に足りなかったピースを埋めるように、大きなモノが入り込む。

「大丈夫だ、シャル。入るだけ入ったから」

 慰めるように額にキスをすると、グスッと洟をすすりながらシャーロットは潤んだ目を開く。

「わたし……、ギルさまの妻になれましたか?」

「ああ、なれている。できるなら、これからもっと気持ち良くなれれば最高の妻だ」

「もっと……気持ち良く……」

 肯定されてホッとするものの、この痛みを越えて気持ち良く感じるということは、かなり難しい試練のように思える。

「ん……っ」

 下腹部に意識をやって気持ちいいと感じようとしても、力の入った蜜壷がキュッとギルバートを締め付けるだけだ。

「無理をしなくていい。いまは私の形を覚えるだけで精一杯だろう」

「ギルさまの……かたち」

 その言葉は、とても魅惑的で淫靡に思えた。
 まるで自分がギルバートという鍵でしか開かない、強固な門になった気分だ。同時にそれは、貞淑な妻というイメージも持たせる。

「はい。わたし、ギルさまの形だけを覚えます……」

 幸せな気持ちになり、シャーロットは軽く目を閉じた。

 下腹部は熱い鉄が入ったようで、正直ギルバートのかたちという形は分からない。けれど体を満たす屹立の太さ、奥へ入り込んだ長さを思えばとても大きいのが分かる。

 そのあいだギルバートはシャーロットの髪を撫で、頬や額にキスを落としていた。
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