ビター・スイート・ダーク Bitter Sweet Dark

やなぎ怜

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「ブルジョアふたたび~」

 冨由馬の暮らすタワーマンションを見上げて言ったつばきの言葉に、アキラは思わず吹き出した。

 今日は八月の二〇日。夏生の誕生日は過ぎてしまったが、四人で集まることが出来るのがこの日しかなかったので仕方がない。

「誕生日会なんていつぶりかなー……でも本当に良かったの? ケーキとか……」
「気にしないでいいよ~。っていうかぶっちゃけ柊くんと半金だからそんな負担じゃないしー。あ、これは黙ってたほうが良かったかな? 男の子的には」

 そんな他愛ない会話を交わしながらふたりは冨由馬の部屋を目指す。例によって夏生はすでに冨由馬の部屋でいっしょにふたりの到着を待っていた。

 アキラは背の低い丸テーブルの上座部分へ案内される。当然と言うべきか、つい先日誕生日を迎えたばかりの夏生の隣である。今日はここが「誕生日席」というやつなのだろう。

「ケーキこれー?」
「そう、それ。落とさないでね新治さん」
「そんなことしないって!」

 キッチンのほうからはつばきと冨由馬の楽しげな声が聞こえて来て、アキラは少しだけ落ち着かない気持ちになった。右隣に座る夏生を横目で見るが、彼は脇に置いたカバンの中身を確認しているようだ。アキラのように、つばきを気にするような素振りはない。それが心を通わせているがゆえの余裕なのか、それとも無関心がなせるわざなのかまでは、アキラにはわからなかった。

 まもなくキッチンからケーキを持ってつばきがリビングに現れた。うしろからついてきた冨由馬は皿と包丁を載せた木目柄のトレーを手にしている。

「あ、飲み物は紅茶でいい?」
「うん、いいよー。アキラちゃんもいいよね?」
「う、うん」

 冨由馬が紅茶の用意をしているあいだに、つばきがカラフルなろうそくを手際よくケーキに刺して行く。ケーキはよくある白いホイップクリームと真っ赤なイチゴのコントラストが食欲をそそるショートケーキだ。家庭では誕生日かクリスマス以外にはケーキを食べる機会のないアキラは、目の前にあるホールケーキの特別感に思わず胸を躍らせる。

「歌、うたう?」

 マッチを手につばきが悪戯っぽい顔でアキラと夏生を見た。

「いや、それはさすがに恥ずかしい……」

 夏生の言葉にはアキラも同意で、それを察したつばきは頬を膨らませる。が、それがポーズであることは明らかだった。

 ポットと四組のカップとソーサーを用意したアキラがテーブルに戻って来る。

「あ、新治さんが火点けるの?」
「点けたーい」
「気をつけてね」

 しかし冨由馬の心配とは反対に、つばきはさっと特別太い一本と七本のろうそくに火を点ける。こういう細々としたところで要領が良いのは今に始まったことではない。

「そういえばだれが吹き消すんだ?」
「ふたりで吹き消したら?」
「あ、ちょっとふたりとも待って。せっかくだし暗くしようよ!」
「そこまでしなくてもいいんじゃない……?」

 恐らくは四人の中で一番気合が入っているのはつばきだろう。そんな彼女の勢いに押されつつも、アキラは部屋を暗くするところまでしなくていいのではと言うが、つばきは譲る気はないようだ。

「こういうのは雰囲気が大事だし、ね?」

 というのがつばきの言い分である。

 冨由馬はそんなつばきにほほえましそうな顔を向け、部屋のカーテンを閉めに立った。

「あ、わたしも……」
「いや、久木さんは座ってなよ。僕が行くから」
「いってらっしゃい~」
「つばき……」
「え、なに?」
「……もー」

 そうこうしているあいだに誕生日会の場は整った。さすがに昼間なのでカーテンを引いても隙間から明るい光が入ってくる。ただリビングのカーテンは遮光性のもののようで、室内はそれなりの薄暗さを保っていた。その中で色とりどりのろうそくの頂点で火がゆらゆらと揺れている。

「と、いうわけでふたりともお誕生日おめでとー」
「おめでとう。ということで次は火を吹き消すのかな?」
「柊くんって淡白……」

 さらりと流した冨由馬の言葉に表情はよく見えないが、声音からつばきが彼に抗議の視線を送っているであろうことは容易に想像できた。

「ま、まあいいじゃん。もうわたしたち高校生だし」
「そろそろ吹き消さないといい加減ろうそくが短い……」
「え?! ほんとだ! ふたりとも早く早く~」

 アキラは隣に座る夏生が少しだけ吹き出した音を聞いた。

 ――笑ってるのかな?

