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いつも通り、配信が始まった途端に視聴者が集まってくる。
数秒置いていつもの挨拶をした時にはもう、視聴者は異変に気づいた反応を見せていた。
『ムジンフリーリィ始めるよー』
[@なっぱ え、何コラボ?]
[@麦茶1㍑ シロサイキター(*゚∀゚*)]
[@徳川家康 予告なしゲリラコラボww]
『おお急に童貞どもが騒ぎ出したな。
挨拶してー』
『…………』
[@50m2秒 フリーズ?]
[@BENBECK 何? 止まった]
『ん? シロサーーーイ?』
『シロサイちゃん、ほら、喋って』
『あっはいっ!』
『挨拶してぇ?』
『あっはい! シロサイです!』
[@晴天さん 緊張してるwwwww]
[@キャッシュで なんか男の声がしたぞ]
[@ドリフ 事務所の人じゃね?]
『ゲームでもしながら、緊張を解いていきますか』
『あっ、はい!』
『俺、後衛するからシロサイ前よろ。攻めの姿勢でやってたら勝手に緊張解けるっしょ』
『はいっ』
『今日はリクエストなしでとりあえずシロサイと連携してくから、何かあったらその都度聞いて』
『はいっ!』
『あ、今のはリスナーさんに言っただけで』
『あっ……』
[@笑笑 配信初心者おもろwww]
[@VPN繋いで な ん や か わ え え]
[@ちびた 大会の連携再び!]
[@クロサイ なんで]
[@所庄司 なんでコラボしたの?]
[@ほぅ 今日ってカップル配信?]
雰囲気に慣れるのが先決かと思ったが、敢えて引き延ばすこともないか。
クロサイも来たみたいだし。
ゲーム画面はオンラインのローディングを始めていて、既にマッチングの最中である。
さらっと言ってしまえば、スムーズにゲームの話題に切り変えられるしちょうどいい。
『こないだ俺とシロサイの噂話が盛り上がっちゃったからさ、本人連れてきた』
[@フライデー 認めるということでしょうか]
[@popular ヤッてるに1票]
[@まゆ ムジンくん信じてるから]
[@柴田 今シロサイファン居るぞ大丈夫か]
マッチングが終了し、ローディング中。
そろそろバトルが始まる。
シロサイはコメント欄を見る余裕もなさそうだ。
『前も言ったけど俺とシロサイは付き合ってないから。ね? シロサイ』
『う、うん。付き合っては、ない』
[@鬼滅 「は」って?]
[@あずきバー あ、大会の子じゃん]
[@Peter 意味深ですな]
急遽、コラボを計画した配信の意味をシロサイはちゃんと理解してるんだろうか。
わざわざ、気になる言い方を選んだとも思えないが。画面の向こうで事務所の人があたふたする様子が想像できた。
バトルが開始した。
ペアやチームになったいくつかのグループが一つのステージに点在し、互いを削っていくマルチマッチングである。
『意味深だよね~。さー元気に狩って行こう。
シロサイ、好きに動いていいよ』
『普通にやったらいいの?』
『いいよー』
[@500円弁当 優勝者の実力お手並み拝見]
[@ペンペン つまり何かはあるってこと?]
[@クロサイ ラブホテルに入ったくせに]
『むしろ何かあったこと期待してない?
あーちょっと右の導線塞ぎたいな』
『ちょっと地雷しかけていい?』
『俺もマキビシ撒いちゃお』
[@嵐ぃ 出たクロサイw]
[@ちぃみん ホテルには行ったってこと?]
[@乾杯beer 2人とも地味にゲーム集中してるのすこw]
[@クロサイ ラブホテルに入った! 見た!]
『見間違えじゃない?』
『え?』
『リスナーに言ってる』
『あ……』
[@YAMORI やっぱ嘘?]
[@サリー 誘導うま。一気に2人も倒した]
[@クロサイ 見たの! 2人はデキてる!]
『ナイスシロサイ』
『まだまだ行くよ!』
『調子出てきたねー』
ゲームに集中して緊張が解けてきた。
1戦目を終えると前後のポジションを変更し、続けて2回戦目に突入した。
雰囲気的にクロサイの発言が嘘である流れになりつつあり、目的の否定もできている。
このままいけばこの話題が自然とフェードアウトすることは可能に思えた。
しかし、最大の敵は味方の中に居たらしい。
シロサイの緊張が解けてコメント欄に目を向ける余裕が出てくると、俺も事務所も想像していなかった、驚きの展開が待ち受けていた。
数秒置いていつもの挨拶をした時にはもう、視聴者は異変に気づいた反応を見せていた。
『ムジンフリーリィ始めるよー』
[@なっぱ え、何コラボ?]
