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胡蝶編
7.古代言語
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「美味しかったです、ありがとうございます」
食後にどうぞとレイケネスが買ってきたケーキも平らげ、人心地ついたエディスはふぅと息を漏らした。飛踊が話し始めてからは緊張感が高まったが、始まってみれば穏やかな食事会だった。
トリエランディアの手作りだという食事も見たことはない料理と味だったが実に美味しくヘルシーだった。
「飛踊の故郷の味を再現してみたものなんだ」
「そうなんですね」と頷き、飛踊に「いつか落ち着いたら俺も招いてほしい」と笑顔を向けると両隣から駄目だと言われてしまった。
「危機感ないのかアンタは」
「なんで警戒心強いのに、いきなり無防備になるんスか」
野菜中心のメニューだったから若い二人には食べ応えがなかったのだろうか? それにしてはパクパク食べていたけどなと考えてから、「ああ」と呟いた。
「大丈夫。レウ連れて、ジェネアスに案内してもらうから」
ヒョウに迷惑掛けたりしないってと笑って手を振るエディスに、レウはため息を吐いてジェネアスは崩れ落ちる。そうじゃないって~と言われても、なんのことだか分からなくて困惑してしまう。
微笑ましげにこちらを見ているトリエランディアに視線を送り、大将と呼びかける。
「王様……俺の親父たちになにがあったのか教えていただけませんか」
胸に手を当てたエディスに、トリエランディアは瞬きをしーー困ったように髪に手を触れた。
「うーん、実は僕はそこまで関わってないんだよね」
ミシアの方が詳しいと思うよと有体に言えば断られてしまう。そんなことはないと思うのですがと食い下がると、トリエランディアは「ああ、嫌とかじゃないんだ」と慌てて両手を前で振った。
「僕はレイガス様の騎士だったとはいえ、そんなに交流がなかったんだよ。大変だった時も暴動や反軍の鎮圧に出ていたしね」
だからごめんねと苦笑いを浮かべたトリエランディアに、エディスはそうですかと項垂れた。
信用されていないのか、それとも事実トリエランディアが実体を把握していないのか。軍の大将でローラ元帥のパートナーでそんなことがあるかと唸ってしまいそうになる。
「でも、そうだね。ちょっと待っててくれるかな」
いい物があるからと言ってトリエランディアが立ち上がった。こめかみに人差し指を押しつけ、どこに隠したかなあと唸る彼を目の端で捉えながら、飛踊がテーブルの皿を重ねていく。それを見たエディスも片づけに参加しようとすると両側から止められる。
「あなたたちは座っててください」
「洗ってくるッスけど、エディスに変なことするなッスよ!」
五人分の皿をのせたトレイを持ち上げて台所に勇み足で向かう二人を見送る。顔を前に向けると飛踊がじーっとこちらを注視していて、肩を跳ねさせた。
「ど、どうしました」
「困ったな。義理の息子に嫌われてしまうとは」
彼はいつもあのように怒っているのかと訊かれて、どう答えたものかと逡巡する。
「ちょっと、珍しいかな。いつもはもっと明るくて面白い奴なんだけど」
「それはエディス殿の人徳によるものであろうな」
ジントク。どういう概念か訊くと、飛踊は懇切丁寧に説明をしてくれる。ボステルクでロイに説いた仁義に似ているなと思って話すと、飛踊はどうしてそれは伝わっているのだと愉快そうに笑った。
「ーー古代言語」
ふと疑問を口にすると、飛踊はそれはなにかと小首を傾げる。
「ヒョウは古代言語が読み解けるのか」
「古代と言う程でもなかろうに」とくすぐったそうにする飛踊だったが、すまなそうに眉を下げる。
「私の国は共通言語を使っていなかったのでな。苦手なのだ。分からぬことも多い」
だが分からないところはトリエランディアに訊くといい、ひとまず教えることとなった。なので、エディスは記憶の引き出しからその言葉を取り出す。
宙に浮かぶ白い光。神と思わしき存在が発した言葉を飛踊に伝えると、彼は眉間に深い皺を作った。「不吉だ」「いやだが、愛は愛だろう」などと唸る飛踊の体がどんどん傾いていく。
「なんのお話してたの?」
