ヒーロー再誕 ~ヒーロー諦めた俺がもう一度ヒーローを目指す話~

秋月 銀

文字の大きさ
11 / 54
上梨西我編

1話 学園の闇『おかしや』

しおりを挟む
 問◎主人公が初対面のヒロインと遭遇し、尚且つラッキースケべも拝める場所と内容を答えよ。

  答☆曲がり角。主にスカートの中を見る事が出来る。しかしながら遭遇するのが美少女でない場合、こちらは相応のダメージを覚悟しなければならない。

  (主人公検定4級練習問題より抜粋)

◆◆◆

 早いもので星叶が転入して来て半月。最初は戸惑いも多かった星叶だが、友達もでき、ここの学園生活にも慣れてきた頃だろう。

 そんな星叶が関わった、転入初日の模擬戦は時が経った今でも根強く話の種にされている。

 しかし同じくらい関わった俺の話は全くと言っていい程出回っていなかった。

 いや別に、転入初日の能力初心者に負けたって広めて欲しい訳じゃないけど、もうちょい俺にも興味を持って欲しいものだ。

 カズミネの話題はちょくちょくと耳に挟むが、アイツは元から注目を集めていた。1年生にして生徒会に所属している事は珍しく、相当の実力者である証拠だ。

 しかし親友と言っても過言ではない俺の話は全くと言っていい程出回っていなかった。

 いや別に、比較されて馬鹿にされたい訳じゃないけど、もうちょい俺にも興味を持って欲しいものだ。

 ここまで俺の話題が広まらないとなると、原因の模索をしてみたくなるのは当然といえる。考えられる原因としてはやはり、主人公級に輝きを放つあの2人に霞んでいるせいなのだが、俺の影が薄いというのも悪い気がしてきた。

 その影の薄さも中途半端なもので、目を凝らさなきゃ見つけられないとか、気を抜いたらもういないとかそんなレベルでは全然なく、ただ「あっ、いたの?」レベルだ。

 それはそれで傷つくが、そんな反応をするのはそもそも俺とあまり関わりのない奴なので構わんとする。

 と、気が付けば自分が今どこにいるのか分からなくなった。目的地もなくトボトボと歩いて過ごす放課後の筈だったのだが、考える事に集中してしまい、いつの間にやら迷子になってしまった様だ。

 周りには小中高の生徒達が賑わいを見せ、建物の前でキャッキャッとはしゃいでいた。本当に気が付かない間に俗に言う商業エリアの方まで足を伸ばしていたみたいだ。

 幾ら迷子になろうが、所詮はだだっ広い月陰学園の中。学園側も俺の様な生徒の為にか、辺りを見渡せばチラホラと学園案内図が設置されている。

 こういう時に焦ってはいけない。よくよく考えたらここのエリアに来たのはあまりなかったので、せっかくならウインドショッピングでもして帰ろうか。

 案内図に向かっていた体を方向転換。真っ先に目についた店に入る。

 「うっ………」

 そこにあったものは、蜘蛛の死骸や干からびたイモリ(の様なもの)、更には『カッパの皿』とラベルがはられたホルマリン漬けにされている円盤。

 なんだこの店。店の外に一度出て、看板を確認する。

 「呪いの……館?」

 こんな店、学園にあって大丈夫なのか。しかも堂々と出店してるし。

 あまり店の空気に耐えられず、そのまま店を離れる。もっとマシな店はないのかと視線を巡らせて見れば、『おかしや』と看板が出た店を発見する。

 お菓子か……そういえば最近食べてないな。と言っても、俺が普段食べるお菓子といえばスナック菓子ばかりだ。

 目の前の『おかしや』は、和の象徴ともいえる屋根瓦や『おかしや』と記載された暖簾を見るに和菓子を取り扱っている様に見える。

 まぁ、お菓子には好き嫌いのない俺だ。最中でも買って食べてみよう。そう思い、店の入り口まで移動すると、

 「オラッ!返せねぇなら臓器売るなりなんなりしてポイン卜作れやぁ!」

 ドゴッと鈍い音が響いて店内から1人の男が飛んできた。その後を追う様にして、サングラスを掛けたガラの悪そうな男が包丁を持って来る。

 なんだこの光景。

 「明日までにポイント返さなかったら……分かるよな?」

 ヒュッと後から飛び出して来た男が包丁を地面に投げつける。それはメシャッと音がして刃から潰れた。

 ………………アルミか?

