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学年トーナメント戦 本戦編
10話 すっげぇ中二っぽい!
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「会、長…?」
「はい、会長です」
そう言ってこちらにニコリと微笑みかけてくれた彼女は、初対面にも関わらずとても頼もしく見えた。
艷やかな黒髪に泣きぼくろがとっても魅力的だ。ミステリアスな雰囲気を醸し出している。これぞまさに理想の上級生。ビバ先輩。………いや、こんな事考えてる場合じゃねぇ。
「会長、カズミネは大丈夫なんですか?凄い苦しんでいる様に見えるんですけど」
「大丈夫です問題ありません」
片手の親指と人差し指で丸を作って見せてくる。そして親指と人差し指の間には光る何かが。あれは、チェスの駒、か?会長と俺との距離が軽く開いているせいで、はっきりとは断言出来ないけど、ビショップの駒によく似ていた。
「彼は今、生徒会の能力で止めていますからいきなり暴走、なんてことはないですよ」
「でもすっげぇ頭抱えて悶え苦しんでるんですけど。今にも能力打ち破って暴れそうなんですけど」
「まぁこの状態の和嶺君を完璧に押さえつけるのは少々無理がありますからね。一応駄目押しで更に押さえつけておきましょう」
そう言って会長は摘んでいた駒を高く掲げた。すると会長の目の前には光り輝く盤面が出現した。盤上にもいくらか駒が置かれていたが、やっぱりチェスらしい。会長は掲げた駒ヲ盤上へと叩きつける。
カズミネが硬直した。先程まで苦しんでいたのが嘘の様に固まった。というより時間すら止められている感じだ。
「これが生徒会長の能力《意思なき駒の盤上世界》です。あまりよろしくはないのですが、人を駒に見立てる事でその人の行動をある程度決めつけられる能力なんです」
「おお……ワールドイズマイン」
凄い中二っぽい。ワールドイズマインってアニメとかでもよく能力名に使用されてるの見た事あるけど、本当に使っているのは人を見たのは初めてだ。しかもただのワールドイズマインじゃないはずだ。絶対、ルビとしてワールドイズマインを使用している、絶対。直訳したら、世界は私のものです、なのに全然関係ない言葉のルビとして使ってる感じだこれ。
そして会長がドヤッているのがまた何とも言えない。くそっ、言いてぇ。流石にワールドイズマインを無理矢理ルビ使用するのは止めた方がいいですよって言いてぇ。俺の命名した《不可視の神手》の方が絶対センスあ……ねーな。俺の方が明らかにセンスはねーな。
にしても会長職の能力が、対象の行動支配ってのはしっくりくるな。そしてなんとも強力だ。カズミネは庶務だが、それでもあの透明な手を与えられている時点で生徒会の能力ってのは皆強力なんだとは思っていたけれどそれ以上だ。………そういや愛川の能力は見てなかったな。まぁいいけど。
会長の能力により、完全停止してしまったカズミネを見る。本当にピクリとも動いていない。今のカズミネなら翼の神々しさも相まって、彫刻と言っても信じてもらえそうなレベル。美術館につれてってやろうかな。
会長は俺から視線を外すと、上梨の上半身を起こしている山田さんへと視線を向けた。
「命に別状はないとは思いますが、彼をなるべく早く医務室に連れて行って上げてください。一人で連れて行くのは少し厳しいですか?」
「え、ええっと……はい」
山田さんは少しの逡巡の後、頷いた。出来れば自分が上梨を運んで行ってあげたいのだろうが、なにせ山田さんは女子だ。体格も良い上梨を一人で担げるとは到底思えない。なら俺も手伝うか。
「山田さん、俺も上梨を運ぶの手伝うよ。方っぽの肩を支えてくれ」
「うん、わかった」
上梨に近づき、左側の肩を支える。山田さんには逆側を支えてもらう。せーのと掛け声を合わせて上梨を立ち上げた。まだ意識は戻っていないのか、やけに重く感じられる。だが持てない程じゃないな。山田さんへ視線を送ると、重そうだが、大丈夫と頷いた。なら山田さんに任せておこう。一度振り向いて、会長に会釈をする。そして半ば引きずる形で、俺と山田さんは上梨を医務室へと連れて行った。
カズミネの事は今は会長に任せておくしかない。会長の能力で停止しているからと言って、俺に何か出来る事が増えた訳では決してない。カズミネの能力に関して、会長は俺よりも詳しい様な口振りだった。会長なら、なんとか出来る方法を知っているのだろう。
俺がカズミネをなんとか出来ない事に歯噛みしつつ、俺達はフィールドを後にした。
◆◆◆
意識が暗い。
感じる事の出来るのは暗闇。
手を動かす事も、声を出す事も叶わない。
深い海に沈んでいる様で、僕にはそれに抗う術がなかった。
