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番外編:どこだこの部屋!?
8.言っただろ、そこが好きだって✦︎
戻ってすぐにモニターが光り、新たな指示が表示される。
エディスは舌打ちをしながらモニターを掴み、レウに見せた。
「……服の上からなあ。おい、服を汚したら怒られるから、このままの状態でもいいか?」
『いいでしょう』
モニターを見て直後のやり取りにエディスはおいと叫び、そそくさとズボンを穿こうとしているレウの胸倉を掴んだ。
「なんで俺だけ裸のままなんだよ!」
「分かった分かった、なら俺もこのままだ。ホワーリッジに怒られるの嫌なんだよ」
雰囲気がなあと頭を掻くレウに、エディスはそんなにか? と首を傾げる。
「分かったよ。俺も別に汚したいわけじゃないしな」
潔く諦めたエディスは、レウの手を取って自分の胸元へと導いた。なのにレウは胸ではなく首元に手を当ててくる。
肩に手を滑らせた次は腕を撫で下ろしていく。強張りが解けない体を宥めるように撫でるレウに、エディスは「大丈夫だから」と口を尖らせる。
「向こうは気にするなって。あっちも勝手にやるだろ」
「見られてんのに気にするなは無理だって」
小声で会話して、横目で見るとレイケネスと目が合う。にこりと微笑んで手を振られたエディスは、ほらぁとレウを睨む。
「エクセリオさん、なんでこっち見てるんだ」
「悪かったね、集中できないかい?」
「できなくはないけど、そういう趣味は持ってねえからな」
できなくはないけどともう一度言ったレウに、レイケネスはふっと息を零しては目を閉じた。
「これでいいかい?」
「あれ絶対目ぇ開くだろ」
嘘臭いと言ったエディスは、レウに耳打ちする。
「あっちだって同じ指示が出てんだから、ネージュがどうにかするだろ」
だからアンタも集中しろと言われたエディスは、ゔぅと唸った。
白く冷たい肌の上をレウの大きく温かい手が滑っていく。その優しい感触にエディスの緊張が解れていく。目を伏せ、彼の手の感覚を追うことだけに集中する。
「胸、触るぞ」
「うん……」
脇から手が滑り、小さく淡い色合いの乳首の周りを指が辿っていく。その小さな触れ合いすら鋭敏に感じ取ったエディスが息を詰める。
ふに、とまだ柔らかい乳首に触れてきたレウが指で擦ったり皮膚に埋もれさすように潰してきた。
「舐めても?」
いいぞと許可を出すとベッドに横たわらせられ、添い寝をするかのように横になってくる。それから顔を近づけて乳輪に舌を押し付けられる。
指と同じく、まずは乳輪をじっくりと丹念に舐めてくる。
エディスがもどかしく腰を揺らし、ひくっと小さく身体が跳ねると今度は乳首に舌が絡む。
強く舌を押し付けたり、ちろちろと舌先だけでくすぐったり――転がすように舐め回され、エディスは口に指を押し当てた。
「噛むなよ」
と忠告され、分かってると頷く。
エディスは紋章魔法や剣を扱うので、指先は特に大事にしなければいけない部分だ。
ちゅうっと根元から勢いよく吸い付かれ、ぁっと声が出る。
エディスは強い刺激を与えられると反応が大きくなってしまう。更に羞恥心を煽られるとレウ曰く”ウケがよくなる”傾向にあるらしい。
だからか、レウはなるべく派手に音を立てて吸ったり、舐めたりしてくる。
噛んでもいいが、甘く歯を立てる程度に。抓んだり引っ張ったりする時も同じだ。
エディスはまだそこまで刺激に慣れていないので痛みを感じてしまうことがある。そうなれば快感どころではなくなってしまう。
ベッドに手を突いて起き上ったレウは、エディスの肩を押して背中をベッドにつけさせる。
それから背を丸めて胸の間の少し下から舌を伝わせていく。臍を舐めると、エディスはそんなところと慌ててレウの頭を押す。
「下まで舐めろなんて書いてたのか?」
書いてはなかった。
「黙るってことは書いてなかったんだよな」
けど前戯なんてそんなものじゃないのかという不平を口にする間もなく、確信を得たエディスはストップを掛けた。
「はいはい、諦めればいいんだろ」
「諦めるって……これで指示は完遂したんだから無駄にやらなくていーんだよ」
確認しようとベッドサイドに持ってきたモニターを見る為にエディスは起き上る。
閉じ込めたのが良心的な人物で、これで終わりなんてことがあるかもしれない。
