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第三章 世界に降りかかる受難
第625話
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ダンジョンでお仲間にしたアンデッド集団。
他国のダンジョンだったけど僕らに国境とか関係ないので、そのままお城に連れて帰りました。
いつもの事なのです!
「そんなに時間経ってないのにこの惨状、これがいつもの事なの?」
「はい!」
社畜戦士の疑問に護衛さんがいい笑顔。
お城に帰ってきて再びお茶タイム、テーブルを追加してもらって仲間になった子たちも席に付いてます、ハロウィンのお茶会みたいな光景。
お城の給仕の人が腰を抜かして近付けないので、白い骨が爽やかな一部のスケルトンが給仕してくれてます。
僕が関わったばかりに個性豊かなアンデッド集団になりました。
手を加えて強化した子たちなんてダンジョンでボスを張れるほど、いやぁいい仕事しちゃった!
「社畜戦士の隈がだいぶ消えてきたし、王様との約束守ります!」
「もう社畜じゃないはずだけど……まぁいいか」
「ママの計画は?」
「アンデッド集団が仲間になったから、ダンジョン作って中の人として働いてもらうの!」
「ダンジョン作りなら任せておけ」
『アー君がウキウキしてるのよ』
「大地の瘴気を集めるでっかい魔石をダンジョンコアにしましょう!」
「アンデッドダンジョンのボスと言えばドラゴンゾンビだよな! 俺の作ったドラゴンが火を噴くぜ!」
「私も何か参加したいですね、ヨムはどうします?」
「深海に行って巨大魔物倒して魔石貰ってくる」
魔石の調達はどうしようかと口にする前にヨムちゃんが解決してました。
頼るべきは我が子なのである。
「え、ダンジョンって作れるものなのか?」
「この方たちなら作れますよ、冒険者仲間に聞いたことがありますけど、初心者に優しいダンジョンから油断すると普通に死ぬレベルまであるらしいです。いいですよねダンジョン、俺も一度行ってみたかったんですけど、この国になくって~」
護衛さんがダンジョンについて熱く語っている。
死地の上に建っている国だから生きるのに精一杯で娯楽も少ないんだろうな、その割には護衛さんたちが陽気な性格なのはうちの子の存在が大きいに違いない、うむうむ苦しゅうないもっと崇めよ。
「国を救ってやるのか?」
「王様約束守ろうと頑張ってます、だからちょっと前倒しだけど僕も約束叶えるのです。国の現状はちょっとだけマシになると思うし、もう異世界から神子を呼ぶ必要もなくなります」
「マジか……俺は元の世界に戻れるのか?」
「戻れますよ、でも戻りたいですか?」
騎士様を召喚して僕ら皆でうるるんってすれば一発です。
一応女神様が戻るまで待ってもらうけどね、駄々こねられたら面倒なので。
「戻りた……くはないかな、でも安定した仕事は欲しい」
「じゃあギルド職員なんてどうだ? 一応採用試験は受けてもらうけどな、冒険者ギルドじゃなく商業ギルドもあるぞ」
「まさかの職員枠、いいな、それ」
「アルジュナ様ずるいですよ! 城だって優秀な文官欲しいのに!」
「城だといつまで経っても神子様扱いだろ、その点冒険者ギルドなら自立した人生を歩めるし、給料も安定、陰湿な苛めもないホワイト企業だぞ?」
「ギルド職員……すごく、ファンタジーっぽい」
護衛さんがアー君に食って掛かっているけど、肝心の社畜戦士が話を聞いていません。
ラノベが好きみたいでギルドの就職という道に目がキラキラです。
「何よりギルマスは30代独身! Aランク保持者! 嫁さん募集中!」
「これから忙しくなるのを見越して田中様を賄賂代わりにしようとしないでくださいぃ!」
後日、社畜戦士の面接に立ち会った結果、ギルマスと運命の出会いを果たしてお持ち帰りされました。
アー君が斡旋した出会いだけど、これも運命の愛に入りますか?