(和嶺君)
だけど、その声が聞こえた途端、ドクンと心臓が跳ねた。沈下が急停止する。
(和嶺君、起きてください)
僕の意識は浮上しだし、あっという間に暗闇を抜け出した。
バッと目を見開き、真っ先に飛び込んできたのは一番見たくなかったもの。それは即ち、
「おはようございます。和嶺君」
会長の笑顔だった。
「会、長………!!」
まるで自分の声とは思えない程、凍てつき恨みを込めた声が溢れた。今は彼女の笑顔が悪魔に見えて仕方がない。衝動的に動かそうとした身体は、固まってしまったかの様に動かない。ご丁寧に能力をかけられた後のようだ。相変わらず用意周到というか。
せめてもの抵抗で、必死に彼女を睨みつける。ただそれに会長は笑みを深めるだけだ。でも、唐突に会長はふくれっ面になる。
「和嶺君、貴方何をしたのかわかっているんですか?」
こっちのセリフだふざけんな。そう叫び散らしたい感情を必死に押さえ込み、あくまで冷静に普段通りを心がけて応える。
「会長の能力で操られて、勝手に能力を使わされて結構暴れてしまって、皆にドン引きされてますね」
「ええそうです。でも私は非常に残念です。何故だかわかりますか?」
「そんなのわかる訳ないでしょう」
「貴方の翼はあんなものではないはずです。私が初めて見た時はあんなにくすんでいなかった。あんなに小さくなかった。あんなに弱くなどなかった。それなのに何故ですか。何故あんなに押さえつけられていたんですか」
会長の言葉にフッと小さな笑いがこみ上げてきた。あの試合中、会長が見えた瞬間にはこうなる事は予測出来ていた。意識が奪われる前に、自分の心に自分で全力のブレーキを掛けていただけの事。結局は支配されてしまったが、僕の意思は僅かではあるが、あの能力を押さえつけられていたようだ。
だからと言って、会長を許せるはずなどない。あの能力は二度ととして使っちゃいけないものなんだ。今回は運が良かっただけ。死人が出ないだけ、まだマシな方だっただけだ。
「会長」
「はい、何でしょう」
未だにふくれっ面を直さない彼女に、苛立ちを感じつつ、僕は彼女に告げた。
「話があります」
今までは、会長があの手この手で僕の能力を発動させようとしていたけど、今回ばかりは見過ごせない。僕はケジメをつける覚悟で会長にそう持ち掛けた。
すると会長は一転、機嫌を直したのか、笑顔になる。
「そうですかそうですか。それは楽しみですね」
彼女の顔をには、底の見えない暗い笑顔が浮かべられていた。
「はい、会長です」
そう言ってこちらにニコリと微笑みかけてくれた彼女は、初対面にも関わらずとても頼もしく見えた。
艷やかな黒髪に泣きぼくろがとっても魅力的だ。ミステリアスな雰囲気を醸し出している。これぞまさに理想の上級生。ビバ先輩。………いや、こんな事考えてる場合じゃねぇ。
「会長、カズミネは大丈夫なんですか?凄い苦しんでいる様に見えるんですけど」
「大丈夫です問題ありません」
片手の親指と人差し指で丸を作って見せてくる。そして親指と人差し指の間には光る何かが。あれは、チェスの駒、か?会長と俺との距離が軽く開いているせいで、はっきりとは断言出来ないけど、ビショップの駒によく似ていた。
「彼は今、生徒会の能力で止めていますからいきなり暴走、なんてことはないですよ」
「でもすっげぇ頭抱えて悶え苦しんでるんですけど。今にも能力打ち破って暴れそうなんですけど」
「まぁこの状態の和嶺君を完璧に押さえつけるのは少々無理がありますからね。一応駄目押しで更に押さえつけておきましょう」
そう言って会長は摘んでいた駒を高く掲げた。すると会長の目の前には光り輝く盤面が出現した。盤上にもいくらか駒が置かれていたが、やっぱりチェスらしい。会長は掲げた駒ヲ盤上へと叩きつける。
カズミネが硬直した。先程まで苦しんでいたのが嘘の様に固まった。というより時間すら止められている感じだ。
「これが生徒会長の能力《意思なき駒の盤上世界》です。あまりよろしくはないのですが、人を駒に見立てる事でその人の行動をある程度決めつけられる能力なんです」
「おお……ワールドイズマイン」
凄い中二っぽい。ワールドイズマインってアニメとかでもよく能力名に使用されてるの見た事あるけど、本当に使っているのは人を見たのは初めてだ。しかもただのワールドイズマインじゃないはずだ。絶対、ルビとしてワールドイズマインを使用している、絶対。直訳したら、世界は私のものです、なのに全然関係ない言葉のルビとして使ってる感じだこれ。
そして会長がドヤッているのがまた何とも言えない。くそっ、言いてぇ。流石にワールドイズマインを無理矢理ルビ使用するのは止めた方がいいですよって言いてぇ。俺の命名した《不可視の神手》の方が絶対センスあ……ねーな。俺の方が明らかにセンスはねーな。
