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夢を見ている。
夢だと分かっていた。
ドアから出て行こうとするその後ろ姿に手を伸ばした。
「行くな。光輝」
声に出したいが、出ない。
外は土砂降りの雨。
ドアは閉まる。
何度も繰り返す悪夢は同じ結果を突き付ける。
祐希はいつものように意識的に目を覚ましていた。ただ、目を開けても雨の音は止まなかった。
台風の影響で天候は荒れて、土砂降りの雨が窓を叩きつけている。
悪夢の続きのようで落ち着かず、寝返りを打ち、不穏な闇の雨に背を向けた。
ダブルベッドの片側では、ガウンを羽織った三島が枕を背もたれにして電話をしていた。
英語なので内容は分からないが、仕事の話だろうと推測する。流暢な英語の発音は耳に心地よく、同時に肌に残る舌の感触を思い出させる。
話を終えた三島は電話を切ると、祐希に目を向けた。
「起こしちゃった?」
「仕事の話ですか」
「まあ、仕事の関係者ではあるけど、さすがにベッドの上では仕事の話はしないよ」
三島はそう言いながら、サイドテーブルに置いていたグラスを取り、「とはいっても仕事以外の付き合いも仕事のうちだけどね」と付け加え、バーボンを飲む。
確かに、彼と仕事の話をしたことがない。いつもベッドの上だもんな。
祐希はそんな皮肉を内心で独りごちる。
三島は相変わらず忙しい。
それでもこの三ヶ月間、忙しい合間を縫って逢瀬を重ねてきた。
もちろん忙しいのはお互い様だが、必然的により多忙な三島の都合に合わせる形になり、いつも会うのはホテルの部屋で、呼び出されるのは祐希だった。
「今度テニスをしよう」前回交わしたこの約束も時間に追いやられ、結局、今日もホテルでの密会になった。一週間ぶりのセックスだった。部屋に入るなり、壁に押し付けられたまま後ろから責められた。
悪くはない。祐希も一週間ぶりのセックスを愉しんだのだから。
時間が限られている。セックスが目的のようになってしまうのは仕方ない。
この関係を単純に恋人だと言えないことも分かっている。
「これから海外出張も多くなるって言ってましたよね。より忙しくなりますね」
会う時間が減ってしまうと暗に言い含めたのだが、彼は何も言わず、またグラスを傾けただけだった。
「この前はどうだった。彼女を両親に紹介したんだろ」
三島は話題を変える。
「あ、ええ」
彼が訊いているのは盆休みに帰省した時のことだ。
予想はしていたのだが、思っている以上の反応があった。
両親の目には喜びと期待が溢れ、喪失を埋める未来を待ち望んでいるのだと、今更ながらに痛感した。
「結婚はまだか、いつするんだって、うるさくって、じいちゃんのことまで持ち出して圧をかけてきましたよ」
「じいちゃん?」
「あ、母方の祖父なんですけど、今、病気で入院してて...」
祐希は高い天井に目をやり、祖父の優しい笑顔を思い浮かべる。
「実はじいちゃんはもう長くないんです。だから早く結婚して、じいちゃんが元気なうちに子供を抱かせてやれって」
遠方に住んでいる母方の祖父とは会う機会はあまりなかったが、初孫ということもあり、とても可愛がってくれた。
弟も祐希もそんな祖父が大好きだった。
「将来、僕に子供ができたらじいちゃんの名前から一字もらうよ」
「そうかい。嬉しいな。じゃあ、一字とは言わず、全部やるよ」
「それはいいよ。幸四郎なんて武士みたいだもん」
幸せな未来を疑ってもいない二人の弾んだ声が胸を締め付ける。
「祐希、祐希」
名前を呼ばれ、我に返った。
「大丈夫か」
三島が顔を覗き込んでくる。
「大丈夫、なんでもないです」
祐希は溢れそうになる涙を拭う。
「祐希はじいちゃん子だな」
病気の祖父のことを心配して泣いていると思ったらしく、三島はしんみりとそう言う。
