異世界に転移したからモンスターと気ままに暮らします

ねこねこ大好き

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1巻

1-2

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「体液をくれたら、何か持ってくるよ」

 等価交換。自然の法則だが通用するかな?

「わかった」

 ヌルヌルヌルと体液がスライムたちの体からにじみ出る。等価交換はモンスターも共通か?

「体に触るけどいい?」

 地面に落ちた体液よりも体から滲み出る体液のほうが値段が高いから、スライムたちに聞いてみる。

「いいよ」

 あっさり了承してくれた。ありがたい! 慎重に体から滲み出る体液をすくい取って袋に詰める。

「ありがとう!」

 袋がいっぱいになったので礼を言う。

「ごはんちょうだい」

 プニプニプニと体を寄せて来る。

「すぐ戻るから! 待ってて!」

 慌ててダンジョンの外に出る。何となく怖くなった。そしてスライムたちは別段怒った様子も無く、ゆっくりとダンジョンの奥へ消えて行った。

「なんというか、人間と全然違うな。当たり前だけど」

 印象はマイペースでのんびり屋だ。
 等価交換を持ちかけたのに、こちらが払えないと分かっても怒った様子は無い。人間なら殺されていただろう。

「とにかく! スライムの体液ゲット!」

 十分もしないで1キログラムの体液が手に入った。幸先さいさきが良い! 急いで冒険者ギルドに戻る。

「早いですね~! もう持ってきたんですか!」

 冒険者ギルドに戻ると再びあのやかましい受付嬢が笑う。

「スライムの体液を持ってきたから報酬をくれ」
「素材を右手の受付に提出してくださいね~!」
「分かりましたよ~」

 話に付き合うのは面倒なのでさっさと右手に進んだ。

「結構並んでるな」

 完了報告の受付は銀行窓口のような感じだった。違いは血なまぐさい冒険者が座っているところ。
 案内を見て、一番奥の人に声をかける。

「フリークエストの素材を持ってきたんですけど」
「さっさと提出しろ」

 不愛想な老人が読んでいた本を閉じて欠伸あくびをする。態度悪いな。

「随分と綺麗なお嬢さんだ。そんな男っぽい服を着ないでドレスを着れば男が金出すぜ」
「俺は男だ!」

 苛立いらだつ手つきでドサリと袋を渡す。

「スライムの体液か。結構状態が良いな。腐りやすいからここまで新鮮な奴は珍しい。土も混じっていない。生意気な口をきくお嬢さんにしては感心する腕前だ」

 喧嘩売ってんのかと言おうとしたが、ドサリと二百枚の銅貨が出てきて目がくらむ。

「1キログラムだから10ゴールドじゃない?」
「状態が良いから1キログラム200ゴールドで引き取ってやる。感謝しろ」

 老人は言い終わると欠伸あくびをして、再び本に目を移す。何を読んでいるのかと思ったら、どうもエロ小説のようだ。エロ爺め。

「邪魔だからさっさとどっか行け。こっちは忙しいんだ」

 憤慨ふんがいしていると手でシッシと追い払われる。職務怠慢だろ。だがしっかりと大金を渡してくれたから、怒る気は失せた。

「失礼しました」

 とにもかくにも僅か三十分で200ゴールド手に入った。幸先が良い!

「まずはお返しのご飯を買いに行こう!」

 大通りに行けば何か買えるだろう。これから先、スライムたちには世話になる。
 友好的な関係を築かないと! そう意気込んで、大通りの肉屋と八百屋を見て回る。

「ちょっと高いな」

 肉は安物なら、100グラム1ゴールドと格安だ。野菜も状態の悪い物なら、100グラム1ゴールド。
 しかしスライムのご飯ならもっと安い奴が良い。利益を考えると、1キログラム1ゴールドくらいか?
 そう考えながら見物していると、気になるものを見つけた。

「この肉捨てちゃうの?」

 店の脇に積み重なる肉の山を指さす。

「腐った奴だからな」

 肉屋の店主は詰まらなそうに答える。腐った食材でもスライムなら食べるかな?