[@麦茶1㍑ シロサイキター(*゚∀゚*)]
[@徳川家康 予告なしゲリラコラボww]
『おお急に童貞どもが騒ぎ出したな。
挨拶してー』
『…………』
[@50m2秒 フリーズ?]
[@BENBECK 何? 止まった]
『ん? シロサーーーイ?』
『シロサイちゃん、ほら、喋って』
『あっはいっ!』
『挨拶してぇ?』
『あっはい! シロサイです!』
[@晴天さん 緊張してるwwwww]
[@キャッシュで なんか男の声がしたぞ]
[@ドリフ 事務所の人じゃね?]
『ゲームでもしながら、緊張を解いていきますか』
『あっ、はい!』
『俺、後衛するからシロサイ前よろ。攻めの姿勢でやってたら勝手に緊張解けるっしょ』
『はいっ』
『今日はリクエストなしでとりあえずシロサイと連携してくから、何かあったらその都度聞いて』
『はいっ!』
『あ、今のはリスナーさんに言っただけで』
『あっ……』
[@笑笑 配信初心者おもろwww]
[@VPN繋いで な ん や か わ え え]
[@ちびた 大会の連携再び!]
[@クロサイ なんで]
[@所庄司 なんでコラボしたの?]
[@ほぅ 今日ってカップル配信?]
雰囲気に慣れるのが先決かと思ったが、敢えて引き延ばすこともないか。
クロサイも来たみたいだし。
ゲーム画面はオンラインのローディングを始めていて、既にマッチングの最中である。
さらっと言ってしまえば、スムーズにゲームの話題に切り変えられるしちょうどいい。
『こないだ俺とシロサイの噂話が盛り上がっちゃったからさ、本人連れてきた』
[@フライデー 認めるということでしょうか]
[@popular ヤッてるに1票]
[@まゆ ムジンくん信じてるから]
[@柴田 今シロサイファン居るぞ大丈夫か]
マッチングが終了し、ローディング中。
そろそろバトルが始まる。
シロサイはコメント欄を見る余裕もなさそうだ。
『前も言ったけど俺とシロサイは付き合ってないから。ね? シロサイ』
『う、うん。付き合っては、ない』
[@鬼滅 「は」って?]
[@あずきバー あ、大会の子じゃん]
[@Peter 意味深ですな]
急遽、コラボを計画した配信の意味をシロサイはちゃんと理解してるんだろうか。
わざわざ、気になる言い方を選んだとも思えないが。画面の向こうで事務所の人があたふたする様子が想像できた。
バトルが開始した。
ペアやチームになったいくつかのグループが一つのステージに点在し、互いを削っていくマルチマッチングである。
『意味深だよね~。さー元気に狩って行こう。
シロサイ、好きに動いていいよ』
『普通にやったらいいの?』
『いいよー』
[@500円弁当 優勝者の実力お手並み拝見]
[@ペンペン つまり何かはあるってこと?]
[@クロサイ ラブホテルに入ったくせに]
『むしろ何かあったこと期待してない?
あーちょっと右の導線塞ぎたいな』
『ちょっと地雷しかけていい?』
『俺もマキビシ撒いちゃお』
[@嵐ぃ 出たクロサイw]
[@ちぃみん ホテルには行ったってこと?]
[@乾杯beer 2人とも地味にゲーム集中してるのすこw]
[@クロサイ ラブホテルに入った! 見た!]
『見間違えじゃない?』
『え?』
『リスナーに言ってる』
『あ……』
[@YAMORI やっぱ嘘?]
[@サリー 誘導うま。一気に2人も倒した]
[@クロサイ 見たの! 2人はデキてる!]
『ナイスシロサイ』
『まだまだ行くよ!』
『調子出てきたねー』
ゲームに集中して緊張が解けてきた。
1戦目を終えると前後のポジションを変更し、続けて2回戦目に突入した。
雰囲気的にクロサイの発言が嘘である流れになりつつあり、目的の否定もできている。
このままいけばこの話題が自然とフェードアウトすることは可能に思えた。
しかし、最大の敵は味方の中に居たらしい。
シロサイの緊張が解けてコメント欄に目を向ける余裕が出てくると、俺も事務所も想像していなかった、驚きの展開が待ち受けていた。
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