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学園要塞ー後編ー
10.秘書官のカフリンクス
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黒煙を上げる機関車を見上げていたエディスの隣にレウがやって来て「準備が出来たぞ」と耳打ちしてくる。それに分かったと頷く。
「一週間待ってみたが、結局話し合いの機会を一度も貰えなかったな……」
アンビトン・ネージュにも領主にも面会できなかったのだ。
あれ以来、魔方陣を通らないといけない領主の家にも事務室にも行ってみたが、困り顔のドーリーは「今は会えない」「難しいです」の一点張りになってしまった。
自分がアンビトン・ネージュに嫌われているという事実が浮き彫りになるばかりだ。
「すぐに行く」
もう少しだけ待ってもらえないかと言いたかったが、エディスにも次の予定がある。
なにより――ホームにあるベンチに横たわり、へらりと笑う男の始末をしなければいけない。
「王子の勧誘失敗ですねー」
「お前、それが狙いだったろ」
ギールに急ぎ調べてほしいと依頼したのは、キシウと神殿の癒着に関してだ。
ロイが自分で口にしていた、神殿内を嗅ぎまわっているという話が怪しいと思い頼んだ。
そうしたら、それが大当たりで――神官長の耳として至る所に潜伏している間諜だったのだ。
元から間諜として育ったのではなく、単に神殿の外に出たいという理由から始めただけだった為、ギールやジェネアスなどのスペシャリストからすると劣る。
だが、エディスとしては捨て置けない。
早々にロイとの契約の放棄と中央への強制送還を決めて、その迎えを待っていたのだ。
「詐欺じゃないですか、契約の放棄ができるなんて聞いてないって!」
「契約者の紹介するまでなら出来る決まりなんだよ」
――これでキシウに色んな情報が渡ってしまった。
なによりも危ないのはギールの身だ。彼に掛かっている惑わせの魔法を解除したことが露見したのだから。
「ミシアの知り合いからの紹介だったのにな……」
「味方の知り合いだからって味方とは限らないだろ」
とりあえず軍部の情報を横流ししていたのはバレてるからと、伝手で呼んでもらった憲兵に左右を固められたロイが叫ぶ。
「こんな真似して、ぜったいに許さないからな!」
「その台詞、お前に似た性格の奴からも言われたぜ……」
聞きたくなかったと額に指を当てるエディスの肩に、そっとレウが手を置いて引き寄せる。
獅子のように鋭い眼光で睨み付けられたロイはたじろぎ、「俺は認めてない」と呟き指を差す。
周りの憲兵が不敬だと言って腕を下ろそうとするが、ロイはうるさい! と叫んで、レウの名前を腹に力を入れて声を出した。
「お前は護衛兼ねてんのに弱いし、王子じゃなくて他の奴を助けに行くし! いても無駄だろ」
「俺が任せたことを務めてくれた。俺が、レウを信頼してんだよ」
「信頼信頼って、うるっさいなあ!」
俺は信頼してくれなかったくせにと恨みがましい目を向けてくるロイから視線を外さないまま、エディスは「連れていってくれ」と口にする。
憲兵たちの姿が見えなくなり、喚き立てる声も届かなくなってからレウがエディスの頭を掻き抱く。
それに気にしていないと背中を叩いて、前を向く。
「……とにかく、神官は諦めるしかないよな」
神殿を代々治めているキャンベル家に、ミューレンハイカ家が敵勢力に回っているのだ。
パプリカまでもがキシウと関わっているかは判別できないが、あの女には惑わせの魔法がある。見た目だけでは操られているかが分からないのが厄介なところだ。
残るアマリア家だが、現当主は七十にもなる老いぼれの爺さんだ。
エディスよりも年若い孫がいるという話ではあったが、西部の視察に行った時に行方不明になって以来姿を見かけていないらしい。
――恐らくはもう、キシウの手の者に排除されてしまったのだろう。望みは薄い。
「なあにシケた顔してんスか?」
革のボストンバッグを持っていたジェネアスに呼ばれたエディスがレウの背を叩き、客車に乗り込む。席に座ると汽笛が鳴った。
列車が動き始めたところで後部が揺れ、何事かと全員が立ち上がった。
紺の髪の男がコートの裾が翻ったのを見て、エディスは顔に喜色を走らせる。
だが、「なんか、大丈夫ッスか? あの人」とジェネアスが指を曲げた手を口元に持っていくと、レウが一言告げてエディスの膝に掛けていたブランケットを持っていった。
*** *** *** *** ***
「この列車はどこへ向かっているんだい? 王子」
展望車で風に当たっていたエディスに後ろから声が掛かった。
見ると、コーヒーマグを両手に持っていたレイケネスが片手を上げる。
マグカップを受け取ったエディスがふうと息を吹きかけると、白い湯気がへこむ。
「ここよりもっと西。髪の長い奴……ジェネアスって言って、俺の友だちなんだけどな。ソイツが俺に話がある奴がいるって」
