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一宏は妄想をそのまま現実へと持ち出すように、さまざまな場所で間宮を犯した。
定番は最初に間宮を犯した男子トイレの個室だったが、そのうちに一宏の気も大きくなって、次にだれもいない放課後の教室でコトに及んだ。
妄想と同じように間宮をその手で制服を脱がせた。
そうして夕日を背に裸体を晒す間宮をひざまずかせる。
「僕のちんこにキスしてよ」
制服のスラックスのチャックを下ろし、ペニスを露出させた一宏は間宮にそう命令する。
ハメ撮り写真という強力な脅迫材料を持つ一宏に、間宮は逆らえない。
なぜなら間宮はみんながあこがれる人気者で、優等生の、品行方正な少年だからだ。
兄と交わり中出しをねだり絶頂を迎える――その上、クラスメイトに脅迫され、犯された――そんな実態が暴かれるようなことは間宮も避けたいらしい。
一宏はそんな強力なカードを持っていることを思うと、言い知れぬ優越感で満たされた。
そして美しい間宮が自分のひざまずき、逆らうこともできないと思うと心が躍る。興奮で、股間がいきり立つ。
そうやって芯を持ち始めたペニスを間宮へ向ける。
しかし――当たり前だが――間宮は一宏の命令に躊躇を見せた。
オドオドとした目で何度も一宏の顔と、ペニスを見比べるように視線を上下させる。
一宏の奴隷であるにもかかわらず忠実ではない間宮の態度に、一宏はいら立ちを覚えた。
「ほらっ! 早くしろ!」
間宮の頭を乱暴につかみ、自身の股間に押しつける。
「んぅっ?!」
柳眉をゆがめて嫌そうな顔をする間宮の様子などお構いなく、一宏は彼の薄い唇にペニスを押しつけた。
「や、やめっ……」
間宮が口を開くと、熱い息がペニスにかかる。それだけで気の早い一宏のペニスはむくむくと大きくなった。
間宮の美しい顔が汚らわしい場所とされる己の股間部にあると思うと、一宏の脳裏で背徳感が駆け巡った。
腰を押し出し、半勃起したペニスを嫌がる間宮の顔へと押しつける。
当然ながら間宮は顔をそむけようとするのだが、彼の頭をつかんでいる一宏の手がそれを許さない。
「やだっ……やめて……」
すべすべとしていて、そして柔らかなまろい間宮の頬に、一宏の半勃起ペニスが沈み込む。
すりすりと擦りつけるように腰を動かせば、間宮の中で動かすのとはまた違った快感が一宏を楽しませる。
「キスがイヤならフェラしてよ」
「そ、そんな……」
「それともこのままここでぶっかけてやろうか?」
「それはやめて……!」
トイレで初めて間宮を犯したときもそうだったが、「制服を汚す」という脅しは彼によく効いた。
一宏は短いあいだにそれをよく理解していたので、今回もそうやって間宮を脅しつけるのだった。
「それじゃ、フェラね」
「な、なん、で」
「キスはイヤなんでしょ? フェラで許してあげるよ」
間宮はなにか言いたげな顔をしたが、それをぐっと飲み込んだようだった。
そうして目を伏せながらも、一宏のペニスにそっと手を添える。
次にそっと薄い唇を一宏のペニスに寄せて、恐る恐るといった様子でチロッとその亀頭を覆う皮を舐めた。
その緩慢な所作に、一宏は露出した間宮の乳首をひねってやる。
「ん゛っ――!」
「早くしないともっと痛くするよ。それとも痛いほうがいいのかな? 間宮は」
「うぅ……やる……ちゃんとやるから、それはやめて……」
腹を括ったらしい間宮は、意を決した様子で一宏のペニスを口にくわえ込んだ。
途端に、熱くて柔らかくて、それでいてざらざらとした感触が一宏のペニスを覆った。
「うぉっ……」
思わず、感嘆の声を漏らす。
その声に、ペニスをくわえる間宮の目がちらりと一宏の顔に向く。
それがなんだか気恥ずかしかったので、一宏はぐいっと間宮の頭を押さえる手に力を込めた。
