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胡蝶編
8.裏切り者よ世に還れ
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「用意はしてあるからね」と笑ったのはトリエランディア大将だった。明朝に西部を発とうと思っていると話したエディスに、できるだけ早く全ての臣下と合流した方がいいと言ったのだ。
「今日の最終便で行こう」
向こうももう出たはずだというトリエランディアに急かされるように家を出てきた。ホテルへの道を連れだって歩きながら手首を回す。
「すげえ力だったなー、大将」
一見すると優男に見えるのにとキラキラと輝いた目で語るエディスに、ジェネアスはにへっと歯を見せて笑った。
「ふつーの人だったでしょ、とりさん」
「ふつーなわけねえだろ、やっぱオーラが違ぇよ!」
格好良かったと肩を組んできたエディスに、ジェネアスはオーラァ? と首を捻る。
「手が粉砕骨折するかと思った。まだジンジンしてるんだぞ」
全軍人憧れの大将と握手しちまったと感動していると、ジェネアスにため息を吐かれた。腕力の話かと呆れている彼に、エディスは「しっ、仕方ないだろ!」と叫ぶ。
「ローラ元帥に入隊を認められて、軍の訓練を観に行った時に大将がいてさあ……俺も鍛えたらあんな風になれんのかなあって」
「で、軍に入って吟味に吟味を重ねて志願したのが実践主義のルイース隊ッスか」
「アンタ、穏やかな生活を求めてたっていう割には攻めてるよな」
「安定した給料貰えればいいって奴の動きじゃないッスよ」
両側から突っ込みを受けたエディスはぐうっと呻いた。
「もっ、もう俺のことはいいだろ! ジェネアス、俺の条件ってなんだよ?」
飛踊以外にもあるんだろと自分を親指で指し示したエディスに、ジェネアスはも~っと眉を寄せた。
「都合が悪くなるとす~ぐ話を変えようとするんスから」
首の後ろで手を握って足をぷらぷらと大きく蹴るようにして歩くジェネアスは、空を見上げる。
「まあ、いいッスけどね。僕は優しいんで」
優しいし、友だち想いだ。そう言おうとして、ジェネアスは遮るようにこちらを見てきた。
「僕が君にお願いしたいことは三つ」
「一つは奴隷制度の撤廃。だよな?」
そうッスと頷いたジェネアスは顔の横で指を二本立てる。
「二つ目はストロベリィが作って、今も成長し続けている電子要塞への立ち入り許可ッス」
東部の閉鎖地区内にあるというジェネアスに、エディスはあんな所にかと驚きの声を上げた。
「いいけど、何年後になるか分からないぞ」
東部の閉鎖地区は生物が育たない呪いの土地だ。エディスたちが生まれるよりもずっと前に、東部軍司令棟から立ち入り厳禁の危険地区に認定されている。下手をしたら一生許可が降りない可能性すらある。
「いいッス。何年、年十年後でもいいから……解放されたら僕をそこに連れていってほしいんス」
待ってるッスからと腰の後ろで手を握って、前屈みになって「おねがい」と強請ってくるジェネアスにエディスは「分かったよ」と肩を叩く。
「腰が曲がった爺さんになる前には叶えてやる」
「流石にそれは遅すぎッスよ」
だってお前、何年掛かると思ってんだよ。そう言おうとして、でも言ったら絶対に自分が泣いてしまうと分かって喉奥に言葉を押し込む。
(能力者がうじゃうじゃいるんだろ。そんな所ーー行ったら、何年帰ってこれなくなるか分からねえじゃん)
友だちならリスティーやリキッドもいる。信頼する兄貴分や部下もいる。
「絶対、叶えてやる。親友の頼みなんだから」
だけど、だけどーー寂しくて、今から泣いてしまいそうだ。親友と呼べるのはジェネアスくらいだから、エディスにとっての彼は特別な存在なのだ。
「め~っちゃくちゃ、嬉しいッス」
大好きと言うジェネアスに、俺もと返す。レウに言えないこと、話せないこともジェネアス相手にならこんなに素直に言える。