 手に取って見るとすぐに分かる。が、遠目から見たら本物にしか見えなかった。

 なんでそんなもんを作ってんだ………

 俺は、おそらくの原因であろう飛ばされて倒れたままの男に視線を向ける。掛ける言葉が見つからないので取り敢えず男の身を案じてみる。

 「あの……大丈夫ですか?」

 当然といえば当然なのだが、この学園内は大人より生徒の総数の方が多い。学園内にいる大人といえば先生と店の店員くらいなものである。男の格好は俺と同一の制服で、つまり高等部の生徒であると分かった。

 その男の表情には何故か、笑みが浮かんでいた。

 「フッ………………気にするな、毎度の事だ。アイツもああは言っちゃいるが実際にはポイントを返すまでちゃんと待ってくれるのさ」

 今俺の目の前で起こった事がこの男にとっては日常茶飯事らしい。

 「いや、ちょっと待て。ここは『お菓子屋』なんですよね?」
 「ああそうだ、『お貸し屋』だ」

 違う、俺の思い描くお菓子とコイツのお貸しが全然違う。この男が特に説明を求めていないのにベラベラと喋り出す。

 どうやらこの『おかしや』とは、ポイントを貸してくれる店らしい。この男は何ヶ月も借金ならぬ借ポイントを踏み倒しているとか。

 商業エリアに堂々と出店して、学園側が取り締まってない辺り、危険性とかはないのだろうが、今のを見るととてもそうには見えない。

 ここの商業エリアにはこんなのしかないのだろうか。

 何だか学園の闇を見た様な気がした。

◆◆◆

 しばらく歩き回って見ると、いつの間にか日が傾き、夕暮れになっていた。

 なんやかんやで楽しかった。もちろんここの商業エリアにもちゃんとした店もあったので、そこで幾らかお菓子を買った。

 そろそろ帰ろうとして案内図を見てみると、俺の寝泊まりする学生寮が意外と近い事が分かった。いつか暇があったらカズミネでも連れてこよう。

 そうして俺は帰路に着いた。ここから寮まで殆ど一本道らしく、初めて歩く道を迷う事なく進んで行く。もう少し歩くと、俺が普段帰る道と交わる十字路に辿り着く筈だ。

 そこまで来ればいつも通りの道のりになる。この方向から行くとすれば…………十字路を右に曲がればいいのか。十字路に入り、普段の風景が見えて少し落ち着いた気分になる。

 「今日はもう休むか………………」

 そう独り言を呟いて、曲がり角を曲がる。その時、誰かとぶつかった。

 俺の側面に来る、不意のダメージ。完全に気を抜いていた為、俺への衝撃が大きいものに感じる。

 ぶつかった時にグフッと肺から空気が逃げており、ろくに声も出せずに地面に倒れ込む。俺にぶつかった誰かも同様に倒れ込み、尻もちを着く。

 ここで俺はある1つの可能性に思い当たる。

 もしかしたらコレは、ヒロインとの出会いなのでは………!曲がり角で出会いが起こるなんてベタ過ぎる展開だ。俺だってそんな経験した事はなかったし、実際に見た事もない。

 だが、そういうのは嫌いじゃない。できればぶつかったのは美少女が良い、ツンデレ系の。俺は思わず閉じてしまっていた瞼を開き、現実を見てみる。

 「いっつつ……スマン、前見てなかった。怪我、とかないか?」

 再び瞼を下ろして、妄想を見る。

 違う、断じて違う。
 俺が見たのは男なんかじゃない。
 ぶつかったのは男なんかじゃない。

 「おい、アンタ大丈夫か?」

 俺に掛けられる無駄に良い声。それを聞いた俺は無言で立ち上がり、この場を離れる。