「ちゃんと集中して」
「っ……」
ぴちゃっ、ちゅっ、ぢゅぷっ。
間宮は一宏のペニスの根本に手を添えて、歯を立てないように慎重にしながらも、大胆に頭を前後に動かす。
柔らかな唇と、ぬめぬめとざらざらが同時に味わえる舌でペニスをしごき上げられると、一宏も思わず声を漏らしてしまう。
無意識のうちに腰が揺れて、間宮の頭を片手で抑えていた手は、いつの間にか両手になっていた。
陰嚢の裏の辺りにぐるぐるとした熱が溜まって行く。
きゅっと陰嚢が持ち上がって、射精が近いことを知らせる。
気がつけば少しだけ腰が落ちていて、快楽をむさぼるためにがくがくと前後に激しく動いていた。
「んぶっ、ぅっ、ん゛ん゛ん゛っ……!」
乱暴に口内を犯されている間宮は、苦しそうな声を上げる。
しかし頂点へと駆け上って行く一宏の耳には入らない。
一宏はぎゅっと目をつぶり、喉を仰け反らせ、ぐっと間宮の頭を股間に押しつけた。
「おっ、おおおっ、おぅっ……!」
一宏の若い性は間宮のつたないフェラチオでも、あっという間に絶頂を迎えた。
間宮の喉奥に向かって、遠慮なく射精を決める。
膨れた海綿体がびくびくとわななき、鈴口から勢い良く白濁を飛ばした。
「ん゛っ! げほっ、ごほっ、うぇっ……!」
間宮は一宏の鼠蹊部を押して口からペニスを吐き出すように顔を離した。
そうしてうつむいた顔の前に手をやり、げほげほと咳き込んで今しがた一宏が射精した精液を吐き出す。
どろりと間宮の口の端から白濁液がこぼれ落ちて、彼の手のひらに落ちた。
「ううっ……」
間宮はうめき声を発しながら、限界まで舌を突き出してどうにか精液を吐き出そうとしている。
一宏はそれを見てムカついた。自分が汚らわしいもののように扱われているような気がしたからだ。
事実、間宮から見れば一宏はそう思われても仕方のない仕打ちをしているのだったが、今の彼はそういった理性的な考えより、感情的な考えが先行した。
制服のポケットからスマートフォンを取り出す。
精液を吐き出さんとえずいている間宮はそんな一宏の行動に気づくのが遅れた。
カメラアプリを立ち上げて、スマートフォンの画面に間宮を映し出す。
夕暮れの薄暗い教室で、靴下と上履きだけを身に着けている以外は全裸の間宮が、スマートフォンの画面を占拠する。
いつもクラスメイトたちと楽しげにおしゃべりに興じている口からは、白濁した液体を垂らしている。
間宮の濡れた目が一宏のスマートフォンのカメラへと向けられる。
シャッターを切る音声が流れて、間宮の目が見る見るうちに見開かれた。
「や、やめてよ……撮らないでって前も言ったのに……!」
「いつ撮るかは僕の自由でしょ?」
「でも……!」
「生意気なこと言うとこの前撮ったハメ撮り写真、流しちゃおうかな~」
「――やめて! ……それだけは、やめて……」
弱弱しくなった間宮を見て、一宏の中でむくむくと言いようのない興奮が頭をもたげてくる。
力を失っていたペニスも、疲れ知らずとでも言うようにまた芯を持ち始めた。
「なんか興奮してきた。ここで一発ハメさせてよ」
「えっ……こ、ここで?」
間宮の視線が閉じた教室の出入り口へと向けられた。
スライド式の出入り口のドアに嵌められているのは擦りガラスだが、中にだれかいるのかくらいはわかる。
ドアには鍵はかけられていない。となればだれかしらが様子を見にドアを開ける可能性があった。
それくらいのリスク、一宏にもわからないわけではない。
けれども今はそんな論理的な考えを、性欲が押さえつけてしまっているような状態だった。
「間宮の席がいいな」
そうすれば、いつも通りの日常を送っているときも、間宮は嫌でも一宏との行為を思い出してしまうに違いない。
そんな厭らしい考えが一宏の頭を支配する。
