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胡蝶編
2.黄金の国、その名は
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「エディス様、朝だぞ。大将と会うんだろ」
まどろみの中、大きな手で頬を撫でられる。今にももう一度まぶたを下ろして寝かねない様子のエディスは、両手で腕を掴んで擦り寄った。
「もうちょっと……」
「後何分くらいだ?」
わかんない、と舌ったらずに言ったエディスは、とろんとした目を開けて腕を伸ばす。どうした、抱えりゃいいのかとベッドに腰かけているレウに訊ねられるが、ちがうと首を振る。
「れうも、ねる」
まるで子どものような言葉と素振りだ。けれど彼は呆れながらもベッドに上がってきて「ハイハイ、横になりゃ満足か」とエディスの首の下に自分の腕を差し込んで枕代わりにしてくれる。
「寝坊すんなよ」
したら、レイケネスは怒るんだろうか。エディスは学校の先生など知らないが、ハイデの家で教えてくれた教師は皆、一様に厳しかった。
くすくす笑っていると、レウが「なに一人で笑ってんだ」と鼻を抓んできた。
「やあ、いらっしゃい」
「ど、どうも……お招きいただき、ありがとうございます」
インターフォンを押して、出てくるのがエプロン姿のトリエランディア大将だなんて誰が予測できるんだろう。てっきり秘書官や部下の軍人に迎えられると思っていたエディスは半ば呆然としながらもレイケネスに用意してもらった手土産を手渡す。
「わー、ありがとう!」
受け取った大将は後で皆で食べようねなどと言ってにこにこ笑う。
「早く上がって」と言われるが、何故かこの家の上り口は一段高くなっている。おまけに靴が一足置いてあるので、エディスとレウは顔を見合わせた。
「ああ、靴はそこで脱いでほしいな」
無防備に背中を向けていたトリエランディアに声を掛けられ、エディスは肩を跳ねさせた。
(お前らごとき、いつでも倒せるよってことか……? 汚え足で家に上がるな、とか)
胸をドキドキと鳴らしながら靴を脱ぎ、緊張が解けないままトリエランディア大将の先導を受ける。
「あの、この家はどなたの物で?」
レウが遠慮がちに訊ねると、大将が「僕のだよ」と言ったので、思わず二人揃って声を上げてしまった。
トリエランディア大将の家! 住宅街の中心にある、こじんまりとした家が!? 真っ赤な屋根の可愛らしい家というのが第一印象だった。だからといって、この家とトリエランディア大将がーー何十年もこの国の防衛の要を担ってきた人とが繋がらない。
「ああ、またブランケットもなにもなしで寝て」
けれど、そう言った大将が「ちょっとごめんね」とこちらに笑い掛けてきた時の顔、笑顔の柔らかさは、こういう”家庭”にあるものだ。そうエディスは感じた。
大将は茶色のブランケットを手に戻ってきて「静かにね」と指を唇の前で立てる。
彼と一緒に入っていったリビングは、見たことのない形状をしていた。見た感想は、部屋の中にもう一部屋ある? だった。木で囲われた空間は他と比べて床が高くなっており、藁かなにかが敷かれている。
そこに、ジェネアスがひっくり返っていた。そう、ひっくり返るというのが正しい。重ねたクッションに頭をのせて、足を投げ出してお腹を見せてスピー、スピー……と健やかな寝息を立てている。
「よく大将の家で寝れるな」
レウは呆れたが、大将はふふっと笑って「この子はここが実家みたいなものですからね」と言う。
それを聞いたエディスはそうか、と呟いた。腑に落ちた。ようやくーー親友のことが見えてきた気がする。
そっか、ジェネアスには“家”があるんだ。それはそれは本当に「良かった」と思う。
スリッパを脱いで囲いの中に入ったトリエランディアが振り返る。目を丸くしていて、どうしたのだろう? と不思議に思っていると、彼に手招きをされた。
「大将?」
どうしたんですかという言葉は音にならなかった。大きく温かいい手に頭を撫でられている。
「大将……?」
ーーフェリオネルの顔が過った。親ではないけれど、醸し出す雰囲気がよく似ている。こうして目の端を柔らげて微笑んでいると余計に。
「僕も君と同じことを考えたよ」