ただ、すぐに視線を逸らし、「まあでも、結婚に向けて進展はしてるってことだな」とまた話題を変える。
時間は限られている。せっかくの二人の時間を湿った空気にしたくない気持ちは分かるが、彼のこういう切り替えの速さに戸惑ってしまう自分もいる。
けっこうドライだな。
これが、再会してからの三ヶ月間に抱いた新たな三島の印象だ。
というより、本来こういう性格だったのだ。
「友達は周りにいっぱいいたけど、本当の友達はいなかったよ」
高校時代を振り返った彼が放った言葉だ。
周りからの期待と後継者としての責任を生まれながらに背負ってきたが故に身に付いた完璧な立ち振る舞い。その完璧な姿を維持するためには、ドライに割り切ることも必要だったのだろう。
彼はずっとこうだったのだ。
祐希が好きになった三島陽一は、そのドライな性格の上に成り立っていたのだ。
この横顔をいつも遠くから眺めていた。
今はあの頃より、遠くに感じてしまう。
同じベッドにいても...。
「こっちも順調だよ。式の日取りも決まった」
三島が淡々とそう言ったので、「俺たちの関係ってなんですかね」と、ついこんなことを口走ってしまう。
「関係?今さらそんなことを聞かれるとはな。祐希は分かってくれてると思ってたよ」
「...都合のいい愛人ってことですか」
「お前はそう思ってるのか」
「恋人とは言えないと思ってます」
責めるように言った祐希に、冷めた目が返ってきた。
その目は「お互い様だろ」と言っている。
もちろんお互い様なのは承知だ。
こっちも戸田尚美との関係を続けているのだから。
最初から健全な関係ではないことは分かっていた。
確かに再会した時は初恋の純粋な気持ちが膨らんで舞い上がった。
あの頃の延長線上にいるつもりになった。
でも、お互い背負っているものを放り出せないことも分かっていた。
分かった上で、この関係は始まったのだ。
でも、それでも...。
それでも欲しかった。
この関係の拠り所となる言葉が。
「今は俺の方が時間に制約があるから、こっちの都合に合わせてもらうことが多かったのは確かだ。そこは悪いと思ってるよ。でも、お前も結婚すれば、もっと時間の都合はつかなくなる。どこかで割り切らないとこの関係は続けられない。本当はお前だって分かってるんだろ」
そういう理屈じゃないのに。欲しいのは。
「もちろん、関係に名前をつけようと思えばできる。でも、名前のために関係が壊れてしまうこともある。夫婦も名前がついた途端、その名前に縛られてしまうからね。だからこの関係には名前をつけたくないんだ。まあ、強いてつけるなら、同士かな。秘密を共有し、お互いの利害が一致している関係。そうだろう」
同士か。うまく逃げたな。
完璧な答えに何も言えなくなる。
「言っただろ。結婚も仕事の一部なんだって」
そんな冷たい言葉を端正な横顔を向けながら言う。
そこに感情は見えない。
じゃあ俺もなのか。
完璧な三島陽一の完璧な人生のピースのひとつなのか...。
胸が痛む。
傷付いたわけじゃない。
戸田尚美を未来のためのピースにしている自分の身勝手さに打ちのめされたのだ。
「俺は二ヶ月後に結婚する。もう決まったことなんだ」
三島はそう宣言すると、祐希に覆いかぶさるように抱きついてきた。
「祝ってくれ」と、軽くキスをする。
そして、祐希の胸に指を這わせながら、耳元で囁くように言う。
「結婚なんて最初だけだから。妻は子供ができれば母親になる。あとは子供が優先されるんだから、お前も早く子供を作ればいい」
「深いことは考えずに割り切ればいいんだ。ずっと二人で楽しもう。お互い結婚してもさ。それでいいじゃないか」
「これからも俺たちの関係は変わらないよ」
確かに、その通りだ。
変わらないのは当たり前だ。
最初から、なにも始まってもなかったのだから...。