間宮は一宏の言葉にそれ以上反論しなかった。
ただ、唇を噛んで、これから訪れるだろう屈辱に耐えるだけだった。
定番は最初に間宮を犯した男子トイレの個室だったが、そのうちに一宏の気も大きくなって、次にだれもいない放課後の教室でコトに及んだ。
妄想と同じように間宮をその手で制服を脱がせた。
そうして夕日を背に裸体を晒す間宮をひざまずかせる。
「僕のちんこにキスしてよ」
制服のスラックスのチャックを下ろし、ペニスを露出させた一宏は間宮にそう命令する。
ハメ撮り写真という強力な脅迫材料を持つ一宏に、間宮は逆らえない。
なぜなら間宮はみんながあこがれる人気者で、優等生の、品行方正な少年だからだ。
兄と交わり中出しをねだり絶頂を迎える――その上、クラスメイトに脅迫され、犯された――そんな実態が暴かれるようなことは間宮も避けたいらしい。
一宏はそんな強力なカードを持っていることを思うと、言い知れぬ優越感で満たされた。
そして美しい間宮が自分のひざまずき、逆らうこともできないと思うと心が躍る。興奮で、股間がいきり立つ。
そうやって芯を持ち始めたペニスを間宮へ向ける。
しかし――当たり前だが――間宮は一宏の命令に躊躇を見せた。
オドオドとした目で何度も一宏の顔と、ペニスを見比べるように視線を上下させる。
一宏の奴隷であるにもかかわらず忠実ではない間宮の態度に、一宏はいら立ちを覚えた。
「ほらっ! 早くしろ!」
間宮の頭を乱暴につかみ、自身の股間に押しつける。
「んぅっ?!」
柳眉をゆがめて嫌そうな顔をする間宮の様子などお構いなく、一宏は彼の薄い唇にペニスを押しつけた。
「や、やめっ……」
間宮が口を開くと、熱い息がペニスにかかる。それだけで気の早い一宏のペニスはむくむくと大きくなった。
間宮の美しい顔が汚らわしい場所とされる己の股間部にあると思うと、一宏の脳裏で背徳感が駆け巡った。
腰を押し出し、半勃起したペニスを嫌がる間宮の顔へと押しつける。
当然ながら間宮は顔をそむけようとするのだが、彼の頭をつかんでいる一宏の手がそれを許さない。
「やだっ……やめて……」
すべすべとしていて、そして柔らかなまろい間宮の頬に、一宏の半勃起ペニスが沈み込む。
すりすりと擦りつけるように腰を動かせば、間宮の中で動かすのとはまた違った快感が一宏を楽しませる。
「キスがイヤならフェラしてよ」
「そ、そんな……」
「それともこのままここでぶっかけてやろうか?」
「それはやめて……!」
トイレで初めて間宮を犯したときもそうだったが、「制服を汚す」という脅しは彼によく効いた。
一宏は短いあいだにそれをよく理解していたので、今回もそうやって間宮を脅しつけるのだった。
「それじゃ、フェラね」
「な、なん、で」
「キスはイヤなんでしょ? フェラで許してあげるよ」
間宮はなにか言いたげな顔をしたが、それをぐっと飲み込んだようだった。
そうして目を伏せながらも、一宏のペニスにそっと手を添える。
次にそっと薄い唇を一宏のペニスに寄せて、恐る恐るといった様子でチロッとその亀頭を覆う皮を舐めた。
その緩慢な所作に、一宏は露出した間宮の乳首をひねってやる。
「ん゛っ――!」
「早くしないともっと痛くするよ。それとも痛いほうがいいのかな? 間宮は」
「うぅ……やる……ちゃんとやるから、それはやめて……」
腹を括ったらしい間宮は、意を決した様子で一宏のペニスを口にくわえ込んだ。
途端に、熱くて柔らかくて、それでいてざらざらとした感触が一宏のペニスを覆った。
「うぉっ……」
思わず、感嘆の声を漏らす。
その声に、ペニスをくわえる間宮の目がちらりと一宏の顔に向く。
それがなんだか気恥ずかしかったので、一宏はぐいっと間宮の頭を押さえる手に力を込めた。
「ちゃんと集中して」
「っ……」