先に戻ってきたトリエランディアが飛踊に訊くと、彼はエディスから伝え聞いた言葉をそのまま発音する。するとトリエランディアが分からないとばかりに飛踊と反対側に傾いたので、飛踊は要約して説いた。それを聞いたトリエランディアとエディスもああでもない、こうでもないと言い合いーー……。
その結果「愛と憎しみを教えて。それを糧に生きるから……みたいな感じじゃないかなあ」という意味不明な言葉だけが残った。
「えーっと、やっぱ生贄としてバリバリむしゃむしゃ食いたいっていう、そういう? 意図ですよね!?」
「ええっ? そういうお話だったの!?」
青春、頑張ろう! とかじゃなくて? と両手を顎に添えてキラキラとした目を向けてくるトリエランディアに、エディスと飛踊は首を振る。
「これはエディス殿が神らしき者と出会った時、伝えられた言葉だそうだ」
うわあと笑顔を引き攣らせたトリエランディアは、しゅんと肩を落として「ごめんねえ」と手を握った。
「僕、翻訳を間違えちゃったのかも……」
つくづく乙女のようなポーズが似合う人だなと思いながら、エディスはいいですよと手と頭を同時に振る。
「ダメ元で聞いてみただけなんで、全然」
そう言うと飛踊がどういう意味だ? と言いたげに目を大きく見開き、じっと見てきた。固まった猫のような表情に、エディスが今のはと説明を付け加えると、なるほどとにっこり笑う。
「それより、とり。いい物とはなんだ」
見せてくれと言う飛踊に、トリエランディアはちょっと待ってねと言って藁床に上がってくる。人差し指を立てて二人が来てからだよと言い含めている内に、片してきたレウたちが帰ってきた。
「おかえり」と出迎えた大将は、「じゃあ早速なんだけど」と言ってテーブルの上に長方形の箱を置く。
「これを渡しておくね」
テーブルに手を突いて中を覗き込んだエディスとレウは、えっと……と言葉を詰まらせる。
「これって」
「記憶媒体ッスよ。シュウ・ブラッドなら再生できる機械持ってんじゃないッスかね」
触ってもいいッスかねと指差したジェネアスにトリエランディアとエディスが頷くと、彼は手に取った。しげしげと眺めーー目を細めて、嬉しそうに嬉しそうに微笑む。
「エディス、これ大事にするんスよ」
「え。も、勿論……」
目の端に涙まで浮かべた彼に、エディスは勢いで大切にすると言って受け取る。恭しく箱にしまい込み、トリエランディア大将の顔を伺う。
「これの中には、なんの記憶が入っているんですか」
「先の継承戦以降の記録だよ。全ての騎士、賢人、協力者の証言と動向、周囲の目撃情報を照らし合わせて作った物なんだって」
すごいよね~と言ったトリエランディアは、やんわりと笑みを抑える。そっと膝に手を置いて、視線を下げた。
「本当はトリドット家に預ける予定になっていたんだけど……反対した人がいてね。一番安全だからって、僕がずっと預かっていたんだ。ようやく渡すことができて良かった」
肩の荷が下りたよと胸に手を当てて息を吐くトリエランディアを見たエディスはテーブルに片手を突いて、背を伸ばして肩を掴んだ。引き寄せた人を抱き締めて「ありがとうございます」と伝えると、背を優しく撫でられる。
「これしか君にしてあげられなくて、すみません」
こんなに細い体で頑張ってるのにねと言われ、体を離す。座り直すと、膝に手を置いたトリエランディアがこちらを見る。そういえば、この人は自分から進んで両親のことを口にしないなと思い起こす。
「ーー勝ってくださいね、エディスくん。上官として応援していますよ」
ジェネアスのこともこき使ってくれていいですからねと、やんわり微笑まれてエディスは歓喜で熱くなった胸を手で掴み「はい……ッ」と頷く。涙が零れ出てきた目を袖で擦ると、トリエランディアは「おやおや」と狼狽える。
ティッシュを何枚か引き抜いてエディスの眦や頬を拭う彼に、ようやく信頼の証を得られた安堵。現在、軍のトップである大将に認められたことがなによりも嬉しく、この家に踏み入れてからの強張りが解けていく。
「大将、俺……っ、大将の訓練、ずっと受けたくて」
「そうだったんですか。では、時間をつけましょう」
レウくんも一緒にと誘うトリエランディアに、レウも姿勢を正して「俺もいいんですか!?」と驚く。トリエランディアはふふっと笑って「勿論」と手を差し出す。頬を紅潮させた二人の手を握る。
「今の君たちではオスカル・ヨランドの盾を貫けないだろうからね」
