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皇都へ
勇者と対面
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ボランティアを続けて一月と半分が過ぎた。
状況は非常に良い。問題だった餓死者は大幅に減り、失業者も居なくなった。
人手が増えたこと、生活に余裕のある人が増えたことで商売もできる環境になった。
今の俺は、ボランティアの他に、ゼラのアクセサリーの販売や、出張家族亭の経営、ちゃんとした宿屋の経営をやっている。
評判は上々。噂を聞きつけて、皇都の外からやってくる客も増えた。話題になったため、小金持ちも訪れる。
そして皇都でも有数の実業家や貴族、商人と会えるようになった。
「こんなに若いお嬢さんだったとは思わなかった!」
商人ギルドのお偉いさんは、出会うといきなり握手をするとともに失礼なことを言った。
「俺は男です。間違えないでください」
この世界の人間たちは目がガラス玉で出来ているのだろうか?
「なるほど! 女だと舐められるからな。事情は分かった」
商人ギルドのお偉いさんは感心した様に頷きながらソファーに座る。
何が分かった? まあいつものことだからこれ以上文句は言わないけど。
「座ったらどうだ?」
彼は俺が立って居ると椅子を指さす。
「失礼します」
俺は隣で退屈そうにしているティアとゼラ、着いて来たいと駄々をこねたから連れて来たのに早速ウトウトしているハクちゃん、付き添いのギンちゃんに目くばせした。
「やっと座れる」
ティアはため息を吐いてドカッと椅子に座る。
「これが礼儀というものか? 疲れるな」
ゼラもどかりと椅子の上でふんぞり返る。
「くかぁ~~~」
ハクちゃんはギンちゃんの腕の中で爆睡している。
「だから一緒に留守番しとけと言ったのにのぅ……」
ギンちゃんはハクちゃんを抱っこしながら椅子に腰かけた。
四人ともマナーが良いとは言えない。しかしお偉いさんは気にした様子無く、むしろ上機嫌だ。
「綺麗なお嬢さんたちだ! 居るだけで目が潤う!」
やっぱり綺麗で可愛い子は人気者だ。
「今日は顔合わせなので、最高責任者の俺とその連れを連れてきました」
今日は顔合わせだ。だから挨拶のため、ティアたちも連れて来た。
「うんうん! どんな顔ぶれがそろうか楽しみだったが、予想以上に綺麗でびっくりしたぞ!」
お偉いさんは本当に楽しそうだ。
「ところで、オーリ君はどうした?」
お偉いさんはキョロキョロと視線を動かす。
「オーリさんは今日はお休みです。ここ二週間働きっぱなしだったので」
オーリさんは商売が軌道に乗ると手のひら返す様に嬉しがった。
だから激務を押し付けてやったら、そろそろ休ませろとふて腐れてしまった。
「はっはっは! あれだけできる子だと大変だな!」
お偉いさんは笑いながら紅茶と茶菓子を進めてくれた。
遠慮せずにいただくことにする。
すると即座にティア、ゼラ、ギンちゃんが手を伸ばす。
「うむ! 美味い!」
「退屈を我慢した甲斐がある!」
「これは見事じゃ」
モリモリと茶菓子が減っていく。
「私も食べるの!」
ハクちゃんも匂いにつられて目を覚ました。本当に現金だな。
そしてお偉いさんは四人に微笑む。
「たくさん食べると良い」
控えていた召使が茶菓子のおかわりを持ってきた。
べた惚れだな。骨抜きと言っていい。
俺は苦笑いしながら、彼の目を確認する。
虹色に輝いている。霧島に洗脳された証拠だ。
(皇都の重鎮は全員霧島の手先か)
俺はお茶を飲みながら召使いたちも確認する。
やはり目が虹色に輝いている。
霧島の能力は感染する洗脳だ。一人感染したらネズミ算式に増えていく。
一定時間目を合わせるなど条件があるが、強力であることに違いない。
「今日はお土産を持ってきました」
俺は早速、ゼラが作った赤色の指輪を差し出す。
「綺麗だな!」
彼は興味を示してくれた。
「試しに付けてください」
俺は微笑みながら装着を促す。
「せっかく貰ったものだ。つけなければ失礼だろう」
彼は笑いながら指にはめた。
途端に、彼の目が虹色から元の黒に変わる。
「ん!」
彼は指輪を嵌めると、頭を押さえて顔を振った。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。疲れていたのかな?」
彼は数秒で元通りになった。
ゼラは霧島の洗脳を解除するアクセサリーを作ることが出来る。
今回こうして訪問したのは、それを身に着けてもらうためである(商売のためでもあるけど)。
「召使いの方々もどうぞ」
俺は控えている召使いにもアクセサリーを渡した。
召使の人たちは最初こそ戸惑ったが、主人が、好意を無駄にしてはいけないと言ったので、身に着けてくれた。
「う……」