「飛踊の国を平定させて、帰ってきたら」
そこでジェネアスは言葉を切って立ち止まった。エディスも足を止めて向き合う。
彼にしては珍しく照れたような、はにかんだ笑顔を浮かべて下から覗くように見つめてくる。続きを促すと、両手を握ってきた。
「エディスの下で働かせてほしいッス」
マジで? という言葉が出る。えっ、こんなことあっていいのか? トリエランディア大将の元にいなくていいのか? 色んな疑問が頭に浮かんでは消えていくが、まず伝えたい言葉を掴む。
「いいのかっ!? すっげー嬉しい!」
嬉しさのあまり抱きつくと、ジェネアスがひっくり返りかけた。二人の様子を見守っていたレウが慌てて背中を押さえて、斜めになった二人を立たせる。危ねえよと注意されたエディスは謝罪と感謝を伝えた。
それから、改めてジェネアスに向き直る。
「帰ってくんの待ってるから! 勿論、いい席を空けてな」
それこそ何年掛かってもいい、この男と自分が親友であることは生涯変わらない。遠くに行ったって、ヨボヨボの爺さんになったって。そう気持ちをこめてエディスは友に向かって拳を突き出した。
「ちゃんと手は考えてるッス。一網打尽にして帰ってくるッスよ!」
あの小生意気な奴が驚くのが楽しみだと言いながら、ジェネアスは拳を当ててくる。そんなに交戦的だったかあ? と笑いかけると、僕だってやる時はやるんスよと頬を膨らませた。
「そう言うエディスはちょっと大人しくなったんスか?」
「そんなワケねーだろ。今回はお前の方がが早かっただけだ」
大将をあんな扱いにされて怒らない軍人などいない。そう思ったが、エディスはやはりおかしいと首を捻る。
「ジェネアス、なんか変わった? 前よりブラッド家に対しての当たりが柔らかくなった気がしてんだけど」
「アイツの方がムカついたってだけで、全然怒ってるッスよ。でも……シュウ・ブラッドが父親に聞いてくれたんスよ」
ジェネアスの視線が床に落ち、すぐに戻ってくる。窓から差し込んできた夕日が眩しく、彼の顔が逆光で見えなくなった。
「なにを……?」
「ストロベリィのこと。彼女はーー彼女が、僕とは生きていた時代が違ったって」
時代が違う。意味が分からず、エディスはどういうことだと呟く。逆光になっていない顔の半分はまるで泣いているようで、でも実際は涙なんか出ていなくて。
「彼女は滅びの時以前に生まれた人類。今よりもずっと技術が進んでいた頃に生きていた電子工学者ッス」
息を呑む。声が出てこず、開けた口をぱくりと閉じる。その代わり、腕を伸ばして親友を誘う。
「でも、過労死したって」
「研究所の火事でサブの機械が壊れて、メインも停止したんス。オーバーワークで」
それで連絡が断ち消えちゃってと、ジェネアスは目を伏せる。
「彼女は今もこの世界に生きているって。電子要塞の中にあるメインコンピュータを修理すれば、また動き出す。シュウ・ブラッドはそう言ってたッス」
俺が直す。そう腕を組んで仏頂面で言うシュウが目に見えるようで、エディスはうんうんとしきりに頷いた。
抱き寄せたジェネアスが晴れやかな笑みを浮かべて、エディスの首に腕を回してぎゅうっと締め付けてくる。彼の嬉しさ、長い間雁字搦めに絡まった鎖が解けていくのが見えるようだった。
「だから、いつかーーいつか。僕らはまた会えるんスよ!」
この国の技術が進んだらの話ッスけどと、首を竦めたジェネアスにエディスは「会いに行こうぜ!」と明るい声を出して背中を叩く。
「じゃあ、」とエディスはレウとジェネアスの手を握って振り上げて「帰るぞ、中央に!」と叫んで跳んだ。タイミングよく一緒に跳んだジェネアスは笑い声を立てたが、二人に比べて背が高いレウは引っ張られる形になってよろける。
「だからっ、危ねえって言ってんだろ……っ!」
落ち着けと言うレウの腕にそれぞれ抱きついて、わははと笑って駆けていく。
***後書き***
胡蝶編まで読んでくださり、ありがとうございます!