微笑んだままのトリエランディアの手は分厚く、骨ばっていた。その上、力が強く二人は叫び声を上げて大将の腕を掴む羽目になったのだった。
食後にどうぞとレイケネスが買ってきたケーキも平らげ、人心地ついたエディスはふぅと息を漏らした。飛踊が話し始めてからは緊張感が高まったが、始まってみれば穏やかな食事会だった。
トリエランディアの手作りだという食事も見たことはない料理と味だったが実に美味しくヘルシーだった。
「飛踊の故郷の味を再現してみたものなんだ」
「そうなんですね」と頷き、飛踊に「いつか落ち着いたら俺も招いてほしい」と笑顔を向けると両隣から駄目だと言われてしまった。
「危機感ないのかアンタは」
「なんで警戒心強いのに、いきなり無防備になるんスか」
野菜中心のメニューだったから若い二人には食べ応えがなかったのだろうか? それにしてはパクパク食べていたけどなと考えてから、「ああ」と呟いた。
「大丈夫。レウ連れて、ジェネアスに案内してもらうから」
ヒョウに迷惑掛けたりしないってと笑って手を振るエディスに、レウはため息を吐いてジェネアスは崩れ落ちる。そうじゃないって~と言われても、なんのことだか分からなくて困惑してしまう。
微笑ましげにこちらを見ているトリエランディアに視線を送り、大将と呼びかける。
「王様……俺の親父たちになにがあったのか教えていただけませんか」
胸に手を当てたエディスに、トリエランディアは瞬きをしーー困ったように髪に手を触れた。
「うーん、実は僕はそこまで関わってないんだよね」
ミシアの方が詳しいと思うよと有体に言えば断られてしまう。そんなことはないと思うのですがと食い下がると、トリエランディアは「ああ、嫌とかじゃないんだ」と慌てて両手を前で振った。
「僕はレイガス様の騎士だったとはいえ、そんなに交流がなかったんだよ。大変だった時も暴動や反軍の鎮圧に出ていたしね」
だからごめんねと苦笑いを浮かべたトリエランディアに、エディスはそうですかと項垂れた。
信用されていないのか、それとも事実トリエランディアが実体を把握していないのか。軍の大将でローラ元帥のパートナーでそんなことがあるかと唸ってしまいそうになる。
「でも、そうだね。ちょっと待っててくれるかな」
いい物があるからと言ってトリエランディアが立ち上がった。こめかみに人差し指を押しつけ、どこに隠したかなあと唸る彼を目の端で捉えながら、飛踊がテーブルの皿を重ねていく。それを見たエディスも片づけに参加しようとすると両側から止められる。
「あなたたちは座っててください」
「洗ってくるッスけど、エディスに変なことするなッスよ!」
五人分の皿をのせたトレイを持ち上げて台所に勇み足で向かう二人を見送る。顔を前に向けると飛踊がじーっとこちらを注視していて、肩を跳ねさせた。
「ど、どうしました」
「困ったな。義理の息子に嫌われてしまうとは」
彼はいつもあのように怒っているのかと訊かれて、どう答えたものかと逡巡する。
「ちょっと、珍しいかな。いつもはもっと明るくて面白い奴なんだけど」
「それはエディス殿の人徳によるものであろうな」
ジントク。どういう概念か訊くと、飛踊は懇切丁寧に説明をしてくれる。ボステルクでロイに説いた仁義に似ているなと思って話すと、飛踊はどうしてそれは伝わっているのだと愉快そうに笑った。
「ーー古代言語」
ふと疑問を口にすると、飛踊はそれはなにかと小首を傾げる。
「ヒョウは古代言語が読み解けるのか」
「古代と言う程でもなかろうに」とくすぐったそうにする飛踊だったが、すまなそうに眉を下げる。
「私の国は共通言語を使っていなかったのでな。苦手なのだ。分からぬことも多い」
だが分からないところはトリエランディアに訊くといい、ひとまず教えることとなった。なので、エディスは記憶の引き出しからその言葉を取り出す。
宙に浮かぶ白い光。神と思わしき存在が発した言葉を飛踊に伝えると、彼は眉間に深い皺を作った。「不吉だ」「いやだが、愛は愛だろう」などと唸る飛踊の体がどんどん傾いていく。
「なんのお話してたの?」
先に戻ってきたトリエランディアが飛踊に訊くと、彼はエディスから伝え聞いた言葉をそのまま発音する。するとトリエランディアが分からないとばかりに飛踊と反対側に傾いたので、飛踊は要約して説いた。それを聞いたトリエランディアとエディスもああでもない、こうでもないと言い合いーー……。
