男たちの性春

はりお

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E.涼介の性春

E-18 セクシー担当(修学旅行にて)

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翌朝、朝食会場に向かうため部屋を出たあとすぐに壮太に遭遇した。俺は昨日のことで恨みがあったため、いきなり軽くビンタしてやった。
「お前まじキモい」
俺がそう言うと壮太は笑顔で、
「また明後日一緒にお風呂入ろうね。まあ、今日のホテルの部屋風呂に2人で入ってもいいけど」
と懲りずに言ってきてウザかったため、俺は彼を置いて先に階段を降りていった。
この修学旅行では宿泊地が毎回異なる。その日泊まるのはホテルであり、2人ずつ部屋分けされている。俺の班は人数が奇数であり、じゃんけんで負けた俺は他の班の子との相部屋となってしまった。普通の子なら良いが、その相部屋相手は秀太であった。かなり癖の強いやつを引いてしまったなと思った。日中観光地巡りしている間も班員から"秀太と頑張って"と散々弄られた。

観光を終えて夕方にその時間を迎えてしまったが、実際、部屋に着いてまず俺から「よろしくね」と言っても、不機嫌そうに「ああっ」と言うだけだった。だが、まるで俺がいないみたいにずっと携帯をいじってると思ったら、いきなりベッドでくつろいでいた俺の上に乗っかってきて、
「俺らって男からモテるじゃん。俺らがセックスするとみんな嫉妬すんじゃね。してみるか」
と急に笑顔になって楽しそうに絡んでくる。数秒前と態度が違いすぎてびっくりした。多重人格かという感じだ。
「俺は藤田から嫉妬されて、お前は立田たつたから嫉妬されて、壮太はどっちに嫉妬するんだろ。やっぱきっと俺の方が好きだからお前が嫉妬されるかな」
立田というのは秀太の事が好きで有名なかなりキツめのセクハラをするゲイである。ただ、確かにネタだとしても、やっぱり壮太は俺より秀太の方が好みなのかなというのは気になるところだ。
秀太はそんなことを言いながら俺の上に乗っかって腰を振る真似をしてきたが、無論、ふざけてやっているだけである。俺はただただ驚かされた。

その後はまた携帯をいじりだして俺らの会話はなかったが、夕食後にはまた面白そうに話しかけて来た。
「おい、壮太にさっき会ったけど、俺ら2人と一緒にお風呂入りたいって言ってたから、2人で一緒に入って待っとくか?」
「嫌だわ」
「まあ、壮太は今日は蒼と同じ部屋みたいで、やっぱ蒼とラブラブするからそっちには行かないって言ってたけど」
俺は「へぇ」くらいの言葉しか出てこなかった。
「やっぱ入んない?恥ずかしい?」
「入んねえよ」
「お前ちんこはどうなんだ?」
「ん?」
「俺よりでかい?」
そんな質問をされても俺は秀太のを見たことない。確かに教室でも脱がされていたことはあった気がするが。
「お前俺の見たことないんだっけ?確かに昨日の風呂も一緒じゃなかったな。まあいいや、お前の見せろよ。壮太に報告してやるよ」
面倒くさいやつだ。たぶん彼は本気で見せろと言っているのではなく、面白い冗談を言っていると勘違いしている。彼はエロを売りにしており、それでみんなからも注目されている。俺は適当に愛想笑いしながらあしらっておいた。

その後の夜も性的な話ばかり彼はしてきた。なんか小学校の同級生2人と最近連絡を取り合っているらしい。「どっちがいいかな?」と写真を見せてきたが正直どちらもイマイチというか、秀太の容姿には釣り合わないと思う。彼は顔は凄く良い。俺の勝手なイメージでは、モデルの裕翔、美形タレントの蒼、ビジュアル系子役の壮太、ジャニーズの秀太って感じだ。その中でも秀太は1番良いと言っても過言ではない。
秀太はこれで性格が良ければそれこそ、ネタで体を求めてくる男だけでなく女性からもモテたであろうが勿体ない。
だが、最初はどうなるかと思ったものの、その後は案外ずっとご機嫌で仲良くなれた気はする。

最後寝る前は、
「一緒に寝よ」
とかけ布団の中に入ってきて、寝そべってる俺の後ろから抱きつかれて少しドキッとしたが、
「冗談だよ」
といってその体勢で自撮りをされた。どうやら壮太に送りたいらしい。
だが、これじゃつまらんからといって、上裸になろうと言われた。仕方ないというか、正直俺も壮太の反応が気になったため、上を脱いで2人で布団の中に入り、まるでカップルのベッドシーンをポスターにした映画の広告のような写真を撮影した。
秀太が壮太に送ると、、
「え、俺も混ぜてよ。3Pしたい!でも今蒼に掘られてるからそっちいけない」
という返信が来て秀太はすごく満足気である。俺からすると壮太の反応もありきたりだなと思ったが。ちょっとセクシー担当の秀太はギャグセンもセクシーよりに?ずれている気はした。まあなんだかんだ心配したよりはぜんぜん楽しめたその夜となった。

■参考(本編の主な対応話)
4-16
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