「少しくれない?」
「お前は乞食こじきか? それとも掃除屋か?」

 店主はこっちに顔も向けない。やる気ないな。

「掃除屋ってことで」
「売り物にならねえから好きなだけ持ってけ。捨てるのも金がかかるからな」

 捨てるのも金がかかる。日本と同じだ。だから日本でエコが流行ってる。

「ちょっともらって行きますね」
「それらはダンジョンの子供毒トカゲの肉だ。腐った奴を食ったらマジで死ぬから食うなよ」

 そんな危険な物を無造作に置いとくなよ。そう思いつつも、ありがたく1キログラムの肉をいただいた。
 スライムたちが喜んでくれるか心配だけど、赤字は困るからこれで我慢してくれないかな? だがそんな心配は無用だった。

「おいしい!」

 スライムたちは肉のかたまりに触ると、勢いよくみ込む。
 口が無いので、体を折るようにして包み込み、1キログラムの肉は数秒で無くなった。

「ちょうだい」

 食べられなかったスライムが足元にすり寄る。

「腐ってた奴だけど大丈夫だった?」

 心配するなら与えるなって話だけど、まあ気分の問題。

「おいしかった」

 問題ないようだ。

「また体液をちょうだい」
「いいよ」

 すんなりと体液が1キログラム手に入る。

「すぐに戻ってくるよ」

 足早に冒険者ギルドへ行く。

「また取ってきたんですか!」

 相変わらずハイテンションな受付嬢だ。三度目になると慣れる。

「結構簡単に取れたよ」
「凄いですね~。スライムの体液ってすぐに腐っちゃうから、取るのが大変なんですけどね~」

 マイペースな声を無視してフリークエストの報酬をもらいに行く。

「スライムの体液を手に入れたから報酬をちょうだい」
「またか?」

 受付の爺さんは胡散臭うさんくさそうに袋を受け取る。

「ほう……確かに体液だ。品質も良い」

 再び200ゴールドくれた。

「ありがとう! すぐに戻ってくるよ!」
「仕事を増やすな」

 不愛想な口は放っておいて再び肉屋に行く。

「捨てる奴全部もらうね」
「勝手にもってけ」

 相変わらず舐めた接客態度だ。未だに俺を見ない。日本ならクレーム物だぞ。だがタダで手に入ったので喜んでスライムたちのところへ持って行く。

「おいしい!」

 またじゅるじゅると食べる。

「もっとちょうだい」

 今度は言われる前に体液を滲み出させる。学習するとは頭がいい。

「食いしん坊だな」

 もらうものをもらったので再び冒険者ギルドへ行く。

「またですか! お嬢さんなのに凄いですね!」
「喧しい!」

 受付嬢を振り切る。

「またお前か」
「また俺ですよ」

 爺さんから200ゴールドを受け取って肉屋へ行く。

「また持って行きますね」
「うっとうしいなお前」

 再び腐った肉をもらう。

「おいしい!」

 むしゃむしゃむしゃ!

「もっとちょうだい」

 体液が滲み出る。

「底なしだな」

 体液を持って冒険者ギルドへ行く。

「早いですね! 実は私に惚れましたね! 結婚しましょう!」
「笑えない冗談だ!」

 体液を提出する。

「またお前か! どうやった? まさか冒険者を色仕掛けで落としたか?」
「ぶっ飛ばされたくなかったらさっさと金払え!」

 200ゴールドもらって肉屋へ行く。

「お前本当に掃除屋か?」

 肉屋の店主がようやく顔を向けて聞いてきた。

「なんでお前みたいなお嬢様が掃除屋を?」

 店主は驚いたように目を見開く。なんでこの町の連中は俺を女だと思うんだ! どう見ても男だろ!

「俺は男だ!」
「そういう趣味か」

 どういう趣味だよ?

「とにかく俺は掃除屋だ! 腐った肉持って行きますからね!」

 このままじゃらちが明かねえ! 強引に話を進める。

「ま、掃除屋って言うならそれで良いか。金もかからねえし」

 古びたスコップと手押し車を渡される。

「何ですかこれ?」
「全部もってけ」

 マジで! めっちゃ助かる展開なんですけど!

「良いんですか?」
「ああ。明日も来てくれ」

 店主は清々しい顔で帳簿を見る。ゴミ捨ての費用が浮いたから嬉しいようだ。

「ありがとうございますね~!」

 そんな訳でスライムたちに腐った肉を持って行く。

「おいしい!」

 また肉が一瞬で無くなる。

「もっとちょうだい」
「食いしん坊だなおい」

 再び冒険者ギルドへ行って200ゴールドを受け取る。そして肉屋へ! と言いたいが、もう肉屋にはゴミが無い。
 しかし他の店がある! 探せばある! 酒場でも薬屋でもどこでもゴミはある!