 「いやちょっと待てよ、ぶつかったのはこっちも悪いけど謝罪もなしか」

 ガシッと腕を掴まれる。
 分かってた、分かってたさ。俺に主人公吸引力も無ければフラグ建設力も無いと。

 そもそも、俺の学生寮は完全男子寮で、その方向から走って来た人物はほぼ男子以外にありえない。もしこの場面でぶつかっていたのが女子だったのなら、ソイツは既に誰かの手によってフラグを建設されている。

 やはり俺にはラブコメみたいなイベントは起きないのだと認識しつつ、このまま男を無視する訳にも行かないので一言謝る事にした。

 「悪い、本当に悪い。気分が優れないから俺はこれで、じゃあな」
 「お、おう……お大事にな」

 男はキョトンとしながら、俺を見送ってくれた。

 「………………いや、ちょっと待て」
 「何だよまだあんのか」

 男が俺の腕をガシッと掴む。

 「俺、明日からこの学園に転入するんだ。全然知り合いとかいないからさ、良ければ明日学園を案内してくれないか。今日ぶつかったのも何かの縁だろ」
 「断る、他を当たれ。じゃあな」

 男に優しくする理由が何処にあろうか。そう思っていたのだが、

 「…そうか。悪いな初対面でこんな事頼んで。お互い名前も知らないのにな」

 そう言って男ははにかんだ。それを見て、俺は頭をガシガシと掻く。

 しつこく頼みこんで来るならそのまま突っぱねていたが、そういう態度を取られるとなんだか罪悪感が湧いてしまう。

 ま、美少女でなかったとはいえこれも出会いか。

 「………………やっぱり、引き受けてやるよ」
 「ホントか?ありがとな!」

 ため息混じりの俺の答えに今度は爽やかな笑みを浮かべる男。その表情は大人が相手のご機嫌を取る様なものではなく、幼さの残る少年の純粋な笑みだった。

 「俺は、上梨かみなし。上梨西我せいがだ」
 「宜しくな上梨。俺は田中終夜」

 何気なく差し出された手を掴んで握手する。そこで俺は上梨の格好を見てみる。背丈は俺と同じくらい、おそらく高等部に転入するんだろう。

 黒、というより茶色に見える髪はさっぱりとしており、爽やかさが強調されている。そんな上梨が身を包んでいるのは黒の学ラン。明日から転入という事でまだ制服が届いていないのかもしれない。

 能力が発現してから、月陰学園に転入するまでは本当にあっという間である。俺も能力発現の2日後には元いた学校を去った。

 ごっこ遊びをしていた友達と喧嘩していたので、あの時は嫌な顔を見る事もなくなって清々したとか思っていたのだが、今アイツ等何してんのかな………

 何とも言えない寂しさが込み上げて来る。

 「おーい、どうしたー」
 「…………あっ、悪い」

 遠慮がちに聞いてくる上梨の声で、だいぶ内容が脱線していた事に気が付く。

 「それにしても上梨。どうしてお前は学生寮の方から走って来たんだ?」
 「ん?ああ、俺あの学生寮に住む事になったからさ、今日の内から住めないか掛け合って見たけど、やっぱり明日からじゃないと駄目らしい」
 「意外とそこら辺厳しいのな」

 明日転入するのなら今日からでも入寮しても構わないだろうに。そこで上梨があっと何かを思い出したかの様に声を上げる。

 「そうだった、待ち合わせしてたんだ。それで走ってたんだよ」
 「なんだ、引き止めて悪かったな。急いだ方がいいんじゃないか」
 「引き止めたのはこっちだ、気にすんな」