 いつも仏頂面の彼にしては珍しいことである。ちょっと見てみたかったな。きっとつばきも……。そんなことを考えながらつばきの「せーの」の声にあわせてアキラはろうそくの火に息を吹きかけた。


「ふふ」

 深夜も近い時間帯。アキラはベッドの上に寝転がり、今日あったことを思い出して笑みをこぼした。誕生日会などいつぶりだろうか。友人たちから誕生日を祝われることはあったけど、ああいう形式は小学生のとき以来であるから、ずいぶんと懐かしい気持ちになった。

 火を吹き消したあとは誕生日プレゼントを渡されたが、その場では開封しなかった。

 というのもつばきが夏生のプレゼントをその場で開けないほうがいいと言ったからである。いわく、「恥ずかしいから」だそうだが、それはどうもつばきが「恥ずかしいから」ではなく、夏生が「恥ずかしいから」だそうだ。そこそこ大きい包み紙の中身はなんだったのだろう、とアキラは考えるが、答えはつばきと夏生だけのものにしておいたほうがいいのかもしれない。

 ちなみにアキラは夏生には悩んだ末にそこそこ値の張るスポーツタオルにした。八月が終わってもまだ暑さは続くだろうし、夏以外にも使えるだろうと考えてのことだ。

 むろん、ひとりで選んだのではなく、つばきに頼ったのは言うまでもない。贈る相手の恋人に頼るのはどうかと思ったが、女子力などと言うものが皆無なアキラには、同年代の異性に贈るプレゼントなど皆目検討がつかない。ゆえにいたし方なくつばきを頼った次第である。

 冨由馬の誕生日のときはどうしようとアキラはまた頭を悩ませるのであった。今日の誕生日会のとき、話の流れで彼の誕生日も聞いていたのだ。五月だと言うことですっかりすぎたあとだったが、来年は祝いたいとアキラは心に決めた。

 話の中で一番誕生日が遅いのはつばきだということもわかった。彼女は三月生まれなのだ。

 誕生日プレゼントは冨由馬からは女性向けブランドのポーチとキーケース、つばきからは香水、夏生はマグカップであった。それらを机の上に並べてアキラはそれを何度も見ては、ベッドの上で体をごろごろと転がせているのである。

 冨由馬からのプレゼントは、もちろん舞い上がるほどにうれしい。自分のためにきっと色々と考えて選んでくれたのだろう。そう思うだけで体がふわふわとした気持ちでいっぱいになった。

 それだけでなく、親友のつばきからのプレゼントも、夏生からのプレゼントもうれしい。最初はなりゆきでの四人での付き合いは、アキラの中ではいつの間にかかけがえのないものへと変わりつつあった。

「これから……どんなことがあるんだろう」

 アキラのつぶやきは、白い天井に溶けて消えた。


 *


 夏休みが終わり暦は九月に入ったが、例年通り残暑は厳しいものであった。幸いにもアキラたちの通う高校には冷暖房が完備されているので、校舎内に入ってしまえば多少なりとも楽なのだが。

 そして新学期を迎えて変わったことがひとつある。

「柊くんと離れちゃったね~」
「江ノ木くんとも、でしょ?」

 そう、席替えがあったのだ。アキラたちのクラスの担任教師は、どうやら学期ごとに席替えをするつもりらしい。クラス替えがあって一ヶ月後に一度してから実に四ヶ月ぶりのことであった。

 その結果、アキラの席は窓際へと移動したことで冨由馬と夏生とは離れたが、幸いにも前の席は親友のつばきだった。離れてしまったふたりはと言うと、アキラたちとは正反対の廊下側の一番後ろに冨由馬が、そしてその左隣の席が夏生のものとなった。

「そうだけどー。アキラちゃんが寂しがってないかなって」
「そりゃ、まあ寂しいって言ったら寂しいけど、つばきがいるし……」
「えへへ、アキラちゃんってばカワイー!」
「ちょ、ちょっと暑いんだから抱きつかないでよ!」

 冷房が効いているとはいえ、南向きの窓際の席は夏のあいだはなかなかつらいものがある。カーテンは遮光性などないただの分厚い布なので、日光が刺さるように降ってくるのは避けようがなかった。

 つばきに抱きつかれたアキラは、彼女から漂ってくる甘い香りを嗅いで、彼女から誕生日プレゼントとして香水をもらったことを思い出す。しかしそれは一度だけ手首につけただけで、とても常用するまでにはいたっていなかった。