「廃棄する食材を全部頂こう!」

 こうして俺はあらゆる店の生ゴミをスライムのところへ持って行った。
 すべての店は俺の行為を歓迎した。最初は疑われたが、すぐに信用してくれた。ゴミ問題はいつでも頭を悩ませるから、当然の結果かもしれない。

「おいしい!」

 そしてスライムたちは喜んで食べる。なんというか、悪食あくじきな猫や犬みたいだ。

「ふむ……まんぞく」

 ようやくスライムたちは大人しくなった。また明日にはお腹を空かせるだろう。

「今日だけで5000ゴールドの儲けか」

 笑いが止まらない! 冒険者稼業だけでこの結果だ。ならば掃除屋稼業も本格始動したらいくら儲かる。想像できない!

「なんかすっげえ上手くいってる!」

 廃棄する食材を格安で引き取る。それをスライムたちに与える。
 スライムたちは体液を出すから、それを冒険者ギルドへ持って行く。素晴らしき計画、誰も損をしない。
 さらにさらに! 廃棄する食材を格安で引き取る話はすでに各店で約束してある。
 つまり明日から、掃除屋として開業できるって訳だ。

「楽しすぎ!」

 夢見た異世界無双はできなかった。だが俺的にはこっちのほうが楽しい!

「とりあえず飯でも食うか」

 興奮冷めやらぬという感じだったが、さすがに疲れたので、ダンジョンの中でキャンプ道具を広げる。
 宿屋に泊まってもいいが、クラスメイトと出会うかも? と考えるとムカついたので、ダンジョンで寝泊まりすることにした。そのための道具はしっかり買った。

「5000ゴールド……現実だと50万円くらいじゃないかな?」

 日本と物価が違うためイコールで考えることはできない。
 しかし、大金であることに間違いはない。
 何せ宿屋の一泊が50ゴールドだった。
 百倍にしたら5000。日本だと格安のホテルが5000円前後だったから、イメージとしては間違っていないはず。

「一時はどうなるかと思ったが、結果は上々だ」

 モンスターと会話できる。それはつまり、モンスターと交渉できるってことだ。
 そしてこの世界はモンスターの素材で生活している。今の俺は素材がタダで取り放題、まるで石油王のような立場だ。

「良いね」

 膝の上に乗ってきたスライムを撫でる。

「体液でべちゃべちゃになることを除けば、可愛いね」

 噂を聞き付けたのか通路を埋め尽くすくらいのスライムが周りに居る。数百匹を超えているだろう。

「明日から忙しくなるな」

 不味い干し肉を食べ終わると早々に寝袋に包まる。何となく、スライムたちが傍に居て、安心した。



 第二章 魔物と暮らしていたら魔王になりました……は?


 スライムたちと一緒にダンジョンで暮らし始めてから一週間、生活は怖いくらい順調だ。

「おはよう」
「おはよう」

 おはようおはようとうるさいので目が覚める。スライムたちが周りをうねうね動き回っている。

「おはよう」

 起きると干してあった学ランを手に取る。

「洗濯も掃除もできるなんて……スライム様様だな」

 ピカピカで汚れ一つない学ランと、埃一つない周りを見る。ダンジョンの中なのに、驚くほど清潔だ。
 これはすべてスライムたちのおかげだ。
 彼らは埃や汚れを食べることができる。しかも非常に器用なことに、衣服は傷つけずに、汚れだけ食べることができるのだ。

「洗濯屋に部屋の掃除屋もできるな……」

 色々なモンスターと接触したいと思っていたけど、ぶっちゃけこの子たちで十分だ。
 そうやって学ランに着替えると、ふと、恐ろしい予感に震えた。

「もしもスライムたちが逃げたら……俺は破産する」

 すべての事業はスライムありきだ。逃げられたら何もできない。

「この子たちが逃げたらどうする? 他のモンスターと仲良くなる? なれるの?」

 この子たちは幸運なことに温厚だった。
 しかし他のモンスターは分からない。下手すると話しかける前に食われるかも。
 そう考えてしまうと、スライムたちに残飯処理させることが可哀そうに思えた。

「腐ったご飯だけど、美味おいしい?」

 ふざけた言いぐさだが、後ろめたくてどうしても聞きたくなった。
 不味いと言われてもすでに事業は動いている。だから食べてもらわないと困るのに。嫌だと言っても食べてもらうのに。

「麗夜だから美味しい!」
「美味しいよね!」
「嬉しい!」

 しかし、純粋で良い子で可愛いスライムたちは、文句一つ言わなかった。
 時折、俺にはこの子たちが自分の子供のように思える。彼らが成長していると感じるからだ。
 以前は赤ちゃんが喋るように、たどたどしい口調だった。それが今では、しっかりした話し方になっていた。