召使の人たちはアクセサリーを身に着けた瞬間、主人と同じように立ちくらみした。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です。高価な贈り物にビックリしたようで」
体調を聞くと、彼女たちの目は虹色から黒に戻ってきた。
それから俺たちは昼飯をご馳走してもらった。
今日はお喋りが目的だから堅苦しいことは無しだ。
「しかし、君たちはどうしてボランティアを?」
彼はステーキを切り分けながら唐突に聞いてきた。
「皇都の人々が困っていました。見てられなかったんです」
俺は正直に言う。
「そうか。困っていたか……」
彼はそう言うと、訝しげに眉をひそめる。
「なぜ私は庶民の様子に気づけなかったんだ? とんでもない状態だと分かっていたはずなのに?」
彼は霧島の洗脳が解けたため、自分の行動に疑問を持つ。
良いことだ。これで皇都は真面になる。霧島の魔の手から逃れられる。
「霧島という女性に命令されたからでは?」
俺はティアが切り分けてくれたステーキの切り身を口に入れる。
「霧島? 霧島……ああ、あの女か」
彼は霧島の名を出すとさらに困惑する。
「あの女は何者だ? 皇帝の愛人でも、皇太子でも何でもないのに、どうしてあいつは城に居るんだ?」
洗脳が解けたため、どんどんどんどん不自然さに気づく。
「あの女は強力な洗脳が出来ます」
俺はチャンスだと思い、彼に霧島が洗脳使いであることを伝えた。
「洗脳? そんなことが?」
「洗脳だと考えれば全ての違和感に説明がつきます。あなたはあいつに操られていたんだ」
「操られていた? まさか……いやしかしそう考えると」
彼はブツブツと呟く。
「あの女は何者だ?」
彼は怒りの籠った目で言った。
「勇者という名の悪党です。この世界を我が物にしようとしてます」
軽く事情を説明する。
勇者という存在は皇都の人なら誰でも知っているはずだ。
「勇者か。なるほど。いけ好かないクソガキたちの一人だったら納得できる」
彼はすんなり信じてくれた。
勇者=いけ好かないくそガキになるって、あいつらは皇都でどんな生活を送ってたんだ?
「君は霧島たちに深い恨みがあるようだな」
突然彼は笑った。
「どうしてそう思うんですか?」
「勇者と言った時、表情が険しかったぞ」
さすが商人ギルドのお偉いさんだ。観察眼は本物だ。だったら性別もちゃんと見抜いて欲しいが。
「俺も勇者の一人なんです」
「君が?」
「役立たずだと言われて仲間外れにされましたがね」
「君が彼らと仲良くなるなど不可能だ」
彼は再度笑った。
「アクセサリーをありがとう。おかげで洗脳が解けた」
帰る時、彼は頭を下げた。
「どうして俺のアクセサリーが洗脳を解除したと?」
あまりにも凄い観察眼でビックリする。
「身に着けた瞬間、疑問に思うことが出来たんだ。なら答えを言っているようなものだ」
「参りました」
俺は彼と握手して別れた。
「平和に成って来たね」
帰り道、ティアは気持ちよさそうに笑う。
「平和になったか?」
「皆楽しそう」
道行く人の表情は柔らかい。前は殺気立っていたが、今は顔を上げて歩いている。
ハクちゃんとギンちゃんがスンスンと鼻を鳴らす。
「嫌な臭いがしなくなった」
「血の臭いもせん。良い所になってきた」
二人とも嬉しそうに尻尾と耳を動かす。
「争いごとが無い。退屈だが、それもそれで良いな」
ゼラは苦笑いしながら欠伸をした。
「俺たちが頑張ったおかげかな」
ちょっとだけ己惚れてみる。
そうやって家族亭の屋台がある路地裏に戻った。ボランティアの様子を見るためだ。
するとなぜか騒めいていることに気づく。
「麗夜! 生きてたんだな!」
そして、大っ嫌いなクラスメイトと出会ってしまった。
「桃山とそのご友人か……」
桃山はイケイケのチャラけた性格で、明るかったからか女の子に人気があった。男友達も大勢居た。霧島グループとも仲が良かった。クラスの半分くらいが彼と友人だった。クラスの人気者だ。
だからこそ俺は桃山が嫌いだ。
奴は俺が虐められている様子を見て、霧島たちと一緒に笑ったことがある。
つまり外面は良くても内面は霧島と同類ということだ。
「何をしに来た?」
俺は語気を荒くする。
「そんな怖い顔するなって! 友達だろ」
奴は馴れ馴れしく、俺を笑った。
状況は非常に良い。問題だった餓死者は大幅に減り、失業者も居なくなった。
人手が増えたこと、生活に余裕のある人が増えたことで商売もできる環境になった。
今の俺は、ボランティアの他に、ゼラのアクセサリーの販売や、出張家族亭の経営、ちゃんとした宿屋の経営をやっている。
評判は上々。噂を聞きつけて、皇都の外からやってくる客も増えた。話題になったため、小金持ちも訪れる。
そして皇都でも有数の実業家や貴族、商人と会えるようになった。
「こんなに若いお嬢さんだったとは思わなかった!」
商人ギルドのお偉いさんは、出会うといきなり握手をするとともに失礼なことを言った。
「俺は男です。間違えないでください」
この世界の人間たちは目がガラス玉で出来ているのだろうか?