次の「凱旋編」で第2部が完結します。
「今日の最終便で行こう」
向こうももう出たはずだというトリエランディアに急かされるように家を出てきた。ホテルへの道を連れだって歩きながら手首を回す。
「すげえ力だったなー、大将」
一見すると優男に見えるのにとキラキラと輝いた目で語るエディスに、ジェネアスはにへっと歯を見せて笑った。
「ふつーの人だったでしょ、とりさん」
「ふつーなわけねえだろ、やっぱオーラが違ぇよ!」
格好良かったと肩を組んできたエディスに、ジェネアスはオーラァ? と首を捻る。
「手が粉砕骨折するかと思った。まだジンジンしてるんだぞ」
全軍人憧れの大将と握手しちまったと感動していると、ジェネアスにため息を吐かれた。腕力の話かと呆れている彼に、エディスは「しっ、仕方ないだろ!」と叫ぶ。
「ローラ元帥に入隊を認められて、軍の訓練を観に行った時に大将がいてさあ……俺も鍛えたらあんな風になれんのかなあって」
「で、軍に入って吟味に吟味を重ねて志願したのが実践主義のルイース隊ッスか」
「アンタ、穏やかな生活を求めてたっていう割には攻めてるよな」
「安定した給料貰えればいいって奴の動きじゃないッスよ」
両側から突っ込みを受けたエディスはぐうっと呻いた。
「もっ、もう俺のことはいいだろ! ジェネアス、俺の条件ってなんだよ?」
飛踊以外にもあるんだろと自分を親指で指し示したエディスに、ジェネアスはも~っと眉を寄せた。
「都合が悪くなるとす~ぐ話を変えようとするんスから」
首の後ろで手を握って足をぷらぷらと大きく蹴るようにして歩くジェネアスは、空を見上げる。
「まあ、いいッスけどね。僕は優しいんで」
優しいし、友だち想いだ。そう言おうとして、ジェネアスは遮るようにこちらを見てきた。
「僕が君にお願いしたいことは三つ」
「一つは奴隷制度の撤廃。だよな?」
そうッスと頷いたジェネアスは顔の横で指を二本立てる。
「二つ目はストロベリィが作って、今も成長し続けている電子要塞への立ち入り許可ッス」
東部の閉鎖地区内にあるというジェネアスに、エディスはあんな所にかと驚きの声を上げた。
「いいけど、何年後になるか分からないぞ」
東部の閉鎖地区は生物が育たない呪いの土地だ。エディスたちが生まれるよりもずっと前に、東部軍司令棟から立ち入り厳禁の危険地区に認定されている。下手をしたら一生許可が降りない可能性すらある。
「いいッス。何年、年十年後でもいいから……解放されたら僕をそこに連れていってほしいんス」
待ってるッスからと腰の後ろで手を握って、前屈みになって「おねがい」と強請ってくるジェネアスにエディスは「分かったよ」と肩を叩く。
「腰が曲がった爺さんになる前には叶えてやる」
「流石にそれは遅すぎッスよ」
だってお前、何年掛かると思ってんだよ。そう言おうとして、でも言ったら絶対に自分が泣いてしまうと分かって喉奥に言葉を押し込む。
(能力者がうじゃうじゃいるんだろ。そんな所ーー行ったら、何年帰ってこれなくなるか分からねえじゃん)
友だちならリスティーやリキッドもいる。信頼する兄貴分や部下もいる。
「絶対、叶えてやる。親友の頼みなんだから」
だけど、だけどーー寂しくて、今から泣いてしまいそうだ。親友と呼べるのはジェネアスくらいだから、エディスにとっての彼は特別な存在なのだ。
「め~っちゃくちゃ、嬉しいッス」
大好きと言うジェネアスに、俺もと返す。レウに言えないこと、話せないこともジェネアス相手にならこんなに素直に言える。
「飛踊の国を平定させて、帰ってきたら」
そこでジェネアスは言葉を切って立ち止まった。エディスも足を止めて向き合う。
彼にしては珍しく照れたような、はにかんだ笑顔を浮かべて下から覗くように見つめてくる。続きを促すと、両手を握ってきた。
「エディスの下で働かせてほしいッス」
