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第4章 焔の中の怪物
追憶の回廊(第4章プレイヤー編)
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#テラナイト
「次からはプレイヤー編だよ。まずは、テラナイトさん!」
「最強プレイヤー雪ダルマさんの、言わずとしれた相棒だよね!ボクも何回も守って貰っちゃったなぁ」
「そうそう。彼の特徴は、何といってもその頑丈さ。全身フルプレートアーマーに大盾を装備していて、殆どの攻撃を受け止めてしまうんだ。雪ダルマさんとのチェインスキルもあったよね?」
「うん!【不動ノ守護者】だね。テラナイトさんが先頭に立って、それを後ろから雪ダルマさんが支える。そうやって、テラナイトさんの防御力を大幅に強化して攻撃を防ぐんだ」
「雪ダルマさんの援護って、確かに凄そう……ただでさえ高いテラナイトさんの防御力を更に上げたら、受け切れない攻撃なんてないんじゃない?」
「少なくとも、そう簡単にはやられないだろうね。実際それのおかげで、ボク達が暴走したウルヴァンから逃げて、本陣で態勢を立て直すまで時間を稼ぐことができたんだ」
「あそこから本陣までって、実際歩くと結構な距離あるよね……?その間耐え続けられるって、やっぱり凄いなぁ、テラナイトさん達は!」
「判断力も冷静だし、雪ダルマさんと同じくらい頼れるプレイヤーだよ!」
#ユノン
「次は元テイマー、今は錬金術師のユノンさん。雪ダルマさん、テラナイトさんと同じ、三皇に名を連ねる最強プレイヤーの1人だね」
「イベント直前の強化合宿の時、ハルがユノンさん、カンナさんと3人で仲良くなってたのは印象的だったなぁ」
「ユノンさんすっごく良い人なんだよ!ちょっと人見知りなんだけど、話してみるとどんどん盛り上がっちゃってさー、気づいたら女子会みたいな雰囲気になってた」
「へぇ、聞き上手なのかな?僕あんまり話したことないから、今度話してみようかな?」
「あー……ユノンさん、男の人はそんなに得意じゃないみたいよ」
「うっ、男嫌いだったか……あれ、でも雪ダルマさんとテラナイトさんとはよく一緒にいるよね?」
「聞いた話なんだけど、彼らはユノンさんと同じ中学だったらしいんだ」
「そういうことか!昔の関係が、同じ趣味でずっと続くのって良いよね!」
「ねー、ちょっと憧れちゃう。でも、彼女には辛い過去があったんだ」
「確か、ペットのフーちゃんだっけ?」
「そう。フーちゃんが衰弱していて死の淵にいたのに、それに気づいてあげられなかったことをずっと悔やんでいて……それを引きずって、ずっと気を病んでいたところに手を差し伸べてくれたのが、雪ダルマさんとテラナイトさんだったらしい」
「まさに運命的な出会い、だね……そんなユノンさんは、あの戦いを経て大きく成長したんだよね!」
「うん!確か……【真影術】だったかな?もう1人のユノンさんみたいな人と入れ替わったり、合体して凄いオーラを放ったり!」
「聞くだけでもカッコいいなぁ。中ボスのグレンも1人で倒して、ウルヴァン戦でも大活躍だったらしいね?」
「ほんとに強かったよ。しかも普通の時と戦い方が全然違うから、急な変化に対応するのも難しいっていうね」
「良いなぁ。僕もイフリートと合体とかできたりしないかな?」
「プレア殿なら何でもできちゃいそうだけど……性格まで影響されて暑苦しくならないでね」
「あはは、気をつけるよ……」
#マグ太郎
「次はマグ太郎さん。ウルヴァン戦で、フリーディア防衛軍の総大将をやっていた人だよ」
「面白い人だよね!ボクもすぐ打ち解けちゃった」
「距離詰めるのが上手だよね!コミュニケーション能力高そう」
「ねー。で、そのマグ太郎さんなんだけど、実は武器鍛治なの知ってた?」
「えっ!?あんなに大規模な結界とか張ってたし、何かそういう専門の職業なのかと思ってたけど違うんだ?」
「それも凄いよねー!実は、雪ダルマさんの武器を作ったのは彼なんだよ?」
「へぇ、そうだったんだ!雪ダルマさんには一度武器を見せてもらったけど、あの刃が展開していく感じが強そうでカッコよかったなぁ。まさか、そんな身近に制作者がいたなんて」
「ボクも初めて聞いた時はびっくりしたよ。プレア殿のことも結構認知してたみたいだよ?」