「なるほど! 女だと舐められるからな。事情は分かった」
商人ギルドのお偉いさんは感心した様に頷きながらソファーに座る。
何が分かった? まあいつものことだからこれ以上文句は言わないけど。
「座ったらどうだ?」
彼は俺が立って居ると椅子を指さす。
「失礼します」
俺は隣で退屈そうにしているティアとゼラ、着いて来たいと駄々をこねたから連れて来たのに早速ウトウトしているハクちゃん、付き添いのギンちゃんに目くばせした。
「やっと座れる」
ティアはため息を吐いてドカッと椅子に座る。
「これが礼儀というものか? 疲れるな」
ゼラもどかりと椅子の上でふんぞり返る。
「くかぁ~~~」
ハクちゃんはギンちゃんの腕の中で爆睡している。
「だから一緒に留守番しとけと言ったのにのぅ……」
ギンちゃんはハクちゃんを抱っこしながら椅子に腰かけた。
四人ともマナーが良いとは言えない。しかしお偉いさんは気にした様子無く、むしろ上機嫌だ。
「綺麗なお嬢さんたちだ! 居るだけで目が潤う!」
やっぱり綺麗で可愛い子は人気者だ。
「今日は顔合わせなので、最高責任者の俺とその連れを連れてきました」
今日は顔合わせだ。だから挨拶のため、ティアたちも連れて来た。
「うんうん! どんな顔ぶれがそろうか楽しみだったが、予想以上に綺麗でびっくりしたぞ!」
お偉いさんは本当に楽しそうだ。
「ところで、オーリ君はどうした?」
お偉いさんはキョロキョロと視線を動かす。
「オーリさんは今日はお休みです。ここ二週間働きっぱなしだったので」
オーリさんは商売が軌道に乗ると手のひら返す様に嬉しがった。
だから激務を押し付けてやったら、そろそろ休ませろとふて腐れてしまった。
「はっはっは! あれだけできる子だと大変だな!」
お偉いさんは笑いながら紅茶と茶菓子を進めてくれた。
遠慮せずにいただくことにする。
すると即座にティア、ゼラ、ギンちゃんが手を伸ばす。
「うむ! 美味い!」
「退屈を我慢した甲斐がある!」
「これは見事じゃ」
モリモリと茶菓子が減っていく。
「私も食べるの!」
ハクちゃんも匂いにつられて目を覚ました。本当に現金だな。
そしてお偉いさんは四人に微笑む。
「たくさん食べると良い」
控えていた召使が茶菓子のおかわりを持ってきた。
べた惚れだな。骨抜きと言っていい。
俺は苦笑いしながら、彼の目を確認する。
虹色に輝いている。霧島に洗脳された証拠だ。
(皇都の重鎮は全員霧島の手先か)
俺はお茶を飲みながら召使いたちも確認する。
やはり目が虹色に輝いている。
霧島の能力は感染する洗脳だ。一人感染したらネズミ算式に増えていく。
一定時間目を合わせるなど条件があるが、強力であることに違いない。
「今日はお土産を持ってきました」
俺は早速、ゼラが作った赤色の指輪を差し出す。
「綺麗だな!」
彼は興味を示してくれた。
「試しに付けてください」
俺は微笑みながら装着を促す。
「せっかく貰ったものだ。つけなければ失礼だろう」
彼は笑いながら指にはめた。
途端に、彼の目が虹色から元の黒に変わる。
「ん!」
彼は指輪を嵌めると、頭を押さえて顔を振った。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。疲れていたのかな?」
彼は数秒で元通りになった。
ゼラは霧島の洗脳を解除するアクセサリーを作ることが出来る。
今回こうして訪問したのは、それを身に着けてもらうためである(商売のためでもあるけど)。
「召使いの方々もどうぞ」
俺は控えている召使いにもアクセサリーを渡した。
召使の人たちは最初こそ戸惑ったが、主人が、好意を無駄にしてはいけないと言ったので、身に着けてくれた。
「う……」
召使の人たちはアクセサリーを身に着けた瞬間、主人と同じように立ちくらみした。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です。高価な贈り物にビックリしたようで」
体調を聞くと、彼女たちの目は虹色から黒に戻ってきた。