「……もっと美味しいご飯も持ってくるよ」

 その姿があまりにも眩しかった。だから少しでも、美味しい物を食べてもらいたいと思った。

「また体液を出してくれるかな?」
「良いよ!」
「出そう!」
「麗夜が嬉しいなら!」

 スライムたちは部屋の片隅に置いてあるたるに入り込むと、ドバドバと樽を体液で満たす。

「ありがとう」

 ニコリと笑う。本当に嬉しい。心の底から笑うなど、今までの人生で考えられない出来事だ。
 そんなことを感じていると、スライムたちが樽から出て、今度はその樽を持ち上げる。

「これ持ってく」
「麗夜喜ぶ」
「麗夜苦しいのダメ」

 体液がなみなみと詰まった樽は、俺の力では持ち上げることができない。でもスライムたちが運んでくれる。何も言わなかったのに運んでくれるようになった。
 重いのに、小さな体で、力を合わせて、器用に出口まで運んでくれる。
 感謝しかない。そんな風に胸いっぱいで出口に向かうと、冒険者ギルドの職員が、馬車を連れて待っていた。

「おはようございます」

 職員は俺を見ると、深々と頭を下げる。

「おはようございます。スライムたちがおびえるのでそこで待っていてください」
「分かりました」

 職員は愛想笑いをして、スライムたちを見る。

「敵?」
「麗夜と話してるから違う」
「でも怖い」

 スライムたちは職員に怯えていた。まだまだ人に対して警戒心が強い。

「ここに置いて良いよ」

 スライムたちに笑いかけて、樽を降ろしてもらう。

「こっちにゆっくり近づいてください」

 次に職員を呼ぶ。これらの手順は、スライムたちが怯えないための配慮だ。

「分かりました」

 職員はゆっくりと近づいた。スライムたちは急いでダンジョンの暗闇に引っ込む。

「いつも通り、良い品質ですね」

 職員は樽の中身を確認すると、再び愛想笑いをした。
 何となく、裏があると感じる。だからスライムたちは怯えるのだ。

「行きましょう」

 これ以上スライムたちを怯えさせたくないのでさっさと馬車に乗る。すると職員は黙々と樽を馬車に詰め込む。

「じゃ、行ってくる」

 出発の用意ができると、スライムたちに手を振る。

「いってらっしゃい!」
「頑張って!」
「大好き!」

 スライムたちは元気よく見送ってくれた。


「麗夜さんが着きました~!」

 冒険者ギルドの玄関に着くと、能天気な受付嬢が呼びもしないのに走って来て、大声を張り上げる。続いてギルドの職員が五人、走り寄る。

「麗夜さん! お待ちしておりました」
「十樽ある。中身は確認済みだ」

 馬車をあごで指す。

「助かります! 麗夜さんのおかげで不足していたポーションが一気に潤いました」
「それは良かった」

 愛想笑いをして冒険者ギルドへ入る。すると今度はギルド長が現れた。
 美人で、年齢はまだ二十代だ。それでいてギルド長を務めているのだから、中々のやり手だ。

「麗夜さん! 今日もありがとうございます! 報酬をお渡ししますのでいつも通り奥のお部屋へどうぞ」

 この場で手渡せばいいのに、わざわざ奥の部屋へ案内する。

「またギルドの職員になれって誘うの? 嫌だって言ってるでしょ?」
「そう言わないで。さあさあお茶菓子もありますから」

 強引に奥の部屋へ引っ張られた。
 スライムの体液の採取とゴミ処理の掃除屋事業。この二つは初日から上手くいった。
 すると二日目にギルド長から声をかけられた。さすがに不審に思われたのだろう。
 だから思い切って、スライムと仲良くやっていることをバラした。商売をする上で隠し事は不便だからだ。

「銅級ダンジョンでスライムを飼育しているのですか!」

 するとギルドの長は思いっきり驚いた。

「ですが、それならこれだけの体液を持ってくるのも納得できます」

 納得してくれてほっとした。しかし次に信じられないことを言い出した。

「麗夜さん! いっそのこと冒険者ギルドに就職しましょう。給料は弾みますから」

 それから熱い勧誘が始まった。断ってるのに未だに誘ってくる。耳にタコができそうだった。

「どうしてもダメですか? 他の職員よりも手厚い待遇なのに?」
「気ままな生活が気に入っているんですよ」

 高級な紅茶を一口。砂糖も入っていていいお味。

「麗夜さんが就職してくれると助かるんですが……スライムの体液はいくらあっても困りませんから」
「ですから、こうして売りに来てるでしょ?」

 何度目の会話だ? 同じことばかり言っている気がする。


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