 ――こういうのが、女子力の差ってやつなのかなあ。

 頭を抱きこまれたことで意外と大きいつばきの胸の柔らかさを感じながら、つばきが完璧な美少女であることをアキラは改めて認識する。

「おーいホームルーム始めるぞー。席座れー。あと文化祭の実行委員……えーっと、皆本みなもとと前原か……は前に来ーい」

 担任の言葉に呼ばれたふたりが教卓の前に立つ。話し合って男子の実行委員の皆本が進行役、女子の実行委員の前原が板書役になったらしい。

「えーっとそれじゃあ文化祭の出し物について決めまーす。えーっとこの前出した案で模擬店はじゃんけんに負けたのでーうちは出し物になりました!」

 おちゃらけた性格の皆本がそう言うと、男子からブーイングが上がった。模擬店に比べると出し物は圧倒的に準備に時間と手間がかかるというのが定石だった。それゆえに模擬店は人気が高く、競争率も比例する。そして実行委員の皆本はその争いに負けてしまったのであった。

「出し物ってことはほぼ劇になるよねー。どうなるんだろ?」

 前の席に座るつばきがうしろを向いてアキラに話しかける。つばきの言うとおり、出し物とはほとんど劇を意味している。学校内に演劇部がある都合上、衣装や小道具などの道具を揃えやすいため、自然とそうなってしまうのだ。

「出し物は今からアンケート取るので回した紙に書いてくださーい。劇の場合はなんの劇にするか書いてください! 紙は一〇分後に回収しまーす。結果は多数決で。あ、劇は他とカブってもいいって話だからなんでもいいよー」

 そうして白い小さな紙を前に、アキラはシャープペンシルの先で机を叩いていた。

「アキラちゃんどうする?」
「んー。思いつかないから劇にする」
「やっぱそうなるよね~。でもなんの劇にしよっか?」
「白雪姫とかでいいんじゃない?」
「じゃ、それにしよーっと」

 一〇分後に回収された紙をもとに、前原が粛々と黒板に集計結果を書き記して行く。結果はいわずもがな、劇であった。演目の希望で一番多かったのは「白雪姫」。一番「ベタ」であるから、みんなその題目を書いたのだろうことは容易に想像がついた。

「じゃー出し物は『白雪姫』の劇ってことで決定! それじゃー……これで終わるんじゃ短すぎるしー……次はえーっと」
「役の配分とか……決めないと」
「そっか、役者とか裏方とかね。あ、センセースマホ使っていいですか? 白雪姫の役調べたいんで!」
「おー、いいぞ」

 そうして皆本が読み上げた主な役柄を、前原が黒板に書き出して行った。主役の白雪姫に王子様、継母の王妃、猟師、七人の小人、それから魔法の鏡……と役者自体はそんなに人数は必要ない。

「役者は全部で一二人かー。あとは全員裏方ってことで。それじゃ役者決めに入りまーす。やりたいって人いるー?」

 皆本が元気よく声をかけるも、教室は静まり返り、手を挙げる人物はひとりとしていない。これもまあ、予想できたことであるから皆本はまったく困った顔を見せなかった。

「じゃー他薦でもいいよー。この役この人にやって欲しいとかある? あ、どうせならもうこっちもアンケート取っちゃおうか! じゃ、紙回しまーす。また一〇分後回収で」

 やや強引ではあるが場が停滞してしまうよりは良いと、みな彼の行動には文句はないようであった。

 そうしてその結果も、大多数の人間が予想した通りになった。

「えーっと、白雪姫役は一番多いのは新治、王子様は柊、王妃役は……」

 ざわめきの中でも皆本の言葉は確実に黒板に書き込まれて行く。その文字を追いながら、アキラは少しだけすっきりとしない気持ちを抱えることになった。自分がこの役をしたかった、というわけではない。ただ、ヒロインがつばきで、ヒーローが冨由馬になったことに、どうにも引っかかりを覚えてしまっただけだ。

「つばきが白雪姫かーぴったりじゃん!」
「えー? 褒めてもなにも出ないんだからねー?」

 そんなアキラの心中など知る由もなく、周囲からの言葉につばきは笑顔で応えている。ちらりと冨由馬のいるほうへと視線をやれば、彼は隣の夏生となにごとか言葉を交わしていた。なんとはなしにじっと見ていると、不意に目が合い、あわててアキラは顔をそむける。

 それでも気になって横目で見やれば、冨由馬はにっこりと笑んで見せた。それだけで頬が熱くなってしまうほどに、アキラは彼のことが好きになっていた。

 ――わたし、嫉妬してる?

 つばきの後姿を見ながら、アキラはそんなことを考えていた。
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