マジで? という言葉が出る。えっ、こんなことあっていいのか? トリエランディア大将の元にいなくていいのか? 色んな疑問が頭に浮かんでは消えていくが、まず伝えたい言葉を掴む。
「いいのかっ!? すっげー嬉しい!」
嬉しさのあまり抱きつくと、ジェネアスがひっくり返りかけた。二人の様子を見守っていたレウが慌てて背中を押さえて、斜めになった二人を立たせる。危ねえよと注意されたエディスは謝罪と感謝を伝えた。
それから、改めてジェネアスに向き直る。
「帰ってくんの待ってるから! 勿論、いい席を空けてな」
それこそ何年掛かってもいい、この男と自分が親友であることは生涯変わらない。遠くに行ったって、ヨボヨボの爺さんになったって。そう気持ちをこめてエディスは友に向かって拳を突き出した。
「ちゃんと手は考えてるッス。一網打尽にして帰ってくるッスよ!」
あの小生意気な奴が驚くのが楽しみだと言いながら、ジェネアスは拳を当ててくる。そんなに交戦的だったかあ? と笑いかけると、僕だってやる時はやるんスよと頬を膨らませた。
「そう言うエディスはちょっと大人しくなったんスか?」
「そんなワケねーだろ。今回はお前の方がが早かっただけだ」
大将をあんな扱いにされて怒らない軍人などいない。そう思ったが、エディスはやはりおかしいと首を捻る。
「ジェネアス、なんか変わった? 前よりブラッド家に対しての当たりが柔らかくなった気がしてんだけど」
「アイツの方がムカついたってだけで、全然怒ってるッスよ。でも……シュウ・ブラッドが父親に聞いてくれたんスよ」
ジェネアスの視線が床に落ち、すぐに戻ってくる。窓から差し込んできた夕日が眩しく、彼の顔が逆光で見えなくなった。
「なにを……?」
「ストロベリィのこと。彼女はーー彼女が、僕とは生きていた時代が違ったって」
時代が違う。意味が分からず、エディスはどういうことだと呟く。逆光になっていない顔の半分はまるで泣いているようで、でも実際は涙なんか出ていなくて。
「彼女は滅びの時以前に生まれた人類。今よりもずっと技術が進んでいた頃に生きていた電子工学者ッス」
息を呑む。声が出てこず、開けた口をぱくりと閉じる。その代わり、腕を伸ばして親友を誘う。
「でも、過労死したって」
「研究所の火事でサブの機械が壊れて、メインも停止したんス。オーバーワークで」
それで連絡が断ち消えちゃってと、ジェネアスは目を伏せる。
「彼女は今もこの世界に生きているって。電子要塞の中にあるメインコンピュータを修理すれば、また動き出す。シュウ・ブラッドはそう言ってたッス」
俺が直す。そう腕を組んで仏頂面で言うシュウが目に見えるようで、エディスはうんうんとしきりに頷いた。
抱き寄せたジェネアスが晴れやかな笑みを浮かべて、エディスの首に腕を回してぎゅうっと締め付けてくる。彼の嬉しさ、長い間雁字搦めに絡まった鎖が解けていくのが見えるようだった。
「だから、いつかーーいつか。僕らはまた会えるんスよ!」
この国の技術が進んだらの話ッスけどと、首を竦めたジェネアスにエディスは「会いに行こうぜ!」と明るい声を出して背中を叩く。
「じゃあ、」とエディスはレウとジェネアスの手を握って振り上げて「帰るぞ、中央に!」と叫んで跳んだ。タイミングよく一緒に跳んだジェネアスは笑い声を立てたが、二人に比べて背が高いレウは引っ張られる形になってよろける。
「だからっ、危ねえって言ってんだろ……っ!」
落ち着けと言うレウの腕にそれぞれ抱きついて、わははと笑って駆けていく。
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胡蝶編まで読んでくださり、ありがとうございます!
次の「凱旋編」で第2部が完結します。
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