それから俺たちは昼飯をご馳走してもらった。
今日はお喋りが目的だから堅苦しいことは無しだ。
「しかし、君たちはどうしてボランティアを?」
彼はステーキを切り分けながら唐突に聞いてきた。
「皇都の人々が困っていました。見てられなかったんです」
俺は正直に言う。
「そうか。困っていたか……」
彼はそう言うと、訝しげに眉をひそめる。
「なぜ私は庶民の様子に気づけなかったんだ? とんでもない状態だと分かっていたはずなのに?」
彼は霧島の洗脳が解けたため、自分の行動に疑問を持つ。
良いことだ。これで皇都は真面になる。霧島の魔の手から逃れられる。
「霧島という女性に命令されたからでは?」
俺はティアが切り分けてくれたステーキの切り身を口に入れる。
「霧島? 霧島……ああ、あの女か」
彼は霧島の名を出すとさらに困惑する。
「あの女は何者だ? 皇帝の愛人でも、皇太子でも何でもないのに、どうしてあいつは城に居るんだ?」
洗脳が解けたため、どんどんどんどん不自然さに気づく。
「あの女は強力な洗脳が出来ます」
俺はチャンスだと思い、彼に霧島が洗脳使いであることを伝えた。
「洗脳? そんなことが?」
「洗脳だと考えれば全ての違和感に説明がつきます。あなたはあいつに操られていたんだ」
「操られていた? まさか……いやしかしそう考えると」
彼はブツブツと呟く。
「あの女は何者だ?」
彼は怒りの籠った目で言った。
「勇者という名の悪党です。この世界を我が物にしようとしてます」
軽く事情を説明する。
勇者という存在は皇都の人なら誰でも知っているはずだ。
「勇者か。なるほど。いけ好かないクソガキたちの一人だったら納得できる」
彼はすんなり信じてくれた。
勇者=いけ好かないくそガキになるって、あいつらは皇都でどんな生活を送ってたんだ?
「君は霧島たちに深い恨みがあるようだな」
突然彼は笑った。
「どうしてそう思うんですか?」
「勇者と言った時、表情が険しかったぞ」
さすが商人ギルドのお偉いさんだ。観察眼は本物だ。だったら性別もちゃんと見抜いて欲しいが。
「俺も勇者の一人なんです」
「君が?」
「役立たずだと言われて仲間外れにされましたがね」
「君が彼らと仲良くなるなど不可能だ」
彼は再度笑った。
「アクセサリーをありがとう。おかげで洗脳が解けた」
帰る時、彼は頭を下げた。
「どうして俺のアクセサリーが洗脳を解除したと?」
あまりにも凄い観察眼でビックリする。
「身に着けた瞬間、疑問に思うことが出来たんだ。なら答えを言っているようなものだ」
「参りました」
俺は彼と握手して別れた。
「平和に成って来たね」
帰り道、ティアは気持ちよさそうに笑う。
「平和になったか?」
「皆楽しそう」
道行く人の表情は柔らかい。前は殺気立っていたが、今は顔を上げて歩いている。
ハクちゃんとギンちゃんがスンスンと鼻を鳴らす。
「嫌な臭いがしなくなった」
「血の臭いもせん。良い所になってきた」
二人とも嬉しそうに尻尾と耳を動かす。
「争いごとが無い。退屈だが、それもそれで良いな」
ゼラは苦笑いしながら欠伸をした。
「俺たちが頑張ったおかげかな」
ちょっとだけ己惚れてみる。
そうやって家族亭の屋台がある路地裏に戻った。ボランティアの様子を見るためだ。
するとなぜか騒めいていることに気づく。
「麗夜! 生きてたんだな!」
そして、大っ嫌いなクラスメイトと出会ってしまった。
「桃山とそのご友人か……」
桃山はイケイケのチャラけた性格で、明るかったからか女の子に人気があった。男友達も大勢居た。霧島グループとも仲が良かった。クラスの半分くらいが彼と友人だった。クラスの人気者だ。
だからこそ俺は桃山が嫌いだ。
奴は俺が虐められている様子を見て、霧島たちと一緒に笑ったことがある。
つまり外面は良くても内面は霧島と同類ということだ。
「何をしに来た?」
俺は語気を荒くする。
「そんな怖い顔するなって! 友達だろ」
奴は馴れ馴れしく、俺を笑った。
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