ぐりんぐりんと丸い頭を撫でる手。エディスにとって、人に頭を撫でられた記憶はあまりない。ミシアか、自分の隊で副隊長をしている、二児の父親くらいのものだ。
優しい手だな、なんて思った。ジェネアスにはお父さんがいて、ここが彼の帰る家。だけど、羨ましく思ったりはしない。なにも知らない、知ろうともしていないのに親ばかりを責められない。
レウの両親だってそうだ。息子たちや家のことを考えて両方の陣営に送ることを決めた。
「君が友だちでよかった」
「俺もです」
いつも世話になりぱなしで言うと、そうなの? と少女めいた動作で首を傾げる。「そうなんです」と肯定しながら、エディスはどうすればいいだろう、と考えた。
どうしたら、皆への恩を返せるんだろうかとーー……。
「うーん、これは起きそうにないねえ」
ジェネアスにブランケットを掛けた大将が苦笑いを浮かべ、仕方ないねと音を立てずに手を叩く。顎の傍まで持っていき「先に食べてしまおうか」と首を傾げた大将の肩口から長い髪がさらりと流れ落ちた。
「え。でも」とエディスは言葉を詰まらせる。ジェネアスも大将とご飯を食べるのは久しぶりなのではと思ったのだ。それを伝えると、大将は「お腹空いてない?」とエディスと視線を合わせる。
「空いてますけど、大丈夫です。待てますよ」
「この子、放っておくとずーっと寝てるんだけどなあ」
多くの軍兵器開発部の部員は、研究に没頭すると寝るのも食べるのも忘れる癖がある。ジェネアスもしかりだ。
「じゃあ、一時間したら起こしましょう」
「起きるかな?」
「起こしますよ」
慣れた調子で言うと、大将はそう? と言って「じゃあ、お任せしちゃおうかな」と笑った。
「好きなとこに座っててね。僕、お料理してくるから」
大将が奥にあるらしいキッチンに行こうとした時だった。ふらりとリビングに入ってきた人物がトリエランディアに近づき、彼の背中に抱き付く。
「あっ、ヒヨウ。起きたの?」と朗らかに言う大将に頷き、彼に全体重を預けている。今にも瞼が落ちてしまいそうだった。
ーーエディス様、あの人は外の国で生まれたと思います。
レウの言葉を思い出しながらヒョウを見る。黒猫のようにトリエランディア大将にぐりぐりと頭を押し付けている彼の肌はエディスやレウとは違って、黄色い。黒髪はこの国にも大勢いるが、ヒョウのそれは緑がかっていて艶めいている。
「お客様が来ているよ」と大将が言うと、ヒョウは途端に背を真っ直ぐに伸ばした。パッチリと大きく目を見開き、こちらに首を回す。たっぷり時間を掛けてからトリエランディアから体を離して、腰を折る。
「……む、これは失礼した」
そういえば客人が来ると言っていたなと腕を組む彼の落ち着き具合。取り繕う様子は年端のいかない子どもとは思えない。
「先日は無礼を働いた。身分を偽り、申し訳のないことをした」
そう言って深々と頭を下げるヒョウに、エディスはとんでもないと返す。真摯に態度で示してくれた少年が頭を上げ、口元だけ笑む。
「トリエランディア殿、先に話しておきたいことがある」
「えぇ……でも、ご飯」
「後で手伝えばよいか」
それならと大将が折れ、ぐーぐー寝ているジェネアスの隣に座るよう促した。
エディスたちもテーブルを挟んだ向かい側に腰掛けようとする。だが飛踊と大将がなにやら足を折り畳んだ痛そうな座り方をしているので、どうやっているのかと訊ねた。
「ああ、気にしないでくれ。慣れていなければ五分も保たないだろうからな」
座り方は自由でいいと言われてしまい、ならと胡座を掻かせてもらう。しかし、どうにも据わりが悪い。
正面に座った少年の紅い瞳と視線が合う。見れば見るほど深みのある、不思議な目だ。魔眼保持者だと言われれば信じてしまいそうになる。
「此度お呼びしたのは、同盟の締結の為だ」
同盟? と目を丸くさせたエディスに、飛踊は無言で頷く。
「真の名は飛踊と申す。ああ、この国の者には発音しにくいのでな、今まで通りヒョウと呼んでくれ」
試しに口にしてみるが、なるほど難しい。先ほどトリエランディア大将が読んだ時に違和感があったのはこのせいかとエディスは納得をした。
「私は、ここより極東にある島国を治める一族の末裔だ」
極東! 一度も海の外に出たことがないエディスは驚き、トリエランディアの顔色を伺った。すると彼はしかと頷き、飛踊の言葉を信足りえるものと認めた。