「ああ、彼がフロイード軍曹なのか。ということは、トリエランディア大将かい?」
それが違うらしいんだよなと手を振ったエディスは、胸元から取り出した手紙を指に挟んで、レイケネスの方に差し向ける。
中を読んでいいと言うと、レイケネスは引き抜いて封筒を開けた。
目を細めて「……へえ」と薄笑いを浮かべた彼は、エディスの方に首を傾けて「退屈しなさそうな旅でいいね」と囁く。
「レウもいるし? お前、アイツに見惚れてただろ」
ネージュに怒られるぞ~としたり顔で笑いかけると、レイケネスは大丈夫さと流す。
「物語の人物に送る気持ちと同じだからね」
これから間近で見られると思うと楽しみだよと手紙を返してきたので受け取り、体を近くに寄せる。
手を握ると光が発し――【第一の協力者――レイケネス・エクセリオ】という声が頭に響いた。
レイケネスが振り返り、なにごとかと見やるネージュに大丈夫だと手を振る。
エディスが「契約してもらった!」と笑顔で手を振ると、ネージュは不快そうに顔を顰めた。
「怒ってんな~~アレ」
「心配してくれているんだけさ」
そうかあ? と笑い合う。
エディスはレイケネスの袖口についた、薄紫と黄の柔らかな色合いをしたアメトリンのカフリンクスを指先で突つく。
それからレイケネスの顔を覗きこむ。
「俺の秘書官殿、なんてお呼びすれば?」
「なんとでも。王子様」
ふふ、と頭の上に凭れかかってきたレイケネスの肩に凭れるようにして「じゃあ、エクセ」と笑う。
「やっと会えたな」
「俺が君に無理を言ったからだろう。走り回ってもらって悪かったね」
「そっちこそ大変だったんだろ」
「大変だったけど……君の騎士が助けてくれた。格好良かったよ」
君はいつもあれを見ていたんだと感動してしまったと言うレイケネスに、エディスはへへっと笑い声を出した。
レウを褒められるのは嬉しいのだ。
カフリンクスに、昼下がりの太陽が照射する。
絆の導きがあるのだと、エディスは隣の男の手を握り、腰に手を当ててくるりと回った。
おやと瞬きをしたレイケネスはエディスの不器用なエスコートに、これは練習が必要そうだと笑い声を立てる。
狭いダンスフロアで踊る二人を見たレウは呆れ、ネージュが不服そうに立ち上がって歩み寄ってくる。
目の片隅でそれを捉えたエディスが「ほら旦那様が怒ってきた!」と明るい声を出した。
***後書き***
学園要塞編はこれで終わりです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
次はレイアーラ主体の聖女編です。
デュークとオウル(レウの長兄)が出てきますので、そちらもお楽しみにしていただければと思います。
「一週間待ってみたが、結局話し合いの機会を一度も貰えなかったな……」
アンビトン・ネージュにも領主にも面会できなかったのだ。
あれ以来、魔方陣を通らないといけない領主の家にも事務室にも行ってみたが、困り顔のドーリーは「今は会えない」「難しいです」の一点張りになってしまった。
自分がアンビトン・ネージュに嫌われているという事実が浮き彫りになるばかりだ。
「すぐに行く」
もう少しだけ待ってもらえないかと言いたかったが、エディスにも次の予定がある。
なにより――ホームにあるベンチに横たわり、へらりと笑う男の始末をしなければいけない。
「王子の勧誘失敗ですねー」
「お前、それが狙いだったろ」
ギールに急ぎ調べてほしいと依頼したのは、キシウと神殿の癒着に関してだ。
ロイが自分で口にしていた、神殿内を嗅ぎまわっているという話が怪しいと思い頼んだ。
そうしたら、それが大当たりで――神官長の耳として至る所に潜伏している間諜だったのだ。
元から間諜として育ったのではなく、単に神殿の外に出たいという理由から始めただけだった為、ギールやジェネアスなどのスペシャリストからすると劣る。
だが、エディスとしては捨て置けない。
早々にロイとの契約の放棄と中央への強制送還を決めて、その迎えを待っていたのだ。
「詐欺じゃないですか、契約の放棄ができるなんて聞いてないって!」
「契約者の紹介するまでなら出来る決まりなんだよ」
――これでキシウに色んな情報が渡ってしまった。
なによりも危ないのはギールの身だ。彼に掛かっている惑わせの魔法を解除したことが露見したのだから。
「ミシアの知り合いからの紹介だったのにな……」
「味方の知り合いだからって味方とは限らないだろ」
とりあえず軍部の情報を横流ししていたのはバレてるからと、伝手で呼んでもらった憲兵に左右を固められたロイが叫ぶ。
「こんな真似して、ぜったいに許さないからな!」
「その台詞、お前に似た性格の奴からも言われたぜ……」
聞きたくなかったと額に指を当てるエディスの肩に、そっとレウが手を置いて引き寄せる。
獅子のように鋭い眼光で睨み付けられたロイはたじろぎ、「俺は認めてない」と呟き指を差す。
