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常春の国 篇

縛魂の儀式・異世界の姫と双翼の狂宴

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常春とこはるの王により、寝台へと移される冬子とうこ

もはや媚薬びやくおかされる冬子は、かぐわしい程の色香を放ち、淫靡いんびあえぐ。なまめかしい恥態ちたいさらす。

常春とこはるの王は寝台横の玉座ぎょくざへと移動し、今からの目合まぐわいを、先に二人の双翼そうよくへとたくす。

「ふふっ、淫欲いんよくな美しきはなよ。今からも存分にみだれるが良いー……」

たのしげにのたま常春とこはるの王。


常春とこはるの王の分身たる双翼そうよくの二人。彼らの想いも熟知じゅくちする常春とこはるの王は、あえて先に褒美ほうびを与える。

異世界の姫という「極上の褒美ほうび」。

妖艶ようえんはなは、情欲にまみれてこそ美しいー……ゆえに、双翼そうよくの二人が、存分に姫をでてくれようー」

微笑びしょうを浮かべる常春とこはるの王。


異世界の姫を「極上の褒美ほうび」として受け取る双翼そうよくのハルとリョクは、冬子の薄衣うすぎぬを全てぎ取り、美しい裸体にさらしてしまう。

冬子の豊かな胸をいろど胸飾むなかざりが、シャラシャラと胸の重みで揺れては、双翼そうよくのハルとリョクをあやしく誘う。

御子おこはらむ今の冬子の乳房ちぶさは、かなり豊かに張り出し、その頂きさえかたとがっては、二人の視界をたのしませる。

穿うがたれ続けた蜜壺みつつぼは赤くれ上がり、更なる魔羅まらを欲しては欲情のみつをどろりと垂らし、冬子の内腿をねっとりと恥辱ちじょくまみれさせている。

異世界の姫の全てが、常春とこはるの王らを誘う妖艶ようえん極上華ごくじょうか


媚薬香びやくこうきしめられた寝台上では、すでに激しい目合まぐわいの最中さなか

「……あっ、あっ、あっ、ああんっ! あっ、あっ、あん! だめぇ……あっ、あっ、あっ、ああっ! いく、いく、だめぇ……いくっ! ああああああっ!」

絶頂にあえぐ冬子。

がり狂う冬子は、恥態ちたいを惜しみなくさらし、みずから求めてはあえく。

蜜壺みつつぼへと直接流し込まれた多量の媚薬びやくが、冬子を余計に狂わせ、熱くもだえさせる。

双翼そうよくのリョクはさもたのしげに、冬子の隘路あいろに指を差し込み、ぐちゅぐちゅと幾度も挿入そうにゅうを繰り返しては、刺激を与える。

一方の双翼そうよくのハルは、後ろから抱き上げた冬子の豊かに実る乳房ちぶさを激しくみしだいては、過敏かびんふくれ上がる胸の頂きすらもてあそぶ。

「ああん……あっ、あっ、いいー……ああん、ああん、だめぇー……」

身体をくねらせ、もだえる冬子。

リョクは更に、冬子の過敏になった花芽はなめ執拗しつように舌でめ回す。

「あああっ……! いやぁ……!」

冬子の花芽はなめは、ぷっくりと赤くれ、唾液だえき愛液あいえきまみれては、二人を誘うあやしいはなとなる。

思わずのどがごくりと鳴るリョク。

かたや、ハルは常春とこはるの王から預かる極小の黄金の輪環わかんを、冬子のれ上がる花芽はなめへとぷつりとし込む。

「いやぁ……! あっ、あっ……ああっ……!」

過敏かびん花芽はなめには、こくすぎる責苦せめく

微睡まどろむ冬子の黒曜石こくようせきの瞳からは、美しい涙がこぼれ落ちる。すかさず、冬子のこぼした涙を舌でめ取るリョク。

「ああっ、姫は最高だよ! 痛みで流す涙さえオレの魔羅まらたぎらせ、欲情をあおる……!」

昂揚こうようするリョクは、冬子の腰を持ち上げるなり、みずからの魔羅まらの上へと一気に沈める。冬子の隘路あいろうまそうに魔羅まらくわえ込んでいく。

「あああっ……!」

あえぎ声を響かせる冬子。

リョクも恍惚こうこつとしながら腰を高く打ち付ける。

「ああっ! いつおかしても姫の蜜壺みつつぼは最高だー……もっと、もっとだ! オレをたぎらせろー!」

魔羅まらでがつがつと穿うがつリョクに容赦ない。

えることを知らないリョクは、更に魔羅まらたぎらせ、冬子の蜜壺みつつぼえぐるよう突き上げる。

リョクはハルに視線で合図を送る。

冬子の腰に手を添えるハルは、その丸みを帯びた臀部でんぶを一段と高く持ち上げ、れそぼる魔羅まら後孔こうこうの入り口へと押し当てる。そして欲情の汁をこすりつけた後は、冬子の淫靡いんび後孔こうこうへと魔羅まらじ込み、一気に穿うがつ。

「あああっ……!」

冬子の後孔こうこうは、突然の侵入者を拒むように締め上げる。

恍惚こうこつとするハル。

「ああっ、姫君! そのように締めてくれるなー……私の魔羅まらが余計にたぎるー……」

ハルは冬子の後孔こうこうを容赦なくおかす。そして多量の欲情の汁を注ぎ込む。

リョクも負けじと冬子の蜜壺みつつぼおかし続ける。

休む間もなく、双翼そうよくの二人に淫靡いんび二穴ふたあなおかされ続ける冬子。

美しくも妖艶ようえんはなが、二本の魔羅まらに幾度もおかされるさまは、傍観ぼうかんする常春とこはるの王の魔羅まらをもたぎらせ、しまいにはみずからの手で魔羅まらをしごき、多量の欲情の汁をほとばしらせる。

そして寝台では今もなお激しい目合まぐわいが続き、ぐちゅぐちゅ、ぱんぱんと卑猥ひわいな音は止むことはない。

「ああっ……ああんっ、あっ、あっ、あああっ……!」

幾度も絶頂を迎える冬子。つややかなあえぎ声が響き渡る。

淫靡いんびな二穴には、入りきらない程の多量の欲情の汁を注がれ続け、否応いやおうなしにくちゅくちゅとあふれ出す。

淫欲いんよくの香りが辺りに立ち込め、常春とこはるの王の五感を激しく刺激する。

「美しい双翼そうよくでられ、いつになくなまめかしいー……妖艶ようえんはなは、でられてこそ美しく咲くー」

そう告げる常春とこはるの王の魔羅まらも、やはり熱くたぎっている。

いまだ淫欲いんよくふける三人の元へと歩みよる常春とこはるの王。


狂乱きょうらんうたげ〉は、更に激しく。
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