夢だと分かっていた。
ドアから出て行こうとするその後ろ姿に手を伸ばした。
「行くな。光輝」
声に出したいが、出ない。
外は土砂降りの雨。
ドアは閉まる。
何度も繰り返す悪夢は同じ結果を突き付ける。
祐希はいつものように意識的に目を覚ましていた。ただ、目を開けても雨の音は止まなかった。
台風の影響で天候は荒れて、土砂降りの雨が窓を叩きつけている。
悪夢の続きのようで落ち着かず、寝返りを打ち、不穏な闇の雨に背を向けた。
ダブルベッドの片側では、ガウンを羽織った三島が枕を背もたれにして電話をしていた。
英語なので内容は分からないが、仕事の話だろうと推測する。流暢な英語の発音は耳に心地よく、同時に肌に残る舌の感触を思い出させる。
話を終えた三島は電話を切ると、祐希に目を向けた。
「起こしちゃった?」
「仕事の話ですか」
「まあ、仕事の関係者ではあるけど、さすがにベッドの上では仕事の話はしないよ」
三島はそう言いながら、サイドテーブルに置いていたグラスを取り、「とはいっても仕事以外の付き合いも仕事のうちだけどね」と付け加え、バーボンを飲む。
確かに、彼と仕事の話をしたことがない。いつもベッドの上だもんな。
祐希はそんな皮肉を内心で独りごちる。
三島は相変わらず忙しい。
それでもこの三ヶ月間、忙しい合間を縫って逢瀬を重ねてきた。
もちろん忙しいのはお互い様だが、必然的により多忙な三島の都合に合わせる形になり、いつも会うのはホテルの部屋で、呼び出されるのは祐希だった。
「今度テニスをしよう」前回交わしたこの約束も時間に追いやられ、結局、今日もホテルでの密会になった。一週間ぶりのセックスだった。部屋に入るなり、壁に押し付けられたまま後ろから責められた。
悪くはない。祐希も一週間ぶりのセックスを愉しんだのだから。
時間が限られている。セックスが目的のようになってしまうのは仕方ない。
この関係を単純に恋人だと言えないことも分かっている。
「これから海外出張も多くなるって言ってましたよね。より忙しくなりますね」
会う時間が減ってしまうと暗に言い含めたのだが、彼は何も言わず、またグラスを傾けただけだった。
「この前はどうだった。彼女を両親に紹介したんだろ」
三島は話題を変える。
「あ、ええ」
彼が訊いているのは盆休みに帰省した時のことだ。
予想はしていたのだが、思っている以上の反応があった。
両親の目には喜びと期待が溢れ、喪失を埋める未来を待ち望んでいるのだと、今更ながらに痛感した。
「結婚はまだか、いつするんだって、うるさくって、じいちゃんのことまで持ち出して圧をかけてきましたよ」
「じいちゃん?」
「あ、母方の祖父なんですけど、今、病気で入院してて...」
祐希は高い天井に目をやり、祖父の優しい笑顔を思い浮かべる。
「実はじいちゃんはもう長くないんです。だから早く結婚して、じいちゃんが元気なうちに子供を抱かせてやれって」
遠方に住んでいる母方の祖父とは会う機会はあまりなかったが、初孫ということもあり、とても可愛がってくれた。
弟も祐希もそんな祖父が大好きだった。
「将来、僕に子供ができたらじいちゃんの名前から一字もらうよ」
「そうかい。嬉しいな。じゃあ、一字とは言わず、全部やるよ」
「それはいいよ。幸四郎なんて武士みたいだもん」
幸せな未来を疑ってもいない二人の弾んだ声が胸を締め付ける。
「祐希、祐希」
名前を呼ばれ、我に返った。
「大丈夫か」
三島が顔を覗き込んでくる。
「大丈夫、なんでもないです」
祐希は溢れそうになる涙を拭う。
「祐希はじいちゃん子だな」
病気の祖父のことを心配して泣いていると思ったらしく、三島はしんみりとそう言う。
ただ、すぐに視線を逸らし、「まあでも、結婚に向けて進展はしてるってことだな」とまた話題を変える。