にしても会長職の能力が、対象の行動支配ってのはしっくりくるな。そしてなんとも強力だ。カズミネは庶務だが、それでもあの透明な手を与えられている時点で生徒会の能力ってのは皆強力なんだとは思っていたけれどそれ以上だ。………そういや愛川の能力は見てなかったな。まぁいいけど。
会長の能力により、完全停止してしまったカズミネを見る。本当にピクリとも動いていない。今のカズミネなら翼の神々しさも相まって、彫刻と言っても信じてもらえそうなレベル。美術館につれてってやろうかな。
会長は俺から視線を外すと、上梨の上半身を起こしている山田さんへと視線を向けた。
「命に別状はないとは思いますが、彼をなるべく早く医務室に連れて行って上げてください。一人で連れて行くのは少し厳しいですか?」
「え、ええっと……はい」
山田さんは少しの逡巡の後、頷いた。出来れば自分が上梨を運んで行ってあげたいのだろうが、なにせ山田さんは女子だ。体格も良い上梨を一人で担げるとは到底思えない。なら俺も手伝うか。
「山田さん、俺も上梨を運ぶの手伝うよ。方っぽの肩を支えてくれ」
「うん、わかった」
上梨に近づき、左側の肩を支える。山田さんには逆側を支えてもらう。せーのと掛け声を合わせて上梨を立ち上げた。まだ意識は戻っていないのか、やけに重く感じられる。だが持てない程じゃないな。山田さんへ視線を送ると、重そうだが、大丈夫と頷いた。なら山田さんに任せておこう。一度振り向いて、会長に会釈をする。そして半ば引きずる形で、俺と山田さんは上梨を医務室へと連れて行った。
カズミネの事は今は会長に任せておくしかない。会長の能力で停止しているからと言って、俺に何か出来る事が増えた訳では決してない。カズミネの能力に関して、会長は俺よりも詳しい様な口振りだった。会長なら、なんとか出来る方法を知っているのだろう。
俺がカズミネをなんとか出来ない事に歯噛みしつつ、俺達はフィールドを後にした。
◆◆◆
意識が暗い。
感じる事の出来るのは暗闇。
手を動かす事も、声を出す事も叶わない。
深い海に沈んでいる様で、僕にはそれに抗う術がなかった。
(和嶺君)
だけど、その声が聞こえた途端、ドクンと心臓が跳ねた。沈下が急停止する。
(和嶺君、起きてください)
僕の意識は浮上しだし、あっという間に暗闇を抜け出した。
バッと目を見開き、真っ先に飛び込んできたのは一番見たくなかったもの。それは即ち、
「おはようございます。和嶺君」
会長の笑顔だった。
「会、長………!!」
まるで自分の声とは思えない程、凍てつき恨みを込めた声が溢れた。今は彼女の笑顔が悪魔に見えて仕方がない。衝動的に動かそうとした身体は、固まってしまったかの様に動かない。ご丁寧に能力をかけられた後のようだ。相変わらず用意周到というか。
せめてもの抵抗で、必死に彼女を睨みつける。ただそれに会長は笑みを深めるだけだ。でも、唐突に会長はふくれっ面になる。
「和嶺君、貴方何をしたのかわかっているんですか?」
こっちのセリフだふざけんな。そう叫び散らしたい感情を必死に押さえ込み、あくまで冷静に普段通りを心がけて応える。
「会長の能力で操られて、勝手に能力を使わされて結構暴れてしまって、皆にドン引きされてますね」
「ええそうです。でも私は非常に残念です。何故だかわかりますか?」
「そんなのわかる訳ないでしょう」
「貴方の翼はあんなものではないはずです。私が初めて見た時はあんなにくすんでいなかった。あんなに小さくなかった。あんなに弱くなどなかった。それなのに何故ですか。何故あんなに押さえつけられていたんですか」
会長の言葉にフッと小さな笑いがこみ上げてきた。あの試合中、会長が見えた瞬間にはこうなる事は予測出来ていた。意識が奪われる前に、自分の心に自分で全力のブレーキを掛けていただけの事。結局は支配されてしまったが、僕の意思は僅かではあるが、あの能力を押さえつけられていたようだ。
だからと言って、会長を許せるはずなどない。あの能力は二度ととして使っちゃいけないものなんだ。今回は運が良かっただけ。死人が出ないだけ、まだマシな方だっただけだ。
「会長」
「はい、何でしょう」
未だにふくれっ面を直さない彼女に、苛立ちを感じつつ、僕は彼女に告げた。
「話があります」
今までは、会長があの手この手で僕の能力を発動させようとしていたけど、今回ばかりは見過ごせない。僕はケジメをつける覚悟で会長にそう持ち掛けた。
すると会長は一転、機嫌を直したのか、笑顔になる。
「そうですかそうですか。それは楽しみですね」
彼女の顔をには、底の見えない暗い笑顔が浮かべられていた。
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