「ほんと?嬉しいなぁ、そうやって同業者から認めて貰えてるのは。今度、一緒に何か作ってみようかな」
「楽しそう!その時は皆でダンジョン攻略だね!」
「うん!」
#ノルキア
「最後はノルキアちゃん……じゃなかった、ノルキアくん!」
「あはは、ハル結構間違えてるよね」
「んー?これはわざとだよ!」
「えぇ、何でまたそんなことを……」
「だってー男の子とは思えないくらい可愛いんだもん!だから、思わずイジりたくなっちゃって」
「所謂、男の娘ってやつだよね……まあ、ほどほどにしてあげてね」
「はーい!ノルキアくんは、普段はマグ太郎さんと一緒に行動してるんだよね」
「うん。2人はリア友らしいからね。仲良いんだけど、本人曰く『腐れ縁だよ』らしい」
「素直じゃないなぁ。まあ、マグ太郎さんの性格に付き合わされて神経を擦り減らしてるから何となく気持ちは分かるけど」
「比較的、常識人って感じだよね。イベント中では、彼はハルと同じ遊撃部隊にいたんだよね?」
「そうだよ!そこで仲良くなったんだー。暴走したウルヴァンから逃げる時に、下敷きになっていたボクの身代わりになってくれたの」
「最後にハルが生き残ってたのは彼のおかげでもあったんだね……今度、お礼しとかなきゃ」
「めちゃくちゃ謙遜しそう……。彼の戦闘スタイルについてはボクから話そうか?」
「ハルは間近で見てたもんね。それが良いと思う」
「ノルキアくんは武器を持たないで戦う、拳闘士スタイルなんだ」
「へぇ、武器なしで。でも、それじゃあんまり火力出せないんじゃ」
「そこは大丈夫。彼は多くのバフスキルを覚えていて、他のステータスを犠牲にして爆発的な力を出せるんだ!」
「所謂、代償強化ってやつか。なるほど、確かにそれなら武器に頼らなくても戦えるのか」
「しかも、仕組みはよく分からないんだけど、発動中のスキルが全然途切れないの。多分、どうにかして発動時間を延ばしてるんだと思う」
「……え、それは強過ぎじゃない?」
「それにそれに、自分にかかっているバフ効果を他の味方に移すこともできるの!実際、イベントではそうやって火力を稼いでいたんだ」
「強化スキルが途切れないアタッカーとしても、味方を強化するバファーとしても立ち回れるってことか!……あれ、ノルキアくん強くね?」
「実際強いよ!多分、ボク1対1じゃ勝てないと思う」
「……マジか。思わぬところに強者がいたな」
「次からはプレイヤー編だよ。まずは、テラナイトさん!」
「最強プレイヤー雪ダルマさんの、言わずとしれた相棒だよね!ボクも何回も守って貰っちゃったなぁ」
「そうそう。彼の特徴は、何といってもその頑丈さ。全身フルプレートアーマーに大盾を装備していて、殆どの攻撃を受け止めてしまうんだ。雪ダルマさんとのチェインスキルもあったよね?」
「うん!【不動ノ守護者】だね。テラナイトさんが先頭に立って、それを後ろから雪ダルマさんが支える。そうやって、テラナイトさんの防御力を大幅に強化して攻撃を防ぐんだ」
「雪ダルマさんの援護って、確かに凄そう……ただでさえ高いテラナイトさんの防御力を更に上げたら、受け切れない攻撃なんてないんじゃない?」
「少なくとも、そう簡単にはやられないだろうね。実際それのおかげで、ボク達が暴走したウルヴァンから逃げて、本陣で態勢を立て直すまで時間を稼ぐことができたんだ」
「あそこから本陣までって、実際歩くと結構な距離あるよね……?その間耐え続けられるって、やっぱり凄いなぁ、テラナイトさん達は!」
「判断力も冷静だし、雪ダルマさんと同じくらい頼れるプレイヤーだよ!」
#ユノン
「次は元テイマー、今は錬金術師のユノンさん。雪ダルマさん、テラナイトさんと同じ、三皇に名を連ねる最強プレイヤーの1人だね」
「イベント直前の強化合宿の時、ハルがユノンさん、カンナさんと3人で仲良くなってたのは印象的だったなぁ」
「ユノンさんすっごく良い人なんだよ!ちょっと人見知りなんだけど、話してみるとどんどん盛り上がっちゃってさー、気づいたら女子会みたいな雰囲気になってた」
「へぇ、聞き上手なのかな?僕あんまり話したことないから、今度話してみようかな?」
「あー……ユノンさん、男の人はそんなに得意じゃないみたいよ」
「うっ、男嫌いだったか……あれ、でも雪ダルマさんとテラナイトさんとはよく一緒にいるよね?」