「……その国の名は?」
「かつて黄金と謳われた日出る国ーーその名を、ジパングと呼ばれておった」
まどろみの中、大きな手で頬を撫でられる。今にももう一度まぶたを下ろして寝かねない様子のエディスは、両手で腕を掴んで擦り寄った。
「もうちょっと……」
「後何分くらいだ?」
わかんない、と舌ったらずに言ったエディスは、とろんとした目を開けて腕を伸ばす。どうした、抱えりゃいいのかとベッドに腰かけているレウに訊ねられるが、ちがうと首を振る。
「れうも、ねる」
まるで子どものような言葉と素振りだ。けれど彼は呆れながらもベッドに上がってきて「ハイハイ、横になりゃ満足か」とエディスの首の下に自分の腕を差し込んで枕代わりにしてくれる。
「寝坊すんなよ」
したら、レイケネスは怒るんだろうか。エディスは学校の先生など知らないが、ハイデの家で教えてくれた教師は皆、一様に厳しかった。
くすくす笑っていると、レウが「なに一人で笑ってんだ」と鼻を抓んできた。
「やあ、いらっしゃい」
「ど、どうも……お招きいただき、ありがとうございます」
インターフォンを押して、出てくるのがエプロン姿のトリエランディア大将だなんて誰が予測できるんだろう。てっきり秘書官や部下の軍人に迎えられると思っていたエディスは半ば呆然としながらもレイケネスに用意してもらった手土産を手渡す。
「わー、ありがとう!」
受け取った大将は後で皆で食べようねなどと言ってにこにこ笑う。
「早く上がって」と言われるが、何故かこの家の上り口は一段高くなっている。おまけに靴が一足置いてあるので、エディスとレウは顔を見合わせた。
「ああ、靴はそこで脱いでほしいな」
無防備に背中を向けていたトリエランディアに声を掛けられ、エディスは肩を跳ねさせた。
(お前らごとき、いつでも倒せるよってことか……? 汚え足で家に上がるな、とか)
胸をドキドキと鳴らしながら靴を脱ぎ、緊張が解けないままトリエランディア大将の先導を受ける。
「あの、この家はどなたの物で?」
レウが遠慮がちに訊ねると、大将が「僕のだよ」と言ったので、思わず二人揃って声を上げてしまった。
トリエランディア大将の家! 住宅街の中心にある、こじんまりとした家が!? 真っ赤な屋根の可愛らしい家というのが第一印象だった。だからといって、この家とトリエランディア大将がーー何十年もこの国の防衛の要を担ってきた人とが繋がらない。
「ああ、またブランケットもなにもなしで寝て」
けれど、そう言った大将が「ちょっとごめんね」とこちらに笑い掛けてきた時の顔、笑顔の柔らかさは、こういう”家庭”にあるものだ。そうエディスは感じた。
大将は茶色のブランケットを手に戻ってきて「静かにね」と指を唇の前で立てる。
彼と一緒に入っていったリビングは、見たことのない形状をしていた。見た感想は、部屋の中にもう一部屋ある? だった。木で囲われた空間は他と比べて床が高くなっており、藁かなにかが敷かれている。
そこに、ジェネアスがひっくり返っていた。そう、ひっくり返るというのが正しい。重ねたクッションに頭をのせて、足を投げ出してお腹を見せてスピー、スピー……と健やかな寝息を立てている。
「よく大将の家で寝れるな」
レウは呆れたが、大将はふふっと笑って「この子はここが実家みたいなものですからね」と言う。
それを聞いたエディスはそうか、と呟いた。腑に落ちた。ようやくーー親友のことが見えてきた気がする。
そっか、ジェネアスには“家”があるんだ。それはそれは本当に「良かった」と思う。
スリッパを脱いで囲いの中に入ったトリエランディアが振り返る。目を丸くしていて、どうしたのだろう? と不思議に思っていると、彼に手招きをされた。
「大将?」
どうしたんですかという言葉は音にならなかった。大きく温かいい手に頭を撫でられている。
「大将……?」
ーーフェリオネルの顔が過った。親ではないけれど、醸し出す雰囲気がよく似ている。こうして目の端を柔らげて微笑んでいると余計に。
「僕も君と同じことを考えたよ」
ぐりんぐりんと丸い頭を撫でる手。エディスにとって、人に頭を撫でられた記憶はあまりない。ミシアか、自分の隊で副隊長をしている、二児の父親くらいのものだ。