ぴちゃっ、ちゅっ、ぢゅぷっ。
間宮は一宏のペニスの根本に手を添えて、歯を立てないように慎重にしながらも、大胆に頭を前後に動かす。
柔らかな唇と、ぬめぬめとざらざらが同時に味わえる舌でペニスをしごき上げられると、一宏も思わず声を漏らしてしまう。
無意識のうちに腰が揺れて、間宮の頭を片手で抑えていた手は、いつの間にか両手になっていた。
陰嚢の裏の辺りにぐるぐるとした熱が溜まって行く。
きゅっと陰嚢が持ち上がって、射精が近いことを知らせる。
気がつけば少しだけ腰が落ちていて、快楽をむさぼるためにがくがくと前後に激しく動いていた。
「んぶっ、ぅっ、ん゛ん゛ん゛っ……!」
乱暴に口内を犯されている間宮は、苦しそうな声を上げる。
しかし頂点へと駆け上って行く一宏の耳には入らない。
一宏はぎゅっと目をつぶり、喉を仰け反らせ、ぐっと間宮の頭を股間に押しつけた。
「おっ、おおおっ、おぅっ……!」
一宏の若い性は間宮のつたないフェラチオでも、あっという間に絶頂を迎えた。
間宮の喉奥に向かって、遠慮なく射精を決める。
膨れた海綿体がびくびくとわななき、鈴口から勢い良く白濁を飛ばした。
「ん゛っ! げほっ、ごほっ、うぇっ……!」
間宮は一宏の鼠蹊部を押して口からペニスを吐き出すように顔を離した。
そうしてうつむいた顔の前に手をやり、げほげほと咳き込んで今しがた一宏が射精した精液を吐き出す。
どろりと間宮の口の端から白濁液がこぼれ落ちて、彼の手のひらに落ちた。
「ううっ……」
間宮はうめき声を発しながら、限界まで舌を突き出してどうにか精液を吐き出そうとしている。
一宏はそれを見てムカついた。自分が汚らわしいもののように扱われているような気がしたからだ。
事実、間宮から見れば一宏はそう思われても仕方のない仕打ちをしているのだったが、今の彼はそういった理性的な考えより、感情的な考えが先行した。
制服のポケットからスマートフォンを取り出す。
精液を吐き出さんとえずいている間宮はそんな一宏の行動に気づくのが遅れた。
カメラアプリを立ち上げて、スマートフォンの画面に間宮を映し出す。
夕暮れの薄暗い教室で、靴下と上履きだけを身に着けている以外は全裸の間宮が、スマートフォンの画面を占拠する。
いつもクラスメイトたちと楽しげにおしゃべりに興じている口からは、白濁した液体を垂らしている。
間宮の濡れた目が一宏のスマートフォンのカメラへと向けられる。
シャッターを切る音声が流れて、間宮の目が見る見るうちに見開かれた。
「や、やめてよ……撮らないでって前も言ったのに……!」
「いつ撮るかは僕の自由でしょ?」
「でも……!」
「生意気なこと言うとこの前撮ったハメ撮り写真、流しちゃおうかな~」
「――やめて! ……それだけは、やめて……」
弱弱しくなった間宮を見て、一宏の中でむくむくと言いようのない興奮が頭をもたげてくる。
力を失っていたペニスも、疲れ知らずとでも言うようにまた芯を持ち始めた。
「なんか興奮してきた。ここで一発ハメさせてよ」
「えっ……こ、ここで?」
間宮の視線が閉じた教室の出入り口へと向けられた。
スライド式の出入り口のドアに嵌められているのは擦りガラスだが、中にだれかいるのかくらいはわかる。
ドアには鍵はかけられていない。となればだれかしらが様子を見にドアを開ける可能性があった。
それくらいのリスク、一宏にもわからないわけではない。
けれども今はそんな論理的な考えを、性欲が押さえつけてしまっているような状態だった。
「間宮の席がいいな」
そうすれば、いつも通りの日常を送っているときも、間宮は嫌でも一宏との行為を思い出してしまうに違いない。
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