「聞いた話なんだけど、彼らはユノンさんと同じ中学だったらしいんだ」
「そういうことか!昔の関係が、同じ趣味でずっと続くのって良いよね!」
「ねー、ちょっと憧れちゃう。でも、彼女には辛い過去があったんだ」
「確か、ペットのフーちゃんだっけ?」
「そう。フーちゃんが衰弱していて死の淵にいたのに、それに気づいてあげられなかったことをずっと悔やんでいて……それを引きずって、ずっと気を病んでいたところに手を差し伸べてくれたのが、雪ダルマさんとテラナイトさんだったらしい」
「まさに運命的な出会い、だね……そんなユノンさんは、あの戦いを経て大きく成長したんだよね!」
「うん!確か……【真影術】だったかな?もう1人のユノンさんみたいな人と入れ替わったり、合体して凄いオーラを放ったり!」
「聞くだけでもカッコいいなぁ。中ボスのグレンも1人で倒して、ウルヴァン戦でも大活躍だったらしいね?」
「ほんとに強かったよ。しかも普通の時と戦い方が全然違うから、急な変化に対応するのも難しいっていうね」
「良いなぁ。僕もイフリートと合体とかできたりしないかな?」
「プレア殿なら何でもできちゃいそうだけど……性格まで影響されて暑苦しくならないでね」
「あはは、気をつけるよ……」
#マグ太郎
「次はマグ太郎さん。ウルヴァン戦で、フリーディア防衛軍の総大将をやっていた人だよ」
「面白い人だよね!ボクもすぐ打ち解けちゃった」
「距離詰めるのが上手だよね!コミュニケーション能力高そう」
「ねー。で、そのマグ太郎さんなんだけど、実は武器鍛治なの知ってた?」
「えっ!?あんなに大規模な結界とか張ってたし、何かそういう専門の職業なのかと思ってたけど違うんだ?」
「それも凄いよねー!実は、雪ダルマさんの武器を作ったのは彼なんだよ?」
「へぇ、そうだったんだ!雪ダルマさんには一度武器を見せてもらったけど、あの刃が展開していく感じが強そうでカッコよかったなぁ。まさか、そんな身近に制作者がいたなんて」
「ボクも初めて聞いた時はびっくりしたよ。プレア殿のことも結構認知してたみたいだよ?」
「ほんと?嬉しいなぁ、そうやって同業者から認めて貰えてるのは。今度、一緒に何か作ってみようかな」
「楽しそう!その時は皆でダンジョン攻略だね!」
「うん!」
#ノルキア
「最後はノルキアちゃん……じゃなかった、ノルキアくん!」
「あはは、ハル結構間違えてるよね」
「んー?これはわざとだよ!」
「えぇ、何でまたそんなことを……」
「だってー男の子とは思えないくらい可愛いんだもん!だから、思わずイジりたくなっちゃって」
「所謂、男の娘ってやつだよね……まあ、ほどほどにしてあげてね」
「はーい!ノルキアくんは、普段はマグ太郎さんと一緒に行動してるんだよね」
「うん。2人はリア友らしいからね。仲良いんだけど、本人曰く『腐れ縁だよ』らしい」
「素直じゃないなぁ。まあ、マグ太郎さんの性格に付き合わされて神経を擦り減らしてるから何となく気持ちは分かるけど」
「比較的、常識人って感じだよね。イベント中では、彼はハルと同じ遊撃部隊にいたんだよね?」
「そうだよ!そこで仲良くなったんだー。暴走したウルヴァンから逃げる時に、下敷きになっていたボクの身代わりになってくれたの」
「最後にハルが生き残ってたのは彼のおかげでもあったんだね……今度、お礼しとかなきゃ」
「めちゃくちゃ謙遜しそう……。彼の戦闘スタイルについてはボクから話そうか?」
「ハルは間近で見てたもんね。それが良いと思う」
「ノルキアくんは武器を持たないで戦う、拳闘士スタイルなんだ」
「へぇ、武器なしで。でも、それじゃあんまり火力出せないんじゃ」
「そこは大丈夫。彼は多くのバフスキルを覚えていて、他のステータスを犠牲にして爆発的な力を出せるんだ!」
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「強化スキルが途切れないアタッカーとしても、味方を強化するバファーとしても立ち回れるってことか!……あれ、ノルキアくん強くね?」
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「……マジか。思わぬところに強者がいたな」
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