周りの憲兵が不敬だと言って腕を下ろそうとするが、ロイはうるさい! と叫んで、レウの名前を腹に力を入れて声を出した。
「お前は護衛兼ねてんのに弱いし、王子じゃなくて他の奴を助けに行くし! いても無駄だろ」
「俺が任せたことを務めてくれた。俺が、レウを信頼してんだよ」
「信頼信頼って、うるっさいなあ!」
俺は信頼してくれなかったくせにと恨みがましい目を向けてくるロイから視線を外さないまま、エディスは「連れていってくれ」と口にする。
憲兵たちの姿が見えなくなり、喚き立てる声も届かなくなってからレウがエディスの頭を掻き抱く。
それに気にしていないと背中を叩いて、前を向く。
「……とにかく、神官は諦めるしかないよな」
神殿を代々治めているキャンベル家に、ミューレンハイカ家が敵勢力に回っているのだ。
パプリカまでもがキシウと関わっているかは判別できないが、あの女には惑わせの魔法がある。見た目だけでは操られているかが分からないのが厄介なところだ。
残るアマリア家だが、現当主は七十にもなる老いぼれの爺さんだ。
エディスよりも年若い孫がいるという話ではあったが、西部の視察に行った時に行方不明になって以来姿を見かけていないらしい。
――恐らくはもう、キシウの手の者に排除されてしまったのだろう。望みは薄い。
「なあにシケた顔してんスか?」
革のボストンバッグを持っていたジェネアスに呼ばれたエディスがレウの背を叩き、客車に乗り込む。席に座ると汽笛が鳴った。
列車が動き始めたところで後部が揺れ、何事かと全員が立ち上がった。
紺の髪の男がコートの裾が翻ったのを見て、エディスは顔に喜色を走らせる。
だが、「なんか、大丈夫ッスか? あの人」とジェネアスが指を曲げた手を口元に持っていくと、レウが一言告げてエディスの膝に掛けていたブランケットを持っていった。
*** *** *** *** ***
「この列車はどこへ向かっているんだい? 王子」
展望車で風に当たっていたエディスに後ろから声が掛かった。
見ると、コーヒーマグを両手に持っていたレイケネスが片手を上げる。
マグカップを受け取ったエディスがふうと息を吹きかけると、白い湯気がへこむ。
「ここよりもっと西。髪の長い奴……ジェネアスって言って、俺の友だちなんだけどな。ソイツが俺に話がある奴がいるって」
「ああ、彼がフロイード軍曹なのか。ということは、トリエランディア大将かい?」
それが違うらしいんだよなと手を振ったエディスは、胸元から取り出した手紙を指に挟んで、レイケネスの方に差し向ける。
中を読んでいいと言うと、レイケネスは引き抜いて封筒を開けた。
目を細めて「……へえ」と薄笑いを浮かべた彼は、エディスの方に首を傾けて「退屈しなさそうな旅でいいね」と囁く。
「レウもいるし? お前、アイツに見惚れてただろ」
ネージュに怒られるぞ~としたり顔で笑いかけると、レイケネスは大丈夫さと流す。
「物語の人物に送る気持ちと同じだからね」
これから間近で見られると思うと楽しみだよと手紙を返してきたので受け取り、体を近くに寄せる。
手を握ると光が発し――【第一の協力者――レイケネス・エクセリオ】という声が頭に響いた。
レイケネスが振り返り、なにごとかと見やるネージュに大丈夫だと手を振る。
エディスが「契約してもらった!」と笑顔で手を振ると、ネージュは不快そうに顔を顰めた。
「怒ってんな~~アレ」
「心配してくれているんだけさ」
そうかあ? と笑い合う。
エディスはレイケネスの袖口についた、薄紫と黄の柔らかな色合いをしたアメトリンのカフリンクスを指先で突つく。
それからレイケネスの顔を覗きこむ。
「俺の秘書官殿、なんてお呼びすれば?」
「なんとでも。王子様」
ふふ、と頭の上に凭れかかってきたレイケネスの肩に凭れるようにして「じゃあ、エクセ」と笑う。
「やっと会えたな」
「俺が君に無理を言ったからだろう。走り回ってもらって悪かったね」
「そっちこそ大変だったんだろ」
「大変だったけど……君の騎士が助けてくれた。格好良かったよ」
君はいつもあれを見ていたんだと感動してしまったと言うレイケネスに、エディスはへへっと笑い声を出した。
レウを褒められるのは嬉しいのだ。
カフリンクスに、昼下がりの太陽が照射する。
絆の導きがあるのだと、エディスは隣の男の手を握り、腰に手を当ててくるりと回った。
おやと瞬きをしたレイケネスはエディスの不器用なエスコートに、これは練習が必要そうだと笑い声を立てる。
狭いダンスフロアで踊る二人を見たレウは呆れ、ネージュが不服そうに立ち上がって歩み寄ってくる。
目の片隅でそれを捉えたエディスが「ほら旦那様が怒ってきた!」と明るい声を出した。
***後書き***
学園要塞編はこれで終わりです。
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