時間は限られている。せっかくの二人の時間を湿った空気にしたくない気持ちは分かるが、彼のこういう切り替えの速さに戸惑ってしまう自分もいる。
けっこうドライだな。
これが、再会してからの三ヶ月間に抱いた新たな三島の印象だ。
というより、本来こういう性格だったのだ。
「友達は周りにいっぱいいたけど、本当の友達はいなかったよ」
高校時代を振り返った彼が放った言葉だ。
周りからの期待と後継者としての責任を生まれながらに背負ってきたが故に身に付いた完璧な立ち振る舞い。その完璧な姿を維持するためには、ドライに割り切ることも必要だったのだろう。
彼はずっとこうだったのだ。
祐希が好きになった三島陽一は、そのドライな性格の上に成り立っていたのだ。
この横顔をいつも遠くから眺めていた。
今はあの頃より、遠くに感じてしまう。
同じベッドにいても...。
「こっちも順調だよ。式の日取りも決まった」
三島が淡々とそう言ったので、「俺たちの関係ってなんですかね」と、ついこんなことを口走ってしまう。
「関係?今さらそんなことを聞かれるとはな。祐希は分かってくれてると思ってたよ」
「...都合のいい愛人ってことですか」
「お前はそう思ってるのか」
「恋人とは言えないと思ってます」
責めるように言った祐希に、冷めた目が返ってきた。
その目は「お互い様だろ」と言っている。
もちろんお互い様なのは承知だ。
こっちも戸田尚美との関係を続けているのだから。
最初から健全な関係ではないことは分かっていた。
確かに再会した時は初恋の純粋な気持ちが膨らんで舞い上がった。
あの頃の延長線上にいるつもりになった。
でも、お互い背負っているものを放り出せないことも分かっていた。
分かった上で、この関係は始まったのだ。
でも、それでも...。
それでも欲しかった。
この関係の拠り所となる言葉が。
「今は俺の方が時間に制約があるから、こっちの都合に合わせてもらうことが多かったのは確かだ。そこは悪いと思ってるよ。でも、お前も結婚すれば、もっと時間の都合はつかなくなる。どこかで割り切らないとこの関係は続けられない。本当はお前だって分かってるんだろ」
そういう理屈じゃないのに。欲しいのは。
「もちろん、関係に名前をつけようと思えばできる。でも、名前のために関係が壊れてしまうこともある。夫婦も名前がついた途端、その名前に縛られてしまうからね。だからこの関係には名前をつけたくないんだ。まあ、強いてつけるなら、同士かな。秘密を共有し、お互いの利害が一致している関係。そうだろう」
同士か。うまく逃げたな。
完璧な答えに何も言えなくなる。
「言っただろ。結婚も仕事の一部なんだって」
そんな冷たい言葉を端正な横顔を向けながら言う。
そこに感情は見えない。
じゃあ俺もなのか。
完璧な三島陽一の完璧な人生のピースのひとつなのか...。
胸が痛む。
傷付いたわけじゃない。
戸田尚美を未来のためのピースにしている自分の身勝手さに打ちのめされたのだ。
「俺は二ヶ月後に結婚する。もう決まったことなんだ」
三島はそう宣言すると、祐希に覆いかぶさるように抱きついてきた。
「祝ってくれ」と、軽くキスをする。
そして、祐希の胸に指を這わせながら、耳元で囁くように言う。
「結婚なんて最初だけだから。妻は子供ができれば母親になる。あとは子供が優先されるんだから、お前も早く子供を作ればいい」
「深いことは考えずに割り切ればいいんだ。ずっと二人で楽しもう。お互い結婚してもさ。それでいいじゃないか」
「これからも俺たちの関係は変わらないよ」
確かに、その通りだ。
変わらないのは当たり前だ。
最初から、なにも始まってもなかったのだから...。
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