 そう笑った上梨に「そりゃそうだ」とこちらも笑う。

 「じゃ、明日宜しくな、田中」
 「おう、さっさと行ってこい」

 走り去って行く上梨の背中を見送ってはたと気付く。

 そういえば、アイツがどの学年に転入するとか聞いてなかったな。もしかしたら明日一度も校舎で顔を合わせないかも知れない。

 でもまぁ同じ学生寮だし、一度帰ってからでも学園案内してやるか。そう思って再び帰路に着く。

 しかし、この時の俺にはある可能性がポッカリと抜けていた。

 能力の発現率は年齢を重ねるにつれて減少していく。月陰学園が国で唯一の能力者育成機関だとしても、高等部に上がって転入生は減少していった。俺達の代には5、6年は転入生がいなかったのだが、半月程前に数あるクラスの中で俺達のクラスに星叶 美夜が転入してきた。

 だからなのかもしれない。

 しばらくは俺達のクラスには、転入生は来ないだろうと思っていたのは。

 しかしそれでも、上梨西我が俺達のクラスに転入するかもしれない。その可能性を、俺は無意識のうちに消去していた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。

私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました

放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。 だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。 「彼女は可哀想なんだ」 「この子を跡取りにする」 そして人前で、平然と言い放つ。 ――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」 その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。 「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」

【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】  最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。  戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。  目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。  ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!  彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!! ※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

姉の忘れ形見を育てたいだけなのに、公爵閣下の執着が重いんですが!?~まっすぐ突き進み系令嬢の公爵家再建計画

及川えり
ファンタジー
突然届いた双子の姉からの手紙。 【これをあなたが読んでいるころにはわたしはもう死んでいることでしょう。わたしのことは探さないでね。双子を引き取ってもらえないかしら?】 姉の遺言通り双子を育てようと姉の嫁ぎ先へと突入する。 双子を顧みなかったという元夫のウィルバート公爵に何とか双子を引き取れるよう掛け合うが、話の流れからそのまま公爵家に滞在して双子を育てる羽目に。 だが、この公爵家、何かおかしい? 異常に気付いたハンナは公爵家に巣くう膿をとりのぞくべく、奮闘しはじめる。 一方ハンナを最初は適当にあしらっていたウィルバートだったが、ハンナの魅力に気付き始め……。 ハンナ・キャロライン・バーディナ 22歳      バーディナ伯爵家令嬢         ✖️ ウィルバート・アドルファス・キングスフォード 26歳      キングスフォード公爵 ブックマーク登録、いいね❤️、エール📣たくさんいただきありがとうございます。 とても励みになります。 感想もいただけたら嬉しいです。

昭和生まれお局様は、異世界転生いたしましたとさ

蒼あかり
ファンタジー
局田舞子(つぼたまいこ)43歳、独身。 とある事故をきっかけに、彼女は異世界へと転生することになった。 どうしてこんなことになったのか、訳もわからぬままに彼女は異世界に一人放り込まれ、辛い日々を過ごしながら苦悩する毎日......。 など送ることもなく、なんとなく順応しながら、それなりの日々を送って行くのでありました。 そんな彼女の異世界生活と、ほんの少しのラブロマンスっぽい何かを織り交ぜながらすすむ、そんな彼女の生活を覗いてみませんか? 毎日投稿はできないと思います。気長に更新をお待ちください。

「『お前に書く手紙などない』と言った婚約者へ、私は7年間手紙を書き続けた——ただし、届け先は別の人でした」

歩人
ファンタジー
辺境伯令嬢リゼットは、婚約者に7年間手紙を書き続けた。返事は一度もなかった。 「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは 泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析 能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り 続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。 婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」

没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。

亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。 しかし皆は知らないのだ ティファが、ロードサファルの王女だとは。 そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……

処理中です...