だが、モニターを見たエディスの目は大きく見開かれたかと思うと、すぐに鋭く細まっていった。
エディスは舌打ちをしながらモニターを掴み、レウに見せた。
「……服の上からなあ。おい、服を汚したら怒られるから、このままの状態でもいいか?」
『いいでしょう』
モニターを見て直後のやり取りにエディスはおいと叫び、そそくさとズボンを穿こうとしているレウの胸倉を掴んだ。
「なんで俺だけ裸のままなんだよ!」
「分かった分かった、なら俺もこのままだ。ホワーリッジに怒られるの嫌なんだよ」
雰囲気がなあと頭を掻くレウに、エディスはそんなにか? と首を傾げる。
「分かったよ。俺も別に汚したいわけじゃないしな」
潔く諦めたエディスは、レウの手を取って自分の胸元へと導いた。なのにレウは胸ではなく首元に手を当ててくる。
肩に手を滑らせた次は腕を撫で下ろしていく。強張りが解けない体を宥めるように撫でるレウに、エディスは「大丈夫だから」と口を尖らせる。
「向こうは気にするなって。あっちも勝手にやるだろ」
「見られてんのに気にするなは無理だって」
小声で会話して、横目で見るとレイケネスと目が合う。にこりと微笑んで手を振られたエディスは、ほらぁとレウを睨む。
「エクセリオさん、なんでこっち見てるんだ」
「悪かったね、集中できないかい?」
「できなくはないけど、そういう趣味は持ってねえからな」
できなくはないけどともう一度言ったレウに、レイケネスはふっと息を零しては目を閉じた。
「これでいいかい?」
「あれ絶対目ぇ開くだろ」
嘘臭いと言ったエディスは、レウに耳打ちする。
「あっちだって同じ指示が出てんだから、ネージュがどうにかするだろ」
だからアンタも集中しろと言われたエディスは、ゔぅと唸った。
白く冷たい肌の上をレウの大きく温かい手が滑っていく。その優しい感触にエディスの緊張が解れていく。目を伏せ、彼の手の感覚を追うことだけに集中する。
「胸、触るぞ」
「うん……」
脇から手が滑り、小さく淡い色合いの乳首の周りを指が辿っていく。その小さな触れ合いすら鋭敏に感じ取ったエディスが息を詰める。
ふに、とまだ柔らかい乳首に触れてきたレウが指で擦ったり皮膚に埋もれさすように潰してきた。
「舐めても?」
いいぞと許可を出すとベッドに横たわらせられ、添い寝をするかのように横になってくる。それから顔を近づけて乳輪に舌を押し付けられる。
指と同じく、まずは乳輪をじっくりと丹念に舐めてくる。
エディスがもどかしく腰を揺らし、ひくっと小さく身体が跳ねると今度は乳首に舌が絡む。
強く舌を押し付けたり、ちろちろと舌先だけでくすぐったり――転がすように舐め回され、エディスは口に指を押し当てた。
「噛むなよ」
と忠告され、分かってると頷く。
エディスは紋章魔法や剣を扱うので、指先は特に大事にしなければいけない部分だ。
ちゅうっと根元から勢いよく吸い付かれ、ぁっと声が出る。
エディスは強い刺激を与えられると反応が大きくなってしまう。更に羞恥心を煽られるとレウ曰く”ウケがよくなる”傾向にあるらしい。
だからか、レウはなるべく派手に音を立てて吸ったり、舐めたりしてくる。
噛んでもいいが、甘く歯を立てる程度に。抓んだり引っ張ったりする時も同じだ。
エディスはまだそこまで刺激に慣れていないので痛みを感じてしまうことがある。そうなれば快感どころではなくなってしまう。
ベッドに手を突いて起き上ったレウは、エディスの肩を押して背中をベッドにつけさせる。
それから背を丸めて胸の間の少し下から舌を伝わせていく。臍を舐めると、エディスはそんなところと慌ててレウの頭を押す。
「下まで舐めろなんて書いてたのか?」
書いてはなかった。
「黙るってことは書いてなかったんだよな」
けど前戯なんてそんなものじゃないのかという不平を口にする間もなく、確信を得たエディスはストップを掛けた。
「はいはい、諦めればいいんだろ」
「諦めるって……これで指示は完遂したんだから無駄にやらなくていーんだよ」
確認しようとベッドサイドに持ってきたモニターを見る為にエディスは起き上る。
閉じ込めたのが良心的な人物で、これで終わりなんてことがあるかもしれない。
だが、モニターを見たエディスの目は大きく見開かれたかと思うと、すぐに鋭く細まっていった。
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