他国のダンジョンだったけど僕らに国境とか関係ないので、そのままお城に連れて帰りました。
いつもの事なのです!
「そんなに時間経ってないのにこの惨状、これがいつもの事なの?」
「はい!」
社畜戦士の疑問に護衛さんがいい笑顔。
お城に帰ってきて再びお茶タイム、テーブルを追加してもらって仲間になった子たちも席に付いてます、ハロウィンのお茶会みたいな光景。
お城の給仕の人が腰を抜かして近付けないので、白い骨が爽やかな一部のスケルトンが給仕してくれてます。
僕が関わったばかりに個性豊かなアンデッド集団になりました。
手を加えて強化した子たちなんてダンジョンでボスを張れるほど、いやぁいい仕事しちゃった!
「社畜戦士の隈がだいぶ消えてきたし、王様との約束守ります!」
「もう社畜じゃないはずだけど……まぁいいか」
「ママの計画は?」
「アンデッド集団が仲間になったから、ダンジョン作って中の人として働いてもらうの!」
「ダンジョン作りなら任せておけ」
『アー君がウキウキしてるのよ』
「大地の瘴気を集めるでっかい魔石をダンジョンコアにしましょう!」
「アンデッドダンジョンのボスと言えばドラゴンゾンビだよな! 俺の作ったドラゴンが火を噴くぜ!」
「私も何か参加したいですね、ヨムはどうします?」
「深海に行って巨大魔物倒して魔石貰ってくる」
魔石の調達はどうしようかと口にする前にヨムちゃんが解決してました。
頼るべきは我が子なのである。
「え、ダンジョンって作れるものなのか?」
「この方たちなら作れますよ、冒険者仲間に聞いたことがありますけど、初心者に優しいダンジョンから油断すると普通に死ぬレベルまであるらしいです。いいですよねダンジョン、俺も一度行ってみたかったんですけど、この国になくって~」
護衛さんがダンジョンについて熱く語っている。
死地の上に建っている国だから生きるのに精一杯で娯楽も少ないんだろうな、その割には護衛さんたちが陽気な性格なのはうちの子の存在が大きいに違いない、うむうむ苦しゅうないもっと崇めよ。
「国を救ってやるのか?」
「王様約束守ろうと頑張ってます、だからちょっと前倒しだけど僕も約束叶えるのです。国の現状はちょっとだけマシになると思うし、もう異世界から神子を呼ぶ必要もなくなります」
「マジか……俺は元の世界に戻れるのか?」
「戻れますよ、でも戻りたいですか?」
騎士様を召喚して僕ら皆でうるるんってすれば一発です。
一応女神様が戻るまで待ってもらうけどね、駄々こねられたら面倒なので。
「戻りた……くはないかな、でも安定した仕事は欲しい」
「じゃあギルド職員なんてどうだ? 一応採用試験は受けてもらうけどな、冒険者ギルドじゃなく商業ギルドもあるぞ」
「まさかの職員枠、いいな、それ」
「アルジュナ様ずるいですよ! 城だって優秀な文官欲しいのに!」
「城だといつまで経っても神子様扱いだろ、その点冒険者ギルドなら自立した人生を歩めるし、給料も安定、陰湿な苛めもないホワイト企業だぞ?」
「ギルド職員……すごく、ファンタジーっぽい」
護衛さんがアー君に食って掛かっているけど、肝心の社畜戦士が話を聞いていません。
ラノベが好きみたいでギルドの就職という道に目がキラキラです。
「何よりギルマスは30代独身! Aランク保持者! 嫁さん募集中!」
「これから忙しくなるのを見越して田中様を賄賂代わりにしようとしないでくださいぃ!」
後日、社畜戦士の面接に立ち会った結果、ギルマスと運命の出会いを果たしてお持ち帰りされました。
アー君が斡旋した出会いだけど、これも運命の愛に入りますか?
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