優しい手だな、なんて思った。ジェネアスにはお父さんがいて、ここが彼の帰る家。だけど、羨ましく思ったりはしない。なにも知らない、知ろうともしていないのに親ばかりを責められない。
レウの両親だってそうだ。息子たちや家のことを考えて両方の陣営に送ることを決めた。
「君が友だちでよかった」
「俺もです」
いつも世話になりぱなしで言うと、そうなの? と少女めいた動作で首を傾げる。「そうなんです」と肯定しながら、エディスはどうすればいいだろう、と考えた。
どうしたら、皆への恩を返せるんだろうかとーー……。
「うーん、これは起きそうにないねえ」
ジェネアスにブランケットを掛けた大将が苦笑いを浮かべ、仕方ないねと音を立てずに手を叩く。顎の傍まで持っていき「先に食べてしまおうか」と首を傾げた大将の肩口から長い髪がさらりと流れ落ちた。
「え。でも」とエディスは言葉を詰まらせる。ジェネアスも大将とご飯を食べるのは久しぶりなのではと思ったのだ。それを伝えると、大将は「お腹空いてない?」とエディスと視線を合わせる。
「空いてますけど、大丈夫です。待てますよ」
「この子、放っておくとずーっと寝てるんだけどなあ」
多くの軍兵器開発部の部員は、研究に没頭すると寝るのも食べるのも忘れる癖がある。ジェネアスもしかりだ。
「じゃあ、一時間したら起こしましょう」
「起きるかな?」
「起こしますよ」
慣れた調子で言うと、大将はそう? と言って「じゃあ、お任せしちゃおうかな」と笑った。
「好きなとこに座っててね。僕、お料理してくるから」
大将が奥にあるらしいキッチンに行こうとした時だった。ふらりとリビングに入ってきた人物がトリエランディアに近づき、彼の背中に抱き付く。
「あっ、ヒヨウ。起きたの?」と朗らかに言う大将に頷き、彼に全体重を預けている。今にも瞼が落ちてしまいそうだった。
ーーエディス様、あの人は外の国で生まれたと思います。
レウの言葉を思い出しながらヒョウを見る。黒猫のようにトリエランディア大将にぐりぐりと頭を押し付けている彼の肌はエディスやレウとは違って、黄色い。黒髪はこの国にも大勢いるが、ヒョウのそれは緑がかっていて艶めいている。
「お客様が来ているよ」と大将が言うと、ヒョウは途端に背を真っ直ぐに伸ばした。パッチリと大きく目を見開き、こちらに首を回す。たっぷり時間を掛けてからトリエランディアから体を離して、腰を折る。
「……む、これは失礼した」
そういえば客人が来ると言っていたなと腕を組む彼の落ち着き具合。取り繕う様子は年端のいかない子どもとは思えない。
「先日は無礼を働いた。身分を偽り、申し訳のないことをした」
そう言って深々と頭を下げるヒョウに、エディスはとんでもないと返す。真摯に態度で示してくれた少年が頭を上げ、口元だけ笑む。
「トリエランディア殿、先に話しておきたいことがある」
「えぇ……でも、ご飯」
「後で手伝えばよいか」
それならと大将が折れ、ぐーぐー寝ているジェネアスの隣に座るよう促した。
エディスたちもテーブルを挟んだ向かい側に腰掛けようとする。だが飛踊と大将がなにやら足を折り畳んだ痛そうな座り方をしているので、どうやっているのかと訊ねた。
「ああ、気にしないでくれ。慣れていなければ五分も保たないだろうからな」
座り方は自由でいいと言われてしまい、ならと胡座を掻かせてもらう。しかし、どうにも据わりが悪い。
正面に座った少年の紅い瞳と視線が合う。見れば見るほど深みのある、不思議な目だ。魔眼保持者だと言われれば信じてしまいそうになる。
「此度お呼びしたのは、同盟の締結の為だ」
同盟? と目を丸くさせたエディスに、飛踊は無言で頷く。
「真の名は飛踊と申す。ああ、この国の者には発音しにくいのでな、今まで通りヒョウと呼んでくれ」
試しに口にしてみるが、なるほど難しい。先ほどトリエランディア大将が読んだ時に違和感があったのはこのせいかとエディスは納得をした。
「私は、ここより極東にある島国を治める一族の末裔だ」
極東! 一度も海の外に出たことがないエディスは驚き、トリエランディアの顔色を伺った。すると彼はしかと頷き、飛踊の言葉を信足りえるものと認めた。
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