その結果「愛と憎しみを教えて。それを糧に生きるから……みたいな感じじゃないかなあ」という意味不明な言葉だけが残った。
「えーっと、やっぱ生贄としてバリバリむしゃむしゃ食いたいっていう、そういう? 意図ですよね!?」
「ええっ? そういうお話だったの!?」
青春、頑張ろう! とかじゃなくて? と両手を顎に添えてキラキラとした目を向けてくるトリエランディアに、エディスと飛踊は首を振る。
「これはエディス殿が神らしき者と出会った時、伝えられた言葉だそうだ」
うわあと笑顔を引き攣らせたトリエランディアは、しゅんと肩を落として「ごめんねえ」と手を握った。
「僕、翻訳を間違えちゃったのかも……」
つくづく乙女のようなポーズが似合う人だなと思いながら、エディスはいいですよと手と頭を同時に振る。
「ダメ元で聞いてみただけなんで、全然」
そう言うと飛踊がどういう意味だ? と言いたげに目を大きく見開き、じっと見てきた。固まった猫のような表情に、エディスが今のはと説明を付け加えると、なるほどとにっこり笑う。
「それより、とり。いい物とはなんだ」
見せてくれと言う飛踊に、トリエランディアはちょっと待ってねと言って藁床に上がってくる。人差し指を立てて二人が来てからだよと言い含めている内に、片してきたレウたちが帰ってきた。
「おかえり」と出迎えた大将は、「じゃあ早速なんだけど」と言ってテーブルの上に長方形の箱を置く。
「これを渡しておくね」
テーブルに手を突いて中を覗き込んだエディスとレウは、えっと……と言葉を詰まらせる。
「これって」
「記憶媒体ッスよ。シュウ・ブラッドなら再生できる機械持ってんじゃないッスかね」
触ってもいいッスかねと指差したジェネアスにトリエランディアとエディスが頷くと、彼は手に取った。しげしげと眺めーー目を細めて、嬉しそうに嬉しそうに微笑む。
「エディス、これ大事にするんスよ」
「え。も、勿論……」
目の端に涙まで浮かべた彼に、エディスは勢いで大切にすると言って受け取る。恭しく箱にしまい込み、トリエランディア大将の顔を伺う。
「これの中には、なんの記憶が入っているんですか」
「先の継承戦以降の記録だよ。全ての騎士、賢人、協力者の証言と動向、周囲の目撃情報を照らし合わせて作った物なんだって」
すごいよね~と言ったトリエランディアは、やんわりと笑みを抑える。そっと膝に手を置いて、視線を下げた。
「本当はトリドット家に預ける予定になっていたんだけど……反対した人がいてね。一番安全だからって、僕がずっと預かっていたんだ。ようやく渡すことができて良かった」
肩の荷が下りたよと胸に手を当てて息を吐くトリエランディアを見たエディスはテーブルに片手を突いて、背を伸ばして肩を掴んだ。引き寄せた人を抱き締めて「ありがとうございます」と伝えると、背を優しく撫でられる。
「これしか君にしてあげられなくて、すみません」
こんなに細い体で頑張ってるのにねと言われ、体を離す。座り直すと、膝に手を置いたトリエランディアがこちらを見る。そういえば、この人は自分から進んで両親のことを口にしないなと思い起こす。
「ーー勝ってくださいね、エディスくん。上官として応援していますよ」
ジェネアスのこともこき使ってくれていいですからねと、やんわり微笑まれてエディスは歓喜で熱くなった胸を手で掴み「はい……ッ」と頷く。涙が零れ出てきた目を袖で擦ると、トリエランディアは「おやおや」と狼狽える。
ティッシュを何枚か引き抜いてエディスの眦や頬を拭う彼に、ようやく信頼の証を得られた安堵。現在、軍のトップである大将に認められたことがなによりも嬉しく、この家に踏み入れてからの強張りが解けていく。
「大将、俺……っ、大将の訓練、ずっと受けたくて」
「そうだったんですか。では、時間をつけましょう」
レウくんも一緒にと誘うトリエランディアに、レウも姿勢を正して「俺もいいんですか!?」と驚く。トリエランディアはふふっと笑って「勿論」と手を差し出す。頬を紅潮させた二人の手を握る。
「今の君たちではオスカル・ヨランドの盾を貫けないだろうからね」
微笑んだままのトリエランディアの手は分厚く、骨ばっていた。その上、力が強く二人は叫び声を上げて大将の腕を掴む羽目になったのだった。
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